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仕事を辞めた後
さて、仕事を辞めた後ですが僕に休む暇はありませんでした。
辞めた後には各種手続きが必要です。
それは、うつ病で無気力な状態でも関係ありません。
幸い、両親がその辺りを手伝ってくれたので本当に一人でそう言う事後処理をやった人に比べれば、まだマシだと思います。
まあ、それでも大変でしたけどね・・・。
その処理をしなければお金が吹き飛びますから・・・。
そして、失業保険を受給することになりました。
その期間は10ヶ月。
待期期間は7日なのでかなり好待遇です。
まあ、退職理由が自己退職の場合は待期期間3ヶ月。
その間にバイトなどをやると失業保険の待機期間がその分伸びてしまうので自己退職だけは止めた方がいいです。
「退職金でその間暮らせばいいんじゃないかな?」と思った人は要注意です。
退職金が支払われるのは数か月かかります。
その間は自分の貯蓄で何とかやって行かなければいけません。
貯蓄がない人は・・・考えただけで恐ろしいですね。
再就職
さて、10ヶ月の間何もやっていないわけではありません。
うつ病も会社を辞めたらだいぶ良くなりました。
そして、何度か面接を受けて職業訓練を受けて再就職を果たしました。
再就職先は小さな町工場でした。
まあ、介護から技術職と畑違いの就職先に行きました。
そこの社長さんや同僚の皆さんはものすごくよい方でした。
給料も介護の時に比べると上がり正直良かったです。
2回目の自殺未遂
しかし、そんな生活も長くは続きませんでした。
少しのミスですぐに落ち込み、会社に行くのが怖くなってきました。
そのミスの原因は前の職場での扱いに関係していました。
前の職場ではミスをすれば理不尽なくらいに怒られました。
相談をしても「そんなこと自分で考えろ!」と怒られ、失敗すれば「なんで、相談しなかったの!?」と矛盾したことを言ってくる始末。
それで僕は誰かに相談しても無駄、無駄どころか余計な面倒ごとが降りかかってくるので自分ひとりで考えて行動するようになりました。
まあ、それで前の職場ではとりあえずはやってこれたものですからそれが染みついてしまったんですよね・・・。
しかし、新しい職場では全く逆でした。
丁寧に教えてくれるし、相談することが当たり前。
そこに戸惑いを感じたのです。
正直、やり難かったです。
もちろん、それは嬉しいです。
丁寧に教えてくれるし、少しの失敗があっても「今度は気を付けてね」と励ましてもくれました。
しかし、僕はその裏の言葉を考えてしまうのです。
「今度は気を付けてね」が「次はないからな!」というように変換されるのです。
もちろん、同僚や社長がそんなことを思っていないと思っていました。
でも、ずっと否定されてきた僕にはその言葉すら素直に受け入れることが出来ませんでした。
そんなある日、仕事で結構なミスをしてしまいました。
その時にはさすがに社長から強めな注意を受けました。
健康な精神を持っている人なら少し落ち込んだ後、今度は気を付けようと思うかもしれませんがその時にはうつ病の魔の手が僕に迫ってきていたのです。
その頃、また一人暮らしをしていたのも悪かったですね。
僕はまず洗剤を混ぜて一酸化中毒自殺を試みました。
しかし、5分ほど頑張ったのですが死ぬことが出来ず断念。
そこで、諦めが付けばよかったのですが僕にはもう一つの自殺の方法が近くにあったのです。
それがODです。
翌日、体調不慮の電話を会社に入れ休みました。
そして、前回の2倍である400錠を飲みました。
地獄のような時間
正直、記憶がありません。
気が付いたら僕は台所で水道水をがぶ飲みしていました。
そして、飲んだ水を吐いてまた飲んで、吐いての繰り返し・・・。
身体は冷え切っており耐えられなくなった僕は這って寝室まで行き毛布を持ってきて包まりました。
その間も吐き気は止まらず血を吐きました。
もう、色はどす黒かったです。
吐いた血はドボドボと台所のシンクを汚して息が出来なくなり「あっ・・・これは死ぬんだな。」と恐怖が半分、これで楽になれるという安心感が半分の状態で目を閉じました。
しかし、その時は訪れませんでした。
息苦しくはありましたがそれでも生きていました。
血を吐き、水を飲んでは吐きを繰り返すこと2日過ぎた時、僕のスマホに着信が入りました。
それは社長からの電話で僕の安否を心配するモノでした。
その時の会話は覚えていませんが僕は助けを求めたのだと思います。
その後、救急車で救急搬送され何とか一命はとりとめました。
さて、仕事を辞めた後ですが僕に休む暇はありませんでした。
辞めた後には各種手続きが必要です。
それは、うつ病で無気力な状態でも関係ありません。
幸い、両親がその辺りを手伝ってくれたので本当に一人でそう言う事後処理をやった人に比べれば、まだマシだと思います。
まあ、それでも大変でしたけどね・・・。
その処理をしなければお金が吹き飛びますから・・・。
そして、失業保険を受給することになりました。
その期間は10ヶ月。
待期期間は7日なのでかなり好待遇です。
まあ、退職理由が自己退職の場合は待期期間3ヶ月。
その間にバイトなどをやると失業保険の待機期間がその分伸びてしまうので自己退職だけは止めた方がいいです。
「退職金でその間暮らせばいいんじゃないかな?」と思った人は要注意です。
退職金が支払われるのは数か月かかります。
その間は自分の貯蓄で何とかやって行かなければいけません。
貯蓄がない人は・・・考えただけで恐ろしいですね。
再就職
さて、10ヶ月の間何もやっていないわけではありません。
うつ病も会社を辞めたらだいぶ良くなりました。
そして、何度か面接を受けて職業訓練を受けて再就職を果たしました。
再就職先は小さな町工場でした。
まあ、介護から技術職と畑違いの就職先に行きました。
そこの社長さんや同僚の皆さんはものすごくよい方でした。
給料も介護の時に比べると上がり正直良かったです。
2回目の自殺未遂
しかし、そんな生活も長くは続きませんでした。
少しのミスですぐに落ち込み、会社に行くのが怖くなってきました。
そのミスの原因は前の職場での扱いに関係していました。
前の職場ではミスをすれば理不尽なくらいに怒られました。
相談をしても「そんなこと自分で考えろ!」と怒られ、失敗すれば「なんで、相談しなかったの!?」と矛盾したことを言ってくる始末。
それで僕は誰かに相談しても無駄、無駄どころか余計な面倒ごとが降りかかってくるので自分ひとりで考えて行動するようになりました。
まあ、それで前の職場ではとりあえずはやってこれたものですからそれが染みついてしまったんですよね・・・。
しかし、新しい職場では全く逆でした。
丁寧に教えてくれるし、相談することが当たり前。
そこに戸惑いを感じたのです。
正直、やり難かったです。
もちろん、それは嬉しいです。
丁寧に教えてくれるし、少しの失敗があっても「今度は気を付けてね」と励ましてもくれました。
しかし、僕はその裏の言葉を考えてしまうのです。
「今度は気を付けてね」が「次はないからな!」というように変換されるのです。
もちろん、同僚や社長がそんなことを思っていないと思っていました。
でも、ずっと否定されてきた僕にはその言葉すら素直に受け入れることが出来ませんでした。
そんなある日、仕事で結構なミスをしてしまいました。
その時にはさすがに社長から強めな注意を受けました。
健康な精神を持っている人なら少し落ち込んだ後、今度は気を付けようと思うかもしれませんがその時にはうつ病の魔の手が僕に迫ってきていたのです。
その頃、また一人暮らしをしていたのも悪かったですね。
僕はまず洗剤を混ぜて一酸化中毒自殺を試みました。
しかし、5分ほど頑張ったのですが死ぬことが出来ず断念。
そこで、諦めが付けばよかったのですが僕にはもう一つの自殺の方法が近くにあったのです。
それがODです。
翌日、体調不慮の電話を会社に入れ休みました。
そして、前回の2倍である400錠を飲みました。
地獄のような時間
正直、記憶がありません。
気が付いたら僕は台所で水道水をがぶ飲みしていました。
そして、飲んだ水を吐いてまた飲んで、吐いての繰り返し・・・。
身体は冷え切っており耐えられなくなった僕は這って寝室まで行き毛布を持ってきて包まりました。
その間も吐き気は止まらず血を吐きました。
もう、色はどす黒かったです。
吐いた血はドボドボと台所のシンクを汚して息が出来なくなり「あっ・・・これは死ぬんだな。」と恐怖が半分、これで楽になれるという安心感が半分の状態で目を閉じました。
しかし、その時は訪れませんでした。
息苦しくはありましたがそれでも生きていました。
血を吐き、水を飲んでは吐きを繰り返すこと2日過ぎた時、僕のスマホに着信が入りました。
それは社長からの電話で僕の安否を心配するモノでした。
その時の会話は覚えていませんが僕は助けを求めたのだと思います。
その後、救急車で救急搬送され何とか一命はとりとめました。
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