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2話目
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それから9年の年月が過ぎた。
ミランダは無事に俺の婚約者として内定された。
両親に可愛がられ愛でられ我儘放題だったミランダはと言うと……
「どうかなさいましたか?」
隣を見ると不安そうな眼差しで俺を見つめるミランダがいる。
学園の入学式という事でとうとうヒロインとの顔合わせイベントが発生する日である。
イベントの強制力が有ると聞くが、どうなることやらと考えていたら不安がらせてしまったようだ。
……。
可愛い。
お互いに見つめ合い頬を染める。
可愛い。
我儘放題になる予定だった性格は成りを潜めている。
元々の乙女ゲームではミランダの一目惚れでミランダ溺愛の両親の猛プッシュによる政略結婚だった。
ゲームの中の王子は、ミランダについてその他大勢の女性と一緒という括りで大して興味も抱いていなかった。
そんな王子の気を引きたくて、でも興味を持ってもらえなくて、不安で攻撃的な性格になっていってしまったんだ。
だけど今は誰が見ても俺とミランダは相思相愛。
ゲーム内でミランダがどう思うか予習してきた所為もあるがミランダの性格は熟知している。
我儘と攻撃性が無くなったミランダは大変、大変!! 可愛らしい女性へと成長した。
ちなみにミランダは転生者ではなかった。 良かった良かった。
「この後の挨拶が不安で考え込んでしまったよ。 ミランダ励ましてくれるかい?」
ふぅーと息を吐いて心にも無い弱音を吐いてみる。
ミランダの目を見つめてそうお願いすれば……
「……!!」
頬を染めて扇子で顔を隠してしまった。
「か……影から応援しております」
……可愛い!!!!
何この可愛い子!!
もう……張り切る!! こんな子に応援されたら頑張るしか無いぞ!!
ミランダにカッコ悪い姿なんか見せられん!!
そうして新入生代表挨拶を完璧に終わらせクラスへと赴いた。
席に着いちゃった。
あれ? 可笑しくないか? イベントどこ行った?
確か首席挨拶中に乱入するんじゃなかったのか?
はて、と首を傾げていると机の周りには大勢の人がやって来ていた。
ちなみに隣の席はもちろんミランダだ。
「殿下におかれましては拝謁の栄誉を賜り至極恐悦に存じます」
「同輩になれまして嬉しく存じます」
「ミランダ様なんと美しい……」
と挨拶祭りが繰り広げられた。
キャ……何あれ……。
あれは……光魔法の使い手と噂の……?
……何してるのかしら?
挨拶の合間からそんな声が聞こえて来た。
ん? と疑問に思い人の合間からそちらの方を見る。
……。
……なにやってんの?
そこには教室の入り口で跪きこちらの方を拝んでるヒロインがいた。
こんなイベントあったっけ?
ってか女の子跪かせるイベントって誰のイベントよ!?
結局教師が現れるまでヒロインはずっと跪いたままだった。
ミランダは無事に俺の婚約者として内定された。
両親に可愛がられ愛でられ我儘放題だったミランダはと言うと……
「どうかなさいましたか?」
隣を見ると不安そうな眼差しで俺を見つめるミランダがいる。
学園の入学式という事でとうとうヒロインとの顔合わせイベントが発生する日である。
イベントの強制力が有ると聞くが、どうなることやらと考えていたら不安がらせてしまったようだ。
……。
可愛い。
お互いに見つめ合い頬を染める。
可愛い。
我儘放題になる予定だった性格は成りを潜めている。
元々の乙女ゲームではミランダの一目惚れでミランダ溺愛の両親の猛プッシュによる政略結婚だった。
ゲームの中の王子は、ミランダについてその他大勢の女性と一緒という括りで大して興味も抱いていなかった。
そんな王子の気を引きたくて、でも興味を持ってもらえなくて、不安で攻撃的な性格になっていってしまったんだ。
だけど今は誰が見ても俺とミランダは相思相愛。
ゲーム内でミランダがどう思うか予習してきた所為もあるがミランダの性格は熟知している。
我儘と攻撃性が無くなったミランダは大変、大変!! 可愛らしい女性へと成長した。
ちなみにミランダは転生者ではなかった。 良かった良かった。
「この後の挨拶が不安で考え込んでしまったよ。 ミランダ励ましてくれるかい?」
ふぅーと息を吐いて心にも無い弱音を吐いてみる。
ミランダの目を見つめてそうお願いすれば……
「……!!」
頬を染めて扇子で顔を隠してしまった。
「か……影から応援しております」
……可愛い!!!!
何この可愛い子!!
もう……張り切る!! こんな子に応援されたら頑張るしか無いぞ!!
ミランダにカッコ悪い姿なんか見せられん!!
そうして新入生代表挨拶を完璧に終わらせクラスへと赴いた。
席に着いちゃった。
あれ? 可笑しくないか? イベントどこ行った?
確か首席挨拶中に乱入するんじゃなかったのか?
はて、と首を傾げていると机の周りには大勢の人がやって来ていた。
ちなみに隣の席はもちろんミランダだ。
「殿下におかれましては拝謁の栄誉を賜り至極恐悦に存じます」
「同輩になれまして嬉しく存じます」
「ミランダ様なんと美しい……」
と挨拶祭りが繰り広げられた。
キャ……何あれ……。
あれは……光魔法の使い手と噂の……?
……何してるのかしら?
挨拶の合間からそんな声が聞こえて来た。
ん? と疑問に思い人の合間からそちらの方を見る。
……。
……なにやってんの?
そこには教室の入り口で跪きこちらの方を拝んでるヒロインがいた。
こんなイベントあったっけ?
ってか女の子跪かせるイベントって誰のイベントよ!?
結局教師が現れるまでヒロインはずっと跪いたままだった。
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