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14話 ※レイの我慢

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レイの身体を見るのは2回目だ。
とても鍛えた引き締まった青い身体。

レイは服を脱ぎ捨てると、僕の汚れた場所を拭いて後処理をしてくれる。

僕はベッドに座ってぼーっとそれを見ながら、ふと気になった。
いつも僕がイかされてるけど、レイは大丈夫なのかな?
僕はレイのキスで感じてるけど、レイは? なんとも思わないの?

「ねぇ、レイは僕にこんなことして、なんとも思わないの? 」

その言葉に、レイが熱い眼差しで僕を見たあと、不意に目を逸らす。

「・・・・・・なんとも思わないわけないだろう」

困ったような、不貞腐れたような顔、こんなレイの顔初めて見る・・・

「じゃあ、今も? 」

「・・・ああ」

短く答えるレイに、僕は、感じてたのが自分だけでなかったと分かって嬉しくなる。

「じゃあ、僕がレイにしてあげる」

「いい」

嬉しくて、僕もしてあげようと思ったのに、レイは即座に拒否する。

「何で? 」

僕はベッドの上で膝を曲げて座った状態から、両手で前のめりに起き上がってレイを見上げた。

「っ、・・・それ、わざとか! 煽るな! 」

顔を赤らめて逸らすレイに、僕は訳が分からずきょとんとする。

「・・・それ、おねだりポーズだ。まだしたいならしてやるけど、俺のはしなくていい」

そう言われて、今の自分が、シャツを羽織っただけで前全開の状態で、なんかエロいポーズをしているんだと理解した。

「どうして? レイは苦しくないの? 」

僕が少し顔を赤らめて元いた位置に戻りながら言うと、レイは黙り込んだ。

「レイ? 」

「・・・俺も・・・めちゃくちゃしたい。クリスを抱きたい。だけど、今やったらきっと、止まらなくなる。クリスを壊してしまいそうだから、まだいい」

どういう事?
僕に気を使ってるの?

「僕は大丈夫だよ? 」

そう言うと、レイは僕を見てふっと笑う。

「そうだな、随分大きくなったもんな、もう少しクリスの身体が成熟するのを待つから、俺は焦らないよ」

そう言って微笑んだ笑顔にキュンとなった。
僕の身体が成熟するまで待つ?

「僕、もうすぐ14歳だよ? 大きくなったから大丈夫だよ? ・・・それに・・・僕はいつもレイにしてもらってるのに、レイだけ我慢させるのは申し訳ない。・・・しよ? 」

そう言って見つめると、レイが僕に覆い被さってきた。
キスをされて、ベッドに押し倒されて、優しく抱きしめられる。

「・・・煽ったお前が悪いからな・・・! 」

獣のように赤く光る瞳に、ちょっと焦る。
え? 僕、なんか間違えた?

僕の唇を奪いながら、乳首を指先で攻める。

「あっ・・・んっ・・・んっ・・・」

身体に刺激が走る。
気持ちいい。
レイの愛撫に感じていると、レイが僕のまた元気に立ち上がった部分を掴む。

「やっ! 僕じゃなくて! 今度はレイの番! 」

そう言ってるのに、僕のを上下に動かして、僕の耳を口で攻める。

「・・・あんっ!・・・ちょっ・・・僕がレイにしてあげるの! 」

そう叫んでるのに、レイは辞めない。
僕だけがまた快楽の波に流される。

「ああっ! ・・・また・・・イッちゃう・・・」

「イケ」

耳元でそれ言われると全身が快楽に包まれる。
そしてまた僕はイかされてしまった。

「僕じゃないのに・・・これじゃあ、いつもと同じじゃん! 」

赤くなって涙目になりながら訴えると、レイがクスッと笑う。

そして、今僕が吐き出した物を指に付けると、僕の股を広げて腰をあげさせられる。

何? めちゃくちゃ恥ずかしい格好させられたけど、何?? 
そう思ってると、レイが僕のおしりの穴の周りを指で撫で始めた。

「あっ」

何? くすぐったい。
ゆっくりと撫でながら、また濃厚なキスをされて、レイの舌が僕の口の中で這い回る。
気持ちのいいキスに身を任せていると、レイがおしりに指を入れた。

「んっ!」

え? 何? 
レイの指が中をゆっくりと掻き回す。

「え? やっ! なに? 」

僕はレイのキスから逃れると、逃げるように身体を動かしたけど、レイにしっかり抱きしめられているので、逃げられない。
その間も、僕の中に入った指は中を刺激する。

「やんっ! レイ! ヤダ! 」

「お前が煽るからもう止めてやれない」

そう言うレイは、それでも何かを我慢しているのか、苦しそうだ。

「何でおしりに指? 汚いよ! 」

僕の訴えに、レイの動きが少し止まる。

「・・・・・・そうか・・・お前がここに来た時はまだ小さかったからな・・・知らないまま育ててしまったか・・・」

レイが呟くけど、僕は何を知らないままなの?

「気にしなくて大丈夫だ、さっき中を綺麗にする魔法はかけた。だけど・・・今日するのは辞める」

そう言うと、レイは指を僕の中にさらに深く入れてくる。
あれ? さっき辞めるって言わなかった?

「やんっ・・・ここ・・・何で? 気持ちいい・・・? 」

僕は中に入った指の動きに、気持ちいいと思ってしまった。
そして、クリクリと中を動く指が、ある場所を触った時、僕は全身に電流が走ったような感覚になって、ビクリと跳ね上がった。

「ああっ!」

すると、レイはそこばかりを刺激してくる。

「ああっ、イヤ! イヤ! そこ辞めて! 」

「どうして? こんなに感じてるのに? 」

レイに言われて自覚する。
僕、おしりでめちゃくちゃ感じてる。

「ダメ! ・・・イク! イク! レイ!ヤダぁ! 」

僕はおしりの快感だけでイってしまった。
前は全然触られてないのに・・・




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