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第5章 聖女として……
第三十九話 破綻の音
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カチャリという紅茶カップの音とガチャガチャという作業音が貴賓室に響く。
「で、あなたは一体何を作っているんですか……」
ちょっと呆れた空気を醸し出しながら、賢者はカップをテーブルに置いた。今日は特に用事がないから、何となくこの部屋によったらしい。
当の結菜はと言うと、未だに魔法石を弄っていた。あの時作った魔法石製魔法道具を現在進行形で絶賛量産中である。
ちなみに貴賓室は結菜により魔改造が施されていた。ランタンはもちろん蛇口も完備されている。…………そう、完備されてしまっているのである‼まぁ、それはとりあえず置いておこう。
あれから何日か経ったのだが、結菜は相変わらず日々平和な生活を送っていた。
聖女としてあの時決意したものの、聖女らしいことは何もしていない。結菜は内心肩透かしをくらったような気分だった。
「……ねぇ、そんなことよりさ。いいの?こんなにのんびりしてて。ほら、魔物とかさ」
「そうですね……。今も魔物が発生している可能性は十分にあります」
「なら、」
「安心しろ。各地域には辺境騎士団がある。対処しきれない程の大量発生の時、俺らが対処するようになっている。転移魔法陣を使ってな」
普通は勇者達は行きは転移魔法陣を使い、帰りは普通に入城しているらしい。
結菜を聖女にした時は特例中の特例だったようだ。
まぁそれなら大丈夫かな、と結菜は一応納得した。
「それで、あなたは何をしているんです?何やら道具のようですけど」
「ん?あぁ、これね。魔法石を使った魔法道具。少しでも魔力を流し込んだら使えるの」
この世界では魔力を誰もが持っている。魔法を行使できないくらい魔力が少なくても、この道具を使えば魔法と同じことができるのだ。
賢者と勇者はその見たこともない結菜の発明を改めて眺めた。
(魔法道具……。魔法道具ねぇ……。まぁいいか。ユーナ(さん)だし……………)
遠い目になりそうになる賢者達。だが、賢者と勇者は結菜が常識に当てはまらないことは、ここ数日でわかっていたためすぐに回復した。
要するに慣れ‼慣れが全てなのである‼いいね‼ザ·思考放棄‼
「凄いですね……。魔法道具ですか」
「あぁ、初めて見た」
結菜が作ったランタンを見ながら、賢者達は興味深そうに手にとって色々試している。
「あれ?この世界って魔法道具ないの?」
「えぇ。たいてい、あまり魔力がない人は魔法自体を使いませんね。魔法を使える程の魔力は貴族が持って生まれることが多いので。存在は知っていても見たことがない人は多いのではないでしょうか?」
魔力は確かに誰もが持っている。だがしかし、魔法を行使できる程の魔力量を持っている人は滅多にいない。
平民で魔法を使える程の魔力持ちだと、冒険者の魔法使いになることが多いのだとか。
理由は簡単。冒険者として活躍した方が収入が多いからである。しかも冒険者では魔法使いは稀少で、パーティーで大歓迎の対象ときた。
なので、普通の村などでは魔法はおとぎ話ものなのである。
「じゃあ魔法道具を広めたら、もっと生活がしやすくなるね‼そしたら、もっと皆が幸せになれるはずだよね‼」
「……お前は明るい未来をみているんだな」
「えぇ本当に」
弾けるような笑顔で半ば興奮気味に言う結菜を見て、賢者達は微笑ましく思った。
だんだん結菜が自分達に打ち解けてくれているのを感じる。
結菜もくすりと笑う賢者と相変わらずの無表情だがくつろいでいる勇者の姿を見て、自分が落ち着いていくのを感じた。
なんだか照れくさくて笑ってしまう。
平和だ。本当に普通の休日のようなゆったりとした平和な日。青空が広がり、心地よい風が開いた窓から吹き込んでくる。
ロンが気持ちよさそうにゴロゴロしているのもいつものこと。
結菜は魔法道具を作りながら、賢者達との和やかな会話を楽しんでいた。
そんな感じで結菜が穏やかな空気に気持ちを緩ませていた時―
パキンッ
―空間が割れるような音がした。大気が悲鳴をあげたかのような、世界が破綻したかのような音。
「っ……‼」
突然、結菜の背中に言いようもない程の悪寒が駆け抜けた。
どくんどくんと心臓が嫌な音をたてる。結菜は押し寄せる焦燥感と不安感に、思わず身を縮めた。
「な、何?今のって……」
いきなり様子の変わった結菜を賢者達は不審に思った。
「どうかしたのか?」
心配そうに声をかけてくれる勇者と賢者。しかし、結菜はそれよりも二人が今の不吉な気配を感じなかったのか気になった。
「……今の、何も感じなかったの?……ほら、世界が割れるような音…………」
「世界が割れる?いえ、何も感じませんでしたが……」
「そ、そっか……」
今もまだ続く激しい動悸。
しかしそんな結菜とは対称に、勇者と賢者は何も様子は変わっていない。むしろ様子が突如変わった結菜を心配そうに見ている。
(……幻聴?……でも、今のは………………)
そう、あの音は自分の意識に直接響くような音だった。場所はここから遠く離れた所で鳴ったのだとかろうじてわかる。
遠い場所だから二人には聞こえなかったのだろうか。
幻聴じゃないと直感的に結菜は思った。あの音は、あの世界が軋んで割れたかのようなあの音は幻聴なんかじゃない。
ぎゅっと服の裾を握り込む。
「嫌な、予感がする……」
結菜がぽつりと呟いた。っとその時、
「大変です‼魔物の大群が発生しました‼」
ノックもなしに、一人の侍従が貴賓室に駆け込んで来た。慌てて走ってきたのだろう。彼の息は乱れていた。
彼の報告で室内の空気が張り詰める。
「数は?」
「十以上だそうです」
「わかりました。すぐに行きます」
賢者達がソファから立ち上がる。
十以上の魔物。それが一度に同じ場所で、同じ時間に現れることは普通ならあり得ない数なのだそう。しかも、ただの魔物ではない。
突如空間から発生する魔物は通常の魔物の倍以上強い。
ただの魔物なら少しの瘴気で発生するので騎士団でも対処できるが、空間から突如発生した魔物は大気中の瘴気を発生時に多く取り込むためかなりの強さを持つ。
簡単に例えると、ダンジョンマスター並みの強さなのだ。それが大量発生したのである。
しかも、討伐した時にその大量の瘴気を周囲に撒き散らすのだ。これでは普通の騎士達では対処できない。
結菜は自分の嫌な予感が当たったのだとすぐに理解した。
「あの、私も‼」
「えぇ、一緒に来てください」
賢者が促す。
心の中で湧き上がる嫌な予感を振り切るかのように、結菜はロンを抱えてすぐに勇者達のあとを追った。
「で、あなたは一体何を作っているんですか……」
ちょっと呆れた空気を醸し出しながら、賢者はカップをテーブルに置いた。今日は特に用事がないから、何となくこの部屋によったらしい。
当の結菜はと言うと、未だに魔法石を弄っていた。あの時作った魔法石製魔法道具を現在進行形で絶賛量産中である。
ちなみに貴賓室は結菜により魔改造が施されていた。ランタンはもちろん蛇口も完備されている。…………そう、完備されてしまっているのである‼まぁ、それはとりあえず置いておこう。
あれから何日か経ったのだが、結菜は相変わらず日々平和な生活を送っていた。
聖女としてあの時決意したものの、聖女らしいことは何もしていない。結菜は内心肩透かしをくらったような気分だった。
「……ねぇ、そんなことよりさ。いいの?こんなにのんびりしてて。ほら、魔物とかさ」
「そうですね……。今も魔物が発生している可能性は十分にあります」
「なら、」
「安心しろ。各地域には辺境騎士団がある。対処しきれない程の大量発生の時、俺らが対処するようになっている。転移魔法陣を使ってな」
普通は勇者達は行きは転移魔法陣を使い、帰りは普通に入城しているらしい。
結菜を聖女にした時は特例中の特例だったようだ。
まぁそれなら大丈夫かな、と結菜は一応納得した。
「それで、あなたは何をしているんです?何やら道具のようですけど」
「ん?あぁ、これね。魔法石を使った魔法道具。少しでも魔力を流し込んだら使えるの」
この世界では魔力を誰もが持っている。魔法を行使できないくらい魔力が少なくても、この道具を使えば魔法と同じことができるのだ。
賢者と勇者はその見たこともない結菜の発明を改めて眺めた。
(魔法道具……。魔法道具ねぇ……。まぁいいか。ユーナ(さん)だし……………)
遠い目になりそうになる賢者達。だが、賢者と勇者は結菜が常識に当てはまらないことは、ここ数日でわかっていたためすぐに回復した。
要するに慣れ‼慣れが全てなのである‼いいね‼ザ·思考放棄‼
「凄いですね……。魔法道具ですか」
「あぁ、初めて見た」
結菜が作ったランタンを見ながら、賢者達は興味深そうに手にとって色々試している。
「あれ?この世界って魔法道具ないの?」
「えぇ。たいてい、あまり魔力がない人は魔法自体を使いませんね。魔法を使える程の魔力は貴族が持って生まれることが多いので。存在は知っていても見たことがない人は多いのではないでしょうか?」
魔力は確かに誰もが持っている。だがしかし、魔法を行使できる程の魔力量を持っている人は滅多にいない。
平民で魔法を使える程の魔力持ちだと、冒険者の魔法使いになることが多いのだとか。
理由は簡単。冒険者として活躍した方が収入が多いからである。しかも冒険者では魔法使いは稀少で、パーティーで大歓迎の対象ときた。
なので、普通の村などでは魔法はおとぎ話ものなのである。
「じゃあ魔法道具を広めたら、もっと生活がしやすくなるね‼そしたら、もっと皆が幸せになれるはずだよね‼」
「……お前は明るい未来をみているんだな」
「えぇ本当に」
弾けるような笑顔で半ば興奮気味に言う結菜を見て、賢者達は微笑ましく思った。
だんだん結菜が自分達に打ち解けてくれているのを感じる。
結菜もくすりと笑う賢者と相変わらずの無表情だがくつろいでいる勇者の姿を見て、自分が落ち着いていくのを感じた。
なんだか照れくさくて笑ってしまう。
平和だ。本当に普通の休日のようなゆったりとした平和な日。青空が広がり、心地よい風が開いた窓から吹き込んでくる。
ロンが気持ちよさそうにゴロゴロしているのもいつものこと。
結菜は魔法道具を作りながら、賢者達との和やかな会話を楽しんでいた。
そんな感じで結菜が穏やかな空気に気持ちを緩ませていた時―
パキンッ
―空間が割れるような音がした。大気が悲鳴をあげたかのような、世界が破綻したかのような音。
「っ……‼」
突然、結菜の背中に言いようもない程の悪寒が駆け抜けた。
どくんどくんと心臓が嫌な音をたてる。結菜は押し寄せる焦燥感と不安感に、思わず身を縮めた。
「な、何?今のって……」
いきなり様子の変わった結菜を賢者達は不審に思った。
「どうかしたのか?」
心配そうに声をかけてくれる勇者と賢者。しかし、結菜はそれよりも二人が今の不吉な気配を感じなかったのか気になった。
「……今の、何も感じなかったの?……ほら、世界が割れるような音…………」
「世界が割れる?いえ、何も感じませんでしたが……」
「そ、そっか……」
今もまだ続く激しい動悸。
しかしそんな結菜とは対称に、勇者と賢者は何も様子は変わっていない。むしろ様子が突如変わった結菜を心配そうに見ている。
(……幻聴?……でも、今のは………………)
そう、あの音は自分の意識に直接響くような音だった。場所はここから遠く離れた所で鳴ったのだとかろうじてわかる。
遠い場所だから二人には聞こえなかったのだろうか。
幻聴じゃないと直感的に結菜は思った。あの音は、あの世界が軋んで割れたかのようなあの音は幻聴なんかじゃない。
ぎゅっと服の裾を握り込む。
「嫌な、予感がする……」
結菜がぽつりと呟いた。っとその時、
「大変です‼魔物の大群が発生しました‼」
ノックもなしに、一人の侍従が貴賓室に駆け込んで来た。慌てて走ってきたのだろう。彼の息は乱れていた。
彼の報告で室内の空気が張り詰める。
「数は?」
「十以上だそうです」
「わかりました。すぐに行きます」
賢者達がソファから立ち上がる。
十以上の魔物。それが一度に同じ場所で、同じ時間に現れることは普通ならあり得ない数なのだそう。しかも、ただの魔物ではない。
突如空間から発生する魔物は通常の魔物の倍以上強い。
ただの魔物なら少しの瘴気で発生するので騎士団でも対処できるが、空間から突如発生した魔物は大気中の瘴気を発生時に多く取り込むためかなりの強さを持つ。
簡単に例えると、ダンジョンマスター並みの強さなのだ。それが大量発生したのである。
しかも、討伐した時にその大量の瘴気を周囲に撒き散らすのだ。これでは普通の騎士達では対処できない。
結菜は自分の嫌な予感が当たったのだとすぐに理解した。
「あの、私も‼」
「えぇ、一緒に来てください」
賢者が促す。
心の中で湧き上がる嫌な予感を振り切るかのように、結菜はロンを抱えてすぐに勇者達のあとを追った。
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