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そして彼は、今までの失敗を学ぶ……
第56話彼女は彼と協力する……
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そういわれた橋川は、きょとんと首を傾げて『何言ってんだコイツ?』と言わんばかりの表所になっていた。
そりゃそうだ……。
俺も自分で急に何ってんだ? と思った。
「あんた急に何言ってんの?」
もはや表情だけでなく、言葉にされてしまった。
「てか誰?」
そして追い打ちを打ってきた。
まあそうだよね、こんないるかもわからないクラスメイトなんて覚えてなくて当然だよね……。
「俺はこのクラスの矢須優太。一応席は近いんだけど……」
橋川は俺の右斜め後ろの席なのだが、それでも覚えられてないってどんだけ影薄いんだ俺……。
橋川はまだピンと来ていない様子だが、そんなことはお構いなしに俺は話を続ける。
「俺のことはどうでもよくてだな、実はお前に協力してほしいことがあんだよ!」
俺はズイっと前のめりになる。
俺が近づくのが嫌だったのか、橋川が半歩ほど後ろに下がる。
なんかごめんなさい。
「まってまって、さっきからあんた主語がなくて何言ってるか全然分かんないよ。なに協力って?」
確かに、俺は少し冷静じゃなかったかもしれない……。
一度落ち着いて自分の中の話を整理する。
そしてもう一度ちゃんと、橋川に花のことを話す。
「へー、つまり矢木澤がいじめられないようにするための手助けをしてほしいってこと?」
「まあ端的に言えば……」
橋川はその場でうーんと唸りだす。
まあいきなりこんなこと言われも『分かった』と簡単に返事できるもんでもないのだろう……。
しかも相手は今日始めて喋ったクラスメイトときた。
雰囲気的に断れそうな気がしたので、俺は後ろを向いて歩きだす。
急に何も言わずに帰ろうとした俺を、橋川が呼び止める。
「お、おい、ちょっと待ってて。なんで急に帰ろうとした!?」
「なんか断られそうな雰囲気だったから……」
「それでも急に帰ろうとするか普通? 失礼すぎだろ!」
怒った様子の橋川だったが、俺は無駄な時間を割いている暇がない。
こうしているうちにも、火はどんどんと大きくなっていく。
今はまだ花の悪口を言う程度のことで済んでいるが、それは次第に嫌がらせ、いじめとなっていく。
『それじゃ』と俺は自分の机に置いてある携帯を手に取って帰ろうとすると、またしても呼び止められる。
「あんたって全く人の話聞かないね……。別に矢木澤を助けるのに協力するのはいいよ」
呆れながら、橋川は俺に協力してくれると言ってくれた。
まじか。
俺はずっとこの橋川美咲という人間を、自分のこと以外どうでもよくて、自己中で他人の不幸はが大好きなクズだとばかり思っていたが、もしかしたらいい奴なのかもしれない。
「本当か!? 悪かったな、勝手にクズとか自己中とか思ってて」
「いやあんた、私と関わったことないのに酷い決めつけだな……。まあ別に私もあんたのこと、友達いなくて性格悪くて頭も悪い救いようのない奴だと思ってたしな……。お相子だな」
俺に悪口を言われたのが腹立ったのか、ここぞとばかりに言い返してくる橋川だが、俺はそんな悪口言われ慣れてる。
俺はふっと鼻で笑ってはっきりと言ってやる。
「大丈夫だ橋川。お前の思ってたこと全部その通りだから」
俺がすがすがしく開き直ると、若干橋川が惹いていた。
というか、こんなくだらないことを話している暇はない
話を戻すように俺は橋川を真っすぐ見る。
「じゃあ早速だけど、花を助けるためにどうしたらいいか、その方法を決めようと思う」
この答えが分からないから、俺はわざわざ橋川に協力を頼んだ。
橋川に頼んだところでいい結論が出るかわ分からないが、『三人寄れば文殊の知恵』って言うし……、まあ二人だけど……。
そんなこんなで、俺達はいい案を出すべく二人、教室に残った。
そりゃそうだ……。
俺も自分で急に何ってんだ? と思った。
「あんた急に何言ってんの?」
もはや表情だけでなく、言葉にされてしまった。
「てか誰?」
そして追い打ちを打ってきた。
まあそうだよね、こんないるかもわからないクラスメイトなんて覚えてなくて当然だよね……。
「俺はこのクラスの矢須優太。一応席は近いんだけど……」
橋川は俺の右斜め後ろの席なのだが、それでも覚えられてないってどんだけ影薄いんだ俺……。
橋川はまだピンと来ていない様子だが、そんなことはお構いなしに俺は話を続ける。
「俺のことはどうでもよくてだな、実はお前に協力してほしいことがあんだよ!」
俺はズイっと前のめりになる。
俺が近づくのが嫌だったのか、橋川が半歩ほど後ろに下がる。
なんかごめんなさい。
「まってまって、さっきからあんた主語がなくて何言ってるか全然分かんないよ。なに協力って?」
確かに、俺は少し冷静じゃなかったかもしれない……。
一度落ち着いて自分の中の話を整理する。
そしてもう一度ちゃんと、橋川に花のことを話す。
「へー、つまり矢木澤がいじめられないようにするための手助けをしてほしいってこと?」
「まあ端的に言えば……」
橋川はその場でうーんと唸りだす。
まあいきなりこんなこと言われも『分かった』と簡単に返事できるもんでもないのだろう……。
しかも相手は今日始めて喋ったクラスメイトときた。
雰囲気的に断れそうな気がしたので、俺は後ろを向いて歩きだす。
急に何も言わずに帰ろうとした俺を、橋川が呼び止める。
「お、おい、ちょっと待ってて。なんで急に帰ろうとした!?」
「なんか断られそうな雰囲気だったから……」
「それでも急に帰ろうとするか普通? 失礼すぎだろ!」
怒った様子の橋川だったが、俺は無駄な時間を割いている暇がない。
こうしているうちにも、火はどんどんと大きくなっていく。
今はまだ花の悪口を言う程度のことで済んでいるが、それは次第に嫌がらせ、いじめとなっていく。
『それじゃ』と俺は自分の机に置いてある携帯を手に取って帰ろうとすると、またしても呼び止められる。
「あんたって全く人の話聞かないね……。別に矢木澤を助けるのに協力するのはいいよ」
呆れながら、橋川は俺に協力してくれると言ってくれた。
まじか。
俺はずっとこの橋川美咲という人間を、自分のこと以外どうでもよくて、自己中で他人の不幸はが大好きなクズだとばかり思っていたが、もしかしたらいい奴なのかもしれない。
「本当か!? 悪かったな、勝手にクズとか自己中とか思ってて」
「いやあんた、私と関わったことないのに酷い決めつけだな……。まあ別に私もあんたのこと、友達いなくて性格悪くて頭も悪い救いようのない奴だと思ってたしな……。お相子だな」
俺に悪口を言われたのが腹立ったのか、ここぞとばかりに言い返してくる橋川だが、俺はそんな悪口言われ慣れてる。
俺はふっと鼻で笑ってはっきりと言ってやる。
「大丈夫だ橋川。お前の思ってたこと全部その通りだから」
俺がすがすがしく開き直ると、若干橋川が惹いていた。
というか、こんなくだらないことを話している暇はない
話を戻すように俺は橋川を真っすぐ見る。
「じゃあ早速だけど、花を助けるためにどうしたらいいか、その方法を決めようと思う」
この答えが分からないから、俺はわざわざ橋川に協力を頼んだ。
橋川に頼んだところでいい結論が出るかわ分からないが、『三人寄れば文殊の知恵』って言うし……、まあ二人だけど……。
そんなこんなで、俺達はいい案を出すべく二人、教室に残った。
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