46 / 120
8話 銃撃でお仕事
2
しおりを挟む
イベントがはじまると、緋王様の神々しい人間性が炸裂した。
「皆さん、今日はお忙しいところ、完成披露試写会イベントにお越しくださり、本当にありがとうございます。原作者の先生や監督、キャスト、スタッフが一丸となって、愛を込めて作った作品です。ぜひ皆さんにもたくさん愛していただけると嬉しいです。今日はよろしくお願いします」
礼儀正しい主演挨拶! そしてその後、次から次へと緋王様の素晴らしい人間性を表すようなエピソードがキャストや監督から紹介される。
「毎日、キャストやスタッフ全員に差し入れを手渡しでくれるんです、感謝の言葉とともに」
「主演が決まってすぐ、監督と原作者の意図をしっかり反映したいから話しを聞く機会が欲しいって話をもらって。3人で、3時間以上話したんです。その時の彼の真剣なまなざしで、この作品は成功する、絶対最高の作品になるって確信しました。作品と役柄に本気で真摯に取り組んでくれた。彼以上にこの作品の主演にふさわしい俳優はいません」
「あれだけのアクションをスタントマンなしにこなせる俳優は、なかなかいないと思ってて。もともとの身体能力の高さもあるんでしょうけど、僕は知ってるんです。毎日夜遅くまで撮影した後、ジムに行って努力していたこと。誰にも何も言わずに密かにやっているのが、彼の人柄を表しているというか……本当に最高の俳優です」
称賛の言葉をもらっても、緋王様は静かに俯き、ときどきかすかに首を振るばかり……。その所作も美しいが、最後にマイクを持った緋王様は、とても謙虚に「恐縮です」と呟いた。
「皆さんにお褒めいただきましたけど、僕がここにいられるのは、本当に皆さんのおかげやと思ってて。ここにいる人たちだけじゃなくて、それこそアクション指導の先生とか、ジムのインストラクターさんとか、本当にたくさんの人たちに助けてもらって、ここまでこられました。何より応援してくださるファンの皆さんのおかげです。いつも僕にたくさんの愛と力をくださり、ありがとうございます」
深々と礼をする緋王様に、大きな拍手が浴びせられる。私も感動で涙を浮かべながら、拍手を送った。
ああ、素晴らしい。なんて人格者。人間的魅力の塊。好きすぎる……!
「皆さん、今日はお忙しいところ、完成披露試写会イベントにお越しくださり、本当にありがとうございます。原作者の先生や監督、キャスト、スタッフが一丸となって、愛を込めて作った作品です。ぜひ皆さんにもたくさん愛していただけると嬉しいです。今日はよろしくお願いします」
礼儀正しい主演挨拶! そしてその後、次から次へと緋王様の素晴らしい人間性を表すようなエピソードがキャストや監督から紹介される。
「毎日、キャストやスタッフ全員に差し入れを手渡しでくれるんです、感謝の言葉とともに」
「主演が決まってすぐ、監督と原作者の意図をしっかり反映したいから話しを聞く機会が欲しいって話をもらって。3人で、3時間以上話したんです。その時の彼の真剣なまなざしで、この作品は成功する、絶対最高の作品になるって確信しました。作品と役柄に本気で真摯に取り組んでくれた。彼以上にこの作品の主演にふさわしい俳優はいません」
「あれだけのアクションをスタントマンなしにこなせる俳優は、なかなかいないと思ってて。もともとの身体能力の高さもあるんでしょうけど、僕は知ってるんです。毎日夜遅くまで撮影した後、ジムに行って努力していたこと。誰にも何も言わずに密かにやっているのが、彼の人柄を表しているというか……本当に最高の俳優です」
称賛の言葉をもらっても、緋王様は静かに俯き、ときどきかすかに首を振るばかり……。その所作も美しいが、最後にマイクを持った緋王様は、とても謙虚に「恐縮です」と呟いた。
「皆さんにお褒めいただきましたけど、僕がここにいられるのは、本当に皆さんのおかげやと思ってて。ここにいる人たちだけじゃなくて、それこそアクション指導の先生とか、ジムのインストラクターさんとか、本当にたくさんの人たちに助けてもらって、ここまでこられました。何より応援してくださるファンの皆さんのおかげです。いつも僕にたくさんの愛と力をくださり、ありがとうございます」
深々と礼をする緋王様に、大きな拍手が浴びせられる。私も感動で涙を浮かべながら、拍手を送った。
ああ、素晴らしい。なんて人格者。人間的魅力の塊。好きすぎる……!
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる