男の娘には百合が咲く

アルトリウス

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朝起きたら!?

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「明日、9時に蒼の家に向かうからね。」
「わかった、じゃあまた明日ね。」
遊びの約束をした後にそう言って僕は帰路についた。
僕は三戸坂 蒼(みとさか あおい)中学2年生(14歳)だ。
ちなみにさっき話していたのは、同級生でお隣さんの波切 燐(なきり りん)(14歳)ちなみに幼稚園からの幼馴染みだ。
「ただいま~」
そう言って誰もいない家に入った
ちなみに両親は二人揃って海外勤務だ。
「夕飯何にしようかな。」
家にある食材を見てジャガイモと玉ねぎ、ニンジンをみつけた。
「カレーにするか。」
夕食を食べ終えて洗い物をして食器を片付けた。
「よし、風呂にはいるか。」
そうして二十分程入浴して自分の部屋に戻った。
少し動画を見た後に布団に入りそのまま眠りについた。

翌朝、「ふぁ~、よく寝たな。」
そう声に出した途端に違和感を覚えた。
「ん?僕の声こんなに高かったっけ?
あと、なんか頭も重いし風邪でも引いたかな?」
その後鏡を見て驚いた。
「……え?」
「どう言うこと?これが僕なの?」
「なんか、髪も長いし、少し胸も出ているし、服のサイズもぶかぶかになっているし。」
「これって、女の子になってるの?」
「いや、でもまだそうとは限らないよね、まだ確認してないもん。」
そう言ってズボンと下着を下ろした。
「ついてなかった。」
そう十四年間連れ添った男の象徴たる相棒が失踪して代わりに綺麗な1本筋が存在していたのである。
「まじか~」
鈴のなるような声でそう言った。
しばらくしてから
ピンポ~ン
気の抜けるような音でインターホンがなった。
「おーい蒼~起きてるの~?
返事ないから勝手に上がるよ。」
と燐が言った。
僕は思った。
(これはヤバイどうしよう)
少しずつ燐の足音が近づいてくる。
「蒼~入るよ。」
「ちょっとまっ…」ガチャ
「おっはよ~…え?どう言うこと?」
「あ、蒼だよね?なんか声も高くなっているし女の子になってない?」
「しかもパンツまで脱いで何をしているのかな?(ニッコリ)」
「いや、これには深い意味があって…」
そう言って燐に説明した。
「つまり、朝起きたらなぜだかわからないげど女の子になっていて確認してる最中に私が部屋に入ってきたと。」
「ハイそうです」
「フ~ン、ところでさぁ、今の体格に合うサイズの服なんて持っているわけないよね」
「…そうだけど、何が言いたいの?」
「いやなに、私が小学生の時に着てた服がぴったりかなって思ってさ、どうする持ってこようか?」
そう聞かれたが
(僕的には体は女の子だけど心は男だから少し抵抗があるな~)と思っていると。
「取り敢えず一旦家に戻って服とってくるから少し待っててね。」
そう言って燐は行ってしまった。
十数分後…
「たっだいま~」
ものすごく機嫌良さげな声が聞こえてきた。
「入るよ~」
そう聞こえたと同時にドアが勢いよく開いた。
ドサッと音を立てて中身がパンパンに入っている紙袋が三袋が床におかれた。
「良くそんな量持ってこれたな。」
「これでも運動部に所属しているんだからね、これくらいへっちゃらよ。」
そう言って胸を張った。
「こんなことやっている場合じゃなくて持ってきた服着てみてよ。」
「…へ!?まだ着るとは言ってないんだけど。」
「取り会えずつべこべ言わずに脱ぎなさい!」
そう言って今着ていたぶかぶかの服を剥ぎ取られ真っ裸にされた。
「にゃぁぁぁぁぁぁ」
初めて女の子らしい悲鳴を上げた。
「取り敢えず服を剥ぎ取ってみたけどなんか中学生ってよりは小学3~4年生みたいな身長と体格してるわね。」
「人のことを素っ裸にしておいて何冷静に分析してるんだ!」
「まあまあ、そこは気にしない気にしない♪」
「あと、顔はそんなに変わってないのね、
まあ、もともと女の子みたいな可愛い顔だっもんね。」
「う~~///、気にならなくない!あと、可愛いとか言うな!」
「そう言うとこだぞ、可愛いとか言われる原因は。あとさっさと服着せるわよ。」
「無理矢理着せようとするなぁ~」
「はいはい、暴れないの、はいバンザーイ」
「うにゃぁ~~///」
「はい、着れたね」
「うん、可愛いねぇ、とっても似合ってるよ」
(なんか蒼、精神的に幼くなってないかなぁ?まあ、可愛いからいっか♪)
「だからぁ~、可愛いとか言うなぁ~」
結局フリフリ多めのゴスロリワンピースを無理矢理着せられた。

「さすがに下着はこの一枚しかなかったからこの後買いにいくわよ。」
ということでこの後燐と一緒に下着を買いに行く事になった。

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更新はかなり不定期となりますがぜひ次回も読んでください。
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