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34日目-2
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続いてはナスの世話。
その前にインベントリから焼きトマトを入れていたバケツと箸を取り出す。
焼けた焼けた。
コンロからひょいひょいとトマトをバケツに移していった。
全部取り終えるとまた新たにトマトを置いていった。
バケツをインベントリに収納した。
さて今日は収穫出来る物はあるかな?
これなんか良さそうだ。
右側の第二主枝から生えた側枝に大きめのナスが生っていた。
艶も良い。食べごろだ。
第二主枝から少し離れている。
これは側枝だけでいいのか?
それとも側枝が生えている第二主枝から切るべきなのか?
でも第二主枝にはまだ花が咲いてるぞ。
んー……基準が分からん。
いいや。
前回は第二主枝から生えてすぐの場所だったし、今回は少し離れているから側枝だけ切ろう。
もしかしたら花芽もちゃんと実になるかもしれないし。
つかどこら辺の長さまでの側枝だと切るのか分からないし。
何事も経験だ。つまりはナスをもっと食べたい。
ちゃんと育っておくれよ。
他に収穫出来そうなナスは無かった。
小さいナスなら数個見つけたが。
それらの収穫は明日だな。楽しみだ。
余計な脇芽を欠いて根元に柄杓で水を一回やった。
次は綿。
昨日割れてたコットンボールはどうなったかな?
……かっらからだ。
昨日まで緑だった葉は茶色く枯れ白い綿が下向きに垂れ下がっている。
これは……収穫時だよな?
そおっと綿を掴み根元からぽきっと手折った。
がくがカサカサしている。
触ると崩れ白い綿に絡まる。
一つとると別な場所が絡まりそちらを取るとまた別の場所が絡まる。
だー!きりがない!!
一旦全部収穫することにした。
採れた個数は全部で11個。
インベントリに収納していく。
そのうちの一つを手に持った。
改めて形を確認してみる。
なんだか繭みたいだな。
一つのがくに繭のようなものが3つくっついていた。
ぎゅっと握ってみると硬い感触があった。
なんだろう?と割って中を覗こうとした……が取れない。
……なんだこれ。くっついてる?
硬い部分を白い綿から引きはがそうとする。
……取れないんだが!!
指で硬い部分をつぶしてみる。
楕円? ボコボコする。なんかいっぱい詰まってる。
あれ? 意外と綿の部分って少ない?
ってこれどうやって取るんだ?
百科事典を見てみる。
えっと……摘み取ったコットンボールには種が20-30個入っております。
種と繊維は強固にくっついている為、種と繊維を分離するには綿繰り機(わたくりき)が必要になります。
次に繊維をほぐすために綿弓で綿打ちをします。
綿打ちでほぐし雪の山のようにふんわりしたら紡ぎます。
種で間違いはなさそうだ。
綿繰り機? 綿弓? 綿打ち? ってなんだ?
綿繰り機とは、ローラー状の分離機の事。
使い方は、二本の木の棒を枠で固定しその間に綿を乗っける。
それぞれの棒を外側から内側に転がすように回転させると綿が真ん中に吸い込まれ綿と種が分離できるらしい。
あんなに引っ張って取れなかったのにそんな簡単に取れるのか。
作り方も難しくなさそうだし後で作ってみよう。
綿弓とは、弓道などで使う弓のような形をしている。
小さいバージョンか?
綿打ちとは、弓の部分を手に持ち綿を弦の部分に置く。
弦を引っ張り離す。
離した弦で綿を打ち衝撃でふわっとほぐすことを言う
こちらは作るために弦が必要だよな。
糸を作るために弦が必要になるとは……。
代用できそうなものを後で見てみよう。
ひとまずインベントリに収納した。
収穫終わった綿は引っこ抜いておいた。
引っこ抜いたものもインベントリに収納しておいた。
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トマトが焼けた。
綿をインベントリに収納した後トマトの良い香りがコンロから漂ってきた。
インベントリを開いて焼きトマト入りのバケツと箸を取り出す。
焼けたトマトを掴んではバケツの中に移していく。
だいぶ貯まったなと中を覗いた。
汁が貯まっている。
ん?と箸で中をほじくってみる。
あー……下の方潰れてる。
やってしまったな……。
そうだ。
綿繰り機もどきを作るついでにザルもどきも作ろう。
本格的にトマトスープを作ってみるか!
バケツと箸ををインベントリに収納した。
次はジャガイモの収穫だ。
バケツと柄杓をインベントリに収納する。
コンロを運び土に刺した薪を持ちジャガイモの苗のところに向かった。
手近な壁に刺すと苗の確認をする。
花や草の部分もほとんど枯れていた。
…これくらいでいいの……か?
百科事典を見てみる。
茎の真下を掘らずに周囲20~30cmの所を掘っていく。
真下を掘ると実を傷つける可能性が高いため。
周りを掘り終えたら茎の根元を掴み一気に引っこ抜く。
芋づる式にジャガイモが収穫できます。
後は取りこぼしたジャガイモが無いか確認する。
日持ちさせるために収穫したジャガイモは日陰で風通しのいい場所で乾燥させる。
日に当て緑になったジャガイモは有毒のソラニンが発生しているので食べない事。
ちなみに長時間直射日光にさらすとグリコアルカロイドが出て来てえぐみが出る。
と記述されていた。
日持ちさせるために乾燥させるならインベントリに収納するならこの作業はいらないって事か。
ふむふむと読み込みインベントリから園芸用のこてを取り出した。
じゃあ掘っていくか。
土寄せをした場所を避け周りをザクザクと掘り柔らかくしていく。
周りを柔らかくしたところでこてを置き茎を掴む。
足に力を入れて腰を落とし上へと引っ張る。
ふんぬぬぬぬぬ……。
ビクともしない。
まだ掘り方が足りなかったか?
こてを手に取りさらに深く掘ってみる。
それに加え今度は手で土寄せした部分を柔らかく解していく。
これでどうだ。
もう一度茎を掴み足に力を籠める。
ブチブチと根が切れる音がする。
これは行けそうだ!
少しづつ持ちあがる土。
と、途端に軽くなり尻餅をついた。
いたたたたた……。
片手で腰を撫でるともう片方のジャガイモの茎の先を見た。
ジャガイモだ!
ちゃんとジャガイモが生っている!
こぶし大の大きさのものが3つにピンポン玉くらいの大きさのものが2つ生っていた。
一旦インベントリに収納しておいた。
他に取りこぼしはないかなと手で土をまさぐる。
……無さそうだ。残念。
次にサツマイモの世話だ。
葉を捲って根を確認する。
昨日の夕方取り除いてたおかげで新たな根が少ない。
それでも根を張るんだから逞しいよな。
一本一本丁寧に取り除いていった。
明日には収穫出来そうだな。
インベントリからバケツと柄杓を取り出し足りない分の魔力水をバケツに注ぎ柄杓で4回水をやった。
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