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腐男子の危機!
旅行に行くの!?
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あっちゅーまだなぁ…
星藍と出会ってからあっという間に1ヶ月が過ぎた。
初めてあった頃は6月でまだ本格的な暑さはなかったけどもう7月。
突き刺すような日差しを感じる。
俺達はあまりの暑さにリビングのソファーに座ってアイスキャンディーを2本ずつ食べていた。
ふと、キッチンで皿を洗っている母さんが冷蔵庫に貼ってあるカレンダーを見て夏休みが近づいていることに気がつく。
「もうすぐあなた達夏休みね~!どこが行きたいところある?」
母さんが俺達に聞いてきた。
裕人さんも有休を取っているらしい。
母さんとデートするのかな?
いいなー。
あー、俺達もデート行きたい。
チラリと星藍を見る。
その視線に気がついた星藍はニコッと微笑んでまたすぐに視線を母さんに戻す。
「実はその事で話があって、懸賞で当てたパールズホテルの宿泊券を持ってるんですよ。叶夢と行ってきても良いですか?ペアチケなんで4人では行けないんですけど…」
ひらりと手にした宿泊券。
パールズホテルは超高級ホテル。
料理もおもてなしも天下一品!
俺も1度は泊まってみたいホテルだ。
「あら、行ってらっしゃい!私も裕人さんと一緒に温泉にでも行こうかと思っていたところなのよ!それに、兄弟の仲を深めるのも大切だからね~」
母さん達も一応新婚なんだし、イチャラブしたいだろう。
俺達も楽しめて母さん達も楽しめるなんて最高!
「ありがとうございます、義母さん」
「楽しんでらっしゃい」
星藍と旅行なんて楽しみすぎっ!
てか、懸賞で当てたってどんだけクジ運いいんだよ…
でも、懸賞送るようなもの集めてたかな?
星藍に聞いてみよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2階に上がり、部屋のドアを閉めると
いきなり星藍が俺を抱きしめた。
「どうしたの、?星藍?」
力強いな……。痛いわ…。
「あー、危なかった。さっき目があった時襲いそうになったよ…。あんな欲しそうな目で見られたら…もう…」
あんな欲しそうな目で見られたら
その言葉をきいてボッと顔が赤くなる。
この雰囲気のままいったら…間違いなく、腰が死ぬ!
ちょっと雰囲気変えよう…!
「せ、星藍!懸賞ってなんの?なんか集めてたっけ?」
声がうわずりながらも星藍に聞く。
でも星藍は答えない。
無言でただただ俺を抱きしめ続けている。
「せ、星藍?」
「懸賞なんて嘘。俺はあそこで叶夢と二人きりで過ごしたかったから俺が宿泊券を買った。」
!?!?!?!?!?
えっー?買ったの?星藍が?
1泊ウン万円するんだよ!?
「高かったでしょ!?…」
「叶夢が大好きだからいいんだよ!!ね、言ったでしょ?俺は大好きだって。叶夢が大大大大大好きなの。」
あれ?星藍って、ヤンデレだっけ?
最近ヤンデレ臭がすごいんだけど…。
「だから一緒に来てよ。パールズホテル。家じゃできないことも、ホテルならできるよ?」
艶っぽく笑う星藍。
誘ってるのかよ…
「ありがとう、星藍。俺も大好き。一緒に行って色々シよーね。」
楽しみだ。楽しみだ。
早くこいこい夏休み!!!!
星藍と出会ってからあっという間に1ヶ月が過ぎた。
初めてあった頃は6月でまだ本格的な暑さはなかったけどもう7月。
突き刺すような日差しを感じる。
俺達はあまりの暑さにリビングのソファーに座ってアイスキャンディーを2本ずつ食べていた。
ふと、キッチンで皿を洗っている母さんが冷蔵庫に貼ってあるカレンダーを見て夏休みが近づいていることに気がつく。
「もうすぐあなた達夏休みね~!どこが行きたいところある?」
母さんが俺達に聞いてきた。
裕人さんも有休を取っているらしい。
母さんとデートするのかな?
いいなー。
あー、俺達もデート行きたい。
チラリと星藍を見る。
その視線に気がついた星藍はニコッと微笑んでまたすぐに視線を母さんに戻す。
「実はその事で話があって、懸賞で当てたパールズホテルの宿泊券を持ってるんですよ。叶夢と行ってきても良いですか?ペアチケなんで4人では行けないんですけど…」
ひらりと手にした宿泊券。
パールズホテルは超高級ホテル。
料理もおもてなしも天下一品!
俺も1度は泊まってみたいホテルだ。
「あら、行ってらっしゃい!私も裕人さんと一緒に温泉にでも行こうかと思っていたところなのよ!それに、兄弟の仲を深めるのも大切だからね~」
母さん達も一応新婚なんだし、イチャラブしたいだろう。
俺達も楽しめて母さん達も楽しめるなんて最高!
「ありがとうございます、義母さん」
「楽しんでらっしゃい」
星藍と旅行なんて楽しみすぎっ!
てか、懸賞で当てたってどんだけクジ運いいんだよ…
でも、懸賞送るようなもの集めてたかな?
星藍に聞いてみよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2階に上がり、部屋のドアを閉めると
いきなり星藍が俺を抱きしめた。
「どうしたの、?星藍?」
力強いな……。痛いわ…。
「あー、危なかった。さっき目があった時襲いそうになったよ…。あんな欲しそうな目で見られたら…もう…」
あんな欲しそうな目で見られたら
その言葉をきいてボッと顔が赤くなる。
この雰囲気のままいったら…間違いなく、腰が死ぬ!
ちょっと雰囲気変えよう…!
「せ、星藍!懸賞ってなんの?なんか集めてたっけ?」
声がうわずりながらも星藍に聞く。
でも星藍は答えない。
無言でただただ俺を抱きしめ続けている。
「せ、星藍?」
「懸賞なんて嘘。俺はあそこで叶夢と二人きりで過ごしたかったから俺が宿泊券を買った。」
!?!?!?!?!?
えっー?買ったの?星藍が?
1泊ウン万円するんだよ!?
「高かったでしょ!?…」
「叶夢が大好きだからいいんだよ!!ね、言ったでしょ?俺は大好きだって。叶夢が大大大大大好きなの。」
あれ?星藍って、ヤンデレだっけ?
最近ヤンデレ臭がすごいんだけど…。
「だから一緒に来てよ。パールズホテル。家じゃできないことも、ホテルならできるよ?」
艶っぽく笑う星藍。
誘ってるのかよ…
「ありがとう、星藍。俺も大好き。一緒に行って色々シよーね。」
楽しみだ。楽しみだ。
早くこいこい夏休み!!!!
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