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フィンの優しさ
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朝起きると隣のベッドでフィンが眠っていた。
本当にこんな人と結婚できるんだ。と思うとまた動悸がした。
寝てるから近づいてもわからないよね、と思い足をひきづってフィンの側にいった。
格好いいよね。エレナ様が好きになるのわかるわ。こんな素敵な人見たことない。
ずっと見惚れていると、急にフィンが声をかけ驚いた。
「そんなに見つめられると照れるんだが。」
慌ててベッドにしがみつき顔を隠し少しだけ見た。
「もしかしてずっと起きてました?」
「どうするのかなと思って待ってた。」
「ごめんなさい、見てただけです。」
「…待ってたんだけど。」
「何をですか?」
フィンの手が顔を撫で近づいてきた。
「こういう事。」
フィンがそっとキスをしてきた。
「フィンにはかないません。」
「エスカは可愛いな」
朝からやめて下さい。動悸が止まらなくなります!
朝の祈りに行く時もまたフィンが抱き抱えて、後ろに騎士達がついてきた。
でもルディがいなかった。
買い物でも行ったのかしら?
祈りが終わり家に帰ると、子供のノインと母親がいた。
「エスカ、風呂に入るんだろ?マダムが手伝って下さる。今ルディがパンも買いに行っているからゆっくり入っといで。マダム、よろしくお願いします。」
え、手伝う!
「一人で大丈夫です!」
「風呂で無理したら大変だ。」
フィン、大事にしすぎです!
フィンにおされ、結局母親に風呂を手伝ってもらった。
「すみません、こんな事をさせてしまって。」
「騎士の方が人手を探しにきた時、私が立候補したんだよ。エスカ様には感謝しかないですからね。」
「そんな…」
「足が腫れているから温めないほうがいいですね。さぁ、お湯をかけますよ。」
母親は足を気遣って浴槽には入れなかったが温かいお湯を優しくかけてくれた。
本当にこの村に来て良かった。
お風呂でさっぱりし出ると、焼きたてのパンが準備してあった。
どうやらフィンが全て手配を頼んだらしい。
「王都に帰るとここの焼きたては食べられないからな。さぁ、エスカ、食べよう。」
「フィン、皆様ありがとうございます。」
皆の優しさに涙が出そうだった。
本当にこんな人と結婚できるんだ。と思うとまた動悸がした。
寝てるから近づいてもわからないよね、と思い足をひきづってフィンの側にいった。
格好いいよね。エレナ様が好きになるのわかるわ。こんな素敵な人見たことない。
ずっと見惚れていると、急にフィンが声をかけ驚いた。
「そんなに見つめられると照れるんだが。」
慌ててベッドにしがみつき顔を隠し少しだけ見た。
「もしかしてずっと起きてました?」
「どうするのかなと思って待ってた。」
「ごめんなさい、見てただけです。」
「…待ってたんだけど。」
「何をですか?」
フィンの手が顔を撫で近づいてきた。
「こういう事。」
フィンがそっとキスをしてきた。
「フィンにはかないません。」
「エスカは可愛いな」
朝からやめて下さい。動悸が止まらなくなります!
朝の祈りに行く時もまたフィンが抱き抱えて、後ろに騎士達がついてきた。
でもルディがいなかった。
買い物でも行ったのかしら?
祈りが終わり家に帰ると、子供のノインと母親がいた。
「エスカ、風呂に入るんだろ?マダムが手伝って下さる。今ルディがパンも買いに行っているからゆっくり入っといで。マダム、よろしくお願いします。」
え、手伝う!
「一人で大丈夫です!」
「風呂で無理したら大変だ。」
フィン、大事にしすぎです!
フィンにおされ、結局母親に風呂を手伝ってもらった。
「すみません、こんな事をさせてしまって。」
「騎士の方が人手を探しにきた時、私が立候補したんだよ。エスカ様には感謝しかないですからね。」
「そんな…」
「足が腫れているから温めないほうがいいですね。さぁ、お湯をかけますよ。」
母親は足を気遣って浴槽には入れなかったが温かいお湯を優しくかけてくれた。
本当にこの村に来て良かった。
お風呂でさっぱりし出ると、焼きたてのパンが準備してあった。
どうやらフィンが全て手配を頼んだらしい。
「王都に帰るとここの焼きたては食べられないからな。さぁ、エスカ、食べよう。」
「フィン、皆様ありがとうございます。」
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