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魔酔いの森
第十五話
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厩舎の中央に、車座で話し込んでる一同が見えるけど……。
あれ? 姉妹が見当たらない? 外でも見掛けなかったような……。
「ショックだったみたい。部屋にいるから、後で声を掛けてあげて」
「うん。そうする」
簡単な挨拶を済ませて、トトリクさんの隣りに座った。
今の議題は、アーヤに贈ったネックレスのようだ。
「ノボル。これは本気なんだな?」
「ええ、お互いが離れていても、近くに感じられると思って贈ったものです」
尋ねたのは、第一世代のドドルギスさん。
鋭い印象を受けるのは、トトリクさん兄妹の父親だから?
セントーリス側から小さなどよめきが上がった。
羨望のような感嘆のような良く分からない声だ。
隣のアーヤは、胸を張って得意げな表情をしてるけど、説明してくれる様子はない。
トトリクさんに説明を求めたら、故国の逸話を話してくれた。
――国が滅ぶ直前、王は家族や家臣を逃がそうとしたが、王妃は留まると言って聞かなかった。
――王は自らの髪を切り、王妃の首に巻いて言った。
――「この首飾りは、どれだけ離れていても、今生の君を守り、来世の再会を約束する標となるだろう」
――王妃も自らの髪を切り、王の首に巻いて言った。
――「この首飾りは、どれだけ離れていても、私の存在を貴方に伝え、来世の縁を結ぶ紲となるでしょう」
あああ……、今生の別れのやつだった……。
隣のアーヤは、上気した表情で、ますます得意げだ。
ひょっとすると、リビングギフト的な意味合いよりも、想いの深さを伝えるエピソードなのかも。
「それにしても、恐ろしいものを作るのだな……」
僕の作ったネックレスは、アミュレットとタリスマンを兼ねるという。
確か、アミュレットが魔除けで、タリスマンがお守りだったような……。
水引の効果が、実際にあるとは思わなかった。
「とはいえ、互いの想いだけでは、解決できない問題があるのだ」
ドドルギスさんが、「ノボルは私達をどう見る?」と続けて質問した。
僕は最初からセントーリスの方が人数が多いと思ってたことを伝えた。
「そうだ。その上、子を成す者も減っている」
だから、生めるアーヤを取られたら困る、そう言いたいらしい。
「当人の意思は?」なんて言うつもりは無いけど、そんなに単純な問題じゃないと思う。
「僕の世界でも同じです。僕の一族はそれを『不倫の因果』と呼んでいました」
一族と言っても本家のことだ。
彼らにに正しさはないけど、全てが間違ってた訳でもないはず。
不倫の因果とは、「家庭を持つ男が、複数の女に手を出すと、女児の出生率が高くなり、長じて父親に似た男を渡り歩く。この連鎖が生まなくなるまで続く」というものだ。
それを聞いたセントーリスの一部が啜り泣き、セントーの大半がどよめいた。
あと、血統が濃くなり過ぎても、未熟児が生まれ易くなるのは一般常識だったとも伝えた。
「……だとしてもだ。少数の私達に出来ることは限られる。率いぬのなら従って貰う」
彼らの決意は固く、僕が責任を負える問題でもない。
「変えられないなら変わるしかない」これも本家の腹立たしい教えだけど従おう。
僕が意固地になってアーヤを繋ぎ止め、その結果、彼らの衰亡に拍車が掛かってしまったら、アーヤは自責の念から壊れてしまう可能性もある。
何よりも、温厚な彼らとは敵対したくない。
「私は大丈夫よ! 立派な子を生んでみせるわ!」
「アーヤ……」
「ノボルが誰かに生ませた子だって、一緒に育ててあげる」と無理して微笑むアーヤは、僕よりも遥かに大人だと思った。
「やっぱさー。ノボルって、ドヴィルザグ王の生まれ変わりなんじゃねえか?」
ウウゴさんの一言で、第一世代が騒然となって話し合いの幕は閉じた。
「ノボル! 双子の様子を見に行こ!」
ネックレスを回収したアーヤが、僕の手を引いて出口近くの部屋に案内してくれた。
ノックして開けると、ドアの前で聞き耳を立ててた姉妹が、僕を部屋の奥まで引っ張った。
「「ノボルさんも私達を置いてくの!?」」
「ちょ、ちょっとやめなさい!」
僕を藁の上に押し倒して、姉妹が鬼気迫った表情で、そう詰め寄った。
アーヤに引き剥がされ、泣き始めた。
「ごめんねノボル……」
「どういうこと?」
姉妹は、両親を早くに亡くして不安定な上、母体としても未熟で、産中産後の死亡リスクが高いから手を出すな。
アーヤは、王家の傍流で、セントーリスのリーダーでもあるので格下は手を出すな。
これが、アーヤが姉妹と行動している理由なのだとか。
「厄介者同士で、つるんでろって事よ……」
「うーん……」
それで、さっきアーヤがリーダーを辞めたから、姉妹が孤立してしまうと。
そうは言っても、種族の違う僕じゃ、どうすることも……。
いや、そうでもないか。
水引に効果があるなら、パワーストーンも有効かも。
姉妹が健康になれば、孤立しなくて済むはず。
健康に効果のある宝石と言えば……?
宝石学必携で読んだ気がする。
「あった! 六月の誕生石だ。『健康、長寿、富』、これだ!」
「誕生……何?」
姉妹を慰めてたアーヤが、怪訝そうに振り返った。
「アーヤ、真珠かムーンストーンって聞いたことある?」
「真珠は貝の中から出てくるやつ? ムーンストーンはないかな……」
姉妹が身に着ければ、健康促進の効果を得られる可能性があるし、六月の星座は双子座だから相性も良いはず。
信じて貰えるか分からないけど、そんな説明を試みてたら、意外な答えが帰ってきた。
「……フィシニウス領はね、貝を紐で吊るして、海の中で育ててるの」
その中から取り出した真珠を交易品として取り扱ってるそうだ。
養殖技術まであるとなると、フィシキ族は日本人の可能性が高い。
「これから向かう所だし、ちょっと興味あったから買ってみる! ノボルも欲しい?」
「僕は、真珠じゃなくて、貝殻の方が欲しいかな。一枚だけでも貰えたら嬉しいかも」
「ノボルの為なら私、頑張る!」と言ってくれたアーヤには、もう愛しか感じなくなっていた。
「ありがとうアーヤ、愛してる」と言った声が、ウウゴさんの号令で掻き消されても、アーヤの耳には届いたようだ。
潤んだ瞳で頷き返してくれたアーヤの美しさは、生涯忘れることが出来ないと感じた。
あれ? 姉妹が見当たらない? 外でも見掛けなかったような……。
「ショックだったみたい。部屋にいるから、後で声を掛けてあげて」
「うん。そうする」
簡単な挨拶を済ませて、トトリクさんの隣りに座った。
今の議題は、アーヤに贈ったネックレスのようだ。
「ノボル。これは本気なんだな?」
「ええ、お互いが離れていても、近くに感じられると思って贈ったものです」
尋ねたのは、第一世代のドドルギスさん。
鋭い印象を受けるのは、トトリクさん兄妹の父親だから?
セントーリス側から小さなどよめきが上がった。
羨望のような感嘆のような良く分からない声だ。
隣のアーヤは、胸を張って得意げな表情をしてるけど、説明してくれる様子はない。
トトリクさんに説明を求めたら、故国の逸話を話してくれた。
――国が滅ぶ直前、王は家族や家臣を逃がそうとしたが、王妃は留まると言って聞かなかった。
――王は自らの髪を切り、王妃の首に巻いて言った。
――「この首飾りは、どれだけ離れていても、今生の君を守り、来世の再会を約束する標となるだろう」
――王妃も自らの髪を切り、王の首に巻いて言った。
――「この首飾りは、どれだけ離れていても、私の存在を貴方に伝え、来世の縁を結ぶ紲となるでしょう」
あああ……、今生の別れのやつだった……。
隣のアーヤは、上気した表情で、ますます得意げだ。
ひょっとすると、リビングギフト的な意味合いよりも、想いの深さを伝えるエピソードなのかも。
「それにしても、恐ろしいものを作るのだな……」
僕の作ったネックレスは、アミュレットとタリスマンを兼ねるという。
確か、アミュレットが魔除けで、タリスマンがお守りだったような……。
水引の効果が、実際にあるとは思わなかった。
「とはいえ、互いの想いだけでは、解決できない問題があるのだ」
ドドルギスさんが、「ノボルは私達をどう見る?」と続けて質問した。
僕は最初からセントーリスの方が人数が多いと思ってたことを伝えた。
「そうだ。その上、子を成す者も減っている」
だから、生めるアーヤを取られたら困る、そう言いたいらしい。
「当人の意思は?」なんて言うつもりは無いけど、そんなに単純な問題じゃないと思う。
「僕の世界でも同じです。僕の一族はそれを『不倫の因果』と呼んでいました」
一族と言っても本家のことだ。
彼らにに正しさはないけど、全てが間違ってた訳でもないはず。
不倫の因果とは、「家庭を持つ男が、複数の女に手を出すと、女児の出生率が高くなり、長じて父親に似た男を渡り歩く。この連鎖が生まなくなるまで続く」というものだ。
それを聞いたセントーリスの一部が啜り泣き、セントーの大半がどよめいた。
あと、血統が濃くなり過ぎても、未熟児が生まれ易くなるのは一般常識だったとも伝えた。
「……だとしてもだ。少数の私達に出来ることは限られる。率いぬのなら従って貰う」
彼らの決意は固く、僕が責任を負える問題でもない。
「変えられないなら変わるしかない」これも本家の腹立たしい教えだけど従おう。
僕が意固地になってアーヤを繋ぎ止め、その結果、彼らの衰亡に拍車が掛かってしまったら、アーヤは自責の念から壊れてしまう可能性もある。
何よりも、温厚な彼らとは敵対したくない。
「私は大丈夫よ! 立派な子を生んでみせるわ!」
「アーヤ……」
「ノボルが誰かに生ませた子だって、一緒に育ててあげる」と無理して微笑むアーヤは、僕よりも遥かに大人だと思った。
「やっぱさー。ノボルって、ドヴィルザグ王の生まれ変わりなんじゃねえか?」
ウウゴさんの一言で、第一世代が騒然となって話し合いの幕は閉じた。
「ノボル! 双子の様子を見に行こ!」
ネックレスを回収したアーヤが、僕の手を引いて出口近くの部屋に案内してくれた。
ノックして開けると、ドアの前で聞き耳を立ててた姉妹が、僕を部屋の奥まで引っ張った。
「「ノボルさんも私達を置いてくの!?」」
「ちょ、ちょっとやめなさい!」
僕を藁の上に押し倒して、姉妹が鬼気迫った表情で、そう詰め寄った。
アーヤに引き剥がされ、泣き始めた。
「ごめんねノボル……」
「どういうこと?」
姉妹は、両親を早くに亡くして不安定な上、母体としても未熟で、産中産後の死亡リスクが高いから手を出すな。
アーヤは、王家の傍流で、セントーリスのリーダーでもあるので格下は手を出すな。
これが、アーヤが姉妹と行動している理由なのだとか。
「厄介者同士で、つるんでろって事よ……」
「うーん……」
それで、さっきアーヤがリーダーを辞めたから、姉妹が孤立してしまうと。
そうは言っても、種族の違う僕じゃ、どうすることも……。
いや、そうでもないか。
水引に効果があるなら、パワーストーンも有効かも。
姉妹が健康になれば、孤立しなくて済むはず。
健康に効果のある宝石と言えば……?
宝石学必携で読んだ気がする。
「あった! 六月の誕生石だ。『健康、長寿、富』、これだ!」
「誕生……何?」
姉妹を慰めてたアーヤが、怪訝そうに振り返った。
「アーヤ、真珠かムーンストーンって聞いたことある?」
「真珠は貝の中から出てくるやつ? ムーンストーンはないかな……」
姉妹が身に着ければ、健康促進の効果を得られる可能性があるし、六月の星座は双子座だから相性も良いはず。
信じて貰えるか分からないけど、そんな説明を試みてたら、意外な答えが帰ってきた。
「……フィシニウス領はね、貝を紐で吊るして、海の中で育ててるの」
その中から取り出した真珠を交易品として取り扱ってるそうだ。
養殖技術まであるとなると、フィシキ族は日本人の可能性が高い。
「これから向かう所だし、ちょっと興味あったから買ってみる! ノボルも欲しい?」
「僕は、真珠じゃなくて、貝殻の方が欲しいかな。一枚だけでも貰えたら嬉しいかも」
「ノボルの為なら私、頑張る!」と言ってくれたアーヤには、もう愛しか感じなくなっていた。
「ありがとうアーヤ、愛してる」と言った声が、ウウゴさんの号令で掻き消されても、アーヤの耳には届いたようだ。
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