不思議ちゃん

彩柚月

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私という何か。読み飛ばしてOK

弁慶を連想するナニカ

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当時、高校生だった私は、学校に秘密でアルバイトをしてました。お小遣い、足りませんもん。

学校には秘密ということを素直に話したにも関わらず、快く受け入れてくれた飲食店の店長は、私を店には出さず、厨房の皿洗いで雇ってくださりました。

皿洗いと言っても、食器の種類によって、専用の食洗機があり、それに入れて、出して、片付けるだけの簡単な作業でしたが。

交通費が出ていたのでバスで行き帰りしており、私が乗リこむのは始点に近いガラガラの頃。降りるのは終点だったので、ずっと座ることができていたのですが、隣におじさんが座るのを経験してから、窓側に座り、通路側に荷物を置いたりしていたのですが、母に叱られるまで、それがマナー違反だと気付けずにいた子供でした。

「仕事で帰りでバスに乗っている人は、皆疲れてる。若いあんたは立ってるくらいで当たり前なのに、荷物ごときに席をひとつ使わせるような子は、歩いて行けぇ!」

と、叱られました。今ならわかります。

でも、当時は、知らないおじさんが横に座ることも、話しかけられることも気持ち悪…と思ってしまったので、荷物置き作戦はやめても、窓から外を見て、話しかけられないように自衛する方法しか思いつかなかったのです。

そのバスは、というか、そのバス会社のバスですね。は、ステップレスではありません。乗り込む時に、ちょっと急な階段を3つほど登らなくてはなりません。つまり、座席は、相当高い位置にあります。外を見ると、見下ろす角度になります。

この間、実家に帰った時、久しぶりに地元のバスを使ったのですが、相変わらず、ステップは健在でした。

今はそこそこ都会に住んでいる私は、バスはステップレスが当たり前になっていたのもあり、あの乗り込み口の階段は、少し辛い高さだと思いました。一段が、高いのです。もうちょい間を刻んでくれても良いんじゃないかと思います。

仕事で体力使ってきて、またこの階段使ったら、そりゃおじさん達も疲れるよなぁ。

バスを買い替えるのにもお金がかかるので、その会社が、まだそのバスを使っていることは理解できますが、バリアフリーのこのご時世、なんというか。

ノスタルジーを感じる帰省でした。

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