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第1章 『竜は街に居る』
9.どこかへ行きたい 「優しい声が欲しい」(1)
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優しい声が欲しかった。
「ああ?! なんつった? え、なんつったかもっかい言ってみろよ!」
「だから……が……きゃっ!」
バシン、と肉を叩く音が響き渡る。
「やめてやめてやめて…っ」
「やめて欲しかったらもっかい言えよ、ああ!」
「ごめん…なさ……」
「そうじゃねえ、もっかい言えつってんだろが!」
「きゃああっ」
何でもかんでも空を飛んだ。炊飯器も食器も時には棚ごと。
同時に叩きつけられる罵声と嘲り、受け止め損ねた女が床に転がっても男は止めない。馬乗りになり、髪を掴み、引きずり倒し、殴り続ける。
きっかけなんて何でもよかった、溜め息一つ、顔を上げた、手を握った、大きく息を吸った、全ての出来事が暴力のきっかけになる。
禄は部屋の隅でぼうっとそれを眺めていた。
目の前にいるのは親などではなかった。荒れ狂い己の力を見せようとする生物。やがて。
「鬱陶しいんだテメエの何もかもが、死ねよこらああ!」
一際激しく罵った男が家を出て行く。もっとも死ぬつもりでここを出たところで、すぐに探し回られ連れ戻され一日中殴られることになるのだから、女に出て行く選択肢はないことを禄も知っている。
「…どうして…?」
静まり返った部屋の中で啜り泣いていた女が呟く。
「何が悪いの…何が駄目なの」
ばさばさになった髪と栄養不良と睡眠薬の飲み過ぎでぼろぼろになった体を抱えて、ゆっくりと禄を振り向く。視線が合った。緊張した。始まるからだ。
「ねえ、何が駄目なのよ、禄」
女がゆっくり擦り寄ってくる。空腹で動けなくてだらりと伸ばしていた脚を思わず引っ込めた。まずいとわかっていたのに堪えるのが無理だった。そこまでもう、頭が回らなかった。
「あんたのせいなの? あんたが逃げるからなの? あんたが悪いの、そうなのね禄」
「っ」
ひゅっと喉が鳴った。息を吸い込んだのは痛みに耐えるため、本能的な防御反応、足首を捕まれ引きずり倒され、そのまま畳も床も容赦無く引きずられていく。
「あ、あ、あ」
「そうよね、そうなのよ禄、あんたが悪いの、あんたが居るから私は逃げられないの、あの男からもこの家からも、あんたが居るもの、親だからね捨てていけないからねほんとムカつく」
「あっ、あっ、あっ」
ことばは意味を為さないと知っているから口から溢れるのはただただ呻きだ。引き寄せられ握り締められた傘で叩き続けられる。女の力は弱いけれど、傘はもう数本は折れたし、禄の骨も結構折れた。小学生にもなった男にしては脆い骨だったのは日々を生き延びる分しか食べられなかったからだ。時に折れた傘が目を狙うように振られる時もあって恐怖に縮こまって丸くなった。その方がなんとか怪我がましになると知っていた。
「あたしはいい母親なのあんたの面倒を必死に見てるのあの男がどんなにあんたを見捨てたってあんたを嫌ったってあたしはあんたを見捨てないいい母親なのあんたみたいなおかしな子と暮らして耐えて頑張ってるのなのにあんたは何もわからないでただただご飯食べてるのよねほんとムカつく」
「あ、あ、あっ」
部屋には空っぽの洋服箪笥があった。入っていた衣類はとうの昔に破れたり売られたり捨てられたりして何も入っていなかった。いつものようにそこへ突っ込まれて、あちこち痛くて息苦しくてしんどくて、がちりと閉められぶつぶつ言い続ける女が離れて行く気配は本当にありがたかった。これで叩かれずに済むし、耳を突き刺す声を聞かなくて済むし、寝転がっていても済むし、もう一生ここから出られないのかと怯えたのは始めだけで、今はここの方が本当に楽で嬉しい。
「は…」
顔は溢れた涙でぐしゃぐしゃで鼻水も出たし震えもきたけど、それはもう12月にパンツとシャツ1枚だし、それでも今回は血も出ていないし呼吸もできてるし、何だか眠いし、このまま眠ってもいいと思うし。
「は…あ…」
死んじゃうのかな。
案外人は丈夫だけど、今回はこのまま死んじゃうのかな。
痛い思いしないならいいかも知れない。
静かになった部屋に唐突に音が聞こえた。賑やかなやりとり。テレビがついたんだ。低い笑い声が聞こえた。テレビを見て笑う声。機嫌直ったのかな。
「あはははは…」
がちゃりとノブが回る音がする。
「あ、おかえりぃ」「よう、ごめんな、俺ちょっと仕事でむしゃくしゃして」「いいよ、わかってるよ、大丈夫だよ」「許してくれるか?」「怒ってないよ、仕方ないよ、しんどいときはあるしさあ」「飯でも食いに行くか」「うん、嬉しい!」
穏やかなやりとりを聞きながら、寒くて震えながら、やがて2人が出て行くのを感じ取って、禄は深く大きく息をついた。
あの優しい会話に禄は入っていない。
でもそれでいいような気がする。いつ裏返るかわからない世界で安心して笑うことなどできやしない。気を許した瞬間に叩き潰されるのを何度も経験しているから、あそこに安全領域などどこにもないと知っている。
この箪笥の中が一番安全だ。
今この瞬間が一番安全だ。
それでいい、それだけでいい、それだけしか考えない方がいい。
がちゃり。
再びノブが回った。今日は帰るのが早い。不安が胸に迫る。もう次の場面が始まるのか。もう少し眠っていたかったのに。もう少し休んでいたかったのに。もう少し、もう少し。
がたりと箪笥が揺れる。緊張に体が強張る。漏らしてしまったからなお怒られるだろう。さっきよりも酷くなるだろう。傘はまだ新しいのが数本あった。何本使うんだろう。外の人に子どもがやんちゃですぐ壊して、といつものように笑うんだろうけど、一日に何本も壊すなんて無理じゃないかな。それとも、『外の』子どもはそんな風に傘を壊しても、苦笑いで許されるのかな。すごいな、いいな。学校にあまり行けてないから、外の子どもがどうなのかよくわからないけど。
「…」
箪笥がそっと開かれて戸惑う。あんた何よこれ、と叫び声も上がらない。引き摺り出せよと怒鳴る声もない。何だろう、人が覗き込んでいる、見たことのない人、知らない人、すごい顔をしている、今にも怒鳴りそう、ううん、泣きそう。
「雷牙、禄くん、だね?」
「…はい」
頷くと相手の人は一層顔を顰めた。喚き出しそうに歯を食いしばっている。
「…居たぞ」
背後を振り返り、低い声で救急車を、と続けた。
救急車。誰が怪我したんだろう。
「…今からおじさんが君をここから出すよ。いいかい?」
「…あの」
「うん」
「お父さんやお母さんはいいって言いましたか」
「……」
おじさんは顔を歪めた。何かを噛み潰すように、がちがちと歯を鳴らした。何だろう、すごく怒っているみたい。
「君は、保護される」
「保護」
「お父さんとお母さんも納得した」
「…えーと」
「君はもう、叩かれない」
「…へ?」
「ここに2度と入れられない」
「…」
「きちんとした服を着て、ご飯を食べられる」
おじさんは毛布を取り出して、禄にそっとかけた。信じられないほどふわっふわで、信じられないほど暖かくてびっくりした。
「僕、捕まえられるんですか」
「…違うよ」
おじさんが両手で禄を抱えて、箪笥の中から出してくれる。ぐちゃりと音が響いて、おじさんは顔を背け、
「くそおっ」
唸った。ばっちりだ、そのまんまだ。笑い出しそうになって、おじさんを見上げると、おじさんはぼろぼろ泣いていた。
「あの…」
「何だね?」
これだけ大人の男の人が、こんなに派手に泣くのを見るのは初めてで、目が離せなくて、何を言ったらいいのかわからなくて、そうしたら唐突に聞いてしまった。
「どこかへ連れて行ってくれるんですか」
「……ああ、そうだ」
「……もうここへは戻らない?」
「その通りだ」
「……それなら……すごく……う」
うわああああああ。
嬉しいです、と言いかけたことばは叫びにしかならなかった。
しがみついた禄を、おじさんは静かに毛布に包み直して、側まで寄せられた担架に乗せてくれた。
「ああ?! なんつった? え、なんつったかもっかい言ってみろよ!」
「だから……が……きゃっ!」
バシン、と肉を叩く音が響き渡る。
「やめてやめてやめて…っ」
「やめて欲しかったらもっかい言えよ、ああ!」
「ごめん…なさ……」
「そうじゃねえ、もっかい言えつってんだろが!」
「きゃああっ」
何でもかんでも空を飛んだ。炊飯器も食器も時には棚ごと。
同時に叩きつけられる罵声と嘲り、受け止め損ねた女が床に転がっても男は止めない。馬乗りになり、髪を掴み、引きずり倒し、殴り続ける。
きっかけなんて何でもよかった、溜め息一つ、顔を上げた、手を握った、大きく息を吸った、全ての出来事が暴力のきっかけになる。
禄は部屋の隅でぼうっとそれを眺めていた。
目の前にいるのは親などではなかった。荒れ狂い己の力を見せようとする生物。やがて。
「鬱陶しいんだテメエの何もかもが、死ねよこらああ!」
一際激しく罵った男が家を出て行く。もっとも死ぬつもりでここを出たところで、すぐに探し回られ連れ戻され一日中殴られることになるのだから、女に出て行く選択肢はないことを禄も知っている。
「…どうして…?」
静まり返った部屋の中で啜り泣いていた女が呟く。
「何が悪いの…何が駄目なの」
ばさばさになった髪と栄養不良と睡眠薬の飲み過ぎでぼろぼろになった体を抱えて、ゆっくりと禄を振り向く。視線が合った。緊張した。始まるからだ。
「ねえ、何が駄目なのよ、禄」
女がゆっくり擦り寄ってくる。空腹で動けなくてだらりと伸ばしていた脚を思わず引っ込めた。まずいとわかっていたのに堪えるのが無理だった。そこまでもう、頭が回らなかった。
「あんたのせいなの? あんたが逃げるからなの? あんたが悪いの、そうなのね禄」
「っ」
ひゅっと喉が鳴った。息を吸い込んだのは痛みに耐えるため、本能的な防御反応、足首を捕まれ引きずり倒され、そのまま畳も床も容赦無く引きずられていく。
「あ、あ、あ」
「そうよね、そうなのよ禄、あんたが悪いの、あんたが居るから私は逃げられないの、あの男からもこの家からも、あんたが居るもの、親だからね捨てていけないからねほんとムカつく」
「あっ、あっ、あっ」
ことばは意味を為さないと知っているから口から溢れるのはただただ呻きだ。引き寄せられ握り締められた傘で叩き続けられる。女の力は弱いけれど、傘はもう数本は折れたし、禄の骨も結構折れた。小学生にもなった男にしては脆い骨だったのは日々を生き延びる分しか食べられなかったからだ。時に折れた傘が目を狙うように振られる時もあって恐怖に縮こまって丸くなった。その方がなんとか怪我がましになると知っていた。
「あたしはいい母親なのあんたの面倒を必死に見てるのあの男がどんなにあんたを見捨てたってあんたを嫌ったってあたしはあんたを見捨てないいい母親なのあんたみたいなおかしな子と暮らして耐えて頑張ってるのなのにあんたは何もわからないでただただご飯食べてるのよねほんとムカつく」
「あ、あ、あっ」
部屋には空っぽの洋服箪笥があった。入っていた衣類はとうの昔に破れたり売られたり捨てられたりして何も入っていなかった。いつものようにそこへ突っ込まれて、あちこち痛くて息苦しくてしんどくて、がちりと閉められぶつぶつ言い続ける女が離れて行く気配は本当にありがたかった。これで叩かれずに済むし、耳を突き刺す声を聞かなくて済むし、寝転がっていても済むし、もう一生ここから出られないのかと怯えたのは始めだけで、今はここの方が本当に楽で嬉しい。
「は…」
顔は溢れた涙でぐしゃぐしゃで鼻水も出たし震えもきたけど、それはもう12月にパンツとシャツ1枚だし、それでも今回は血も出ていないし呼吸もできてるし、何だか眠いし、このまま眠ってもいいと思うし。
「は…あ…」
死んじゃうのかな。
案外人は丈夫だけど、今回はこのまま死んじゃうのかな。
痛い思いしないならいいかも知れない。
静かになった部屋に唐突に音が聞こえた。賑やかなやりとり。テレビがついたんだ。低い笑い声が聞こえた。テレビを見て笑う声。機嫌直ったのかな。
「あはははは…」
がちゃりとノブが回る音がする。
「あ、おかえりぃ」「よう、ごめんな、俺ちょっと仕事でむしゃくしゃして」「いいよ、わかってるよ、大丈夫だよ」「許してくれるか?」「怒ってないよ、仕方ないよ、しんどいときはあるしさあ」「飯でも食いに行くか」「うん、嬉しい!」
穏やかなやりとりを聞きながら、寒くて震えながら、やがて2人が出て行くのを感じ取って、禄は深く大きく息をついた。
あの優しい会話に禄は入っていない。
でもそれでいいような気がする。いつ裏返るかわからない世界で安心して笑うことなどできやしない。気を許した瞬間に叩き潰されるのを何度も経験しているから、あそこに安全領域などどこにもないと知っている。
この箪笥の中が一番安全だ。
今この瞬間が一番安全だ。
それでいい、それだけでいい、それだけしか考えない方がいい。
がちゃり。
再びノブが回った。今日は帰るのが早い。不安が胸に迫る。もう次の場面が始まるのか。もう少し眠っていたかったのに。もう少し休んでいたかったのに。もう少し、もう少し。
がたりと箪笥が揺れる。緊張に体が強張る。漏らしてしまったからなお怒られるだろう。さっきよりも酷くなるだろう。傘はまだ新しいのが数本あった。何本使うんだろう。外の人に子どもがやんちゃですぐ壊して、といつものように笑うんだろうけど、一日に何本も壊すなんて無理じゃないかな。それとも、『外の』子どもはそんな風に傘を壊しても、苦笑いで許されるのかな。すごいな、いいな。学校にあまり行けてないから、外の子どもがどうなのかよくわからないけど。
「…」
箪笥がそっと開かれて戸惑う。あんた何よこれ、と叫び声も上がらない。引き摺り出せよと怒鳴る声もない。何だろう、人が覗き込んでいる、見たことのない人、知らない人、すごい顔をしている、今にも怒鳴りそう、ううん、泣きそう。
「雷牙、禄くん、だね?」
「…はい」
頷くと相手の人は一層顔を顰めた。喚き出しそうに歯を食いしばっている。
「…居たぞ」
背後を振り返り、低い声で救急車を、と続けた。
救急車。誰が怪我したんだろう。
「…今からおじさんが君をここから出すよ。いいかい?」
「…あの」
「うん」
「お父さんやお母さんはいいって言いましたか」
「……」
おじさんは顔を歪めた。何かを噛み潰すように、がちがちと歯を鳴らした。何だろう、すごく怒っているみたい。
「君は、保護される」
「保護」
「お父さんとお母さんも納得した」
「…えーと」
「君はもう、叩かれない」
「…へ?」
「ここに2度と入れられない」
「…」
「きちんとした服を着て、ご飯を食べられる」
おじさんは毛布を取り出して、禄にそっとかけた。信じられないほどふわっふわで、信じられないほど暖かくてびっくりした。
「僕、捕まえられるんですか」
「…違うよ」
おじさんが両手で禄を抱えて、箪笥の中から出してくれる。ぐちゃりと音が響いて、おじさんは顔を背け、
「くそおっ」
唸った。ばっちりだ、そのまんまだ。笑い出しそうになって、おじさんを見上げると、おじさんはぼろぼろ泣いていた。
「あの…」
「何だね?」
これだけ大人の男の人が、こんなに派手に泣くのを見るのは初めてで、目が離せなくて、何を言ったらいいのかわからなくて、そうしたら唐突に聞いてしまった。
「どこかへ連れて行ってくれるんですか」
「……ああ、そうだ」
「……もうここへは戻らない?」
「その通りだ」
「……それなら……すごく……う」
うわああああああ。
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