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4、初めてのデート
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そして迎えた日曜、高田と待ち合わせをしている駅の銅像前まで行く。まだ待ち合わせの時間の三十分も前なのに、すでに高田はそこに立っていた。
足、長っ。そして、圧倒的に顔が良い……!
シンプルな水色のシャツとパンツなのに、高田が着てると、とてつもなくオシャレな人みたいに見えるよな。
人がたくさんいる日曜の駅前でも明らかに目立ってるし、高田の周りだけやたらキラキラしてるのは俺の気のせい?
俺、あいつの隣を歩くのか……。
モブの俺が主役級のイケメンの隣歩いちゃって大丈夫?
高田のかっこよさがハンパないせいで、なんとなく気が引けて近づくのを戸惑っているうちに、高田と目が合ってしまった。そのまま目を逸らそうとしたけれど、高田は俺を見つけた途端に嬉しそうにブンブンと手を大きく振り、こっちに近づいてくる。
なに? 何でそんなに朝からさわやかなの?
今の笑顔で世界の四分の一がお前に恋したけど?
朝から最上級のスマイルをかましてきた高田の笑顔が心臓に突き刺さり、思わず心臓を抑える。ただでさえお前の顔は心臓に悪いんだから、気軽に笑っちゃダメ!
心臓を抑えながら、一人でワタワタしていると、いつのまにか至近距離に高田がいてさらに焦る。
「おはよう、良典」
「おう、おは……って、よ、よしのり!?」
さらっと呼ばれたから普通に返事しそうになったけど、突然名前呼び!?
「名前、良典だったよね?」
「良典で合ってるけど……」
「せっかく付き合うことになったんだし、名前で呼ぼうかなと思って。ダメだった?」
「ダメ……ではないけど」
なんかあの高田と俺が名前で呼び合うなんて恐れ多い感じだけど、名前なんてただの友だちでも普通に呼ぶし、断るのもおかしい……よな?
「良かったぁ。じゃあ良典って呼ぶね。俺のことも恭って呼んでよ」
「え……う、分かった。……恭」
キラキラした瞳で名前で呼ばれることを待っている高田を前にして、断るなんて選択肢はあるわけもなく。仕方なく呼んでみたけど、急に恥ずかしくなって、顔が熱くなってくる。
「はは、顔真っ赤」
「うるせぇ」
お前に言われなくても、顔が赤くなってることくらい自分で分かってんだよ!
何で男の名前呼ぶだけで、こんなに照れなきゃいけないんだよ。それもこれも全部高田、じゃなくて恭の顔が良過ぎるから悪い。……ということにしておこう。
「ほら、時間もったいないし、さっさと行くぞ」
ニコニコしている恭の顔を見ているのがいたたまれなくなって、すっと視線を逸らし、照れ隠しに早足で歩き出す。
「お昼までまだ時間あるけど、どうする?」
一人でサッサカ歩いてると、後ろから追いかけてきた恭に速攻で追いつかれる。
「とりあえず映画でも行く?」
「いいね! 俺ちょうど見たい映画あったんだ。良典は見たいものある?」
「俺は特にないから、お前の見たいやつ見るか」
そんなわけで、まずは映画を見ることになったんだけど……。
映画館についたあと、恭がこれが見たいと指差したのは、動物が出てくる感動物語だった。
これか……。俺も感動ものは好きだけど、動物が出てくるやつには昔から弱くて、毎回泣いてしまうから、一人の時しか見ないことにしている。
「他に見たいのがあれば、俺は他のでも全然良いよ~」
恭はそう言うけど、他のやつと言っても、ちょうど良い時間帯にやってるのが幼児向けのアニメか、甘そうな恋愛物しかない。幼児向けのアニメは特に興味ないし、恋愛物もなぁ……。一応彼氏の恭とそんなの見て、うっかり間違って良いムードになっても困る。いや、ないだろうけどさ、万が一ということもあるよな?
色々考えたあげく、消去法で結局恭が見たいと言っていた感動ものを見ることにした。
映画館の席はほぼ埋まっていたけど、早くきたからか、わりと良い席に座ることが出来た。
「混んでるね」
「まあ日曜だからな」
「最近は土日もほとんど部活だったから、映画見るの久しぶりだよ」
「俺は一ヶ月振りぐらいかな?」
「そうなんだ。前は誰と行ったの?」
「同じクラスの南だよ」
「良典と南って、仲良いよね」
「仲良いっていうか、腐れ縁っていうか……。あいつとは同じ中学だからな」
「そうなの? 南は俺の知らない良典をたくさん知ってるんだね。ちょっと羨ましいな」
映画が始まるまでの間時間があったので、恭と色々話してたけど、南の話になると恭は少しだけ寂しそうな顔をした。
「別に南だけが知ってることも特にないと思うけど」
「でも、良典の付き合ってた人とか好きな人とか知ってるんじゃない?」
「いや? 気になる子くらいはいたけど、そこまで好きな人も誰かと付き合ってたこともなかったからな」
「じゃあ、俺が良典の初めての彼氏?」
「そ、そうなるかなぁ?」
パッと顔を輝かせた恭に目を泳がせると、恭はますます嬉しそうな顔をした。そうか、俺の初めての彼女……、彼氏は恭ってことになるのか。
初めての恋人が男だと思うと複雑な気持ちになったけど、ニコニコしている恭を見ていると、それも悪くないかもと思い始めてしまっている自分が怖い。
「へへ、良典の初めての彼氏になれたなんて嬉しいな」
「……お前はどうなんだよ?」
顔良し、頭良し、運動神経良し、性格良しと非の付け所のない完璧な男だ。さぞモテてきたんだろうと思って聞いたのに、返ってきた答えは意外なものだった。
「俺も良典が初めての彼氏だよ」
え? ほんのりと顔を赤くした恭の言葉が信じられなかったけど、そういえば恭ってゲイだったんだと思い出す。恭は男にもモテそうだけど、男が男に告白するのって簡単じゃないだろうしなぁ。
「男が男に告白するのって簡単じゃないよね。
だから、良典から告白されてほんとに嬉しかったよ。告白してくれてありがとう、良典。
これから良典の彼氏としてもっと好きになってもらえるようにがんばるから、これからもよろしくね」
俺が考えていたことをそのまま口にされてビックリしたけど、手すりに置いていた手を一瞬だけ重ねられ、罪悪感マックスになったと同時にキュンとしてしまった。
恭って、思ったことそのまま口に出し過ぎじゃね?
いきなり名前呼びしてきたり、南に軽く嫉妬(?)みたいなのしたり、俺の初めての彼氏になれて嬉しい~って喜んだりさ。何なの? 素直過ぎない?
お前みたいな顔の良いやつにそんな直球でこられたら、好きになっちゃうだろ!
……いやいや、何考えてるんだ俺は。
恭のせいで、俺の思考がだいぶヤバいことになるというアクシデント(?)はあったけど、それからすぐに映画が始まった。
映画が始まってからは二人とも静かに映画を見て、俺も恭も映画に集中していたと思う。
しかし映画も終盤に差しかかった頃、案の定見せ場で涙が込み上げてきた。ヤバいヤバいとどうにかそれを堪えていると、隣からズズっと鼻水をすするような音が聞こえてくる。
思わず隣にいた恭の顔を見ると、恭は顔をぐちゃぐちゃにして涙を流していた。……大号泣じゃねーか。
「……ほら。大丈夫か?」
駅前でもらったティッシュをカバンから出し、それを差し出しながら、小声で恭に話しかける。
「あり、がどう」
鼻水をずずッとすすりながらそれを受け取った恭は、他の人の迷惑にならないように静かに鼻をかんでいた。
色々と包み隠さないやつだな。まさかみんなの憧れのあの恭が、俺よりも号泣するとは思わなかった。恭の泣いてる姿を見たら、俺の涙も引っ込んだけど、なんとなく恭への好感度は上がった。なんか、恭って可愛いよな?
足、長っ。そして、圧倒的に顔が良い……!
シンプルな水色のシャツとパンツなのに、高田が着てると、とてつもなくオシャレな人みたいに見えるよな。
人がたくさんいる日曜の駅前でも明らかに目立ってるし、高田の周りだけやたらキラキラしてるのは俺の気のせい?
俺、あいつの隣を歩くのか……。
モブの俺が主役級のイケメンの隣歩いちゃって大丈夫?
高田のかっこよさがハンパないせいで、なんとなく気が引けて近づくのを戸惑っているうちに、高田と目が合ってしまった。そのまま目を逸らそうとしたけれど、高田は俺を見つけた途端に嬉しそうにブンブンと手を大きく振り、こっちに近づいてくる。
なに? 何でそんなに朝からさわやかなの?
今の笑顔で世界の四分の一がお前に恋したけど?
朝から最上級のスマイルをかましてきた高田の笑顔が心臓に突き刺さり、思わず心臓を抑える。ただでさえお前の顔は心臓に悪いんだから、気軽に笑っちゃダメ!
心臓を抑えながら、一人でワタワタしていると、いつのまにか至近距離に高田がいてさらに焦る。
「おはよう、良典」
「おう、おは……って、よ、よしのり!?」
さらっと呼ばれたから普通に返事しそうになったけど、突然名前呼び!?
「名前、良典だったよね?」
「良典で合ってるけど……」
「せっかく付き合うことになったんだし、名前で呼ぼうかなと思って。ダメだった?」
「ダメ……ではないけど」
なんかあの高田と俺が名前で呼び合うなんて恐れ多い感じだけど、名前なんてただの友だちでも普通に呼ぶし、断るのもおかしい……よな?
「良かったぁ。じゃあ良典って呼ぶね。俺のことも恭って呼んでよ」
「え……う、分かった。……恭」
キラキラした瞳で名前で呼ばれることを待っている高田を前にして、断るなんて選択肢はあるわけもなく。仕方なく呼んでみたけど、急に恥ずかしくなって、顔が熱くなってくる。
「はは、顔真っ赤」
「うるせぇ」
お前に言われなくても、顔が赤くなってることくらい自分で分かってんだよ!
何で男の名前呼ぶだけで、こんなに照れなきゃいけないんだよ。それもこれも全部高田、じゃなくて恭の顔が良過ぎるから悪い。……ということにしておこう。
「ほら、時間もったいないし、さっさと行くぞ」
ニコニコしている恭の顔を見ているのがいたたまれなくなって、すっと視線を逸らし、照れ隠しに早足で歩き出す。
「お昼までまだ時間あるけど、どうする?」
一人でサッサカ歩いてると、後ろから追いかけてきた恭に速攻で追いつかれる。
「とりあえず映画でも行く?」
「いいね! 俺ちょうど見たい映画あったんだ。良典は見たいものある?」
「俺は特にないから、お前の見たいやつ見るか」
そんなわけで、まずは映画を見ることになったんだけど……。
映画館についたあと、恭がこれが見たいと指差したのは、動物が出てくる感動物語だった。
これか……。俺も感動ものは好きだけど、動物が出てくるやつには昔から弱くて、毎回泣いてしまうから、一人の時しか見ないことにしている。
「他に見たいのがあれば、俺は他のでも全然良いよ~」
恭はそう言うけど、他のやつと言っても、ちょうど良い時間帯にやってるのが幼児向けのアニメか、甘そうな恋愛物しかない。幼児向けのアニメは特に興味ないし、恋愛物もなぁ……。一応彼氏の恭とそんなの見て、うっかり間違って良いムードになっても困る。いや、ないだろうけどさ、万が一ということもあるよな?
色々考えたあげく、消去法で結局恭が見たいと言っていた感動ものを見ることにした。
映画館の席はほぼ埋まっていたけど、早くきたからか、わりと良い席に座ることが出来た。
「混んでるね」
「まあ日曜だからな」
「最近は土日もほとんど部活だったから、映画見るの久しぶりだよ」
「俺は一ヶ月振りぐらいかな?」
「そうなんだ。前は誰と行ったの?」
「同じクラスの南だよ」
「良典と南って、仲良いよね」
「仲良いっていうか、腐れ縁っていうか……。あいつとは同じ中学だからな」
「そうなの? 南は俺の知らない良典をたくさん知ってるんだね。ちょっと羨ましいな」
映画が始まるまでの間時間があったので、恭と色々話してたけど、南の話になると恭は少しだけ寂しそうな顔をした。
「別に南だけが知ってることも特にないと思うけど」
「でも、良典の付き合ってた人とか好きな人とか知ってるんじゃない?」
「いや? 気になる子くらいはいたけど、そこまで好きな人も誰かと付き合ってたこともなかったからな」
「じゃあ、俺が良典の初めての彼氏?」
「そ、そうなるかなぁ?」
パッと顔を輝かせた恭に目を泳がせると、恭はますます嬉しそうな顔をした。そうか、俺の初めての彼女……、彼氏は恭ってことになるのか。
初めての恋人が男だと思うと複雑な気持ちになったけど、ニコニコしている恭を見ていると、それも悪くないかもと思い始めてしまっている自分が怖い。
「へへ、良典の初めての彼氏になれたなんて嬉しいな」
「……お前はどうなんだよ?」
顔良し、頭良し、運動神経良し、性格良しと非の付け所のない完璧な男だ。さぞモテてきたんだろうと思って聞いたのに、返ってきた答えは意外なものだった。
「俺も良典が初めての彼氏だよ」
え? ほんのりと顔を赤くした恭の言葉が信じられなかったけど、そういえば恭ってゲイだったんだと思い出す。恭は男にもモテそうだけど、男が男に告白するのって簡単じゃないだろうしなぁ。
「男が男に告白するのって簡単じゃないよね。
だから、良典から告白されてほんとに嬉しかったよ。告白してくれてありがとう、良典。
これから良典の彼氏としてもっと好きになってもらえるようにがんばるから、これからもよろしくね」
俺が考えていたことをそのまま口にされてビックリしたけど、手すりに置いていた手を一瞬だけ重ねられ、罪悪感マックスになったと同時にキュンとしてしまった。
恭って、思ったことそのまま口に出し過ぎじゃね?
いきなり名前呼びしてきたり、南に軽く嫉妬(?)みたいなのしたり、俺の初めての彼氏になれて嬉しい~って喜んだりさ。何なの? 素直過ぎない?
お前みたいな顔の良いやつにそんな直球でこられたら、好きになっちゃうだろ!
……いやいや、何考えてるんだ俺は。
恭のせいで、俺の思考がだいぶヤバいことになるというアクシデント(?)はあったけど、それからすぐに映画が始まった。
映画が始まってからは二人とも静かに映画を見て、俺も恭も映画に集中していたと思う。
しかし映画も終盤に差しかかった頃、案の定見せ場で涙が込み上げてきた。ヤバいヤバいとどうにかそれを堪えていると、隣からズズっと鼻水をすするような音が聞こえてくる。
思わず隣にいた恭の顔を見ると、恭は顔をぐちゃぐちゃにして涙を流していた。……大号泣じゃねーか。
「……ほら。大丈夫か?」
駅前でもらったティッシュをカバンから出し、それを差し出しながら、小声で恭に話しかける。
「あり、がどう」
鼻水をずずッとすすりながらそれを受け取った恭は、他の人の迷惑にならないように静かに鼻をかんでいた。
色々と包み隠さないやつだな。まさかみんなの憧れのあの恭が、俺よりも号泣するとは思わなかった。恭の泣いてる姿を見たら、俺の涙も引っ込んだけど、なんとなく恭への好感度は上がった。なんか、恭って可愛いよな?
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