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2.野戦部隊(シーガリオン)(3)
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「いったい、あんな優男に何ができる!」
シートスは若かった。この窮状を理解していないとしか思えないラズーン統合府の判断にも苛立っていた。
無理もないかも知れない。
その頃のアシャは、当時のシートスよりもまだ若く、まだ十七、八。ラズーン内部でも、武人の間でというよりは、主として貴婦人達の間で有名な男だったからだ。
ある詩人は、波打つ髪は黄金、瞳は山深い谷の紫水晶、誇り高い唇は紅瑪瑙、肢体は真珠、視線は銀、と歌った。また、他の詩人は、太陽の冠を戴きし、ラズーンの泉の光の少年よ、と褒め讃えた。
確かに、アシャがただでさえ眩いその髪に、真紅の髪留めを巻きつかせ、同じ濃い紅のマントを羽織り、細身に優雅な仕草を備えて人々の前に現れれば、大方のものは男も女もことばを失った。華美というにはあまりにも無駄のない、華麗というにはあまりにも嫌みのない、ただただ整ったその美貌は、多くの婦人の憧れの的だったし、男達の密かな羨望と嫉妬の標的となった。
ほっそりしたたおやかな姿や女性的な顔立ちからは、その手に剣を想像させなかったし、人々の願いを見事に叶えて楽器も歌も、踊りも語らいも、アシャは巧みで得意だった。
だがその本分が、実は他の何者も比類出来ないほどの戦いの才能だと知ったのは、シートスが『黒の流れ(デーヤ)』流域の隠れ『運命(リマイン)』の反乱鎮圧も大詰めに入った、ある夜のことだった。
その夜、シートスは呼び出されて、不承不承、アシャの天幕(カサン)に入った。
アシャは殺気立ち疲れ切った部隊の気配を知らぬ顔で、のんびりと寝そべり、気怠げな、どこか艶っぽささえ感じさせる仕草で髪をかきあげていた。
(話があるならさっさとしろ)
中央から来る愚かな司令官は、時に、自分の疲労を癒すためにとんでもない要求をこちらに呑ませようとする。そういうことに野戦部隊(シーガリオン)が、ましてや隊長シートス・ツェイトスが応じるはずもないが、それをアシャが理解しているとも思えない。豪奢華美な宮廷文化に慣れた男が、一夜の寛ぎを求めるならば、正当防衛を盾に切り捨ててもいいだろう、そういう目論みさえあった。
横を向いて、その実アシャの一挙一動に注意を払っているシートスが焦れているのを、知っているのか知らぬのか、アシャは外したマントを無造作に放り投げた。
「シートス」
「はい」
投げられたマントがふわりと上物の柔らかさで崩れるのを横目に、シートスは冷徹な視線を返す。
「この戦いで、こっちが勝つのはどれぐらいの確率だと思う?」
「……」
シートスは相手の意図を量りかねた。だが、今頃になって、そういう間抜けたことを口にする指揮官に対する侮蔑は、十分視線に込めたはずだ。相手が気づかないとは思えなかったが、アシャは気にした様子もなく、問いを重ねた。
「正直に言ってみてくれ」
「……おそらく、三割強か、と」
「俺もそう思う」
予想外のアシャの応えにおやとは思った。だが、いや、まだわからんぞ、と思い直して、依然むっつりしたまま、シートスはアシャを見返した。
その彼を平然と見上げて、アシャは続けた。
「しかし、負けるわけにはいかないだろう」
(当然だ)
「……」
シートスの沈黙にアシャが婉然と微笑んだ。
「今夜殴り込むが、ついて来るか?」
「っ」
さらりと黄金の髪が垂れ落ちる、その背後の瞳に紫の炎が煌めいた。
今でもシートスは、その時のことをありありと思い出すことができる。不敵というには、あまりにも艶やかに微笑んだアシャの顔も、揺らめく灯火も。
「さすがの俺も、すぐには返事ができなかった。『黒の流れ(デーヤ)』流域の住民から、扇動者を引きずり出そうというのが彼の計画、『黒の流れ(デーヤ)』を馬で下っていくというとんでもない作戦も、それが聞き始めだった。結局、俺はあの方と一緒に殴り込みをかけ、見事に成功した。もちろん、反乱鎮圧が成功したのは言うまでもない」
シートスは自慢げに、周囲の男達のぽかんとした顔を見回した。
「『黒の流れ(デーヤ)』を馬で下る、だと…」
「そんな……鬼神ではないのか、アシャというのは……」
「あのアシャが…」
「何を言ってる!」
新参らしい男達ー物見(ユカル)も入っているーが、呆れ声を上げるのに、古参が言い返した。
「『太皇』(スーグ)』以外で、『泉の狩人(オーミノ)』を御せるとすれば、アシャか、ミネルバだと言われておるのだぞ」
「げ」
「『泉の狩人(オーミノ)』をねえ…」
まだ半信半疑の新参兵に、やれやれと古参が肩を竦めるのに、シートスは静かに、だが力強く笑った。
「まあ、ラズーンでアシャに会えば、すぐにわかる。今度の『運命(リマイン)』との戦いは、これまでにない大規模なものになるとのことだからな」
シートスはユーノを振り向いた。
「……アシャがラズーンを出たのは、それから、半年ほどがたった日のことだ」
「どうして?」
「さあ……詳しいことは誰も知らんだろう、アシャ本人以外にはな。だが、冗談まじりには聞いたことがある。『探し出すべき人を探し出しに、出会うべき人と出会うために』と言うことだった」
ユーノの問いかけに、シートスはやや白けた笑いを浮かべた。
(『探し出すべき人を探し出しに、出会うべき人と出会うために』)
ユーノは心で、そのことばを繰り返した。
(そして、アシャはレアナ姉さまと会った……)
ギアナの裏切りにようよう逃げ込んだセレドの往来、あの美しさも埃に塗れては人を魅きつけることもなく、ただ路上に倒れていたアシャを、レアナは優しく救い上げた。その白い腕がどれほど眩かったのか、薄紅の唇がどれほど甘く微笑んだように見えたのか、ユーノには容易に想像がつく。
同じように、今までどれほど多くの国の王子が、レアナの笑みのために遠い山を駆け抜け、流れを渡り、馳せ参じことか。
(懐かしい…)
アシャと出会ったのが、ずっと昔のことのようだ。
ユーノはそっと唇を綻ばせた。
(こうして、何もかも思い出になっていくんだろうな)
これほど切ない想いも、いつかは若い頃の思い出の一つとして、心の宝石箱に転がしておける時が来るのだろう。
ユーノはそれまで待てばいい。それまで、この想いを、一言一動作にも示さなければいい。
「あれほどの才を持ちながら、さても夢見がちな男だわい。……もっとも、あの美貌には似合っているがな」
シートスのことばに、ユーノはくすりと笑った。
イルファのことを思い出したのだ。妻にしようとまで思い詰めていたと聞いたことがあるから、アシャが男だと知った時はさぞかし衝撃だっただろう。
(無理もない)
溜め息まじりに温かい赤と黄色の炎を見つめながら考える。
(あの顔立ちだもの……それに、あの髪。娘に見えない長さじゃないし、何よりも紫の瞳のきれいなこと……あ……れ……)
じわっと滲んできたものに、ユーノは慌てて目元に指を当てた。少し濡れている。
(涙?)
違うことを考えよう、と思った。違うことを……あ、あの向かいの男、レスファートと同じような銀の髪をしている。
(でも、レスの方がもっときれいだな、さらさらで艶があって。おかっぱが伸びて肩に触れていた。また切ってくれとだだをこねている頃じゃないのかな)
「!」
不意にばさりとマントが頭からかけられ、ユーノはぎょっとした。跳ね上げようとした頭を、軽くマントの上から押さえ、シートスが低い声で呟いた。
「ちょっと体が冷えてきたようだな、客人。これを被っているがいい」
「…」
心遣いが優しく、ユーノは頷いてマントをかき寄せ、身を竦めた。炎の燃える音、人々の話し声、身近に寄せる温かな気配が、逆にユーノに孤独を押し付けてくる。
「よほどの理由があったのだろう、客人?」
「……」
「世の幸福を約束された『銀の王族』がギヌアと剣を交えるとはな………痛ましいものだ」
「シートス…」
「何だ?」
「ボクがここにいること、アシャには知らせないでくれる?」
「…」
「ボクがアシャといると……かえって危ないんだ」
「どういうことだ?」
「……ボクはカザドにも狙われている」
「!」
シートスはぎくっとしたように手を強張らせた。そして、徐々に力を抜き、重い溜め息をついた。
「それで……こんな無茶をしたのか」
「……」
「辛い旅をしてきたな」
柔らかな労りの口調に思わずしゃくりあげそうになって、ユーノは息を詰めた。
「……よかろう。それでは、お前を我らの野戦部隊(シーガリオン)の一員として迎え入れ、ラズーンへ帰還しよう。ただし、神々のお引き合わせによってアシャと巡り合ったなら、その時はお前のことを知らせるぞ」
「うん……ありがとう、シー……」
ことばをとぎらせたユーノの頭を軽く叩き、シートスは誰に言うでもなく呟いた。
「動乱の期は、誰にとっても辛いのだよ」
「、……」
ユーノは頷いて、零れた涙を見せるまいと俯き、唇を噛んで体を竦めた。
シートスは若かった。この窮状を理解していないとしか思えないラズーン統合府の判断にも苛立っていた。
無理もないかも知れない。
その頃のアシャは、当時のシートスよりもまだ若く、まだ十七、八。ラズーン内部でも、武人の間でというよりは、主として貴婦人達の間で有名な男だったからだ。
ある詩人は、波打つ髪は黄金、瞳は山深い谷の紫水晶、誇り高い唇は紅瑪瑙、肢体は真珠、視線は銀、と歌った。また、他の詩人は、太陽の冠を戴きし、ラズーンの泉の光の少年よ、と褒め讃えた。
確かに、アシャがただでさえ眩いその髪に、真紅の髪留めを巻きつかせ、同じ濃い紅のマントを羽織り、細身に優雅な仕草を備えて人々の前に現れれば、大方のものは男も女もことばを失った。華美というにはあまりにも無駄のない、華麗というにはあまりにも嫌みのない、ただただ整ったその美貌は、多くの婦人の憧れの的だったし、男達の密かな羨望と嫉妬の標的となった。
ほっそりしたたおやかな姿や女性的な顔立ちからは、その手に剣を想像させなかったし、人々の願いを見事に叶えて楽器も歌も、踊りも語らいも、アシャは巧みで得意だった。
だがその本分が、実は他の何者も比類出来ないほどの戦いの才能だと知ったのは、シートスが『黒の流れ(デーヤ)』流域の隠れ『運命(リマイン)』の反乱鎮圧も大詰めに入った、ある夜のことだった。
その夜、シートスは呼び出されて、不承不承、アシャの天幕(カサン)に入った。
アシャは殺気立ち疲れ切った部隊の気配を知らぬ顔で、のんびりと寝そべり、気怠げな、どこか艶っぽささえ感じさせる仕草で髪をかきあげていた。
(話があるならさっさとしろ)
中央から来る愚かな司令官は、時に、自分の疲労を癒すためにとんでもない要求をこちらに呑ませようとする。そういうことに野戦部隊(シーガリオン)が、ましてや隊長シートス・ツェイトスが応じるはずもないが、それをアシャが理解しているとも思えない。豪奢華美な宮廷文化に慣れた男が、一夜の寛ぎを求めるならば、正当防衛を盾に切り捨ててもいいだろう、そういう目論みさえあった。
横を向いて、その実アシャの一挙一動に注意を払っているシートスが焦れているのを、知っているのか知らぬのか、アシャは外したマントを無造作に放り投げた。
「シートス」
「はい」
投げられたマントがふわりと上物の柔らかさで崩れるのを横目に、シートスは冷徹な視線を返す。
「この戦いで、こっちが勝つのはどれぐらいの確率だと思う?」
「……」
シートスは相手の意図を量りかねた。だが、今頃になって、そういう間抜けたことを口にする指揮官に対する侮蔑は、十分視線に込めたはずだ。相手が気づかないとは思えなかったが、アシャは気にした様子もなく、問いを重ねた。
「正直に言ってみてくれ」
「……おそらく、三割強か、と」
「俺もそう思う」
予想外のアシャの応えにおやとは思った。だが、いや、まだわからんぞ、と思い直して、依然むっつりしたまま、シートスはアシャを見返した。
その彼を平然と見上げて、アシャは続けた。
「しかし、負けるわけにはいかないだろう」
(当然だ)
「……」
シートスの沈黙にアシャが婉然と微笑んだ。
「今夜殴り込むが、ついて来るか?」
「っ」
さらりと黄金の髪が垂れ落ちる、その背後の瞳に紫の炎が煌めいた。
今でもシートスは、その時のことをありありと思い出すことができる。不敵というには、あまりにも艶やかに微笑んだアシャの顔も、揺らめく灯火も。
「さすがの俺も、すぐには返事ができなかった。『黒の流れ(デーヤ)』流域の住民から、扇動者を引きずり出そうというのが彼の計画、『黒の流れ(デーヤ)』を馬で下っていくというとんでもない作戦も、それが聞き始めだった。結局、俺はあの方と一緒に殴り込みをかけ、見事に成功した。もちろん、反乱鎮圧が成功したのは言うまでもない」
シートスは自慢げに、周囲の男達のぽかんとした顔を見回した。
「『黒の流れ(デーヤ)』を馬で下る、だと…」
「そんな……鬼神ではないのか、アシャというのは……」
「あのアシャが…」
「何を言ってる!」
新参らしい男達ー物見(ユカル)も入っているーが、呆れ声を上げるのに、古参が言い返した。
「『太皇』(スーグ)』以外で、『泉の狩人(オーミノ)』を御せるとすれば、アシャか、ミネルバだと言われておるのだぞ」
「げ」
「『泉の狩人(オーミノ)』をねえ…」
まだ半信半疑の新参兵に、やれやれと古参が肩を竦めるのに、シートスは静かに、だが力強く笑った。
「まあ、ラズーンでアシャに会えば、すぐにわかる。今度の『運命(リマイン)』との戦いは、これまでにない大規模なものになるとのことだからな」
シートスはユーノを振り向いた。
「……アシャがラズーンを出たのは、それから、半年ほどがたった日のことだ」
「どうして?」
「さあ……詳しいことは誰も知らんだろう、アシャ本人以外にはな。だが、冗談まじりには聞いたことがある。『探し出すべき人を探し出しに、出会うべき人と出会うために』と言うことだった」
ユーノの問いかけに、シートスはやや白けた笑いを浮かべた。
(『探し出すべき人を探し出しに、出会うべき人と出会うために』)
ユーノは心で、そのことばを繰り返した。
(そして、アシャはレアナ姉さまと会った……)
ギアナの裏切りにようよう逃げ込んだセレドの往来、あの美しさも埃に塗れては人を魅きつけることもなく、ただ路上に倒れていたアシャを、レアナは優しく救い上げた。その白い腕がどれほど眩かったのか、薄紅の唇がどれほど甘く微笑んだように見えたのか、ユーノには容易に想像がつく。
同じように、今までどれほど多くの国の王子が、レアナの笑みのために遠い山を駆け抜け、流れを渡り、馳せ参じことか。
(懐かしい…)
アシャと出会ったのが、ずっと昔のことのようだ。
ユーノはそっと唇を綻ばせた。
(こうして、何もかも思い出になっていくんだろうな)
これほど切ない想いも、いつかは若い頃の思い出の一つとして、心の宝石箱に転がしておける時が来るのだろう。
ユーノはそれまで待てばいい。それまで、この想いを、一言一動作にも示さなければいい。
「あれほどの才を持ちながら、さても夢見がちな男だわい。……もっとも、あの美貌には似合っているがな」
シートスのことばに、ユーノはくすりと笑った。
イルファのことを思い出したのだ。妻にしようとまで思い詰めていたと聞いたことがあるから、アシャが男だと知った時はさぞかし衝撃だっただろう。
(無理もない)
溜め息まじりに温かい赤と黄色の炎を見つめながら考える。
(あの顔立ちだもの……それに、あの髪。娘に見えない長さじゃないし、何よりも紫の瞳のきれいなこと……あ……れ……)
じわっと滲んできたものに、ユーノは慌てて目元に指を当てた。少し濡れている。
(涙?)
違うことを考えよう、と思った。違うことを……あ、あの向かいの男、レスファートと同じような銀の髪をしている。
(でも、レスの方がもっときれいだな、さらさらで艶があって。おかっぱが伸びて肩に触れていた。また切ってくれとだだをこねている頃じゃないのかな)
「!」
不意にばさりとマントが頭からかけられ、ユーノはぎょっとした。跳ね上げようとした頭を、軽くマントの上から押さえ、シートスが低い声で呟いた。
「ちょっと体が冷えてきたようだな、客人。これを被っているがいい」
「…」
心遣いが優しく、ユーノは頷いてマントをかき寄せ、身を竦めた。炎の燃える音、人々の話し声、身近に寄せる温かな気配が、逆にユーノに孤独を押し付けてくる。
「よほどの理由があったのだろう、客人?」
「……」
「世の幸福を約束された『銀の王族』がギヌアと剣を交えるとはな………痛ましいものだ」
「シートス…」
「何だ?」
「ボクがここにいること、アシャには知らせないでくれる?」
「…」
「ボクがアシャといると……かえって危ないんだ」
「どういうことだ?」
「……ボクはカザドにも狙われている」
「!」
シートスはぎくっとしたように手を強張らせた。そして、徐々に力を抜き、重い溜め息をついた。
「それで……こんな無茶をしたのか」
「……」
「辛い旅をしてきたな」
柔らかな労りの口調に思わずしゃくりあげそうになって、ユーノは息を詰めた。
「……よかろう。それでは、お前を我らの野戦部隊(シーガリオン)の一員として迎え入れ、ラズーンへ帰還しよう。ただし、神々のお引き合わせによってアシャと巡り合ったなら、その時はお前のことを知らせるぞ」
「うん……ありがとう、シー……」
ことばをとぎらせたユーノの頭を軽く叩き、シートスは誰に言うでもなく呟いた。
「動乱の期は、誰にとっても辛いのだよ」
「、……」
ユーノは頷いて、零れた涙を見せるまいと俯き、唇を噛んで体を竦めた。
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