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28話 冒険者になろう
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翌日。
僕達はシニネン王国に向かう馬車を探した。
すると、一台の馬車がシニネン王国に向かうとのことで僕達も同行することにした。
同行するにあたって馬車の護衛をすることになりその商人が雇っている冒険者と共に警護に当たっていた。
「ほう・・・。お金を稼ぐ方法を聞きたいと?」
「はい。正直路銀が心もとないのでよい働き口はないかと思いまして・・・。」
僕がそう聞くと、一緒に同行していた冒険者のリーダー、スーダンさんが少し考えるそぶりを見せる。
「そうさな・・・。アンタらが下級でも貴族様なら王城に勤めるという選択肢もあるんだが、それ以外だと冒険者だな。」
「冒険者ですか?」
「ああ・・・。まあ、簡単に説明すると何でも屋だな。迷子の猫の探索からモンスター討伐まで手広くやる。」
「それってどれぐらい稼げるんですか?」
「ピンきりだな。迷子の猫の探索みたいなものは子供の小遣い程度しか稼げねぇがモンスター討伐なんかは大物になれば物凄い額が手元に入る。まあ、その分危険だがな・・・。」
「そうですか・・・。」
聞いた限りでは冒険者になるのが一番無難みたいだ。
「冒険者にはどうすればなれるのですか?」
「そりゃ、ギルドに行って試験を受ければいいんだよ。能力テストを行うんだがそこで一定の力を見せれば合格だな。」
スーダンさんはさらに詳しく教えてくれる。
冒険者のランクはE~Sに区分されており依頼を達成するごとにランクが上がっていく。
「Sランクの冒険者は王宮からの依頼も受けることがある一握りの連中だ。まあ、普通に生活をして行こうと考えるならBランクを目指せばいいさ。」
「わかりました。色々教えてくださり、ありがとうございます。」
「ああ。お前さんも頑張れよ。」
僕はスーダンさんにお礼を言う。
そして、前を歩いているアルスに声を掛ける。
「アルス、話があるんだけど・・・。」
「冒険者になろうって話だろ?」
「えっ!?なんでわかったの?」
「獣人の耳をなめるなよ?ショウマの話声くらい聞こえるんだよ。」
アルスは呆れながら言う。
「まあ、俺は賛成だな。正直、冒険者というのも楽しそうだし!」
「そうだね。」
僕は内心ワクワクしていた。
血沸き踊る冒険の旅。強大なモンスター。迷宮に眠るお宝。
ワクワクしない男などいないだろう!
「じゃあ、シニネン王国に着いたら冒険者登録をしようぜ!」
「うん!」
僕達の目的は決まった。
その夜。
夕飯後、僕とマリア王女は焚火を囲む。
この時間の見張りは僕達だ。
「マリアさんは冒険者になることについてどう思う?」
「少し危険な感じもしますけど、私もショウマ様たちには賛成です。」
「そうか・・・。でも、マリアさんやミーシャさんって戦うのは大丈夫なの?」
「それは大丈夫です。私たち王族も戦闘訓練は一通りしていますので。」
「そうなの?」
「はい。アルス兄様は剣術を・・・。お姉さまは槍術を得意としています。私は弓術が得意です。」
「へぇ・・・。」
何だか意外だ。
特にマリア王女は呪いの影響で倒れていたイメージからか弱いイメージが強かったから・・・。
「ショウマ様の場合は格闘術でしょうか?」
「そうだね。我流だけど・・・。」
「我流なんですか?」
「うん。僕の場合、戦闘訓練を受けさせてもらえなかったから・・・。」
「そうなんですね。」
城に居た頃は訓練で怪我をすると大変とのことで美香姉さんに止められたっけ・・・。
まあ、結局森でシルビアや魔物たちに訓練を付けてもらうことになったけど・・・。
「もしだったら、ダグラスに教えてもらうとよいかもしれません。」
「ダグラスさんに?」
「はい。ダグラスは武術全般を習得していると姉さまが言っていたのできっとショウマ様の助けになると思います。」
「そっか・・・。時間がある時にでもお願いしようかな?」
「はい。私からも言っておきますね。」
僕達は交代の時間まで話をしているのだった。
僕達はシニネン王国に向かう馬車を探した。
すると、一台の馬車がシニネン王国に向かうとのことで僕達も同行することにした。
同行するにあたって馬車の護衛をすることになりその商人が雇っている冒険者と共に警護に当たっていた。
「ほう・・・。お金を稼ぐ方法を聞きたいと?」
「はい。正直路銀が心もとないのでよい働き口はないかと思いまして・・・。」
僕がそう聞くと、一緒に同行していた冒険者のリーダー、スーダンさんが少し考えるそぶりを見せる。
「そうさな・・・。アンタらが下級でも貴族様なら王城に勤めるという選択肢もあるんだが、それ以外だと冒険者だな。」
「冒険者ですか?」
「ああ・・・。まあ、簡単に説明すると何でも屋だな。迷子の猫の探索からモンスター討伐まで手広くやる。」
「それってどれぐらい稼げるんですか?」
「ピンきりだな。迷子の猫の探索みたいなものは子供の小遣い程度しか稼げねぇがモンスター討伐なんかは大物になれば物凄い額が手元に入る。まあ、その分危険だがな・・・。」
「そうですか・・・。」
聞いた限りでは冒険者になるのが一番無難みたいだ。
「冒険者にはどうすればなれるのですか?」
「そりゃ、ギルドに行って試験を受ければいいんだよ。能力テストを行うんだがそこで一定の力を見せれば合格だな。」
スーダンさんはさらに詳しく教えてくれる。
冒険者のランクはE~Sに区分されており依頼を達成するごとにランクが上がっていく。
「Sランクの冒険者は王宮からの依頼も受けることがある一握りの連中だ。まあ、普通に生活をして行こうと考えるならBランクを目指せばいいさ。」
「わかりました。色々教えてくださり、ありがとうございます。」
「ああ。お前さんも頑張れよ。」
僕はスーダンさんにお礼を言う。
そして、前を歩いているアルスに声を掛ける。
「アルス、話があるんだけど・・・。」
「冒険者になろうって話だろ?」
「えっ!?なんでわかったの?」
「獣人の耳をなめるなよ?ショウマの話声くらい聞こえるんだよ。」
アルスは呆れながら言う。
「まあ、俺は賛成だな。正直、冒険者というのも楽しそうだし!」
「そうだね。」
僕は内心ワクワクしていた。
血沸き踊る冒険の旅。強大なモンスター。迷宮に眠るお宝。
ワクワクしない男などいないだろう!
「じゃあ、シニネン王国に着いたら冒険者登録をしようぜ!」
「うん!」
僕達の目的は決まった。
その夜。
夕飯後、僕とマリア王女は焚火を囲む。
この時間の見張りは僕達だ。
「マリアさんは冒険者になることについてどう思う?」
「少し危険な感じもしますけど、私もショウマ様たちには賛成です。」
「そうか・・・。でも、マリアさんやミーシャさんって戦うのは大丈夫なの?」
「それは大丈夫です。私たち王族も戦闘訓練は一通りしていますので。」
「そうなの?」
「はい。アルス兄様は剣術を・・・。お姉さまは槍術を得意としています。私は弓術が得意です。」
「へぇ・・・。」
何だか意外だ。
特にマリア王女は呪いの影響で倒れていたイメージからか弱いイメージが強かったから・・・。
「ショウマ様の場合は格闘術でしょうか?」
「そうだね。我流だけど・・・。」
「我流なんですか?」
「うん。僕の場合、戦闘訓練を受けさせてもらえなかったから・・・。」
「そうなんですね。」
城に居た頃は訓練で怪我をすると大変とのことで美香姉さんに止められたっけ・・・。
まあ、結局森でシルビアや魔物たちに訓練を付けてもらうことになったけど・・・。
「もしだったら、ダグラスに教えてもらうとよいかもしれません。」
「ダグラスさんに?」
「はい。ダグラスは武術全般を習得していると姉さまが言っていたのできっとショウマ様の助けになると思います。」
「そっか・・・。時間がある時にでもお願いしようかな?」
「はい。私からも言っておきますね。」
僕達は交代の時間まで話をしているのだった。
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