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晩餐会
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あの後、無事に厨房でアレを受け取って2人に手土産にと渡した。
私が最近ハマっていた、東方の家庭で食べられているお菓子”おはぎ”なるものを。
やっと上手に出来たので、せっかくだから2人にも食べてもらいたかったの。
もちろん、トルディア家のみなさんと使用人さん一同からも太鼓判をもらっている。
実はタイミング良く、メイドさんの中に故郷が東方だという方がいて、ご自身の家庭での作り方や味のレクチャーまで手伝ってくれたの。
お菓子の出来栄えが悪くても、毎回きっちり味見をして意見をくれたし、細かいところまでアドバイスをくれた。
もうっ
ありがたすぎますっっ!!
アミカとヒイロには、東方のお菓子なの~と紹介して口に合うかはわからないけど帰宅してから食べてと伝えた。
ヒイロはもう今すぐにでも食べたそうな顔だったわ(笑)
あと、来週の晩餐会のことも参加の許可を貰ったからと招待状を送ることを約束してお開きになった。
はぁ・・もう来週かぁ~
なんだかバタバタしていたせいもあって、早かったなぁ。
晩餐会には久しぶりに家族とも会えるし、嬉しい。
なんとか落ち着いたけど、そこはやっぱりまだ10歳、親と兄が恋しいのだ。
そんなことを思いながら、日々の趣味になりつつあるレッスンや勉強にも積極的に取り組んでいると、あっという間に晩餐会の日になった。
今日は朝からミリーとカリナ、侯爵家のメイドも数人混じって支度をしてくれている。
仕上げをするのは”アスターの手仕事”のカナリアだ。
二日前にドレスと届けに来た際、当日は自分も仕上げに来るのでと言伝をしていったみたい。
仕上げ???と思っていたら、髪飾りに小さな空色のメレ宝石を散りばめてくれた。
コレは先にやると落ちてしまうとのことで、仕上げの時でないと無理なのだそう。
とってもキレイで可愛い。
そうこうしていると、夕方なりみんな会場入りする。
私は本来はキッシュ家として入るはずが・・?なぜ??
トルディア家側で連れられてしまった。
えぇぇぇなんで???
混乱しているうちに会場である大広間に着いて席まで案内されてしまった。
ミラ様とリオル様の間にだ。
両家ともニコニコしており、特段ダメな感じは見受けられないけど。
私は段取りがまだ良くわかっていないから、誘導されるがままなのだけど。
「今宵はトルディア家嫡男リオルとキッシュ家御息女クラナ嬢とのペア成立の晩餐会であります。
皆様、我々トルディア家へようこそおいでくださいました。
これからも両家の協力・発展を祈り、此度の縁に感謝と祝福を。
”サジレントの涙の元に”」
「「「「「「サジレントの涙の元に”」」」」」」
広間のみんなで祈りを捧げる姿勢をとる。
補足だけど、”サジレントの涙の元に”というのは、この世界の唯一神であられるサジレント神がみなの幸せを願って流した一粒の涙から多大なる祝福が得られ今日までこの世界が続いているという言い伝えから、
祝い事や弔いごと、協会での祈りごとの最後にはこの文言を唱えることになっている。
それからは和やかムードで食事会が始まり、食べ終わるとみんなで演奏したりダンスしたり、交流会だ。
リオル様にアミカとヒイロのことも親友だと紹介出来て、リオル様も今後もよろしくと伝えていた。
お兄様のペアであるキャステル令嬢も来てくれていたから、久しぶりに沢山お話して楽しかった♪
ついでだから、キャステル様にもアミカとヒイロを紹介したら、とても喜んでくれた。
繋がりは大事だもの。
お互いの家にとっても、個人にとっても人脈は財産なんだから。
リオル様とお兄様も何か話しているわね~
と、少し輪を外れて休憩しているとお母様とお父様が来てくれた。
「クラナ、元気そうで良かったよ。あれから体調などはどうだい?」
いつにも増して優しいお父様。
「えぇ、元気よ。
体調も問題ないし、最近はミラ様の勧めでダンスやマナーのレッスンに歴史やそのほかの勉強もしているの。
大変かなって思ったけど、案外楽しくって趣味みたいになっちゃってるの(笑)」
そんな娘を見て、そうかそうかと頷く。
「クラナ、頑張るのはいいけど無理はしないでね。
侯爵家の皆様にもお願いはしているけれど、あなたは抱え込んだり、無理しすぎるところがあるから。」
本当のことを言い当てられてバツが悪くなるけど、そこは今後も直していかなきゃいけないから指摘されてるんだろうな・・
「はい、お母様。ちゃんと周りを頼ります。」
「そうね、みんなあなたの味方よ。一人で抱え込まないで相談してちょうだいね。そのほうが、みんな嬉しいわよ」
ニコリと微笑まれて、お母様の温かさに涙が出た。
私が最近ハマっていた、東方の家庭で食べられているお菓子”おはぎ”なるものを。
やっと上手に出来たので、せっかくだから2人にも食べてもらいたかったの。
もちろん、トルディア家のみなさんと使用人さん一同からも太鼓判をもらっている。
実はタイミング良く、メイドさんの中に故郷が東方だという方がいて、ご自身の家庭での作り方や味のレクチャーまで手伝ってくれたの。
お菓子の出来栄えが悪くても、毎回きっちり味見をして意見をくれたし、細かいところまでアドバイスをくれた。
もうっ
ありがたすぎますっっ!!
アミカとヒイロには、東方のお菓子なの~と紹介して口に合うかはわからないけど帰宅してから食べてと伝えた。
ヒイロはもう今すぐにでも食べたそうな顔だったわ(笑)
あと、来週の晩餐会のことも参加の許可を貰ったからと招待状を送ることを約束してお開きになった。
はぁ・・もう来週かぁ~
なんだかバタバタしていたせいもあって、早かったなぁ。
晩餐会には久しぶりに家族とも会えるし、嬉しい。
なんとか落ち着いたけど、そこはやっぱりまだ10歳、親と兄が恋しいのだ。
そんなことを思いながら、日々の趣味になりつつあるレッスンや勉強にも積極的に取り組んでいると、あっという間に晩餐会の日になった。
今日は朝からミリーとカリナ、侯爵家のメイドも数人混じって支度をしてくれている。
仕上げをするのは”アスターの手仕事”のカナリアだ。
二日前にドレスと届けに来た際、当日は自分も仕上げに来るのでと言伝をしていったみたい。
仕上げ???と思っていたら、髪飾りに小さな空色のメレ宝石を散りばめてくれた。
コレは先にやると落ちてしまうとのことで、仕上げの時でないと無理なのだそう。
とってもキレイで可愛い。
そうこうしていると、夕方なりみんな会場入りする。
私は本来はキッシュ家として入るはずが・・?なぜ??
トルディア家側で連れられてしまった。
えぇぇぇなんで???
混乱しているうちに会場である大広間に着いて席まで案内されてしまった。
ミラ様とリオル様の間にだ。
両家ともニコニコしており、特段ダメな感じは見受けられないけど。
私は段取りがまだ良くわかっていないから、誘導されるがままなのだけど。
「今宵はトルディア家嫡男リオルとキッシュ家御息女クラナ嬢とのペア成立の晩餐会であります。
皆様、我々トルディア家へようこそおいでくださいました。
これからも両家の協力・発展を祈り、此度の縁に感謝と祝福を。
”サジレントの涙の元に”」
「「「「「「サジレントの涙の元に”」」」」」」
広間のみんなで祈りを捧げる姿勢をとる。
補足だけど、”サジレントの涙の元に”というのは、この世界の唯一神であられるサジレント神がみなの幸せを願って流した一粒の涙から多大なる祝福が得られ今日までこの世界が続いているという言い伝えから、
祝い事や弔いごと、協会での祈りごとの最後にはこの文言を唱えることになっている。
それからは和やかムードで食事会が始まり、食べ終わるとみんなで演奏したりダンスしたり、交流会だ。
リオル様にアミカとヒイロのことも親友だと紹介出来て、リオル様も今後もよろしくと伝えていた。
お兄様のペアであるキャステル令嬢も来てくれていたから、久しぶりに沢山お話して楽しかった♪
ついでだから、キャステル様にもアミカとヒイロを紹介したら、とても喜んでくれた。
繋がりは大事だもの。
お互いの家にとっても、個人にとっても人脈は財産なんだから。
リオル様とお兄様も何か話しているわね~
と、少し輪を外れて休憩しているとお母様とお父様が来てくれた。
「クラナ、元気そうで良かったよ。あれから体調などはどうだい?」
いつにも増して優しいお父様。
「えぇ、元気よ。
体調も問題ないし、最近はミラ様の勧めでダンスやマナーのレッスンに歴史やそのほかの勉強もしているの。
大変かなって思ったけど、案外楽しくって趣味みたいになっちゃってるの(笑)」
そんな娘を見て、そうかそうかと頷く。
「クラナ、頑張るのはいいけど無理はしないでね。
侯爵家の皆様にもお願いはしているけれど、あなたは抱え込んだり、無理しすぎるところがあるから。」
本当のことを言い当てられてバツが悪くなるけど、そこは今後も直していかなきゃいけないから指摘されてるんだろうな・・
「はい、お母様。ちゃんと周りを頼ります。」
「そうね、みんなあなたの味方よ。一人で抱え込まないで相談してちょうだいね。そのほうが、みんな嬉しいわよ」
ニコリと微笑まれて、お母様の温かさに涙が出た。
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