3 / 6
第三話 もう少しだけこのままで
しおりを挟む
三年生が引退して、初めての夏。練習が終わってから、マネージャーも含め一年生だけで近所のお祭りに行くことになった。
あれ?みんなは?
チョコバナナを買おうとして、列に並んでいたら、いつのまにか、みんなの姿が見えない。さっきまでみんな焼きそばやたこ焼き買ったり、そこにいたんだけど......。
混んでるし、はぐれちゃったのかな。まだ近くにいたらいいけど......。
どうしよう。とりあえずチョコバナナを買う列から外れ、キョロキョロしていると、後ろからぽんと肩をたたかれた。
「未紀? 未紀もはぐれたの?」
振り向くと、そこにいたのはチョコバナナを持った大輝だった。しかも、ピンクのチョコがかかったのと普通のチョコがかかったのと、なぜか二本も持っている。
「も、って大輝もはぐれたの?」
肩をすくめた大輝に苦笑いで返されて、どうしようと視線を合わせた。
「とりあえず、これ食べてからあいつら探すか」
こっち未紀の分、とピンクの方を渡されて、とっさに受け取ってしまったけど......。
これ、私の分だったの?
「ありがとう? 私の分まで買ってくれたの?」
「未紀は祭りにくると、いつもこれ買うだろ?」
当然のことのように言われたけど、大輝がそれを覚えてくれていたことが正直意外だった。だって、大輝と一緒にお祭りに行ってたのって小学生ぐらいまでのことだし......。
小さい時は毎年家族ぐるみで一緒にきてたけど、たしか、もう小学校高学年の頃にはそれぞれ友だちと行ってた。だから、大輝と一緒にお祭りにくるのはずいぶん久しぶりになる。
それなのに、覚えていてくれてたんだ......。
「そういえば、浴衣着たんだな。未紀が浴衣着たところ、久しぶりに見る気がする」
屋台があるところから少し離れた石段に座り、二人でチョコバナナを食べていると、ふと視線があってそんなことを言われた。
「え? うん。何? 変だった?」
そういえば、浴衣着るのずいぶん久しぶりだな。
小さい頃はお母さんが浴衣を着せてくれていたけど、自分で友だちと行くようになってからは、普通の服で行っていた。そっちの方が動きやすいし、友だちも私服だったし。
でも今年は、他のマネージャーの子も浴衣で行くって言ってたし、家にちょうどお母さんが昔着てた浴衣があったから、なんとなく着てみた。赤い蝶のついた濃い紺地の浴衣。
それに合わせて、髪も編み込みしてまとめてきたけど、......変だったかな?
普段は制服か部活の時のジャージだし、髪だってひとつに結ぶくらいで、凝ったアレンジなんてほとんどしない。大輝の微妙な態度に、なにか変だったのかと急に心配になってきた。
「いや......、似合ってるよ」
「あ、ありがとう......」
こちらをチラチラ見ながら照れくさそうに言われた言葉に、こっちまで恥ずかしくなってきた。もっと普通に言ってくれたらいいのに、なんか......変な感じ。
大輝だって浴衣は着てないけど、ユニフォームでも制服でもない私服だ。最近ほとんど野球をする大輝しか見てないから、いつもと違う大輝の外見と態度に、妙にソワソワする。
大輝が買ってくれた甘い甘いピンクのチョコバナナはとっくに食べ終えてしまって、手持ちぶさた。
大輝のことは昔からよく知ってるはずなのに、今日の大輝は少しいつもと違っていて、なぜか緊張してしまう。この妙な空気を変えようと必死で話題を探していたら、私よりも先に大輝が口を開いた。
「そ、そういえば、さっき、バスケ部の安藤と三谷さんいたよな。付き合ってるのかな?」
「そう、なのかな? 仲良さそうだったし、付き合ってるのかもしれないね」
ここに着いて早々に、手を繋いでいる二人を見かけた。一人は中学から同じで私も知ってるし、もう一人の方も顔だけは知っている。他にも何人か男女できている知り合いを見かけたし、実際に付き合ってる人たちもいるのかもしれない。
中学の時には付き合ってる人たちなんてほとんどいなかったのに、高校に入ってからは、急に周りにカップルが増えた。付き合うまではいかなくてもいい感じの雰囲気の人や、好きな人がいる子は多いみたい。
中学の時は一緒にアイドルの話で盛り上がってたのに、いつのまにかみんな身近に彼氏や好きな人作ったりしてる。なんだか置いていかれたようで、少しさみしい。
「未紀は好きなやつとかいないの?
今までそういう話一回も聞いたことないけど、さすがに全くいなかったってことはないよな?」
そんなことを考えていると、急に話をふられて、心臓がドキリとした。
大輝とは色んなことを話すし、何でも話せる幼なじみで友だちだけど、こういう系の話は一度もしたことがなかったから。
「え?うーん......、いいなと思う人くらいはいたけど、好きとまではいかないかなぁ。大輝以外の男子とは、部活のこと以外ほとんど喋らないし......」
もちろん友だちと恋愛系の話もすることはあるし、なんとなくかっこいいなと思う男子の名前を挙げたこともある。好きな人や彼氏の話を楽しそうに話す友だちは可愛いと思うし、少しだけうらやましく思ったりもするけど、好きな人とまで言われると、そこまでの気持ちになった人はいない。
今は部活ばっかりだから、どっちみち好きな人ができても恋愛する時間もないだろうけど、高校生にもなって初恋もまだな自分はたまに空しくなる。
彼氏とまではいかなくても、恋ぐらいはしてみたいな。どんな感じなんだろう......。
「未紀らしいな」
「どういう意味?」
まじめに答えたのに、おかしそうに吹き出されて、ちょっとムッとしてしまった。意味も分からないし、だいたい大輝の方だってそういう系の話を聞いたことがない。
「......大輝の方こそどうなの?」
「え?」
「だから、好きな人とかいるの?」
大輝に好きな人とか、いずれは彼女とかできたら......。そしたら、今みたいに二人で話したりもあんまりできなくなるよね。それはちょっと、さみしいかもしれない。嫌かもしれない。 友だちなら祝福してあげるべきなんだろうけど、想像したら複雑な気持ちになってしまってモヤモヤしてきた。
いるのかな、好きな人。知りたいようで、知りたくない。自分から聞いといて、答えを聞くのがなぜか怖くなって、うつむいてしまった。だから、大輝がどんな顔をしているのか分からなかった。
「俺は......、......今は部活で精一杯だから。
恋愛は特にいいや」
なぜか異様に長い間があった後、ようやく大輝は質問に答えた。顔をあげると苦笑いしている大輝と目が合う。
「なんだ。大輝も私と似たようなものなんだ」
「だな」
苦笑している大輝と目を合わせて笑い合う。拍子抜けしたけど、なんだかすごくほっとした。
いずれその時がきたら、大輝に好きな人ができたら、ちゃんと祝福して距離を置かなければいけないことは分かってる。だけど、今はまだ、もう少しだけこのままでいたい。
この心地よくて気兼ねない関係のまま、たわいもない話で笑いあっていたい。もう少し、もう少しだけ、このままで。
あれ?みんなは?
チョコバナナを買おうとして、列に並んでいたら、いつのまにか、みんなの姿が見えない。さっきまでみんな焼きそばやたこ焼き買ったり、そこにいたんだけど......。
混んでるし、はぐれちゃったのかな。まだ近くにいたらいいけど......。
どうしよう。とりあえずチョコバナナを買う列から外れ、キョロキョロしていると、後ろからぽんと肩をたたかれた。
「未紀? 未紀もはぐれたの?」
振り向くと、そこにいたのはチョコバナナを持った大輝だった。しかも、ピンクのチョコがかかったのと普通のチョコがかかったのと、なぜか二本も持っている。
「も、って大輝もはぐれたの?」
肩をすくめた大輝に苦笑いで返されて、どうしようと視線を合わせた。
「とりあえず、これ食べてからあいつら探すか」
こっち未紀の分、とピンクの方を渡されて、とっさに受け取ってしまったけど......。
これ、私の分だったの?
「ありがとう? 私の分まで買ってくれたの?」
「未紀は祭りにくると、いつもこれ買うだろ?」
当然のことのように言われたけど、大輝がそれを覚えてくれていたことが正直意外だった。だって、大輝と一緒にお祭りに行ってたのって小学生ぐらいまでのことだし......。
小さい時は毎年家族ぐるみで一緒にきてたけど、たしか、もう小学校高学年の頃にはそれぞれ友だちと行ってた。だから、大輝と一緒にお祭りにくるのはずいぶん久しぶりになる。
それなのに、覚えていてくれてたんだ......。
「そういえば、浴衣着たんだな。未紀が浴衣着たところ、久しぶりに見る気がする」
屋台があるところから少し離れた石段に座り、二人でチョコバナナを食べていると、ふと視線があってそんなことを言われた。
「え? うん。何? 変だった?」
そういえば、浴衣着るのずいぶん久しぶりだな。
小さい頃はお母さんが浴衣を着せてくれていたけど、自分で友だちと行くようになってからは、普通の服で行っていた。そっちの方が動きやすいし、友だちも私服だったし。
でも今年は、他のマネージャーの子も浴衣で行くって言ってたし、家にちょうどお母さんが昔着てた浴衣があったから、なんとなく着てみた。赤い蝶のついた濃い紺地の浴衣。
それに合わせて、髪も編み込みしてまとめてきたけど、......変だったかな?
普段は制服か部活の時のジャージだし、髪だってひとつに結ぶくらいで、凝ったアレンジなんてほとんどしない。大輝の微妙な態度に、なにか変だったのかと急に心配になってきた。
「いや......、似合ってるよ」
「あ、ありがとう......」
こちらをチラチラ見ながら照れくさそうに言われた言葉に、こっちまで恥ずかしくなってきた。もっと普通に言ってくれたらいいのに、なんか......変な感じ。
大輝だって浴衣は着てないけど、ユニフォームでも制服でもない私服だ。最近ほとんど野球をする大輝しか見てないから、いつもと違う大輝の外見と態度に、妙にソワソワする。
大輝が買ってくれた甘い甘いピンクのチョコバナナはとっくに食べ終えてしまって、手持ちぶさた。
大輝のことは昔からよく知ってるはずなのに、今日の大輝は少しいつもと違っていて、なぜか緊張してしまう。この妙な空気を変えようと必死で話題を探していたら、私よりも先に大輝が口を開いた。
「そ、そういえば、さっき、バスケ部の安藤と三谷さんいたよな。付き合ってるのかな?」
「そう、なのかな? 仲良さそうだったし、付き合ってるのかもしれないね」
ここに着いて早々に、手を繋いでいる二人を見かけた。一人は中学から同じで私も知ってるし、もう一人の方も顔だけは知っている。他にも何人か男女できている知り合いを見かけたし、実際に付き合ってる人たちもいるのかもしれない。
中学の時には付き合ってる人たちなんてほとんどいなかったのに、高校に入ってからは、急に周りにカップルが増えた。付き合うまではいかなくてもいい感じの雰囲気の人や、好きな人がいる子は多いみたい。
中学の時は一緒にアイドルの話で盛り上がってたのに、いつのまにかみんな身近に彼氏や好きな人作ったりしてる。なんだか置いていかれたようで、少しさみしい。
「未紀は好きなやつとかいないの?
今までそういう話一回も聞いたことないけど、さすがに全くいなかったってことはないよな?」
そんなことを考えていると、急に話をふられて、心臓がドキリとした。
大輝とは色んなことを話すし、何でも話せる幼なじみで友だちだけど、こういう系の話は一度もしたことがなかったから。
「え?うーん......、いいなと思う人くらいはいたけど、好きとまではいかないかなぁ。大輝以外の男子とは、部活のこと以外ほとんど喋らないし......」
もちろん友だちと恋愛系の話もすることはあるし、なんとなくかっこいいなと思う男子の名前を挙げたこともある。好きな人や彼氏の話を楽しそうに話す友だちは可愛いと思うし、少しだけうらやましく思ったりもするけど、好きな人とまで言われると、そこまでの気持ちになった人はいない。
今は部活ばっかりだから、どっちみち好きな人ができても恋愛する時間もないだろうけど、高校生にもなって初恋もまだな自分はたまに空しくなる。
彼氏とまではいかなくても、恋ぐらいはしてみたいな。どんな感じなんだろう......。
「未紀らしいな」
「どういう意味?」
まじめに答えたのに、おかしそうに吹き出されて、ちょっとムッとしてしまった。意味も分からないし、だいたい大輝の方だってそういう系の話を聞いたことがない。
「......大輝の方こそどうなの?」
「え?」
「だから、好きな人とかいるの?」
大輝に好きな人とか、いずれは彼女とかできたら......。そしたら、今みたいに二人で話したりもあんまりできなくなるよね。それはちょっと、さみしいかもしれない。嫌かもしれない。 友だちなら祝福してあげるべきなんだろうけど、想像したら複雑な気持ちになってしまってモヤモヤしてきた。
いるのかな、好きな人。知りたいようで、知りたくない。自分から聞いといて、答えを聞くのがなぜか怖くなって、うつむいてしまった。だから、大輝がどんな顔をしているのか分からなかった。
「俺は......、......今は部活で精一杯だから。
恋愛は特にいいや」
なぜか異様に長い間があった後、ようやく大輝は質問に答えた。顔をあげると苦笑いしている大輝と目が合う。
「なんだ。大輝も私と似たようなものなんだ」
「だな」
苦笑している大輝と目を合わせて笑い合う。拍子抜けしたけど、なんだかすごくほっとした。
いずれその時がきたら、大輝に好きな人ができたら、ちゃんと祝福して距離を置かなければいけないことは分かってる。だけど、今はまだ、もう少しだけこのままでいたい。
この心地よくて気兼ねない関係のまま、たわいもない話で笑いあっていたい。もう少し、もう少しだけ、このままで。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
黒に染まった華を摘む
馬場 蓮実
青春
夏の終わりに転校してきたのは、忘れられない初恋の相手だった——。
高須明希は、人生で“二番目”に好きになった相手——河西栞に密かに想いを寄せている。
「夏休み明けの初日。この席替えで、彼女との距離を縮めたい。話すきっかけがほしい——」
そんな願いを胸に登校したその朝、クラスに一人の転校生がやってくる。
彼女の名は、立石麻美。
昔の面影を残しながらも、まるで別人のような気配をまとう彼女は——明希にとって、忘れられない“初恋の人”だった。
この再会が、静かだった日常に波紋を広げていく。
その日の放課後。
明希は、"性の衝動"に溺れる自身の姿を、麻美に見られてしまう——。
塞がっていた何かが、ゆっくりと崩れはじめる。
そして鬱屈した青春は、想像もしていなかった熱と痛みを帯びて動き出す。
すべてに触れたとき、
明希は何を守り、何を選ぶのか。
光と影が交錯する、“遅れてきた”ひと夏の物語。
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話
家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。
高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。
全く勝ち目がないこの恋。
潔く諦めることにした。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
フラレたばかりのダメヒロインを応援したら修羅場が発生してしまった件
遊馬友仁
青春
校内ぼっちの立花宗重は、クラス委員の上坂部葉月が幼馴染にフラれる場面を目撃してしまう。さらに、葉月の恋敵である転校生・名和リッカの思惑を知った宗重は、葉月に想いを諦めるな、と助言し、叔母のワカ姉やクラスメートの大島睦月たちの協力を得ながら、葉月と幼馴染との仲を取りもつべく行動しはじめる。
一方、宗重と葉月の行動に気付いたリッカは、「私から彼を奪えるもの奪ってみれば?」と、挑発してきた!
宗重の前では、態度を豹変させる転校生の真意は、はたして―――!?
※本作は、2024年に投稿した『負けヒロインに花束を』を大幅にリニューアルした作品です。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる