君はきれいだ、ずっと前から逃す気なんて無い

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記憶のきっかけ

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ここフェミニン家は植物やバラを育てる公爵家
それで栄え得ているのが我が家だ
その家に生まれたのがこの私、シエーリナ
やっと生まれた待望の一人娘
伯爵と母はとても可愛がり愛情深く育てられた
そんなときだ、王子の婚約者となったのは
「ねえ、君可愛いね、僕のお嫁さんになってよ」
夜会で一目惚れされうっかり婚約者となってしまう
しかし、王子はずっと思ってたより、ワガママで乱暴だった、、
王子は学園ではシエーリナをいじめ、階段から突き落としたり、教科書を破ったり、仕事をすべて押し付けたりとんでもないクズ野郎だった
シエーリナは婚約を破棄したい
記憶を思い出したシエーリナは隣国へ逃げる事を決意した
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