11 / 25
クララちゃん
1
しおりを挟む
小学生の頃、私には「クララちゃん」という友達が居た。彼女がいつから居たのかはわからない。入学前には既に居たように思う。
もう嫌で嫌で、ランドセルに頭を預けながら雲を眺めてみたりしながら、広くて歩道スペースまで作ってある農道を歩く。そうすると、上から声が降ってくる。
(落ちるよー右に向いてー)
左には用水路が迫っていた。
戸建て集合団地なので各区域に1~2の公園があった。けれども、団地自体が広いもんで、団地の中の公園総数は11箇所。その環境で育ったので、そういうものだと受け入れていたけれど、それだけ公園があると、誘いあわないでそこに言っても、普通に誰も居ない。どの公園に子ども達が居るのかわからないので、探してる間に遊べる時間が終わるでしょ。子供の私は、そこはもう、ひとりで遊ぶ択一です。
仕方ないので、ブランブランとブランコを漕いだりね。
(いっしょにあそぼう)
と上から声が降ってくる。
世の中にはイマジナリーフレンドというそれっぽい名前がついている子達が居るそうな。
要するに想像上のオトモダチ。
それがさー…
イマジナリーフレンドって、いつまで見えるもんなの?しかも、自分から他の人に移ったりとか、そんなんあるの?
私が小学3年生になった途端、クララちゃんは、
(今日からバイバイ!)
って、別の子のところに行ったんですよ。
学年が違うので、あんまり見かけないんだけど、たまに見かけると、その子はクララちゃんとしゃべってるんですね。
クララちゃんも、目が合うと、ニコッてしてくれるの。
その時は、そういうもんかと思ってたんだけど、大人になった今、なんかおかしい気がする。
移ったら想像上の産物じゃないじゃん。
私、もしかしなくても、
ナニカに憑かれてたの?
えー…クララちゃん。あの子何だったの?
ちなみに、某アニメのクララちゃんとは全く類似点はありませんでした。
髪はグレーの濃い色。
肩につかないくらいの長さのところで、内巻きでクルンッてしてた。
いつも襟のあるボレロみたいなの着て、ちょっとフワッとしたスカート。赤基調の服だった。
白いボンボンのついた靴下に、ストラップ付きの靴履いてた。
クリーミィマミとか、イメージに近いかもしれない。
こんなはっきり覚えているのも、
地味に怖いなー。
やっぱり私は不思議ちゃん。
もう嫌で嫌で、ランドセルに頭を預けながら雲を眺めてみたりしながら、広くて歩道スペースまで作ってある農道を歩く。そうすると、上から声が降ってくる。
(落ちるよー右に向いてー)
左には用水路が迫っていた。
戸建て集合団地なので各区域に1~2の公園があった。けれども、団地自体が広いもんで、団地の中の公園総数は11箇所。その環境で育ったので、そういうものだと受け入れていたけれど、それだけ公園があると、誘いあわないでそこに言っても、普通に誰も居ない。どの公園に子ども達が居るのかわからないので、探してる間に遊べる時間が終わるでしょ。子供の私は、そこはもう、ひとりで遊ぶ択一です。
仕方ないので、ブランブランとブランコを漕いだりね。
(いっしょにあそぼう)
と上から声が降ってくる。
世の中にはイマジナリーフレンドというそれっぽい名前がついている子達が居るそうな。
要するに想像上のオトモダチ。
それがさー…
イマジナリーフレンドって、いつまで見えるもんなの?しかも、自分から他の人に移ったりとか、そんなんあるの?
私が小学3年生になった途端、クララちゃんは、
(今日からバイバイ!)
って、別の子のところに行ったんですよ。
学年が違うので、あんまり見かけないんだけど、たまに見かけると、その子はクララちゃんとしゃべってるんですね。
クララちゃんも、目が合うと、ニコッてしてくれるの。
その時は、そういうもんかと思ってたんだけど、大人になった今、なんかおかしい気がする。
移ったら想像上の産物じゃないじゃん。
私、もしかしなくても、
ナニカに憑かれてたの?
えー…クララちゃん。あの子何だったの?
ちなみに、某アニメのクララちゃんとは全く類似点はありませんでした。
髪はグレーの濃い色。
肩につかないくらいの長さのところで、内巻きでクルンッてしてた。
いつも襟のあるボレロみたいなの着て、ちょっとフワッとしたスカート。赤基調の服だった。
白いボンボンのついた靴下に、ストラップ付きの靴履いてた。
クリーミィマミとか、イメージに近いかもしれない。
こんなはっきり覚えているのも、
地味に怖いなー。
やっぱり私は不思議ちゃん。
0
あなたにおすすめの小説
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。
カレンと晴人はその後、どうなる?
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる