異世界帰りの憑依能力者 〜眷属ガチャを添えて〜

Jaja

文字の大きさ
119 / 164
第5章 海外遠征

閑話 ポテちゃんただいま配信

しおりを挟む

 
 「やっほ~。八重桜だよ~」

コメント
・急な配信w
・ゲリラだー!
・ポテちゃんきゃわわ
・フランスから帰ってきたばっかなのに
・おかえりー!

 「んふふ~。昨日フランスから帰ってきてね~。あたしとだんちょ~はすぐ寝ちゃってポテちゃんと遊べなかったから~。今日からは遊びまくるんだ~。因みにだんちょ~はまだ寝てるよ~」

コメント
・珍しい
・使徒様はお疲れですか
・なんだかんだ2級を二つ攻略してきてるからな
・むしろ観光疲れでは


 物凄い早さで流れるコメント欄。
 だんちょ~が居ないからそんなに見てくれないかなと思ったけど、平日の朝10時の割には沢山の人が見てくれている。あたしの集客力も捨てたもんじゃないね。

 なんで急に配信を始めようかと思ったのか。
 端的に言うと暇だったからだ。フランスの観光疲れがあったのか、昨日はポテちゃんとの交流もそこそこにすぐ寝てしまった。
 で、早く寝たもんだから、起きるのも早かった。
 ポテちゃんと遊んでたけど、どうせならこれを配信しよう。そんな行き当たりばったりで始めたのである。

 「フランスは楽しかったね~。ちょっとした事件もあったけど~。そんなのが気にならないくらい楽しかったよ~。機会があればまた行きたいね~」

 ポテちゃんをふにゃふにゃにさせつつ、フランスの事を振り返る。
 面倒事はあったけど、それを抜きにしても楽しかった。

 「だんちょ~にギャンブルクソ雑魚ナメクジの称号をあげる事が出来たしね~」

コメント
・www
・草
・桜たんは結局いくら勝ったの?

 「あたしは合計で3億円くらいかな~? だんちょ~は結局プラマイ0ぐらいで終われてたけど~。カードゲームが苦手みたいでね~。そっちで負けてはルーレットで取り返すを繰り返してたよ~」

 だんちょ~はずっとルーレットをやってれば良かったのに。なんかあたしに対抗してムキになって色んなカードゲームに手を出しては負けて落ち込んでいた。他のプレイヤーさんもこれならだんちょ~に勝てるって意気込んでたもんな~。

 「そうだ~! だんちょ~の寝顔配信とか面白そうだね~! ちょっと撮りに行こ~」

コメント
・素晴らしい
・桜たん分かってる
・全裸待機
・服を着ろ

 「だんちょ~は寝てても結構鋭いからね~。用心して行かないと~」

 家で寝てる時は流石に警戒心は低めだけど、ホテルで泊まってる時は結構気を張っていた。
 憑依して結界を張ればと思ったけど、これはもう長年染み付いてる癖みたいなもんなんだろう。

 「あ~。そういえば事務所が完成したらお家の内装も配信で見せようとか言ってたような~? もしそうなったらみんな初めてみたテンションでお願いね~」

 当たり前の様に家の風景を撮ってて忘れちゃってた。勝手に寝顔を撮ったりしたらだんちょ~にお小言貰っちゃうかもだから口裏を合わせてもらわないと。

 「ちょっと待ってね~。だんちょ~は寝る時いっつも裸だから~。もし布団を被ってなかったら大変な事になっちゃうよ~」

コメント
・大歓迎なんだが?
・くっ。少し期待してたのに
・使徒様の裸
・コフッ 衛生兵! 俺がやられた!

 部屋の前に着いたから小声で話しつつ、扉をそっと開けて中を確認する。
 幸いだんちょ~のだんちょ~がこんにちわしてる事もなく、布団を被って気持ち良さそうに寝ている。

 「じゃあ行くよ~。ってポテちゃ~ん!?」

 一緒に着いてきていたポテちゃんが扉の隙間からスルスルと入って行きだんちょ~にダイブした。
 だんちょ~はピクッと反応はしたけど、どうやら危険は無いと思ったようでまた寝息をたてる。

 「危なかった~」

コメント
・滅茶苦茶跳ねてらっしゃる
・楽しそうw
・起きそうだったなw

 「さっと撮ってさっと帰るよ~」

 糸でカメラだけを部屋に侵入させて顔付近に近付ける。練習の甲斐あってあたしの糸操作能力は中々のものだ。

コメント
・どひゃー
・顔面美
・寝顔でもイケメンって
・よだれを垂らしてて欲しかった

 「よ~し。退散退散~。ポテちゃん戻るよ~」

 撮るものは撮ったのでポテちゃんを糸で回収してリビングに戻る。
 これで視聴者サービスもばっちりである。

 その後もポテちゃんと遊びつつ雑談をして、そろそろ配信も終わろうかと思ってたら、だんちょ~が階段から降りてくる音が聞こえた。

 「だんちょ~が起きてきちゃった~。誤魔化さないと~。ポテちゃんジャンプだよ~」

 「にゃおーん」

 「んふふ~。上手だね~」

 「にゃにゃにゃ」

コメント
・寝起き顔の使徒様も良い
・半裸じゃん
・えっちすぎる
・きゃーっ
・これで一年は頑張れる

 「ちゃんと安全確認してるのか。賢過ぎるだろ」

 「うちの子だよ~? 賢いのは当たり前~」

 寝ぼけ眼でぼーっとあたし達を見てたけどカメラの存在には気付いてないみたい。
 視聴者さんに更にサービスしちゃったね。

 「まぁ、良いや。俺ちょっとゲーム買ってくるけど、桜はどうする?」

 「今日は一日中ポテちゃんと遊ぶって決めてるんだ~」

 「さいですか。ならお一人様で行って来ますね」

 「ついでにお昼ご飯お持ち帰りしてきて~」

 「はいはーい」

コメント
・ゲームか
・どこ行くんだろ
・早速東京全域のゲームショップに網を張らなければ
・当たり前の様に使徒様をパシってる
・そんなの出来るの桜たんぐらいだろww

 だんちょ~はシャワーを浴びに行ったみたい。
 なんとかバレずに済んだね。

 「だんちょ~も起きてきたし今日はここまでね~。ゲームショップでだんちょ~と遭遇しても迷惑をかけないように~。あたしの配信の事も内緒だからね~。ばいば~い」

 「にゃおにゃーお」

 別にバレても良いんだけどね。
 なんか知らない方が面白いし。
 バレたら素直にごめんなさいしよう。

 
しおりを挟む
感想 10

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)

MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

合成師

盾乃あに
ファンタジー
里見瑠夏32歳は仕事をクビになって、やけ酒を飲んでいた。ビールが切れるとコンビニに買いに行く、帰り道でゴブリンを倒して覚醒に気付くとギルドで登録し、夢の探索者になる。自分の合成師というレアジョブは生産職だろうと初心者ダンジョンに向かう。 そのうち合成師の本領発揮し、うまいこと立ち回ったり、パーティーメンバーなどとともに成長していく物語だ。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

処理中です...