109 / 164
第5章 海外遠征
第97話 学校巡りの再開
しおりを挟む「2はやはり名作である」
「だんちょ~が美人好きになった理由も分かるよね~」
結局一週間で2までしかクリア出来なかった。
桜はプレイしてないが、ストーリーに夢中でずっと一緒にリビングで見て楽しんでいた。
自分の好きを共感してもらえるのって嬉しいよね。オタクの気持ちも分かるってもんさ。
今日から学校巡りを再開するという事で、早速空港に向かっている。
日本に居るからゆっくりしてて良いと言ったパイロットの人達には申し訳ない。
そういえば国内で遠出する時にも飛行機を使うのを忘れてました。
車の中の道中でも龍が如○談義は続く。
「4では俺が大好きなキャラも出てくるんだよなぁ。出来れば桜にその人も見せてやりたかったぜ」
「えぇ~楽しみ~! あたしは真○の兄さん推しだけどね~」
ああ。あの人も良いよね。俺も好き。
秋○さんが一番好きだけど。
「あたし歌舞伎町に行ってみた~い! 神室町のモデルになってるんだよね~?」
「あ、俺も気になるな。聖地巡礼してみるか」
問題は100年以上経ってしまってる事だけど。
神室町は結構忠実に再現されてたみたいだけど、果たして今でも残ってるのか。
時間がある時に行ってみたいもんだね。
自家用ジェットを飛ばして向かったのは広島。
ここには中国地方出身の探索者が集められているが、人数は少ない。
能力に覚醒しても探索者になろうって人があんまり居ないみたいなんだよね。
俺のお陰で来年からの応募は増えてきてるらしいが。自分の命をチップにするのはやはり嫌という事でしょうかね。
ラノベや物語みたいにみんなこぞって行く感じにはなってないっぽい。
「当初はたくさん居たんだよ~? でも予想以上に死亡率が高くて敬遠されちゃったみたいなんだよね~」
「ほーん。現実主義者が多いんだな」
「お金を稼げても死んだら意味ないからね~」
5級とかで死ぬ方が難しいと思うんだが。
で、5級をパーティーで攻略しても一般人の年収ぐらいは稼げる。
ビビる方が勿体無いと思うのは俺が強いからなんでしょうか。
これからの探索者達の成長に期待ですな。
「そしてその為に俺達が学校巡りをしたりして、探索者業界を活性化させると」
「言い方は悪いけど間接的に死にに行けって言ってるようなもんだよね~」
「いや、調子に乗らなかったらちゃんと稼げるようになるはずだよ。禁忌領域みたいに想定外もあるだろうけど」
だから俺は何度でも口酸っぱく調子に乗るなと発信していくつもりだ。
俺が調子に乗ってるんじゃないかというのは言わないようにお願いしますね。
流石にB級レベルなら調子に乗ってても勝てるので…。逆にこれぐらいの攻略で調子に乗ってて恥ずかしいまであるよね。
「おやおやおや? 東京の探索者より優秀では?」
広島の探索者学校を見学してしばらく。
一年生は座学メインだから、面白い能力持ちが居ないかを軽くチェックしただけだけど、実技を練習している2.3年生は東京の卵たちよりも優秀に見えた。
「織田さんが東京で教えられた事をこちらで早速実践してますからね。少しずつ効果が出てきてるのではないかと」
「あ、なるほど。俺がフランスに行ってたせいで少し時間が経ってるもんな」
「『剣術』持ちとかの術理系の人達の動きが見違えるように良くなってるね~」
うむうむ。
教えた甲斐があったというものだ。
数年後にはきっと活躍してくれてる事だろう。
この調子で探索者の卵達が育っていけば、俺が引きこもれる日も近くなるってもんだ。
その調子で頑張ってくれたまえ。俺のために。
「ふぃー。こればっかりは何回やっても緊張するな」
「お疲れ様~」
締めの講義を終わらせて一息吐く。
講義が終わった後にも軽く交流はしたけど、それよりも講義は緊張する。
そろそろ俺の会話デッキも無くなってくるんだけど。どうしたもんかね。まだ二回目なのにさ。
「適当ぶっこいてるだけで勝手に納得して感動してくれるんだもんな。やっぱりイメージって大事だぜ」
「実態を知ったら幻滅される事間違い無しだろうね~」
「ふっ。甘いな。罰ゲームで土下座しても俺のイメージは下がらなかったんだ。もはや俺は無敵と言っても過言ではあるまい!」
「ギャンブルクソ雑魚ナメクジにもファンが居るって末期だよね~」
あれでファン離れをすると思ってたんだけどな。
何故か逆に増えた。それも海外から。
なんでだろう。土下座が良かったのかな? それなら何回でもするけど。
「よーし。とりあえず後三日は滞在する予定だからな。広島を練り歩くとしようぞ」
「いっぱい食べちゃうぞ~!!」
広島って何が名物なんだろうか。
広島焼きぐらいしか思いつかないんだが。
あれもお好み焼きとの違いがいまいち分からないしさ。こんな事言ったら怒られるかもしれんが。
スマホさんで検索してみるとしますかね。
21
あなたにおすすめの小説
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
薬師だからってポイ捨てされました~異世界の薬師なめんなよ。神様の弟子は無双する~
黄色いひよこ
ファンタジー
薬師のロベルト・シルベスタは偉大な師匠(神様)の教えを終えて自領に戻ろうとした所、異世界勇者召喚に巻き込まれて、周りにいた数人の男女と共に、何処とも知れない世界に落とされた。
─── からの~数年後 ────
俺が此処に来て幾日が過ぎただろう。
ここは俺が生まれ育った場所とは全く違う、環境が全然違った世界だった。
「ロブ、申し訳無いがお前、明日から来なくていいから。急な事で済まねえが、俺もちっせえパーティーの長だ。より良きパーティーの運営の為、泣く泣くお前を切らなきゃならなくなった。ただ、俺も薄情な奴じゃねぇつもりだ。今日までの給料に、迷惑料としてちと上乗せして払っておくから、穏便に頼む。断れば上乗せは無しでクビにする」
そう言われて俺に何が言えよう、これで何回目か?
まぁ、薬師の扱いなどこんなものかもな。
この世界の薬師は、ただポーションを造るだけの職業。
多岐に亘った薬を作るが、僧侶とは違い瞬時に体を癒す事は出来ない。
普通は……。
異世界勇者巻き込まれ召喚から数年、ロベルトはこの異世界で逞しく生きていた。
勇者?そんな物ロベルトには関係無い。
魔王が居ようが居まいが、世界は変わらず巡っている。
とんでもなく普通じゃないお師匠様に薬師の業を仕込まれた弟子ロベルトの、危難、災難、巻き込まれ痛快世直し異世界道中。
はてさて一体どうなるの?
と、言う話。ここに開幕!
● ロベルトの独り言の多い作品です。ご了承お願いします。
● 世界観はひよこの想像力全開の世界です。
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
兄貴のお嫁さんは異世界のセクシー・エルフ! 巨乳の兄嫁にひと目惚れ!!
オズ研究所《横須賀ストーリー紅白へ》
ファンタジー
夏休み前、友朗は祖父の屋敷の留守を預かっていた。
その屋敷に兄貴と共に兄嫁が現れた。シェリーと言う名の巨乳の美少女エルフだった。
友朗はシェリーにひと目惚れしたが、もちろん兄嫁だ。好きだと告白する事は出来ない。
兄貴とシェリーが仲良くしているのを見ると友朗は嫉妬心が芽生えた。
そして兄貴が事故に遭い、両足を骨折し入院してしまった。
当分の間、友朗はセクシー・エルフのシェリーとふたりっきりで暮らすことになった。
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
うちの冷蔵庫がダンジョンになった
空志戸レミ
ファンタジー
一二三大賞3:コミカライズ賞受賞
ある日の事、突然世界中にモンスターの跋扈するダンジョンが現れたことで人々は戦慄。
そんななかしがないサラリーマンの住むアパートに置かれた古びた2ドア冷蔵庫もまた、なぜかダンジョンと繋がってしまう。部屋の借主である男は酷く困惑しつつもその魔性に惹かれ、このひとりしか知らないダンジョンの攻略に乗り出すのだった…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる