50 / 101
連載
84 未知との遭遇を目指して
しおりを挟む
チートスは、わりと長閑な田舎町だった。
「あー、なんか癒される感じのところだねー」
「そうだなー、こんなところだったんだなー」
のほほんと、前回と同じく噴水に腰掛けながら辺りを見渡す。
商店や露店などはあるが、それほど多いというわけではなく、道行く人々もどことなくのんびりとした印象がある。
本来なら、まだ夕方になるかならないかの時間帯だったので、一度冒険者ギルドに行こうかと話していたのだが、どうにもそんな気にはなれない。
「……ギルド、明日でよくない?」
「……だよなー、明日でいっか」
「じゃあ、適当に宿でもとろうかー」
「ああ、夕食付だといいなー」
よいしょと立ち上がり、何となく目についたというか、目の前にあった宿へと足を向ける。
中に入ってみると、わりと雰囲気がよさそうなところだったので、夕食付で部屋を取り、鍵を貰って2階へと上がる。
部屋の中はそれほど広くはないが、所詮寝るだけなのでとくに問題はない。
ベッドへと寝転がり、手足を伸ばす。
「んー、やっぱずっと飛んでると体が痛いよね」
「ああ、ずっと同じ姿勢だしな」
「あ、そういえば『お風呂』がLV2になったよ、何故か突然」
「まじか! で、どうなった?」
思わず身を乗り出す春樹に、聖は若干苦笑交じりに教える。
【お風呂LV2】
忘れてた! 体を洗うには石鹸を使って洗い流さないとね!
効果:さっぱり感がアップした。
「……えーと」
「……うん、いいたいことはわかる」
微妙な表情になった春樹に、聖は頷く。
忘れてたってなんだ。
というか、いいかげんお前は誰なんだと問いたくなるのだが、うっかり返答があったら怖いので我慢である。
「……よし、とりあえずよかったってことで! 使ってみてくれ!」
「まあ、いいけど、はい『お風呂』」
別に声に出す必要などないのだが、気分である。
一瞬だけ何かの光が春樹を包み込み、すぐに消える。
そして、春樹は瞳を輝かせた。
「聖! これものすごくいい感じだぞ!」
「えーと、そうなの? じゃあ使ってみるけど……」
そんなに変わるものかな、と半信半疑で使ってみたのだが、正直びっくりした。
「なにこれ! 全然違う! 石鹸ってすごい!」
「だよな! すごかったんだな石鹸って!」
本当にすごかった。
さっぱり感が感動するほど違う。
はっきり言ってこの世界に来てからは一度もお風呂というものに入っておらず、すべて『お風呂』&『洗浄』の魔法で済ませている。だって、お風呂がないのだからしかたがない。
なので、それに慣れてしまっていたというのもあるのだが、ちょっとだけ元の世界のお風呂を恋しく思ってしまう。
「あー、どっかにお風呂ってないかなー?」
「お湯に浸かりたいよなぁ……」
ちょっとではなかった。
だいぶお風呂が恋しい。
だが、ないものはないのだからどうにもできない。
「……まあ、せめて聖の『お風呂』が上がるのを待つか」
「……だよねー。もっといい感じになってくれそうだし」
これからもどんどん使っていこう、と改めて決意していると、部屋に夕食が運ばれてきた。
この宿はサービスで部屋に運んでくれるというので、のんびりしたかった2人はお願いしていたのだ。
「「いただきます」」
さっそく食べることにする。
内容は、パンとスープと肉である。
「……美味しいんだけど、なんでこのスープ真っ黒なの?」
「……闇鍋みたいだよな、美味いけど」
何故か真っ黒なスープ。もちろん何が入っているのかは全く分からず、すくって初めて具材が姿を現すという、ドキドキ感が満載である。もちろん美味しいのだが。
首を傾げつつも食べる。
「ミルク風味な気もするけど、なにを入れたらこんな色になるのか不思議……」
「だよな……。ん、この肉柔らかくて美味いな、ピヨピヨか?」
「あ、本当だ柔らかいね。ピヨピヨっぽいね」
肉は串になっているわけでもなく、ごろりとした塊がどんっと皿に乗っているという、豪快さ。シンプルな味付けだが、これまた美味しいし食べ応え十分である。
まあ、パンはいつもの慣れたちょっと硬めのパンではあったのだが、文句のない食事であり、2人は満足してその日は就寝した。
□ □ □
翌朝、さっそく冒険者ギルドで例の依頼があるかどうかを確認し、やはり春樹の読み通りまだあったので、受付へと向かう。
「すみません、依頼を受けたいのですが」
「おはようございます。どちらの依頼で……あら?」
受付にいた女性は、こちらを見ると目を瞬く。
そして、次の瞬間にこりと笑みを浮かべた。
「あの時の落ち人さんね? 元気そうで安心したわ」
どうやら、前回来たときにいた職員らしい。
「えーと……」
「ああ、わからなくても無理はないから気にしなくていいわよ」
「すみません」
「いいえ? ……それで本当なら専属が対応するんだけど、今手が離せないみたいなの。でも、依頼のことくらいなら私でも対応できるから問題ないわよ」
どの依頼? と言われスライムの討伐依頼のことを言うと、何故かきょとんとされた。
そして、やや困ったような顔で言う。
「……その、スライムについての説明は受けてるかしら?」
「あ、大丈夫です。それはちゃんと知ってます」
「そう?」
それでも受けるの? と言わんばかりの表情に、聖は苦笑いを返す。
「ええとまあ、それで失敗したときのペナルティってありますか?」
「あら? 失敗が前提なのね?」
「やっぱり、まずいですか?」
やはり失敗することがわかっていて受けるのは少々気まずい。春樹も若干目が泳いでいる。
「この依頼に関しては、ないわよ。当たって砕けろ精神で出し続けてるものだから」
「「当たって砕けろ……」」
思わず声がそろう。
砕けるのが確実なのはわかるのだが、それはそれでどうかと思ってしまう。
「だから依頼を受けるのは大丈夫よ。……ちなみに興味本位で聞くのだけど、なぜ受ける気になったのかしら?」
「あー、えっと……」
やや言葉に詰まり、ちらりと春樹を見るが、特に何かを答える様子はない。
なので、内心ため息をつきながら口を開く。
「……スライムを見てみたいそうです、春樹が」
「あらあらあらそうなの?」
どうやら面白かったらしい。ちょっと笑いながら春樹を見ているが、もちろんそんなことくらいで春樹の表情もオタク的思考も揺るぐことはない。
「ふふ、落ち人って不思議なことに興味があるのね」
もはや不思議なこと呼ばわりである
まあ、この世界の人から見れば、確かに変なことに興味を持っているのかもしれないが。
「はい、地図と紹介状ね。そんなに遠くない場所だから、歩いていけるわよ」
「ありがとうございます」
「がんばってね」
ちょっとだけ何かを期待されているような気がしなくもない視線を感じたが、あえて気づかなかったことにしてギルドを後にする。
地図によると、町外れにある場所らしい。
歩いて行けるとのことなので、とりあえず目的地に向かって歩き出す。
「で、結局なんで討伐して欲しいんだ?」
「んーと、なんか納屋の1つに居座ってるらしいよ?」
「へえ」
もらった地図には少しだけ詳しい依頼内容が書かれており、それによると数年前から突然居座りだしたとのこと。
それなりに多くの冒険者たちが、ダメもとで依頼を受けてはいるらしいのだが結果は玉砕の一択であった。
「あ、この辺りかな?」
「……たぶんな」
徐々に建物が少なくなり、気づけば牧場っぽい広い場所へと出た。どうやらここが目的地らしい。
きょろきょろと人がいないか辺りを見渡していると、こちらに気付いたのか向かってくる人影が見えた。
「なんか用かの?」
「あ、冒険者ギルドから来ました」
「そりゃまた、ひっさびさの挑戦者じゃのう!」
この依頼を出した本人だという老人は、目を丸くしたかと思うと何やらしきりに頷きだす。
「うむうむ、結構結構。挑戦することに意義があるものじゃ。失敗もまた人生経験じゃ」
失敗することが大前提だった。
もはや、成功者が出ることなど微塵も期待していないその様子に、ちょっと笑ってしまうが、その方が気は楽である。
「……じいさん、とりあえず場所はどこだ?」
「ああ、すまんの。着いてこい」
「あ、お願いします」
「うむうむ」
案内されるままついて行くと、やや大きめの建物が見えてきた。
「ここが問題の納屋じゃ。あれは何が気に入ったのか気に入らないのか、階段の前から動かんくての。お蔭で屋根裏に上がれん」
困ったもんだ、と言いながら扉を開け中へと入る。
少し進むと、奥の方に階段が見え、その前に確かに何かがいた。
「あれじゃ」
「……うわぁ」
「……あれが、スライムっ」
春樹のどこか感動したような声を聴きながら、聖は少しだけ春樹の言っていることを理解した。
これは確かに、不思議生物である。
「あー、なんか癒される感じのところだねー」
「そうだなー、こんなところだったんだなー」
のほほんと、前回と同じく噴水に腰掛けながら辺りを見渡す。
商店や露店などはあるが、それほど多いというわけではなく、道行く人々もどことなくのんびりとした印象がある。
本来なら、まだ夕方になるかならないかの時間帯だったので、一度冒険者ギルドに行こうかと話していたのだが、どうにもそんな気にはなれない。
「……ギルド、明日でよくない?」
「……だよなー、明日でいっか」
「じゃあ、適当に宿でもとろうかー」
「ああ、夕食付だといいなー」
よいしょと立ち上がり、何となく目についたというか、目の前にあった宿へと足を向ける。
中に入ってみると、わりと雰囲気がよさそうなところだったので、夕食付で部屋を取り、鍵を貰って2階へと上がる。
部屋の中はそれほど広くはないが、所詮寝るだけなのでとくに問題はない。
ベッドへと寝転がり、手足を伸ばす。
「んー、やっぱずっと飛んでると体が痛いよね」
「ああ、ずっと同じ姿勢だしな」
「あ、そういえば『お風呂』がLV2になったよ、何故か突然」
「まじか! で、どうなった?」
思わず身を乗り出す春樹に、聖は若干苦笑交じりに教える。
【お風呂LV2】
忘れてた! 体を洗うには石鹸を使って洗い流さないとね!
効果:さっぱり感がアップした。
「……えーと」
「……うん、いいたいことはわかる」
微妙な表情になった春樹に、聖は頷く。
忘れてたってなんだ。
というか、いいかげんお前は誰なんだと問いたくなるのだが、うっかり返答があったら怖いので我慢である。
「……よし、とりあえずよかったってことで! 使ってみてくれ!」
「まあ、いいけど、はい『お風呂』」
別に声に出す必要などないのだが、気分である。
一瞬だけ何かの光が春樹を包み込み、すぐに消える。
そして、春樹は瞳を輝かせた。
「聖! これものすごくいい感じだぞ!」
「えーと、そうなの? じゃあ使ってみるけど……」
そんなに変わるものかな、と半信半疑で使ってみたのだが、正直びっくりした。
「なにこれ! 全然違う! 石鹸ってすごい!」
「だよな! すごかったんだな石鹸って!」
本当にすごかった。
さっぱり感が感動するほど違う。
はっきり言ってこの世界に来てからは一度もお風呂というものに入っておらず、すべて『お風呂』&『洗浄』の魔法で済ませている。だって、お風呂がないのだからしかたがない。
なので、それに慣れてしまっていたというのもあるのだが、ちょっとだけ元の世界のお風呂を恋しく思ってしまう。
「あー、どっかにお風呂ってないかなー?」
「お湯に浸かりたいよなぁ……」
ちょっとではなかった。
だいぶお風呂が恋しい。
だが、ないものはないのだからどうにもできない。
「……まあ、せめて聖の『お風呂』が上がるのを待つか」
「……だよねー。もっといい感じになってくれそうだし」
これからもどんどん使っていこう、と改めて決意していると、部屋に夕食が運ばれてきた。
この宿はサービスで部屋に運んでくれるというので、のんびりしたかった2人はお願いしていたのだ。
「「いただきます」」
さっそく食べることにする。
内容は、パンとスープと肉である。
「……美味しいんだけど、なんでこのスープ真っ黒なの?」
「……闇鍋みたいだよな、美味いけど」
何故か真っ黒なスープ。もちろん何が入っているのかは全く分からず、すくって初めて具材が姿を現すという、ドキドキ感が満載である。もちろん美味しいのだが。
首を傾げつつも食べる。
「ミルク風味な気もするけど、なにを入れたらこんな色になるのか不思議……」
「だよな……。ん、この肉柔らかくて美味いな、ピヨピヨか?」
「あ、本当だ柔らかいね。ピヨピヨっぽいね」
肉は串になっているわけでもなく、ごろりとした塊がどんっと皿に乗っているという、豪快さ。シンプルな味付けだが、これまた美味しいし食べ応え十分である。
まあ、パンはいつもの慣れたちょっと硬めのパンではあったのだが、文句のない食事であり、2人は満足してその日は就寝した。
□ □ □
翌朝、さっそく冒険者ギルドで例の依頼があるかどうかを確認し、やはり春樹の読み通りまだあったので、受付へと向かう。
「すみません、依頼を受けたいのですが」
「おはようございます。どちらの依頼で……あら?」
受付にいた女性は、こちらを見ると目を瞬く。
そして、次の瞬間にこりと笑みを浮かべた。
「あの時の落ち人さんね? 元気そうで安心したわ」
どうやら、前回来たときにいた職員らしい。
「えーと……」
「ああ、わからなくても無理はないから気にしなくていいわよ」
「すみません」
「いいえ? ……それで本当なら専属が対応するんだけど、今手が離せないみたいなの。でも、依頼のことくらいなら私でも対応できるから問題ないわよ」
どの依頼? と言われスライムの討伐依頼のことを言うと、何故かきょとんとされた。
そして、やや困ったような顔で言う。
「……その、スライムについての説明は受けてるかしら?」
「あ、大丈夫です。それはちゃんと知ってます」
「そう?」
それでも受けるの? と言わんばかりの表情に、聖は苦笑いを返す。
「ええとまあ、それで失敗したときのペナルティってありますか?」
「あら? 失敗が前提なのね?」
「やっぱり、まずいですか?」
やはり失敗することがわかっていて受けるのは少々気まずい。春樹も若干目が泳いでいる。
「この依頼に関しては、ないわよ。当たって砕けろ精神で出し続けてるものだから」
「「当たって砕けろ……」」
思わず声がそろう。
砕けるのが確実なのはわかるのだが、それはそれでどうかと思ってしまう。
「だから依頼を受けるのは大丈夫よ。……ちなみに興味本位で聞くのだけど、なぜ受ける気になったのかしら?」
「あー、えっと……」
やや言葉に詰まり、ちらりと春樹を見るが、特に何かを答える様子はない。
なので、内心ため息をつきながら口を開く。
「……スライムを見てみたいそうです、春樹が」
「あらあらあらそうなの?」
どうやら面白かったらしい。ちょっと笑いながら春樹を見ているが、もちろんそんなことくらいで春樹の表情もオタク的思考も揺るぐことはない。
「ふふ、落ち人って不思議なことに興味があるのね」
もはや不思議なこと呼ばわりである
まあ、この世界の人から見れば、確かに変なことに興味を持っているのかもしれないが。
「はい、地図と紹介状ね。そんなに遠くない場所だから、歩いていけるわよ」
「ありがとうございます」
「がんばってね」
ちょっとだけ何かを期待されているような気がしなくもない視線を感じたが、あえて気づかなかったことにしてギルドを後にする。
地図によると、町外れにある場所らしい。
歩いて行けるとのことなので、とりあえず目的地に向かって歩き出す。
「で、結局なんで討伐して欲しいんだ?」
「んーと、なんか納屋の1つに居座ってるらしいよ?」
「へえ」
もらった地図には少しだけ詳しい依頼内容が書かれており、それによると数年前から突然居座りだしたとのこと。
それなりに多くの冒険者たちが、ダメもとで依頼を受けてはいるらしいのだが結果は玉砕の一択であった。
「あ、この辺りかな?」
「……たぶんな」
徐々に建物が少なくなり、気づけば牧場っぽい広い場所へと出た。どうやらここが目的地らしい。
きょろきょろと人がいないか辺りを見渡していると、こちらに気付いたのか向かってくる人影が見えた。
「なんか用かの?」
「あ、冒険者ギルドから来ました」
「そりゃまた、ひっさびさの挑戦者じゃのう!」
この依頼を出した本人だという老人は、目を丸くしたかと思うと何やらしきりに頷きだす。
「うむうむ、結構結構。挑戦することに意義があるものじゃ。失敗もまた人生経験じゃ」
失敗することが大前提だった。
もはや、成功者が出ることなど微塵も期待していないその様子に、ちょっと笑ってしまうが、その方が気は楽である。
「……じいさん、とりあえず場所はどこだ?」
「ああ、すまんの。着いてこい」
「あ、お願いします」
「うむうむ」
案内されるままついて行くと、やや大きめの建物が見えてきた。
「ここが問題の納屋じゃ。あれは何が気に入ったのか気に入らないのか、階段の前から動かんくての。お蔭で屋根裏に上がれん」
困ったもんだ、と言いながら扉を開け中へと入る。
少し進むと、奥の方に階段が見え、その前に確かに何かがいた。
「あれじゃ」
「……うわぁ」
「……あれが、スライムっ」
春樹のどこか感動したような声を聴きながら、聖は少しだけ春樹の言っていることを理解した。
これは確かに、不思議生物である。
424
あなたにおすすめの小説
おばさんは、ひっそり暮らしたい
蝋梅
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
不貞の子を身籠ったと夫に追い出されました。生まれた子供は『精霊のいとし子』のようです。
桧山 紗綺
恋愛
【完結】嫁いで5年。子供を身籠ったら追い出されました。不貞なんてしていないと言っても聞く耳をもちません。生まれた子は間違いなく夫の子です。夫の子……ですが。 私、離婚された方が良いのではないでしょうか。
戻ってきた実家で子供たちと幸せに暮らしていきます。
『精霊のいとし子』と呼ばれる存在を授かった主人公の、可愛い子供たちとの暮らしと新しい恋とか愛とかのお話です。
※※番外編も完結しました。番外編は色々な視点で書いてます。
時系列も結構バラバラに本編の間の話や本編後の色々な出来事を書きました。
一通り主人公の周りの視点で書けたかな、と。
番外編の方が本編よりも長いです。
気がついたら10万文字を超えていました。
随分と長くなりましたが、お付き合いくださってありがとうございました!
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
結婚十年目の夫から「結婚契約更新書」なるものが届いた。彼は「送り間違えた」というけれど、それはそれで問題なのでは?
ぽんた
恋愛
レミ・マカリスター侯爵夫人は、夫と政略結婚をして十年目。侯爵夫人として、義父母の介護や領地経営その他もろもろを完ぺきにこなしている。そんなある日、王都に住む夫から「結婚契約更新書」なるものが届いた。義弟を通じ、夫を追求するも夫は「送り間違えた。ほんとうは金を送れというメモを送りたかった」という。レミは、心から思った。「それはそれで問題なのでは?」、と。そして、彼女の夫にたいするざまぁがはじまる。
※ハッピーエンド確約。ざまぁあり。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。
義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。
石河 翠
ファンタジー
義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。
実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。
そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。
血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。
この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。
扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。
離婚する両親のどちらと暮らすか……娘が選んだのは夫の方だった。
しゃーりん
恋愛
夫の愛人に子供ができた。夫は私と離婚して愛人と再婚したいという。
私たち夫婦には娘が1人。
愛人との再婚に娘は邪魔になるかもしれないと思い、自分と一緒に連れ出すつもりだった。
だけど娘が選んだのは夫の方だった。
失意のまま実家に戻り、再婚した私が数年後に耳にしたのは、娘が冷遇されているのではないかという話。
事実ならば娘を引き取りたいと思い、元夫の家を訪れた。
再び娘が選ぶのは父か母か?というお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。