果ての世界の魔双録 ~語り手の少女が紡ぐは、最終末世界へと至る物語~

ニシヒデ

文字の大きさ
16 / 59
第一部 一章 始まりの物語~噴壊包輝世界編~

出立準備2

しおりを挟む

 少女の身長はクロエとほぼ同じであり、外見から予測出来る年齢もかなり近いものだろう。さして気温も低くないのに厚めのロングコートを着込んでおり、その口元付近は襟によって隠れていた。白銀色の長い髪が歩く度にフワフワと上下に揺れ動いている。感情を読み取れない、無機質な灰色の少女の瞳が店内にいたクロエの姿にだけ向けられていた。

  その少女は奥にいた俺たち三人の目の前まで歩いて来ると、やけにのんびりとした様子で口を開く。

 「・・・・・・同士クロエ、久しぶり」
 「ルーじゃないか!どうした、わざわざこんな所にまで」

 「わざわざこんな所にまで」――――クロエのその言葉を聞いたナイラさんが顔をしかめる。しかしそんなナイラさんの様子とはお構いなしに、クロエは白銀色の髪を持つ少女の肩に片腕を回しながら親しげに話をし始めた。

 「用事があったから近くに来ていた。そうしたら急にクロエの魔力をこの付近から感じ取ったから、気になって訪ねただけ」
 「そうか・・・・・・それにしても久しぶりだな。こうして互いに顔を合わせて直接会うのは!」
 「そう、だから驚いている。クロエがあの場所から外に出ているのは珍しいから」
 「ふむ・・・・・・それに関しては色々と事情あってだな。そうだ紹介しておこう。こいつの名前はルカワ・ユウト。訳あって私の新しい弟子にした奴だ」

 クロエは空いている反対側の手で、俺のことを指し示しながらそう紹介する。

 「・・・・・・弟子?」
 「ああ、つい先程そうしたばかりだ。・・・・・・小僧、こいつはルー。ルー・カリドネア。私と同じ、マスターの称号を持つ魔法使いだ」

 白銀色の髪の少女――――ルーは俺に向けて視線を移すと不思議そうに首を傾げる。

 「・・・・・・???。でもそれにしては・・・・・・この子は少し普通過ぎる・・・・・。特別な力も何も感じられない。何故この子を弟子にしたのか、クロエに詳しい説明を求む」
 「どうしてわざわざお前に対して、そこまで説明せねばならんのだ・・・・・・。――――リセに関わることで少しな。今のところはこれで勘弁してくれ」

 クロエのその言葉に納得したのかしていないのか。分からないが、ルーはそのまま口を閉ざして自身の肩に回されたクロエの腕を振りほどくと、俺のすぐ目の前にまで歩み寄って来る。そして――――、

 ペチペチ、ペチペチ。
 と、いきなり俺の頬を広げた掌で叩きだし始めた。
 さして威力も無い為、その行為によって痛みを感じることは無いのだが――――あまりにも唐突すぎるルーの行動に虚を突かれて、俺は混乱してしまう。

 「な、なにか?」
 「・・・・・・・・・・・・」

只ひたすらに無言で。そして暫くの間、そのままの状態が続いたかと思うと・・・・・・今度は両手を使って、ルーは俺の顔中の至るところを遠慮の欠片もなく触りだし始める。俺との身長差がかなりある為、ルーは真上に向かって直立で両手を伸ばしている状態だ。さわさわと小さな手が俺の顔へと触れる度に、皮膚の上から擽られているような感触が伝わってくる。

 「・・・・・・柔らかい」
 「ちょっと待ってくれ!ええっと・・・・・・ルーさん。でしたよね?俺に何か用でも?」
 「ルーでいい。同士であるクロエの弟子なら、私に対する敬称も敬語も不要」
 「・・・・・・分かった。だったらルー。その・・・・・・さっきから俺の顔を触り続けている、その理由を教えて貰ってもいいかな?」
 「クロエの弟子というから気になって調べていただけ。でも・・・・・・私が想像していたような情報は何も得られなかった」

 情報を得るも何も、そんな事をして分かることなんてあるのだろうか?と、俺は疑問には思ったが口には出さなかった。
 つい先程、魔法使いという存在になったばかりの俺には、ルーに限らず他の魔法使いの考えを伺い知ることなど出来ない。一つだけ分かっているのは、彼女がマスターと呼ばれる、クロエと同じ優れた魔法使いであるという事。それだけである。

 「おい、ルー。その辺にしておけ。悪いが今は急いでいてな。この続きはまた今度にしてくれ」
 「そうなの?・・・・・・分かった。でも、クロエ。私この子、気に入った」
 「はあ?――――まったくリセといいお前といい、こんな小僧の何処が良いんだか。私には理解できんな」

 心底理解出来ないと、そういった様子で首を左右に降りながら両手を挙げるクロエ。悪かったな。
 俺は目の前に立っているルーに対して、先程から疑問に思っていた事を聞いてみる。

 「なあルー。ルーがこの店に最初に入って来た時、クロエに向かって言っていた同士っていうのは、どういう意味なんだ?」
 「・・・・・・共通の趣味を持っている、同士という意味。戦友とも呼べる。私の背中を任せられる唯一の相棒」
 「ルーは私のネトゲ仲間なんだ。数多くのオンラインゲームの戦場を一緒に戦い抜いてきた。私の唯一の友人だよ」

 クロエとルーはその場で二人、掌を合わせてハイタッチをする。聞かなきゃよかった・・・・・・。
 それを呆れた様子で眺めていたナイラさんは、クロエに向かって抗議するかのように声を上げる。

 「ねえクロエ。あなた、ルーが唯一の友人って・・・・・・私のことはどう思っているのよ?」
 「ふむ・・・・・・神経質で口うるさい、そのくせ散らかし癖のある元同僚のおばさん。なんてのはどうだ?」
 「なっ―――――――――!!!」

 これは酷い。よくも面と向かって、その本人に対して悪口が言えるものだと、ある意味で感心してしまった。ナイラさんは怒りのあまりに口をパクパクと開いたり閉じたりしているだけで、言葉が出てこないようだった。

 「さてと・・・・・・では小僧。私は先に外に出て待っている。じゃあなルー。近いうちにまた会おう」

 クロエはまるでその場から逃げるようにして、一目散に扉を開けて店の外へと出ていってしまう。
 一人残された俺は、部屋の中に漂っている気まずい雰囲気から逃れようと、クロエの後を追いかけようとしたのだが、

 「・・・・・・ちょっと待ちなさい」
 「――――っ!!・・・・・・・何ですか?」

 ガシッと――――背後から伸びてきたナイラさんの手によって肩を掴まれてしまい、それを未然に防がれてしまった。完全にクロエからのとばっちりである。
 反射的に思わず身構えてしまった俺に対してナイラさんは「別にお弟子さんであるあなたに、八つ当たりなんてしないわよ」と、呆れた様子で言いながら言葉を続ける。

 「ほんとしょうがないわね・・・・・・ねえ、あなた。確かユウトって名前だったわよね。――――いい?あなたたちがこれから向かおうとしている場所は、魔法世界の情報管理部によって指定されている・・・・・・って、最初から全部説明しなくちゃ分からないのよね。まったく面倒な・・・・・・とにかく危険指定されている場所だから気をつけなさい。
 何があっても決してお師匠さんの――――あの意地の悪い、歳はいっていても精神年齢は見た目通り子供のままの、クロエの傍を離れないように。でないとあなた、あっとゆう間に命を落とすわよ」
 「ええ、分かりました。ご忠告感謝します」

 親切にも俺のことを呼び止めて、そう忠告をしてくれたナイラさんに対して礼を言う。しかしクロエの事に関してわざわざ言い直す辺り、この人も少し子供っぽい所があるようだ。確か元同僚とかクロエが言っていたはずだけど・・・・・・まあいい。とにかく先を急ぐとしよう。

 「またねユート」
 「ああ、また今度」

 ポツリと――――小さな声で別れの挨拶を俺に告げてきたルーに対しても、簡単に一言だけ返しながら、俺は今度こそ店の扉を開けて建物の外へと出る。扉からすぐ近くの場所に一人で立って待っていたクロエは、再度マントのフードを深く被り直して自身の素顔を隠していた。

 「ごめん遅くなった。それで次は何処に・・・・・・機嫌悪そうだけど何かあったのか?」
 「はあ?何 が だ?いいからさっさと出発するぞ。遅れずについてこい」

 俺にそう告げるクロエの声色は、明らかに苛立ちを含んだものだった。もしかしたら先ほどのナイラさんとの話の内容を聞いていたのかもしれない。とんでもない地獄耳・・・・・・いや、魔法によるものなのだろうが。ともかくこれ以上何かこの件に関して追及すれば、更にクロエが不機嫌になるであろう事が予測できた為、俺は黙っていることにした。

 それから俺とクロエの二人は、店が建っていた通りの更に奥にある、迷路のような路地裏の中にへと入る。

 次の目的地へと向かう道中で、俺はクロエからリセが今いる別の世界――――アブネクトと呼ばれる異世界へと向かった理由についての説明を受けた。

 世界と世界を隔てる境界。今回のリセの旅の目的と、地球に発生した境界の裂け目についての情報。

 そもそも地球という惑星は、俺のいた世界を構成するパーツの一部でしかないそうだ。地球を含めたあの世界の正式な名称はアースクレフと呼ぶらしい。

 アースクレフに隣接している世界――――アブネクトとの間に発生した境界の裂け目。それを修復し、リセと共に帰ってくるのが今回の旅の主な目的であるそうだが・・・・・・。

 クロエの話を聞きながら、道順も覚えられない程に細く入り組んだ道を歩いていき――――俺たちは洋館のような外観の大きな建物の前で立ち止まると、入口の扉を開けてその建物の中へと足を踏み入れた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜

KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞 ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。 諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。 そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。 捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。 腕には、守るべきメイドの少女。 眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。 ―――それは、ただの不運な落下のはずだった。 崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。 その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。 死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。 だが、その力の代償は、あまりにも大きい。 彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”―― つまり平和で自堕落な生活そのものだった。 これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、 守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、 いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。 ―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。

【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~

ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。 王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。 15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。 国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。 これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。  

真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます

難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』" ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。 社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー…… ……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!? ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。 「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」 「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族! 「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」 かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、 竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。 「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」 人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、 やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。 ——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、 「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。 世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、 最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕! ※小説家になろう様にも掲載しています。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。 毎日19時に更新予定です。

神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。 アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。 いわゆる"神々の愛し子"というもの。 神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。 そういうことだ。 そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。 簡単でしょう? えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか?? −−−−−− 新連載始まりました。 私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。 会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。 余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。 会話がわからない!となるよりは・・ 試みですね。 誤字・脱字・文章修正 随時行います。 短編タグが長編に変更になることがございます。 *タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。

処理中です...