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「……?」
不審に思った壱子が見上げると、岳登はなぜか怒ったように口をへの字に曲げている。そして、急に叫んだ。
「たく、おまえはよー! クソ生意気で、気の強いブスだと思ってたのに、急に女になりやがって!」
「だから、言いかた!」
なんなのだ。岳登はこの期に及んで、ケンカを売っているのだろうか。
反論か反撃をすべきか迷っていると、岳登はくしゃっと表情を緩め、低い声でつぶやいた。
「俺……。先週からおまえのこと、可愛くて可愛くて、しょーがねえんだけど」
――今、こんなときに、そんなことを言うのは、反則だと思う。
ふにゃりと目尻を下げ、潤んだ瞳の岳登に告白されて、壱子の胸は締めつけられた。「可愛いのはあんたのほうだ」と、言ってやりたくなる。
「仕事してるとこも、ダラダラおやつ食べてるとこも、可愛くて可愛くて、可愛くて……! ずっとそばに置いておきたくなる……!」
吐き出すように、岳登はつけ加えた。
「くそっ……! あんなに、憎らしかったのに……!」
――それはこっちも同じなんだけど。
壱子は岳登の姿をまじまじと見詰めた。
いつも不遜に壱子を面罵する彼も、今夜は心細そうだった。途方に暮れたような顔つきをしている。
今、自分にふれるとき、口づけるときは、優しく、労るように。――常日頃は声を荒げ、馬鹿にしてくるくせに。
その差に、そのギャップに、壱子は泣きそうになってしまう。
「ずる、い……。あんた、ずるい……っ!」
「なにが」
「ずるい、ずるい……!」
「……………………」
納得のいかない顔で、ふーっとため息をついて、岳登は言った。
「ともかく、俺、おまえのことが好きだ。もしかしたら、ずっと好きだったのかも……」
岳登自身、半信半疑の様子で口にしたその予想はさて、どうなのだろうか。
本当に壱子に好意を持っていたのか? それにしては岳登の憎まれ口の叩きっぷりには、容赦がなかったように思うが。
「な、んか……。胡散臭い」
「……うるせえ」
壱子は苦笑し、岳登は面白くなさそうにぼそりと答える。
きっと本気で反発し合えば、そのぶん、転化する勢いも激しいのだろう。
そこに愛があったかどうかは別にしても、お互い意識していたのは確かなのだから。
「んっ、た、んじゅん、だ……し」
「うるせえって」
岳登は壱子に口づけると、上唇を喰み下唇を喰み、ぴちゃぴちゃと舌を舐めた。
その間も互いの陰茎と肉壁は、絡み合ったままだ。二人は上と下で繋がっている。
「なあ、おまえは? おまえは俺のこと、どう思ってるんだよ?」
壱子の足の付根から下を折り畳んで抱え、より深くペニスを埋めながら、岳登は彼女の耳もとで囁いた。
「んっ、きら、い……。あんたなんか」
陥落寸前の壱子は、なんとか意地にしがみつき、喘ぐように答えた。
「あっ、そーかよ……。いーけど、別に」
岳登は明らかに拗ねている。
だって――。
一回ヤッたからって、手の平を返して告ってくるとはなにごとか。なんてちょろい思考回路をしているんだろう。
こんなものを安易に、恋だとか愛だとか、言ってはいけない。――多分。
しかし岳登は壱子が思ったより、しぶとい男だったようだ。
「じゃあ今からおまえも、俺のこと、好きになれよ」
「はっ……!?」
「好きに――なって、ください。絶対、大事にするから」
これ以上ないくらい膨らみきった凶暴な切っ先を、岳登は壱子の最奥の門へぶち当て、何度も突いた。
「やっ、やっ……! それ、イッ……!」
激しい快感に襲われ、壱子は顎を反らし、びくびくと震えた。
「イッたら、俺のこと好きになれよ!」
「な……っ!」
どういう理屈だ、それは。
反論したいが、口から溢れ出す嬌声が邪魔をして、壱子はまともに喋ることができない。
――酔う。頭がおかしくなりそうだ。
あんなに嫌いだったのに。すきあらば殴ったり蹴ったりしてやりたかった岳登のことが――愛しくてたまらない。
――だって、可愛いんだもの。
そのうえ、こんなに気持ち良くて。
――単純なのは、岳登だけじゃない。私もだ。
「なる、好きに、なる……っ! 好きに……っ! ガクぅ……っ!」
我ながら恥ずかしくなるくらい甘ったるい声で、壱子は岳登の名を呼び、筋肉の張った彼の腕にすがった。
「ほんと、おまえ……。可愛いな、くそ……!」
「ああああっ!」
絶頂を迎えた濡れた壁は甘く痙攣して、岳登を誘った。岳登も抗わず、射精する。
『俺のことを好きになってください』
白く明滅し、痺れた頭の片隅で、壱子は先ほどの岳登のセリフを噛み締めた。
――そんなこと言われなくたって、もうとっくに――。
この一週間ずっと、壱子も岳登に恋をしていたのだろう。
二人は自分たちの交際を公言したわけではなかったが、それでも分かる者には分かるようだ。
とある夜のこと、壱子は柏原 ゆいなと女二人、仕事終わりの食事を楽しんでいた。
高層階にあって、夜景の美しいイタリアンの店で、ゆいなはなんの前置きもなく、単刀直入に切り込んだ。
「あんたら、くっついたんでしょ」
唐突な指摘に、壱子は口にした生ビールを吹き出しそうになった。
「えっ、なに!? なんで!?」
「いやいや、むしろなんで分からないと思うの? 綾瀬くんもあんたも、スケベな顔になってるし」
「えっ? えっ? スケベ!?」
ゆいなに冷たくあしらわれて、壱子は慌てて両頬を押さえた。そんなにだらしない顔になっているのだろうか……。
だが確かにゆいなの言うとおり、バレバレかもしれない。
壱子と岳登は相変わらずやり合うが、以前のような険悪さはすっかりなりを潜めていたからだ。お互いを認め合い、場合によっては主張を譲り、謝ったりもできるようにもなった。
「いやあ、でもさ、ちょっときっかけがアレでね。勢いみたいなとこあるし、もしかしたら私ら、すぐに別れちゃうかもね!」
照れ隠しもあって、壱子はおどけて見せる。
が、そんな同僚の強がりを、ゆいなは相も変わらずクールに受け止めた。
「そうかな? 前からあんたらのケンカって、いちゃついてるみたいだったよ。丁々発止のやり取りを重ねながら、お互いを理解しようとしてるような……。でもぎゃあぎゃあとクソうるさいから、一応注意してたけどね」
「え……」
三分の一ほど残っていたビールを、ゆいなは飲み干した。そして空になった中ジョッキを、どんとテーブルに置いて言う。
「ま、いいじゃない。あんたたちが仲良く協力しあって稼いでくれれば、みんなの給料も上がるし、ボーナスも楽しみ」
「うー……」
「こういう公私混同なら、どんどんやって」
なんだか恥ずかしくなって肩をすぼめる壱子に、ゆいなはにんまりと笑いかけた。
~ 終 ~
不審に思った壱子が見上げると、岳登はなぜか怒ったように口をへの字に曲げている。そして、急に叫んだ。
「たく、おまえはよー! クソ生意気で、気の強いブスだと思ってたのに、急に女になりやがって!」
「だから、言いかた!」
なんなのだ。岳登はこの期に及んで、ケンカを売っているのだろうか。
反論か反撃をすべきか迷っていると、岳登はくしゃっと表情を緩め、低い声でつぶやいた。
「俺……。先週からおまえのこと、可愛くて可愛くて、しょーがねえんだけど」
――今、こんなときに、そんなことを言うのは、反則だと思う。
ふにゃりと目尻を下げ、潤んだ瞳の岳登に告白されて、壱子の胸は締めつけられた。「可愛いのはあんたのほうだ」と、言ってやりたくなる。
「仕事してるとこも、ダラダラおやつ食べてるとこも、可愛くて可愛くて、可愛くて……! ずっとそばに置いておきたくなる……!」
吐き出すように、岳登はつけ加えた。
「くそっ……! あんなに、憎らしかったのに……!」
――それはこっちも同じなんだけど。
壱子は岳登の姿をまじまじと見詰めた。
いつも不遜に壱子を面罵する彼も、今夜は心細そうだった。途方に暮れたような顔つきをしている。
今、自分にふれるとき、口づけるときは、優しく、労るように。――常日頃は声を荒げ、馬鹿にしてくるくせに。
その差に、そのギャップに、壱子は泣きそうになってしまう。
「ずる、い……。あんた、ずるい……っ!」
「なにが」
「ずるい、ずるい……!」
「……………………」
納得のいかない顔で、ふーっとため息をついて、岳登は言った。
「ともかく、俺、おまえのことが好きだ。もしかしたら、ずっと好きだったのかも……」
岳登自身、半信半疑の様子で口にしたその予想はさて、どうなのだろうか。
本当に壱子に好意を持っていたのか? それにしては岳登の憎まれ口の叩きっぷりには、容赦がなかったように思うが。
「な、んか……。胡散臭い」
「……うるせえ」
壱子は苦笑し、岳登は面白くなさそうにぼそりと答える。
きっと本気で反発し合えば、そのぶん、転化する勢いも激しいのだろう。
そこに愛があったかどうかは別にしても、お互い意識していたのは確かなのだから。
「んっ、た、んじゅん、だ……し」
「うるせえって」
岳登は壱子に口づけると、上唇を喰み下唇を喰み、ぴちゃぴちゃと舌を舐めた。
その間も互いの陰茎と肉壁は、絡み合ったままだ。二人は上と下で繋がっている。
「なあ、おまえは? おまえは俺のこと、どう思ってるんだよ?」
壱子の足の付根から下を折り畳んで抱え、より深くペニスを埋めながら、岳登は彼女の耳もとで囁いた。
「んっ、きら、い……。あんたなんか」
陥落寸前の壱子は、なんとか意地にしがみつき、喘ぐように答えた。
「あっ、そーかよ……。いーけど、別に」
岳登は明らかに拗ねている。
だって――。
一回ヤッたからって、手の平を返して告ってくるとはなにごとか。なんてちょろい思考回路をしているんだろう。
こんなものを安易に、恋だとか愛だとか、言ってはいけない。――多分。
しかし岳登は壱子が思ったより、しぶとい男だったようだ。
「じゃあ今からおまえも、俺のこと、好きになれよ」
「はっ……!?」
「好きに――なって、ください。絶対、大事にするから」
これ以上ないくらい膨らみきった凶暴な切っ先を、岳登は壱子の最奥の門へぶち当て、何度も突いた。
「やっ、やっ……! それ、イッ……!」
激しい快感に襲われ、壱子は顎を反らし、びくびくと震えた。
「イッたら、俺のこと好きになれよ!」
「な……っ!」
どういう理屈だ、それは。
反論したいが、口から溢れ出す嬌声が邪魔をして、壱子はまともに喋ることができない。
――酔う。頭がおかしくなりそうだ。
あんなに嫌いだったのに。すきあらば殴ったり蹴ったりしてやりたかった岳登のことが――愛しくてたまらない。
――だって、可愛いんだもの。
そのうえ、こんなに気持ち良くて。
――単純なのは、岳登だけじゃない。私もだ。
「なる、好きに、なる……っ! 好きに……っ! ガクぅ……っ!」
我ながら恥ずかしくなるくらい甘ったるい声で、壱子は岳登の名を呼び、筋肉の張った彼の腕にすがった。
「ほんと、おまえ……。可愛いな、くそ……!」
「ああああっ!」
絶頂を迎えた濡れた壁は甘く痙攣して、岳登を誘った。岳登も抗わず、射精する。
『俺のことを好きになってください』
白く明滅し、痺れた頭の片隅で、壱子は先ほどの岳登のセリフを噛み締めた。
――そんなこと言われなくたって、もうとっくに――。
この一週間ずっと、壱子も岳登に恋をしていたのだろう。
二人は自分たちの交際を公言したわけではなかったが、それでも分かる者には分かるようだ。
とある夜のこと、壱子は柏原 ゆいなと女二人、仕事終わりの食事を楽しんでいた。
高層階にあって、夜景の美しいイタリアンの店で、ゆいなはなんの前置きもなく、単刀直入に切り込んだ。
「あんたら、くっついたんでしょ」
唐突な指摘に、壱子は口にした生ビールを吹き出しそうになった。
「えっ、なに!? なんで!?」
「いやいや、むしろなんで分からないと思うの? 綾瀬くんもあんたも、スケベな顔になってるし」
「えっ? えっ? スケベ!?」
ゆいなに冷たくあしらわれて、壱子は慌てて両頬を押さえた。そんなにだらしない顔になっているのだろうか……。
だが確かにゆいなの言うとおり、バレバレかもしれない。
壱子と岳登は相変わらずやり合うが、以前のような険悪さはすっかりなりを潜めていたからだ。お互いを認め合い、場合によっては主張を譲り、謝ったりもできるようにもなった。
「いやあ、でもさ、ちょっときっかけがアレでね。勢いみたいなとこあるし、もしかしたら私ら、すぐに別れちゃうかもね!」
照れ隠しもあって、壱子はおどけて見せる。
が、そんな同僚の強がりを、ゆいなは相も変わらずクールに受け止めた。
「そうかな? 前からあんたらのケンカって、いちゃついてるみたいだったよ。丁々発止のやり取りを重ねながら、お互いを理解しようとしてるような……。でもぎゃあぎゃあとクソうるさいから、一応注意してたけどね」
「え……」
三分の一ほど残っていたビールを、ゆいなは飲み干した。そして空になった中ジョッキを、どんとテーブルに置いて言う。
「ま、いいじゃない。あんたたちが仲良く協力しあって稼いでくれれば、みんなの給料も上がるし、ボーナスも楽しみ」
「うー……」
「こういう公私混同なら、どんどんやって」
なんだか恥ずかしくなって肩をすぼめる壱子に、ゆいなはにんまりと笑いかけた。
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