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番外編
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ラビは帰還した二日後、一応と言われて精密検査を受けた。シャンディからも検査結果は受け取っていたのだが、自国の医者が出した結果を確認したアーデルはショックを隠しきれなかった。ラビの前でなんとか気丈に振る舞おうとはしていたが、それでもやはり顔に出てしまっていた。
「アイリス姉さんは毒のスペシャリストで、調合がすごく上手いんです。苦しませるよりも即死を狙う傾向が強くて、僕がこうして生きているのはもはや奇跡のようなものです」
自分の身体のことは自分が一番わかっていると言わんばかりの発言にアーデルは何度涙したかわからない。
「何も今日明日死んでしまうわけではないんですから泣かないでください。ようやくアーデルのもとへ帰ってこられたのに」
「ごめんなさい」
体内に毒の反応があり、傷口を見ると壊死している部分もあるように見えると医者は言った。できる限りの処置は施したとシャンディは言ったし、それを嘘だとも思ってはいない。ラビを城から運び出し、ラビを救うために必死になったに違いない。自己満足の愛だが、今回ばかりはその愛に感謝しかなかった。
ラビは既に聞いているのか、それとも知るつもりがないのか、アーデルにも医者にも「余命は?」とは聞かなかった。聞かれたところで誰にも答えられるものではないと医者は言っていた。
『こればかりはわからない。見たところ彼は回復傾向にある。もしかするとすぐに施された処置が良かったのかもしれない。毒消しはそう簡単に手に入る物ではないが、手に入らないわけでもない。彼の身体はもしかすると毒への耐性があり、毒消しを使われたのも早かったのかもしれない。だとすると今の彼の状態も納得がいく』と。
アイリスは即死を狙う傾向が強いとラビは言った。城の中は血だらけで、ワーナーの人間のほとんどが遺体で見つかったと言っていた。ラビを粗末に扱っていた彼らにとって裏切り者となった者を殺さず生かしてまた味方に、と考えるはずがない。圧をかければ土下座して震えていたような弟が牙を向いた。その覚悟を疑うはずもなく、技量を知っていれば警戒だけでは済まない。万全の準備で迎え撃つつもりだっただろう。
「毒は……大丈夫なのですか?」
「一応、幼い頃から多少の訓練は受けているんです」
「でも、彼女はそれを見越した上で毒の調合をしたのでは……」
かぶりを振るラビが苦笑する。
「彼女が思っていたよりもずっと多くの毒を僕は受けていた、ということでしょうね。吐血し、激痛にのたうち回って、叫んで、寝込んで、元気になったらまた同じことの繰り返し。それは僕だけでなくワーナー家の人間は皆一律に同じ訓練を受けます。でも、僕に使われていた毒の量だけが違った」
他の兄弟の訓練後の様子を見ていたからこそわかること。
「じゃあ、彼女がそれを見越した上で調合していたとしたら……」
「あの場で死んでいたと思います」
訓練は父親が一人で行う。誰も付き添わせない。だからアイリスはラビの訓練にどれほどの毒が使われているか知らなかった。普通なら即死する量ではラビは死なず、皮膚が壊死する部分があったとしても身体のほとんどは正常に機能していた。
戦争に行く者として、ヒュドールの死神として育てられたラビだから生き残れたのだと大波のように押し寄せる安堵にアーデルは上半身をベッドの上に倒した。ベッドに入っているラビの足の上に乗り、安堵から溢れる涙を染み込ませる姿を見ながらラビは広がる柔らかな髪を撫でる。
髪が動くとアーデルの香りがする。帰ってきたのだと実感できる。
「アーデル、もう泣かないでください」
「ごめんなさい。そうですね。あなたが帰ってきたのに涙なんておかしいですよね」
「笑ってほしいんです。あなたの笑顔が見たいとずっと思っていたから」
そのまま顔を振って涙を拭うとラビの微笑みを見て笑顔を見せるもやはり涙が溢れる。もう二度と会えないと思っていた相手がそこにいる。触れられる距離にいて、話ができている現実がまだ受け止められない。一ヶ月前に下された彼の死。帰ってこないということは、連絡がないということはそういうことだ、と誰もが口を揃えた。
犠牲はあまりにも多く、これはアステルの王でさえ嘆いていた。
『戦争がいかに愚行であるかを改めて思い知ることとなった』
アステルの兵たちは帰らなかった。多くの兵士が頭を撃ち抜かれて死んでいたという。ラビは心のどこかでジュベールの嘘だと思っていた。自分を動揺させるための嘘だと。
だが、ジュベールは卑怯者だから遠距離攻撃であるライフル銃で敵兵の頭を撃ち抜くことはもはやゲームとしか思っていなかっただろう。見つかったところで門の外にいる兵士が追ってくることはなく、自分は狙われないと確信を持って動いていたはず。
鳴りそうになった喉を抑え、気にしていない素ぶりをするので精一杯だった。
「アーデル、こっちへ来てください」
両手を伸ばすラビに頷き、反対側へと回ってベッドに腰掛けたアーデルをラビが抱きしめた。
「顔をよく見せてください」
「見えにくいのですか?」
過剰に心配するアーデルに違うとかぶりを振るラビが頬に手を添えて真っ直ぐ見つめるとそのまま唇を重ねる。触れるだけの軽いものではなく、触れたまま目を閉じて相手の温度を唇から感じられる時間があるほど長いもの。
アーデルの腕も自然とラビの首へと回り、互いの間にできている隙間を埋めるように密着させていく。
「戦えなくなった僕に価値はなくなってしまいましたが──いたっ!」
グキッと音がするほど強く顔を押されたことで思わず声を上げるも、アーデルは顔を押し続ける。
「価値がなくなったわけないじゃないですか! どうしてキスの合間にそんなくだらないことを言うんですか!」
ロマンがないと言っていた相手の言葉を認めたくなるほどの無粋さに怒るアーデルの手首を取って違うと苦笑するラビが言った。
「それでも僕はあなたの傍にいたいし、いさせてくれますか?って聞こうとしていたんです」
「戦えなくなった僕に価値は無くなってしまいましたが、を言い直してください」
少しキザな言い方をしようとしたばかりにと後悔しながらもラビは言い直すことにした。
「アイリス姉さんは毒のスペシャリストで、調合がすごく上手いんです。苦しませるよりも即死を狙う傾向が強くて、僕がこうして生きているのはもはや奇跡のようなものです」
自分の身体のことは自分が一番わかっていると言わんばかりの発言にアーデルは何度涙したかわからない。
「何も今日明日死んでしまうわけではないんですから泣かないでください。ようやくアーデルのもとへ帰ってこられたのに」
「ごめんなさい」
体内に毒の反応があり、傷口を見ると壊死している部分もあるように見えると医者は言った。できる限りの処置は施したとシャンディは言ったし、それを嘘だとも思ってはいない。ラビを城から運び出し、ラビを救うために必死になったに違いない。自己満足の愛だが、今回ばかりはその愛に感謝しかなかった。
ラビは既に聞いているのか、それとも知るつもりがないのか、アーデルにも医者にも「余命は?」とは聞かなかった。聞かれたところで誰にも答えられるものではないと医者は言っていた。
『こればかりはわからない。見たところ彼は回復傾向にある。もしかするとすぐに施された処置が良かったのかもしれない。毒消しはそう簡単に手に入る物ではないが、手に入らないわけでもない。彼の身体はもしかすると毒への耐性があり、毒消しを使われたのも早かったのかもしれない。だとすると今の彼の状態も納得がいく』と。
アイリスは即死を狙う傾向が強いとラビは言った。城の中は血だらけで、ワーナーの人間のほとんどが遺体で見つかったと言っていた。ラビを粗末に扱っていた彼らにとって裏切り者となった者を殺さず生かしてまた味方に、と考えるはずがない。圧をかければ土下座して震えていたような弟が牙を向いた。その覚悟を疑うはずもなく、技量を知っていれば警戒だけでは済まない。万全の準備で迎え撃つつもりだっただろう。
「毒は……大丈夫なのですか?」
「一応、幼い頃から多少の訓練は受けているんです」
「でも、彼女はそれを見越した上で毒の調合をしたのでは……」
かぶりを振るラビが苦笑する。
「彼女が思っていたよりもずっと多くの毒を僕は受けていた、ということでしょうね。吐血し、激痛にのたうち回って、叫んで、寝込んで、元気になったらまた同じことの繰り返し。それは僕だけでなくワーナー家の人間は皆一律に同じ訓練を受けます。でも、僕に使われていた毒の量だけが違った」
他の兄弟の訓練後の様子を見ていたからこそわかること。
「じゃあ、彼女がそれを見越した上で調合していたとしたら……」
「あの場で死んでいたと思います」
訓練は父親が一人で行う。誰も付き添わせない。だからアイリスはラビの訓練にどれほどの毒が使われているか知らなかった。普通なら即死する量ではラビは死なず、皮膚が壊死する部分があったとしても身体のほとんどは正常に機能していた。
戦争に行く者として、ヒュドールの死神として育てられたラビだから生き残れたのだと大波のように押し寄せる安堵にアーデルは上半身をベッドの上に倒した。ベッドに入っているラビの足の上に乗り、安堵から溢れる涙を染み込ませる姿を見ながらラビは広がる柔らかな髪を撫でる。
髪が動くとアーデルの香りがする。帰ってきたのだと実感できる。
「アーデル、もう泣かないでください」
「ごめんなさい。そうですね。あなたが帰ってきたのに涙なんておかしいですよね」
「笑ってほしいんです。あなたの笑顔が見たいとずっと思っていたから」
そのまま顔を振って涙を拭うとラビの微笑みを見て笑顔を見せるもやはり涙が溢れる。もう二度と会えないと思っていた相手がそこにいる。触れられる距離にいて、話ができている現実がまだ受け止められない。一ヶ月前に下された彼の死。帰ってこないということは、連絡がないということはそういうことだ、と誰もが口を揃えた。
犠牲はあまりにも多く、これはアステルの王でさえ嘆いていた。
『戦争がいかに愚行であるかを改めて思い知ることとなった』
アステルの兵たちは帰らなかった。多くの兵士が頭を撃ち抜かれて死んでいたという。ラビは心のどこかでジュベールの嘘だと思っていた。自分を動揺させるための嘘だと。
だが、ジュベールは卑怯者だから遠距離攻撃であるライフル銃で敵兵の頭を撃ち抜くことはもはやゲームとしか思っていなかっただろう。見つかったところで門の外にいる兵士が追ってくることはなく、自分は狙われないと確信を持って動いていたはず。
鳴りそうになった喉を抑え、気にしていない素ぶりをするので精一杯だった。
「アーデル、こっちへ来てください」
両手を伸ばすラビに頷き、反対側へと回ってベッドに腰掛けたアーデルをラビが抱きしめた。
「顔をよく見せてください」
「見えにくいのですか?」
過剰に心配するアーデルに違うとかぶりを振るラビが頬に手を添えて真っ直ぐ見つめるとそのまま唇を重ねる。触れるだけの軽いものではなく、触れたまま目を閉じて相手の温度を唇から感じられる時間があるほど長いもの。
アーデルの腕も自然とラビの首へと回り、互いの間にできている隙間を埋めるように密着させていく。
「戦えなくなった僕に価値はなくなってしまいましたが──いたっ!」
グキッと音がするほど強く顔を押されたことで思わず声を上げるも、アーデルは顔を押し続ける。
「価値がなくなったわけないじゃないですか! どうしてキスの合間にそんなくだらないことを言うんですか!」
ロマンがないと言っていた相手の言葉を認めたくなるほどの無粋さに怒るアーデルの手首を取って違うと苦笑するラビが言った。
「それでも僕はあなたの傍にいたいし、いさせてくれますか?って聞こうとしていたんです」
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