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ステータスウインドウで指示が出せたので、ひとまずブルーバードには戻ってきてもらう。
カティとしては見なかったことにしたいところだがどうなることやら。
(嫌な予感しかしないよなあ)
戦闘には多少慣れてはきたと思うが、ダンジョンには抗いがたいトラウマがある。
ましてやこんな森の奥深く。
おそらくは、これまで存在の知られていなかった未開拓のダンジョン。
出来たばかりなのかそれとも誰にも知られないままずっと長く存在していたのか。
「一応ギルドへの報告義務があるのよね」
戻ってきたブルーバードに案内されてダンジョン入口を確認しながらリリスが言う。
「ガルーダ。ここがどのあたりかわかる?」
『フム。イブラムから東に30キロと少しといったところかの』
「・・・だったらやっぱりまだ発見されてなかったダンジョンでしょうね」
『わしもこんなところにあるのは知らんかったな。おそらくはできて数年ほどか』
「どうするんだ?」
「できて数年ほどなら通常はまだ大きくはない数階程度のダンジョンだと思うけど。・・・ちょっと場所が悪いのよね」
ダンジョンは魔力の高い土地に自然発生でできるが、通常はある程度巨大化するまでに数十年から数百年かかる。
人里近いダンジョンなら定期的に魔物を大規模に討伐するため、一定以上には広がらないし、広がる時間もよりかかるらしい。 ダンジョンの成長にはその土地の魔力量や濃さもあるが、なにより魔物の数や質にも左右されるためである。
知られていない、人の入っていないダンジョンは当然魔物は増えるばかりで減ることがない。 結果通常よりも早くダンジョンが成長することになる。
「Cランク以上の冒険者パーティーはこういったダンジョンを見つけた際には場所とおおよその規模、それに出現する魔物のランクをギルドに報告しないといけないわけ。だけどそうなると最低1階層は踏破しないとダメなのよね」
1階層の規模、魔物はランクや傾向によってある程度のダンジョン全体の規模が予測できるのだという。
「数階程度のダンジョンなら一日もあれば1階層は踏破できるとは思うけど・・・」
実際にはやはり入ってみないとわからない。
それでも特に期限のない時なら問題ない程度の寄り道なのだが。
「それほど時間に余裕はないよな」
一日や二日ならともかくそれ以上となると旅の日程に影響がでるだろう。
でなくともカティのヘタレのせいでガルーダもスピードは出せないのだし。
「そうなのよね」
「見なかったことにするか?」
『おまえは入りたくないだけだろ』
(ほっとけっ!)
「今日のところはこの付近で休んでみることにしましょう。もしかしたらダンジョンから抜け出した魔物に会うかも知れないし。そうしたら魔物のランクくらいは少しは見当はつくわ」
付近に出現する魔物のランクと傾向が多少わかればダンジョンの規模も予想はつく。
ランクの低い魔物ならばダンジョンの規模も小さいし、高い魔物がでるならそれなりに成長している可能性がある。
小規模ダンジョンなら位置と魔物のランク予想を報告してギルドで確認してもらえばいい。
だが、それなりに成長しているようなら早急な対策が必要になるので1階層の確認はもちろん場合によってはイブラムに戻って報告しなければならなくなるだろう。
「ガルーダは気配を消しておいてくれる?魔物が警戒するから」
リリスはガルーダにそう声を掛けると、大きくため息をついた。
「やっかいなもの見つけちゃったわ」
カティとしては見なかったことにしたいところだがどうなることやら。
(嫌な予感しかしないよなあ)
戦闘には多少慣れてはきたと思うが、ダンジョンには抗いがたいトラウマがある。
ましてやこんな森の奥深く。
おそらくは、これまで存在の知られていなかった未開拓のダンジョン。
出来たばかりなのかそれとも誰にも知られないままずっと長く存在していたのか。
「一応ギルドへの報告義務があるのよね」
戻ってきたブルーバードに案内されてダンジョン入口を確認しながらリリスが言う。
「ガルーダ。ここがどのあたりかわかる?」
『フム。イブラムから東に30キロと少しといったところかの』
「・・・だったらやっぱりまだ発見されてなかったダンジョンでしょうね」
『わしもこんなところにあるのは知らんかったな。おそらくはできて数年ほどか』
「どうするんだ?」
「できて数年ほどなら通常はまだ大きくはない数階程度のダンジョンだと思うけど。・・・ちょっと場所が悪いのよね」
ダンジョンは魔力の高い土地に自然発生でできるが、通常はある程度巨大化するまでに数十年から数百年かかる。
人里近いダンジョンなら定期的に魔物を大規模に討伐するため、一定以上には広がらないし、広がる時間もよりかかるらしい。 ダンジョンの成長にはその土地の魔力量や濃さもあるが、なにより魔物の数や質にも左右されるためである。
知られていない、人の入っていないダンジョンは当然魔物は増えるばかりで減ることがない。 結果通常よりも早くダンジョンが成長することになる。
「Cランク以上の冒険者パーティーはこういったダンジョンを見つけた際には場所とおおよその規模、それに出現する魔物のランクをギルドに報告しないといけないわけ。だけどそうなると最低1階層は踏破しないとダメなのよね」
1階層の規模、魔物はランクや傾向によってある程度のダンジョン全体の規模が予測できるのだという。
「数階程度のダンジョンなら一日もあれば1階層は踏破できるとは思うけど・・・」
実際にはやはり入ってみないとわからない。
それでも特に期限のない時なら問題ない程度の寄り道なのだが。
「それほど時間に余裕はないよな」
一日や二日ならともかくそれ以上となると旅の日程に影響がでるだろう。
でなくともカティのヘタレのせいでガルーダもスピードは出せないのだし。
「そうなのよね」
「見なかったことにするか?」
『おまえは入りたくないだけだろ』
(ほっとけっ!)
「今日のところはこの付近で休んでみることにしましょう。もしかしたらダンジョンから抜け出した魔物に会うかも知れないし。そうしたら魔物のランクくらいは少しは見当はつくわ」
付近に出現する魔物のランクと傾向が多少わかればダンジョンの規模も予想はつく。
ランクの低い魔物ならばダンジョンの規模も小さいし、高い魔物がでるならそれなりに成長している可能性がある。
小規模ダンジョンなら位置と魔物のランク予想を報告してギルドで確認してもらえばいい。
だが、それなりに成長しているようなら早急な対策が必要になるので1階層の確認はもちろん場合によってはイブラムに戻って報告しなければならなくなるだろう。
「ガルーダは気配を消しておいてくれる?魔物が警戒するから」
リリスはガルーダにそう声を掛けると、大きくため息をついた。
「やっかいなもの見つけちゃったわ」
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