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婚約者なんていりませんの!
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わたくしの憧れであり初恋の人...それはかつての騎士団長ですの。
幼少の頃に攫われそうになったわたくしの命を救ってもらったのがきっかけですわ。
当時の騎士団長は今の王子よりも剣技や魔力に優れており、この国最強の騎士と呼ばれていた。
彼はわたくしにとっての英雄で、わたくしの初恋相手なのですわ。
そんなわたくしは今年で18歳になりましたの。
この国の貴族令嬢は皆18歳で結婚をするしきたりがある為、そろそろ婚約をしなくてはならない時期だ。
しかしわたくしのお慕いしている方は元騎士団長であり、お父様もそれを知っているため婚約相手を選べないでいる状況なのである。
(わたくしを救い出してくださったあの方以外考えられないのに、お父様はわたくしの気持ちをわかってくださらないのよね。)
そんな事を考えながら窓の外を見ると、城の中庭で一人の少年が剣の練習をしている姿が目に入る。
(あのような平民にも劣るような方がわたくしの婚約者候補だなんて……本当許せませんわ!)
彼を見る度にわたくしの心は憎悪感に覆われていく……すると部屋のドアがノックされた。
「お嬢様、国王陛下がお呼びです。」
そう言うとメイドは足早に去っていった。
(国王陛下がわたくしを?一体何のようかしら?)
疑問を抱きながらわたくしは国王陛下の部屋へ向かった。
「国王陛下、お呼びでしょうか?」
「おお!来たか……実はお前を呼んだのは他でもない、お前の婚約者候補が決まったからだ!」
「まぁ!それは本当ですの?!」
なんと嬉しいニュースだろう。やっとあの平民に劣るような方と婚約せずにすむのだ。
(このお話を持ってきてくれた国王陛下には感謝しないといけませんわね。)
「それで……わたくしと婚約してくださる方は一体どなたですの?」
「うむ……実はだな、その婚約相手というのが、お前が以前襲われそうになった時に助けてくれた騎士団長のご子息なのだ。」
(まぁ!あの元騎士団長様のご子息様でしたの?それなら納得ですわ。)
「わかりましたわ国王陛下。必ずその方と婚約してみせますわ!」
「うむ!そうしてくれ!」
(これであの平民に劣るような方と結婚せずにすみますわ!)
それから数日後、わたくしは彼と初めて対面した。
「初めまして、俺はこの度貴女の婚約者となりましたアーサーと申します。」
(まぁ!なんて素敵なお方なのかしら!!)
目の前に現れた彼はまるで物語に出てくる王子様のようだった。
本物の王子はどちらかというと頭脳派らしく...武闘派ではないのが残念ですわ。
彼の容姿は茶髪で金色の瞳が特徴的である。
服装も平民のものではなく、仕立ての良い上等な服を着ていた。
(なんて凛々しい殿方なのかしら?それにこんな素敵な方がわたくしの未来の旦那様だなんて……)
わたくしはすっかり彼の虜になってしまったのだ。
それから数週間が経ち、正式にアーサー様と婚約を結ぶ事になった。
そして今日は彼のご両親に挨拶に行く日である。
「お嬢様、そろそろお時間です。」
「わかったわ、すぐに準備するわね!」
(ついにこの日が来ましたのね!)
わたくしは逸る気持ちを抑えながら支度をする。
彼とお揃いで仕立てた純白のドレスに身を包み、お父様と馬車に乗りアーサー様のお屋敷へ向かった。
「お父様……わたくし少し緊張してきましたわ」
「はっはっはっ、そう心配するでない!相手はあの騎士団長の子だからな!」
「そ、そうですわね。」
(そういえばわたくし……騎士団長様の事はよく存じ上げておりましたが、ご家族のお名前や性格などは全く存じておりませんでしたわ。)
そんな事を考えているうちに馬車は止まり、屋敷の中へ案内された。
「ようこそお越しくださいました。旦那様がお待ちです」
屋敷の使用人に案内されたのは応接室だった。扉を開けるとそこには一人の男性と女性が立っている。
わたくしはすぐに彼がアーサー様のお父上であり元騎士団長であらせられるロナウド様なのだと察した。
「こんにちは。アーサーの父ロナウドでございます。」
(なんて素敵なお顔でしょう!)
ロナウド様は鋭い目つきと精悍な顔つきをしているがどこか優しげな雰囲気を醸し出している。
あぁ、あの時助けていただいた方ですわ。
隣にいらっしゃる女性はロナウド様によく似た顔立ちだが、どこか儚げな印象を受ける美しい女性である。
(本当にお美しくて……まるで物語に出てくるお姫様のようですわ)
「は、初めまして…わたくしはノアと申します。緊張で声が上ずってしまいました。恥ずかしいですわ……」
「はっはっはっはっ!そんなに緊張せずにもっと楽にしてくだされ!」
ロナウド様は豪快に笑いながらわたくしを見てくる。
(はうぅ……そんなジロジロと見ないでくださいまし!)
「初めましてわたくしはエメリアと申します。アーサーの母でございます。本日はようこそおいでくださいました。」
ロナウド様の隣に立っていた女性が挨拶してきた。
(あぁ、この方が騎士団長様の奥様ですのね!なんてお綺麗な方なのでしょう)
「それじゃあ座って話をしようじゃないか!ささっ、どうぞ座ってください!」
ロナウド様はそう言うと自分の隣にある椅子へ座るように促してくる。
(はうぅ……緊張しますわ。)
わたくしは席に着くと、早速本題に入った。
「それで、お義父様……わたくしとアーサー様の婚約についてなのですが……」
「ああ……そのことなんだがな」
(一体どうなさりましたの?急に深刻な表情になりましたわよ?)
「実はだな……君には申し訳ないんだが婚約を白紙にしてほしいんだ」
「……え?」
(今なんと仰いましたの?!わたくしの聞き間違いでなければ婚約を白紙にしてほしいと仰っていましたわよね?!どうしてですの?!)
「ごめんなさいね、ノアさん。貴女を悲しませたいわけではないのだけれど……実はアーサーには想い人がいてね。その子と婚約してもらおうと思っているのよ」
(はううぅぅぅぅ!なんですのそれ?!!お父様もアーサー様のお父上も酷すぎませんこと?!わたくしまだ彼に好きだと告白してもいませんのよ!それなのにこの仕打ちはあんまりですわ!!)
あまりのショックでわたくしは泣き崩れてしまった。するとその様子を見たロナウド様は申し訳なさそうな顔で謝ってくる。
「本当に申し訳ない……だが、君を傷つけたくてこの話を持ち出した訳ではないのだ」
(どういう事ですの?)
「実はな、アーサーの想い人というのは私の妹の娘でな……君の従妹にあたるんだ。」
(え?それではわたくしとアーサー様は従兄妹同士だったということですの?!)
確かに言われてみれば髪や瞳の色は同じだ。それに面影があるように思えるが……まさかそれが実の妹の娘だったとは思いもしなかった。
ロナウド様はさらに話を続ける。
「君が婚約してしまえば……アーサーはあの子とどうしても比べてしまうだろう。そうすると君は傷ついてしまうかもしれないんだ」
(確かに……アーサー様に想い人がいてそれも従妹だったなんて驚きましたわ)
「だからどうか許して欲しい……」
(うぅ……そんな悲しそうな顔をしないでくださいまし!)
ロナウド様は深々と頭を下げながら謝ってくる。その姿を見ているととても責める気にはなれなかった。むしろ彼に対する罪悪感さえ湧いてくる程だ。
顔を上げるように言った。
「顔を上げてくださいませ。確かにアーサー様の従妹にあたる方と婚約すればわたくしも比べてしまうかもしれませんわ」
「うむ……君の言っていることは正しいと思うぞ?」
「はい、それにわたくしのお父様とお兄様が決めたことですもの……文句はありませんわ。ただ、せめて一言だけ文句を言いたいですわ!これぐらい許してくださりますわよね?ねぇ、お父様?」
わたくしは後ろを向いて笑顔でそう言うと、お父様は少し焦った様子で口を開いた。
「ま、まぁそうだな……わ、我々もノアが悲しむ姿は見たくないからな!」
(お父様ったら目が泳いでますわよ?そんなに焦っているなんて怪しいですわね……)
「ねぇ、お父様?わたくしお兄様と少しお話ししたいことがあるのですけれど?」
「そ、そうか!なら私は席を外すとしよう!あとは若いもの同士で仲良くやるのだ!」
お父様は逃げるように部屋から出て行った。その様子を見たロナウド様は苦笑してこう言った。
「はっはっはっはっ!これは一本取られましたな!」
「ふふっ、そうですね」
わたくしは首を傾げながらお父様が出ていくのを見送る。
するとロナウド様がわたくしに話しかけてきた。
「ではノアさん、もしよければまた後日改めてお詫びを何かさせていただけないだろうか」
「ええ、わかりましたわ!それではご機嫌よう」
わたくしは立ち上がり文句を言いにお父様やお兄様のいる中庭へと向かった。
◆◇◆◇◆◇◆
そう、これは国王陛下からの直々の婚約でもなんでもなかったのだ。
ただただ、お父様とお兄様が仕組んだこと。
ちょっとの謝罪では許しませんわ!
私は、ロナウド様の元で鍛えてもらい騎士団長を目指すことを許可いただかなくてはね。
順調に事が運びそうで何よりですわ!
幼少の頃に攫われそうになったわたくしの命を救ってもらったのがきっかけですわ。
当時の騎士団長は今の王子よりも剣技や魔力に優れており、この国最強の騎士と呼ばれていた。
彼はわたくしにとっての英雄で、わたくしの初恋相手なのですわ。
そんなわたくしは今年で18歳になりましたの。
この国の貴族令嬢は皆18歳で結婚をするしきたりがある為、そろそろ婚約をしなくてはならない時期だ。
しかしわたくしのお慕いしている方は元騎士団長であり、お父様もそれを知っているため婚約相手を選べないでいる状況なのである。
(わたくしを救い出してくださったあの方以外考えられないのに、お父様はわたくしの気持ちをわかってくださらないのよね。)
そんな事を考えながら窓の外を見ると、城の中庭で一人の少年が剣の練習をしている姿が目に入る。
(あのような平民にも劣るような方がわたくしの婚約者候補だなんて……本当許せませんわ!)
彼を見る度にわたくしの心は憎悪感に覆われていく……すると部屋のドアがノックされた。
「お嬢様、国王陛下がお呼びです。」
そう言うとメイドは足早に去っていった。
(国王陛下がわたくしを?一体何のようかしら?)
疑問を抱きながらわたくしは国王陛下の部屋へ向かった。
「国王陛下、お呼びでしょうか?」
「おお!来たか……実はお前を呼んだのは他でもない、お前の婚約者候補が決まったからだ!」
「まぁ!それは本当ですの?!」
なんと嬉しいニュースだろう。やっとあの平民に劣るような方と婚約せずにすむのだ。
(このお話を持ってきてくれた国王陛下には感謝しないといけませんわね。)
「それで……わたくしと婚約してくださる方は一体どなたですの?」
「うむ……実はだな、その婚約相手というのが、お前が以前襲われそうになった時に助けてくれた騎士団長のご子息なのだ。」
(まぁ!あの元騎士団長様のご子息様でしたの?それなら納得ですわ。)
「わかりましたわ国王陛下。必ずその方と婚約してみせますわ!」
「うむ!そうしてくれ!」
(これであの平民に劣るような方と結婚せずにすみますわ!)
それから数日後、わたくしは彼と初めて対面した。
「初めまして、俺はこの度貴女の婚約者となりましたアーサーと申します。」
(まぁ!なんて素敵なお方なのかしら!!)
目の前に現れた彼はまるで物語に出てくる王子様のようだった。
本物の王子はどちらかというと頭脳派らしく...武闘派ではないのが残念ですわ。
彼の容姿は茶髪で金色の瞳が特徴的である。
服装も平民のものではなく、仕立ての良い上等な服を着ていた。
(なんて凛々しい殿方なのかしら?それにこんな素敵な方がわたくしの未来の旦那様だなんて……)
わたくしはすっかり彼の虜になってしまったのだ。
それから数週間が経ち、正式にアーサー様と婚約を結ぶ事になった。
そして今日は彼のご両親に挨拶に行く日である。
「お嬢様、そろそろお時間です。」
「わかったわ、すぐに準備するわね!」
(ついにこの日が来ましたのね!)
わたくしは逸る気持ちを抑えながら支度をする。
彼とお揃いで仕立てた純白のドレスに身を包み、お父様と馬車に乗りアーサー様のお屋敷へ向かった。
「お父様……わたくし少し緊張してきましたわ」
「はっはっはっ、そう心配するでない!相手はあの騎士団長の子だからな!」
「そ、そうですわね。」
(そういえばわたくし……騎士団長様の事はよく存じ上げておりましたが、ご家族のお名前や性格などは全く存じておりませんでしたわ。)
そんな事を考えているうちに馬車は止まり、屋敷の中へ案内された。
「ようこそお越しくださいました。旦那様がお待ちです」
屋敷の使用人に案内されたのは応接室だった。扉を開けるとそこには一人の男性と女性が立っている。
わたくしはすぐに彼がアーサー様のお父上であり元騎士団長であらせられるロナウド様なのだと察した。
「こんにちは。アーサーの父ロナウドでございます。」
(なんて素敵なお顔でしょう!)
ロナウド様は鋭い目つきと精悍な顔つきをしているがどこか優しげな雰囲気を醸し出している。
あぁ、あの時助けていただいた方ですわ。
隣にいらっしゃる女性はロナウド様によく似た顔立ちだが、どこか儚げな印象を受ける美しい女性である。
(本当にお美しくて……まるで物語に出てくるお姫様のようですわ)
「は、初めまして…わたくしはノアと申します。緊張で声が上ずってしまいました。恥ずかしいですわ……」
「はっはっはっはっ!そんなに緊張せずにもっと楽にしてくだされ!」
ロナウド様は豪快に笑いながらわたくしを見てくる。
(はうぅ……そんなジロジロと見ないでくださいまし!)
「初めましてわたくしはエメリアと申します。アーサーの母でございます。本日はようこそおいでくださいました。」
ロナウド様の隣に立っていた女性が挨拶してきた。
(あぁ、この方が騎士団長様の奥様ですのね!なんてお綺麗な方なのでしょう)
「それじゃあ座って話をしようじゃないか!ささっ、どうぞ座ってください!」
ロナウド様はそう言うと自分の隣にある椅子へ座るように促してくる。
(はうぅ……緊張しますわ。)
わたくしは席に着くと、早速本題に入った。
「それで、お義父様……わたくしとアーサー様の婚約についてなのですが……」
「ああ……そのことなんだがな」
(一体どうなさりましたの?急に深刻な表情になりましたわよ?)
「実はだな……君には申し訳ないんだが婚約を白紙にしてほしいんだ」
「……え?」
(今なんと仰いましたの?!わたくしの聞き間違いでなければ婚約を白紙にしてほしいと仰っていましたわよね?!どうしてですの?!)
「ごめんなさいね、ノアさん。貴女を悲しませたいわけではないのだけれど……実はアーサーには想い人がいてね。その子と婚約してもらおうと思っているのよ」
(はううぅぅぅぅ!なんですのそれ?!!お父様もアーサー様のお父上も酷すぎませんこと?!わたくしまだ彼に好きだと告白してもいませんのよ!それなのにこの仕打ちはあんまりですわ!!)
あまりのショックでわたくしは泣き崩れてしまった。するとその様子を見たロナウド様は申し訳なさそうな顔で謝ってくる。
「本当に申し訳ない……だが、君を傷つけたくてこの話を持ち出した訳ではないのだ」
(どういう事ですの?)
「実はな、アーサーの想い人というのは私の妹の娘でな……君の従妹にあたるんだ。」
(え?それではわたくしとアーサー様は従兄妹同士だったということですの?!)
確かに言われてみれば髪や瞳の色は同じだ。それに面影があるように思えるが……まさかそれが実の妹の娘だったとは思いもしなかった。
ロナウド様はさらに話を続ける。
「君が婚約してしまえば……アーサーはあの子とどうしても比べてしまうだろう。そうすると君は傷ついてしまうかもしれないんだ」
(確かに……アーサー様に想い人がいてそれも従妹だったなんて驚きましたわ)
「だからどうか許して欲しい……」
(うぅ……そんな悲しそうな顔をしないでくださいまし!)
ロナウド様は深々と頭を下げながら謝ってくる。その姿を見ているととても責める気にはなれなかった。むしろ彼に対する罪悪感さえ湧いてくる程だ。
顔を上げるように言った。
「顔を上げてくださいませ。確かにアーサー様の従妹にあたる方と婚約すればわたくしも比べてしまうかもしれませんわ」
「うむ……君の言っていることは正しいと思うぞ?」
「はい、それにわたくしのお父様とお兄様が決めたことですもの……文句はありませんわ。ただ、せめて一言だけ文句を言いたいですわ!これぐらい許してくださりますわよね?ねぇ、お父様?」
わたくしは後ろを向いて笑顔でそう言うと、お父様は少し焦った様子で口を開いた。
「ま、まぁそうだな……わ、我々もノアが悲しむ姿は見たくないからな!」
(お父様ったら目が泳いでますわよ?そんなに焦っているなんて怪しいですわね……)
「ねぇ、お父様?わたくしお兄様と少しお話ししたいことがあるのですけれど?」
「そ、そうか!なら私は席を外すとしよう!あとは若いもの同士で仲良くやるのだ!」
お父様は逃げるように部屋から出て行った。その様子を見たロナウド様は苦笑してこう言った。
「はっはっはっはっ!これは一本取られましたな!」
「ふふっ、そうですね」
わたくしは首を傾げながらお父様が出ていくのを見送る。
するとロナウド様がわたくしに話しかけてきた。
「ではノアさん、もしよければまた後日改めてお詫びを何かさせていただけないだろうか」
「ええ、わかりましたわ!それではご機嫌よう」
わたくしは立ち上がり文句を言いにお父様やお兄様のいる中庭へと向かった。
◆◇◆◇◆◇◆
そう、これは国王陛下からの直々の婚約でもなんでもなかったのだ。
ただただ、お父様とお兄様が仕組んだこと。
ちょっとの謝罪では許しませんわ!
私は、ロナウド様の元で鍛えてもらい騎士団長を目指すことを許可いただかなくてはね。
順調に事が運びそうで何よりですわ!
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