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第117話 アピール③
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「両者、前へ!」
いつの間にか10分経ち、いよいよエリオットとジャックさんの決勝だ。
ジャックさんは剣を抜き両手で持って構え、エリオットは剣を鞘に収めたまま柄を握り、左足を大きく後ろに下げて腰を沈める。
「これより、決勝戦を行う!……それでは、始め!」
ダッ!!
試合開始早々、エリオットが切り込む。
キィィィン!!
それを危なげなくジャックさんが剣で受ける。今までの試合ではここで全員一撃でやられていたけど、さすがはジャックさんだ。
「おっと、さすがだねエリオット。危うく防ぎきれないところだったよ。」
「嘘つけジャック。お前今日まだ1度も本気出してねえだろ!」
「そっちもね!」
ガキィィィン!!!
2人の剣戟は続く。明らかに今までの試合とは、音からして違う。
「やっぱやべえよ、あの2人……」
すると、客席の、第3騎士団の方から声が聞こえる。
「お前、確か騎士学校であの2人と同じ学年だったよな?」
声の主の隣に居た騎士が問いかける。
「ああ、あの2人は本当に別格だったよ……普段はふんぞり返ってる上級貴族の息子も萎縮するし、なんなら先生達も怯えてたくらいだからな……」
「さすが、騎士学校史上最強の2人なだけあるな……」
騎士学校史上最強…??
本人も"俺は騎士学校でも優秀だったからな"と言っていたことはあったが、ほんとにそうだったとは……
ガッ!!
「くっ!!」
すると、エリオットの重い一撃を受けたジャックさんがよろめく。
それをエリオットは見逃さず、素早く剣を振り下ろす。
キィィィン!!
すると、ジャックさんが体制を崩したまま剣を振り上げ、エリオットの剣を弾く。
ザザッ!
ジャックさんはそのまま一回転し、後ろに下がって体制を整える。エリオットも既に剣を構え直している。
「ハァ……ハァ……」
ジャックさんが肩で息をする。
「疲れてきたみたいだな?」
一方で、エリオットは涼しい顔をしている。
「ハハ、やっぱり長期戦に持ち込まれると分が悪いね。今までは誰かさんが手を抜いてたから短期決戦で片をつけてたんだけど……」
「悪ぃな、今年からは負けたくねえ理由ができちまったんだよ。」
「それは参ったね。でも、最後まであがかせてもらうよ!」
キィィン!ガガッ!!
再び剣戟は続いたが……
カッ!!………カラン……
ジャックさんの剣が一度宙を舞い、地面に落ちる。
「勝負あったな。」
「勝者、第7騎士団、エリオット・フォーゲル!!」
最後はエリオットがジャックさんの首元に剣を添え、判定勝ちで勝利した。
いつの間にか10分経ち、いよいよエリオットとジャックさんの決勝だ。
ジャックさんは剣を抜き両手で持って構え、エリオットは剣を鞘に収めたまま柄を握り、左足を大きく後ろに下げて腰を沈める。
「これより、決勝戦を行う!……それでは、始め!」
ダッ!!
試合開始早々、エリオットが切り込む。
キィィィン!!
それを危なげなくジャックさんが剣で受ける。今までの試合ではここで全員一撃でやられていたけど、さすがはジャックさんだ。
「おっと、さすがだねエリオット。危うく防ぎきれないところだったよ。」
「嘘つけジャック。お前今日まだ1度も本気出してねえだろ!」
「そっちもね!」
ガキィィィン!!!
2人の剣戟は続く。明らかに今までの試合とは、音からして違う。
「やっぱやべえよ、あの2人……」
すると、客席の、第3騎士団の方から声が聞こえる。
「お前、確か騎士学校であの2人と同じ学年だったよな?」
声の主の隣に居た騎士が問いかける。
「ああ、あの2人は本当に別格だったよ……普段はふんぞり返ってる上級貴族の息子も萎縮するし、なんなら先生達も怯えてたくらいだからな……」
「さすが、騎士学校史上最強の2人なだけあるな……」
騎士学校史上最強…??
本人も"俺は騎士学校でも優秀だったからな"と言っていたことはあったが、ほんとにそうだったとは……
ガッ!!
「くっ!!」
すると、エリオットの重い一撃を受けたジャックさんがよろめく。
それをエリオットは見逃さず、素早く剣を振り下ろす。
キィィィン!!
すると、ジャックさんが体制を崩したまま剣を振り上げ、エリオットの剣を弾く。
ザザッ!
ジャックさんはそのまま一回転し、後ろに下がって体制を整える。エリオットも既に剣を構え直している。
「ハァ……ハァ……」
ジャックさんが肩で息をする。
「疲れてきたみたいだな?」
一方で、エリオットは涼しい顔をしている。
「ハハ、やっぱり長期戦に持ち込まれると分が悪いね。今までは誰かさんが手を抜いてたから短期決戦で片をつけてたんだけど……」
「悪ぃな、今年からは負けたくねえ理由ができちまったんだよ。」
「それは参ったね。でも、最後まであがかせてもらうよ!」
キィィン!ガガッ!!
再び剣戟は続いたが……
カッ!!………カラン……
ジャックさんの剣が一度宙を舞い、地面に落ちる。
「勝負あったな。」
「勝者、第7騎士団、エリオット・フォーゲル!!」
最後はエリオットがジャックさんの首元に剣を添え、判定勝ちで勝利した。
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