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密着! 夏休み旅行!
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一人部屋で既に熱燗の杯を傾けていた仁川先生に申請し、早速酔っ払って震える手で申請書に許可をもらった。これでこの旅行期間中着替える時のみは手錠を外してもいいらしい。
「なぁんでこんな簡単なの見逃しちゃったかな~」
「出来るだけ手錠の効力を高めたいのだろう。簡単に外せると知って仕舞えば外したがる人も多く出る」
当たり前である。
浴衣に着替え、髪のピンを外し、極力楽な形になる。浴衣に関しては高校で着付けの授業があるので問題なく着替えられた。そもそも簡単なようになってるしな。
「ちょっとトイレ~」
「む、であれば手錠を……」
「いいんちょー着替え中ってことにしといて~」
「師匠!」
トイレの途中まで見られてたまるか!
ぴょっとその場から逃げ出して、俺自身も跡になった手を振りながら溜め息を吐く。まったく不便な手錠である。生真面目なやつに付き合ってらんないっつの!
「はぁ~……ん?」
渡り廊下を歩いていると、屋外庭園の方に目が行く。相変わらず見事な庭だ。庭師の源さんが教えてくれたことはまだ俺の糧になっている。
源さんは俺が高校に上がった時に亡くなった。長く雨の日が続いていたから、地元に帰るための橋が水没していて帰れなかったのを覚えている。
そこでひとり、溜め息をついている女の子。
「ユキちゃん?」
「ひゃっ!」
小動物のように飛び跳ねた女の子は、美玲さんとよく似た着物を着ている。若女将というやつだろう。あのユキちゃんが、という驚きもあるが、よく人の事を見ている努力家であった。
「田中くん! どっ、どうしたの? です、か?」
「別に楽な喋り方でいいだろ。気ィ使わんでも。俺もそっちのが楽だし」
「あ……ごめん、ありがとう……?」
「なんで疑問形。構わんよ」
中庭と廊下を区切る手すりに肘をかけ、頬杖をつく。ユキちゃんは急に声をかけられて驚いたのかりんごみたいに真っ赤になっていた。
温泉宿のお嬢さんと乱暴者のクソガキは殆ど関わることがなく、とはいえそこまで遠い相手でもなかった。
「何してたの。またおばちゃんに怒られた?」
「女将さんって言わないと怒られちゃうよ……」
「いっつも怒ってるだろあんな鬼婆! 俺なんて慣れきっちゃって怖くもなんともないね」
「あはは……今日はごめんね、女将さんが」
ユキちゃんは笑うときに口元をおさえる。引っ込み思案で照れ屋な彼女らしく、その動作が可愛らしいなと思った。
「ユキちゃんって笑うとき口押さえるよな」
「へ!? あっ、ご、ごめん……」
「なんで謝んの。可愛いよ」
なので言った。
喜んでくれるかなと思ったが、ユキちゃんはか細い悲鳴のようなものを上げてぺしりと叩いてきたので嫌だったらしい。顔もりんごから熟れたりんごみたいになっている。要するに真っ赤だ。
「いて。ごめんて」
「……っ! ……ッ!」
花音さんたちは素直に褒めれば喜んでくれるのでそういうものだと思っていたのだが、よく考えたら絡みない相手に褒められるのってキモいかもしれん。
姉に同じことを──姉はこんな可憐な仕草はしないは別として──言ったら当然だ、と煙を吐くか気持ちが悪いとぶん殴られるだろう。容易に想像がつく。あの女ゼッテー褒めねぇからな。
褒めたからいいってもんでもないんだなぁ……。
「もうっ、もう! 田中くんは!」
「ごめん、そんな嫌だった?」
「そういうとこだよ……!」
よく分からんが、元気になって何よりだ。悲しい顔をするよりかはぷんぷんと怒っててほしいし、何より笑っていた方が良いと思う。
ユキちゃんは相当数のストレス与えたら死にそうだし。俺も相当数与えられたら死ぬタイプ。お揃いだね……
「そ、それで、なんでため息ついてたんだよー」
「……田中くんが気にするようなことじゃなくて、」
「気にすることだから声かけたんだろー? 田中くんこのままだったらトイレ行けずに尊厳が壊れるからな」
「たっ、大変! ええとね、実は……」
ここで勝手にしろと言わないあたりユキちゃんはやさしい。全ての優しさの基準が姉になってしまっており誠に遺憾だが。
──ユキちゃんが訥々と語ってくれたのは、自分が明後日の祭りで踊り手に選ばれたこと、その練習が不十分な気がすること、町から出す屋台の担当者が風邪を引き、代役もいないこと。
全て聴き終え、俺はほう、と溜め息をつく。
「詰みじゃん」
「あんまり言いたくないけどそうなの……!」
屋台は既に予算を出してしまっている。既に材料等も発注済だろう。
五年に一度の祭り──水明祭。
この街の中央部にあるクソでかい神社でデカい祭りをして、遊びに来る神様たちに楽しんでもらうものだ。とはいえ観光客や普通に街の人達も来る賑やかなものだ。
しかし人が都会に流れ子供も生まれず、町が用意した屋台を担当してくれる人も居なくなっていった。徐々に規模は縮小し、観光客を呼び込めるほどでもなくなって久しい。
「また屋台が無くなるのか、消える一方だね」
「うん……わたしも、手伝えたら良いんだけど……」
「やめなやめな、水明の巫女でしょ? 働いたら体力もたないよ」
水明祭の神事は少し特殊だ。水明の巫女と呼ばれる少女が数人特設された壇上に上がり、各々で振り付けを考えた、神へと向ける舞を奉納する。
気に入ったものがあれば、訪れていた神が花を降らせてくれるらしい──という伝承のもと、花びらを模した紙を良いと思った少女に渡していき、それが最も多い子がなんかふるさと納税とかでもらえる作物をもらえるらしい。
あと紅白饅頭とか。
「貰えるもんだけ雑だよな」
「なんで何かもらえるんだろうね……奉納してるのに……」
「ギブアンドテイクとか?」
しかし、曲がりなりにもここで生まれ育ったのだ。屋台が消えるにしろなかなか寂しいものがあるな。
それにせっかくみつるもいるし、ある程度は協力して楽しませたい……
「あっ」
「?」
「いるじゃん、労働力」
「えっ」
しかも(何人かは)忠実なやつ!
まぁこういうのも旅行の経験だろ、多分。
「なぁんでこんな簡単なの見逃しちゃったかな~」
「出来るだけ手錠の効力を高めたいのだろう。簡単に外せると知って仕舞えば外したがる人も多く出る」
当たり前である。
浴衣に着替え、髪のピンを外し、極力楽な形になる。浴衣に関しては高校で着付けの授業があるので問題なく着替えられた。そもそも簡単なようになってるしな。
「ちょっとトイレ~」
「む、であれば手錠を……」
「いいんちょー着替え中ってことにしといて~」
「師匠!」
トイレの途中まで見られてたまるか!
ぴょっとその場から逃げ出して、俺自身も跡になった手を振りながら溜め息を吐く。まったく不便な手錠である。生真面目なやつに付き合ってらんないっつの!
「はぁ~……ん?」
渡り廊下を歩いていると、屋外庭園の方に目が行く。相変わらず見事な庭だ。庭師の源さんが教えてくれたことはまだ俺の糧になっている。
源さんは俺が高校に上がった時に亡くなった。長く雨の日が続いていたから、地元に帰るための橋が水没していて帰れなかったのを覚えている。
そこでひとり、溜め息をついている女の子。
「ユキちゃん?」
「ひゃっ!」
小動物のように飛び跳ねた女の子は、美玲さんとよく似た着物を着ている。若女将というやつだろう。あのユキちゃんが、という驚きもあるが、よく人の事を見ている努力家であった。
「田中くん! どっ、どうしたの? です、か?」
「別に楽な喋り方でいいだろ。気ィ使わんでも。俺もそっちのが楽だし」
「あ……ごめん、ありがとう……?」
「なんで疑問形。構わんよ」
中庭と廊下を区切る手すりに肘をかけ、頬杖をつく。ユキちゃんは急に声をかけられて驚いたのかりんごみたいに真っ赤になっていた。
温泉宿のお嬢さんと乱暴者のクソガキは殆ど関わることがなく、とはいえそこまで遠い相手でもなかった。
「何してたの。またおばちゃんに怒られた?」
「女将さんって言わないと怒られちゃうよ……」
「いっつも怒ってるだろあんな鬼婆! 俺なんて慣れきっちゃって怖くもなんともないね」
「あはは……今日はごめんね、女将さんが」
ユキちゃんは笑うときに口元をおさえる。引っ込み思案で照れ屋な彼女らしく、その動作が可愛らしいなと思った。
「ユキちゃんって笑うとき口押さえるよな」
「へ!? あっ、ご、ごめん……」
「なんで謝んの。可愛いよ」
なので言った。
喜んでくれるかなと思ったが、ユキちゃんはか細い悲鳴のようなものを上げてぺしりと叩いてきたので嫌だったらしい。顔もりんごから熟れたりんごみたいになっている。要するに真っ赤だ。
「いて。ごめんて」
「……っ! ……ッ!」
花音さんたちは素直に褒めれば喜んでくれるのでそういうものだと思っていたのだが、よく考えたら絡みない相手に褒められるのってキモいかもしれん。
姉に同じことを──姉はこんな可憐な仕草はしないは別として──言ったら当然だ、と煙を吐くか気持ちが悪いとぶん殴られるだろう。容易に想像がつく。あの女ゼッテー褒めねぇからな。
褒めたからいいってもんでもないんだなぁ……。
「もうっ、もう! 田中くんは!」
「ごめん、そんな嫌だった?」
「そういうとこだよ……!」
よく分からんが、元気になって何よりだ。悲しい顔をするよりかはぷんぷんと怒っててほしいし、何より笑っていた方が良いと思う。
ユキちゃんは相当数のストレス与えたら死にそうだし。俺も相当数与えられたら死ぬタイプ。お揃いだね……
「そ、それで、なんでため息ついてたんだよー」
「……田中くんが気にするようなことじゃなくて、」
「気にすることだから声かけたんだろー? 田中くんこのままだったらトイレ行けずに尊厳が壊れるからな」
「たっ、大変! ええとね、実は……」
ここで勝手にしろと言わないあたりユキちゃんはやさしい。全ての優しさの基準が姉になってしまっており誠に遺憾だが。
──ユキちゃんが訥々と語ってくれたのは、自分が明後日の祭りで踊り手に選ばれたこと、その練習が不十分な気がすること、町から出す屋台の担当者が風邪を引き、代役もいないこと。
全て聴き終え、俺はほう、と溜め息をつく。
「詰みじゃん」
「あんまり言いたくないけどそうなの……!」
屋台は既に予算を出してしまっている。既に材料等も発注済だろう。
五年に一度の祭り──水明祭。
この街の中央部にあるクソでかい神社でデカい祭りをして、遊びに来る神様たちに楽しんでもらうものだ。とはいえ観光客や普通に街の人達も来る賑やかなものだ。
しかし人が都会に流れ子供も生まれず、町が用意した屋台を担当してくれる人も居なくなっていった。徐々に規模は縮小し、観光客を呼び込めるほどでもなくなって久しい。
「また屋台が無くなるのか、消える一方だね」
「うん……わたしも、手伝えたら良いんだけど……」
「やめなやめな、水明の巫女でしょ? 働いたら体力もたないよ」
水明祭の神事は少し特殊だ。水明の巫女と呼ばれる少女が数人特設された壇上に上がり、各々で振り付けを考えた、神へと向ける舞を奉納する。
気に入ったものがあれば、訪れていた神が花を降らせてくれるらしい──という伝承のもと、花びらを模した紙を良いと思った少女に渡していき、それが最も多い子がなんかふるさと納税とかでもらえる作物をもらえるらしい。
あと紅白饅頭とか。
「貰えるもんだけ雑だよな」
「なんで何かもらえるんだろうね……奉納してるのに……」
「ギブアンドテイクとか?」
しかし、曲がりなりにもここで生まれ育ったのだ。屋台が消えるにしろなかなか寂しいものがあるな。
それにせっかくみつるもいるし、ある程度は協力して楽しませたい……
「あっ」
「?」
「いるじゃん、労働力」
「えっ」
しかも(何人かは)忠実なやつ!
まぁこういうのも旅行の経験だろ、多分。
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