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Stage1 目覚め
story12 地球の危機
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「……地球の危機って、どういう意味ですか?」
私が英雄っていうのも理解できないけど、そもそも地球の危機っていうのがまずおかしいよね。地球温暖化とか、環境破壊とか、そういう常識的な答えはたぶん期待できないのだろうけど、危機とやらは何なのか聞いてみる。
「簡潔に言いますが、地球外生命体からの侵略をうけています。君たちには、その敵と戦ってほしいのです。
この危機的状況でタイミング良く目指めた君たちは、戦うために目覚めたバトルサイキックと言っても過言ではありません」
地球外……、生命、体? 宇宙人ってこと?
え、ちょっと待って。おかしなことをごく当たり前のことのように言ってくれたけど、そんなに簡単に受け入れられないよ。
地球の外からの敵からの侵略とか、ニュースにだって一切なってなかったし。そんなニュース流したら大パニックになるだろうけど。
本当かどうか分からないけど、いきなり得体のしれない敵と戦えって言われて、はい分かりましたってなるわけないよね。
だいたい地球を救う以前に、私の場合は自分の命でさえいつどうなるか分からないのに。誰かを救うよりも、私の方が救ってほしいくらいだよ。
正体不明の敵となんて戦えませんと私が口にするよりも早く、御堂先生が言葉を続けた。
「はっきりとしたことはまだ分かっていませんが、地球侵略を試みる敵はこの数百年の間に一つの惑星で独自の文明を築いたと考えられています」
「敵、ですか。でも、そんなことニュースでは一言も聞いたことありませんけど……」
「彼らの存在は、公にはされていないからね。各国の政府や専門機関は長年に渡り、秘密裏に彼らとのコミュニーケーションをとることを試みてきました。二十年前、ようやく交流することが出来ましたが、すぐに地球との領土問題が起きたのです。
現在原因不明の病気の一部は、宇宙からの何らかのエネルギーを用いた彼らの侵略活動の一貫と言われています」
それはまた、スケールの大きい領土問題……あれ? 秘密裏? それ、私知っちゃって大丈夫? あとで殺されたりしないよね?
原因不明の病気の一部も侵略活動の一環とか、本当なのかな。それって、もしかしたら私の病気も敵のせいかもしれないってこと?
なんかもうスケールは大きいし、漫画みたいな展開なのに、真顔で淡々と話し続ける御堂先生がシュール過ぎ。
「よく分からないですけど、私がお役に立てるとはとても思えないです」
「いいえ、そんなことはありません。君の力は、大きな戦力になります。
あくまで推測ですが、おそらく君は時間を操る能力を持っていると思います。
侵略者と戦うためには、君の力が必要です」
真顔でぐいぐいくる御堂先生にどう返していいのか分からなくて黙り込む。
時間を操る能力、か。私の力で、自分の未来を奪った(かもしれない)敵と戦う......。
自分が戦うなんて想像もできないよ。
もうすぐ死ぬことが確定している一般人の私に、本当にそんなこと出来るのかな。
もう一度同じことが起きるか試してみたくみり、手を前に出し、力を込める。
「時間よ、遅くなれー!」
手のひらに渾身の力を込めてみたけれど、何も起きないし、先生の様子にも変わりはない。
は、恥ずかしい……。これじゃ、ただのイタい人だよ。やっぱり私、サイキックとかいうやつじゃないんじゃない?
私が英雄っていうのも理解できないけど、そもそも地球の危機っていうのがまずおかしいよね。地球温暖化とか、環境破壊とか、そういう常識的な答えはたぶん期待できないのだろうけど、危機とやらは何なのか聞いてみる。
「簡潔に言いますが、地球外生命体からの侵略をうけています。君たちには、その敵と戦ってほしいのです。
この危機的状況でタイミング良く目指めた君たちは、戦うために目覚めたバトルサイキックと言っても過言ではありません」
地球外……、生命、体? 宇宙人ってこと?
え、ちょっと待って。おかしなことをごく当たり前のことのように言ってくれたけど、そんなに簡単に受け入れられないよ。
地球の外からの敵からの侵略とか、ニュースにだって一切なってなかったし。そんなニュース流したら大パニックになるだろうけど。
本当かどうか分からないけど、いきなり得体のしれない敵と戦えって言われて、はい分かりましたってなるわけないよね。
だいたい地球を救う以前に、私の場合は自分の命でさえいつどうなるか分からないのに。誰かを救うよりも、私の方が救ってほしいくらいだよ。
正体不明の敵となんて戦えませんと私が口にするよりも早く、御堂先生が言葉を続けた。
「はっきりとしたことはまだ分かっていませんが、地球侵略を試みる敵はこの数百年の間に一つの惑星で独自の文明を築いたと考えられています」
「敵、ですか。でも、そんなことニュースでは一言も聞いたことありませんけど……」
「彼らの存在は、公にはされていないからね。各国の政府や専門機関は長年に渡り、秘密裏に彼らとのコミュニーケーションをとることを試みてきました。二十年前、ようやく交流することが出来ましたが、すぐに地球との領土問題が起きたのです。
現在原因不明の病気の一部は、宇宙からの何らかのエネルギーを用いた彼らの侵略活動の一貫と言われています」
それはまた、スケールの大きい領土問題……あれ? 秘密裏? それ、私知っちゃって大丈夫? あとで殺されたりしないよね?
原因不明の病気の一部も侵略活動の一環とか、本当なのかな。それって、もしかしたら私の病気も敵のせいかもしれないってこと?
なんかもうスケールは大きいし、漫画みたいな展開なのに、真顔で淡々と話し続ける御堂先生がシュール過ぎ。
「よく分からないですけど、私がお役に立てるとはとても思えないです」
「いいえ、そんなことはありません。君の力は、大きな戦力になります。
あくまで推測ですが、おそらく君は時間を操る能力を持っていると思います。
侵略者と戦うためには、君の力が必要です」
真顔でぐいぐいくる御堂先生にどう返していいのか分からなくて黙り込む。
時間を操る能力、か。私の力で、自分の未来を奪った(かもしれない)敵と戦う......。
自分が戦うなんて想像もできないよ。
もうすぐ死ぬことが確定している一般人の私に、本当にそんなこと出来るのかな。
もう一度同じことが起きるか試してみたくみり、手を前に出し、力を込める。
「時間よ、遅くなれー!」
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