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第5話 眞井原の厄災
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天地の割れるような甲高い咆哮が耳を支配する。蛇のように長い胴、頭頂部には二本の鹿の角。
遥か上空を見上げる少年の目には、太古の神話や伝説で登場する巨大な龍が映っていた。龍は空気を吸い込むようにして大きな口を開けると、地面に向かって炎を噴射する。
辺りは龍の放った炎の影響で、一面焼け野原になっており、少年の前にあった社は燃え、崩壊が間近に迫っていた。
その近くには割れた二枚の銅鏡と一本の剣、そして血に濡れて地面に伏している両親の姿があった。
(……どうしてこうなった)
地面に座り込んだ少年は、腕の中にいる自分より一回り小さい妹へと視線を落とす。心臓を貫かれ、どんどん冷たくなっていく彼女を見て、成すすべなく呆然とする。
自分の小さい手では妹を救えない。もし、救えたとしてもあの龍から生き残ることなどできるのだろうか。
そう絶望していると、針で全身を刺されるような視線を背後から感じ、少年は振り返る。龍の角の生えた長身の男が少年の首に向けて刀を振りかざしていた。
あぁ、このまま妹同様あの刀で殺されるのか。けど、この地獄から解放されるなら、ここで一緒に死ねるのならそれもいいかもしれない。
少年は来るであろう強烈な痛みに対してぐっと目を瞑る。しかし、いつまで経っても痛みが来ない。どうしたのだろうかと、恐る恐る目を開ける。
すると、そこには身の丈を遥かに超える大鎌を持った女が長身の男と刃を交えていた。大鎌の柄部分には葉のついたツルの装飾が施されており、接合部には稲穂の紋章があった。
「チッ、間に合わなかったか……」
社の近くに倒れている両親を見たのか女は怒りを滲ませる。翠色の髪を三つ編みの団子にした彼女は透き通るような白い肌と黄金の瞳を持っていた。
(……人じゃない)
少年がそう感じている間にも、女は足に力を入れる。
次の瞬間、女の足場となっていた地面が割れ、彼女は大鎌で男の持っていた剣を弾き返す。男の体勢が崩れ、女は隙の出来た懐へ手に持っていた武器を振るう。
しかし男は刃が当たる直前で躱し、後ろへ跳躍。距離を取ったかと思えば、飛翔していた龍に向けて手を翳した。
その直後、飛翔して炎を吹きながら暴れ回っていた龍が光り、姿が消える。それと同時に男の手に白い玉が現れた。
「目的は果たした。もうここに用はない」
男はそう呟きながら、白い玉を懐に入れる。
「あっ! こら、待ちなさい!」
女は逃げようとする男に向かって声を飛ばすが、時すでに遅し。男は黒い靄となってその場から姿を消した。
「……無事?」
女は手に持っていた大鎌を消し、少年の方を振り返った。まっすぐこちらを見てくる金の瞳に、少年は戸惑いながらも、なんとか口を開く。
「あ、あぁ……。って、そうじゃない。妹がっ! 妹が大変なんだ! お前、神なんだろ⁉ ならこいつを助けてくれよ!」
冷たくなった妹をぎゅっと抱きしめながら女に向かって叫ぶ。すると、女は一瞬目を見開いた後、観念したかのように息を吐いた。
「バレてたか。えぇ、そう。私は正真正銘の神よ」
「だったらッ!」
女の言葉を聞き、半ば食い込むように少年は声を上げる。
父さんと母さんは無理かもしれないけど、せめて妹だけでも救ってくれ……!
懇願しながら女神の返事を待つ。数秒の沈黙の後、女は歯を食いしばってから重い口を開いた。
「……ごめんなさい。いくら神だとしても既に死んだ人間は助けられない」
「そんなっ……」
そう告げられ、少年は顔を下げる。
薄々分かっていた。自分の腕の中でだんだん冷たくなっていく妹はもう助からないと。でも、それでも神様ならなんとか助けてくれるかもしれない。
そう目の前の女神を見た時に思った。けど、現実は非常で、神ですら死という運命は変えられないという。
両親だけでなく、妹まで失った。自分はどうやって生きていけばいい。そもそも生きる意味はあるのか。もういっそのこと女神の持つ大鎌で殺してくれればいいのに。
死にたい欲に駆られていると、女神の手が肩に置かれた。
「けれど、死後、安全な場でこの子を含めたあなたの家族を預かることは出来る」
「……っ、本当か?」
「えぇ」
目線を合わせるようにして言われ、少年が顔を上げると、女神は少年の言葉に力強く、確固たる意志を持って頷いた。
「その代わり何があっても命を投げ出すような真似はしないこと。神たるこの私に助けてもらったんだから、失った家族の分まで生きて幸せになりなさい」
そう言うと、女神は朽ちた社の傍まで行き、地面に落ちていた一振りの剣を拾う。それは父があの長身の男と対峙していた時に使っていたものだ。
彼女は再び少年の元に戻り、言葉を続ける。
「そして、この剣であの龍を、妹を殺した祟魔を討てるぐらいに強くなって多くの人を救いなさい。それが祓術師の家系に生まれた、残されたあなたに唯一できることよ」
女神はそう言って少年に剣を差し出した。
銘は禍祓剣。この剣は千年以上前、この神社に奉納された宝物の一つで、遥か昔この地に現れた悪龍と戦ったときに使用され、封印にまで追い込んだ退魔の剣とされる。
「……分かった」
生きる意味を与えられた少年は、差し出された剣を受け取る。
今の自分にできることは、亡くなった家族の後を追うことじゃない。強くなってより祟魔を祓い、多くの人を救うことだ。
そう覚悟を決め、柄を固く握りしめる。
「よし、良い子ね」
女神はその場にしゃがむと軽く微笑みながら、少年の頭を撫でる。先ほどまで切羽詰まった状況に置かれていたからか、撫でられた手はひどく温かく感じられた。
女神は少年の頭から手を離すと、立ち上がる。彼女に目を向けると、女神の身体は徐々に半透明になって薄れ始めた。
「っと。約束破ってここに来ちゃったもんだから、そろそろ戻らなきゃ。それじゃあ元気でね。くれぐれも死ぬんじゃないわよ」
女神がそう口にした瞬間、目の前が白い光に覆われ、少年は眩しさのあまり瞼を閉じるのだった。
◇◆◇◆
ピピピッと朝を告げる電子音が部屋中に鳴り響く。
「んー……」
照真は布団に潜った状態のまま、手を出して枕元にある目覚まし時計を止めた。二度寝したい気持ちに駆られながら、ゆっくりと起き上がる。寝起きで頭がぼーっとする中、欠伸を溢す。
「久々に見たな……。俺が十歳の時だからもう九年前になるのか」
女神が去った後、照真は三重の伊勢神宮に引き取られた。最初は受け入れてもらえるだろうか、馴染めるだろうかと不安だったが、結果的にそのような心配は杞憂に終わったことを思い出す。
「にしても、あの時に会った女神と豊命似てたな……」
その容姿や雰囲気はほぼ豊命そのもののように思える。
しかし、 豊命の髪は浅葱色で、あの女神の髪は翠色。加えて豊命の方が数倍綺麗だったし、通常あの女神を含めた神はみな天界にいるはずだ。
多分、人違いだろう。世界にはそっくりさんが三人いるとも言うしな。
そう結論付け、妹は元気にしているだろうか。ふとそんなことを思い返す。女神が死後、安全な場所で預かるとは言っていたので、あまり心配はしていないが、やっぱり兄としては気になるというものだ。
「うお、やっべっ! 遅刻したら豊命に殺される……!」
ぼんやりと考え事をしていたら、すっかり時間を忘れてしまっていたようだ。
出勤時刻まで残り三十分。昨日の業務終わり、遅刻したら容赦しないと豊命から言われたのだ。彼女のことだ。間に合わなかったら物理的に雷が降るかもしれない。
布団から這い出た照真は急いで昨夜渡された調冥者の制服へと着替え出す。
白衣と銀鼠(ぎんねず)の袴を纏い、その上から襟のついた黒の小袖羽織を羽織る。
前はボタンで留めるタイプになっており、腰部分にはベルトが着いている。また、羽織の後ろの部分の裾は袴を覆うほどに長く、背中に回る形で赤い羽織紐が着いていた。
鏡で自分の姿を見てみるが、なかなかさまになっていた。着替えを終えた照真は、急いで出勤の準備をするのだった。
―――――――
【次回予告】
幽現界二日目。仕入れの手伝いをすることになった照真は薙華たちと共に書店へと向かう。
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そう絶望していると、針で全身を刺されるような視線を背後から感じ、少年は振り返る。龍の角の生えた長身の男が少年の首に向けて刀を振りかざしていた。
あぁ、このまま妹同様あの刀で殺されるのか。けど、この地獄から解放されるなら、ここで一緒に死ねるのならそれもいいかもしれない。
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すると、そこには身の丈を遥かに超える大鎌を持った女が長身の男と刃を交えていた。大鎌の柄部分には葉のついたツルの装飾が施されており、接合部には稲穂の紋章があった。
「チッ、間に合わなかったか……」
社の近くに倒れている両親を見たのか女は怒りを滲ませる。翠色の髪を三つ編みの団子にした彼女は透き通るような白い肌と黄金の瞳を持っていた。
(……人じゃない)
少年がそう感じている間にも、女は足に力を入れる。
次の瞬間、女の足場となっていた地面が割れ、彼女は大鎌で男の持っていた剣を弾き返す。男の体勢が崩れ、女は隙の出来た懐へ手に持っていた武器を振るう。
しかし男は刃が当たる直前で躱し、後ろへ跳躍。距離を取ったかと思えば、飛翔していた龍に向けて手を翳した。
その直後、飛翔して炎を吹きながら暴れ回っていた龍が光り、姿が消える。それと同時に男の手に白い玉が現れた。
「目的は果たした。もうここに用はない」
男はそう呟きながら、白い玉を懐に入れる。
「あっ! こら、待ちなさい!」
女は逃げようとする男に向かって声を飛ばすが、時すでに遅し。男は黒い靄となってその場から姿を消した。
「……無事?」
女は手に持っていた大鎌を消し、少年の方を振り返った。まっすぐこちらを見てくる金の瞳に、少年は戸惑いながらも、なんとか口を開く。
「あ、あぁ……。って、そうじゃない。妹がっ! 妹が大変なんだ! お前、神なんだろ⁉ ならこいつを助けてくれよ!」
冷たくなった妹をぎゅっと抱きしめながら女に向かって叫ぶ。すると、女は一瞬目を見開いた後、観念したかのように息を吐いた。
「バレてたか。えぇ、そう。私は正真正銘の神よ」
「だったらッ!」
女の言葉を聞き、半ば食い込むように少年は声を上げる。
父さんと母さんは無理かもしれないけど、せめて妹だけでも救ってくれ……!
懇願しながら女神の返事を待つ。数秒の沈黙の後、女は歯を食いしばってから重い口を開いた。
「……ごめんなさい。いくら神だとしても既に死んだ人間は助けられない」
「そんなっ……」
そう告げられ、少年は顔を下げる。
薄々分かっていた。自分の腕の中でだんだん冷たくなっていく妹はもう助からないと。でも、それでも神様ならなんとか助けてくれるかもしれない。
そう目の前の女神を見た時に思った。けど、現実は非常で、神ですら死という運命は変えられないという。
両親だけでなく、妹まで失った。自分はどうやって生きていけばいい。そもそも生きる意味はあるのか。もういっそのこと女神の持つ大鎌で殺してくれればいいのに。
死にたい欲に駆られていると、女神の手が肩に置かれた。
「けれど、死後、安全な場でこの子を含めたあなたの家族を預かることは出来る」
「……っ、本当か?」
「えぇ」
目線を合わせるようにして言われ、少年が顔を上げると、女神は少年の言葉に力強く、確固たる意志を持って頷いた。
「その代わり何があっても命を投げ出すような真似はしないこと。神たるこの私に助けてもらったんだから、失った家族の分まで生きて幸せになりなさい」
そう言うと、女神は朽ちた社の傍まで行き、地面に落ちていた一振りの剣を拾う。それは父があの長身の男と対峙していた時に使っていたものだ。
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「そして、この剣であの龍を、妹を殺した祟魔を討てるぐらいに強くなって多くの人を救いなさい。それが祓術師の家系に生まれた、残されたあなたに唯一できることよ」
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銘は禍祓剣。この剣は千年以上前、この神社に奉納された宝物の一つで、遥か昔この地に現れた悪龍と戦ったときに使用され、封印にまで追い込んだ退魔の剣とされる。
「……分かった」
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女神はその場にしゃがむと軽く微笑みながら、少年の頭を撫でる。先ほどまで切羽詰まった状況に置かれていたからか、撫でられた手はひどく温かく感じられた。
女神は少年の頭から手を離すと、立ち上がる。彼女に目を向けると、女神の身体は徐々に半透明になって薄れ始めた。
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