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女中として 第1話
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私が食堂に戻ると、隊士の食事は終わり、女中さん達も昼食を始めているところであった。
対馬隊長もやっとお昼に入るところのようだ。私は、今日の対馬隊長にお礼を言おうと、自分の分の食事をよそってから同じ縁台についた。
「対馬隊長、お疲れさまでした。あと、今日は色々教えていただいて、ありがとうございました」
「あぁ、桃子ちゃんもお疲れ様。こちらこそ、今日は大変だったと思うけどありがとね」
対馬隊長はそう言って穏やかに笑っている。最初は変な人だと思っていたが、料理上手だし、案外良い人かもしれない。その上綺麗なお顔だし、桜谷さんよりは若そうだけど、いくつくらいだろう、見た目が奇抜だからか、正直言って年齢不詳だ。
そう思いながら、お昼の親子丼を食べてみる。三つ葉のいい香りがしている。口に一口含んでみると卵がとろとろで味付けも程よく、とても美味しい。いつもの女中さんの料理も美味しいが、対馬さんの料理はお店で出ているような味だ。
「対馬隊長!これ、とっても美味しいです!」
「そりゃ良かった」
あまりの美味しさと元々お腹が減っていたこともあり、私は黙々と食べてしまう。すごい、こんなに上手に親子丼が作れるなんて、隊士さんも喜んでくれる訳だ。私も隊士さんのために、こんなに美味しい料理が作れるようになりたいな。桜谷さんや神楽さんもきっと喜んでくれるだろう。
「こんなに上手にお料理できるなんて、対馬隊長が羨ましいです。相当練習されたんですね」
「まぁ……好きこそものの上手なれってね……そんなに言うなら、特別に先生になってあげてもいいけど」
対馬隊長はそういって綺麗なお顔でニヤリと笑った。その提案はこちらとしても思ってもみない幸運であった。
「本当ですか!嬉しいです!ぜひお願いしたいです!」
「じゃあ、今度、暇なとき声かけるよ」
やっぱり対馬隊長は、優しい人であったらしい。こちらの料理事情も学べるだろうし、一石二鳥だ。
私は、対馬隊長と約束をし、女中さん達と昼食後の後片付けを行った。
仕事を終えた後、夕食とお風呂を頂いた。
真っ暗闇で不安になってしまって以来、私は夜に桜谷さんのお部屋に遊びに行くのが恒例になっていた。夜の桜谷さんのお部屋には藤堂さんや神楽さんなどもいらっしゃることが多く、なかなか楽しい時間だ。神楽さんに限っては、秩序が乱れるなどと小言を言われてしまうこともあるのだが。
私は、すでに暗くなっている廊下を歩いた。
対馬隊長もやっとお昼に入るところのようだ。私は、今日の対馬隊長にお礼を言おうと、自分の分の食事をよそってから同じ縁台についた。
「対馬隊長、お疲れさまでした。あと、今日は色々教えていただいて、ありがとうございました」
「あぁ、桃子ちゃんもお疲れ様。こちらこそ、今日は大変だったと思うけどありがとね」
対馬隊長はそう言って穏やかに笑っている。最初は変な人だと思っていたが、料理上手だし、案外良い人かもしれない。その上綺麗なお顔だし、桜谷さんよりは若そうだけど、いくつくらいだろう、見た目が奇抜だからか、正直言って年齢不詳だ。
そう思いながら、お昼の親子丼を食べてみる。三つ葉のいい香りがしている。口に一口含んでみると卵がとろとろで味付けも程よく、とても美味しい。いつもの女中さんの料理も美味しいが、対馬さんの料理はお店で出ているような味だ。
「対馬隊長!これ、とっても美味しいです!」
「そりゃ良かった」
あまりの美味しさと元々お腹が減っていたこともあり、私は黙々と食べてしまう。すごい、こんなに上手に親子丼が作れるなんて、隊士さんも喜んでくれる訳だ。私も隊士さんのために、こんなに美味しい料理が作れるようになりたいな。桜谷さんや神楽さんもきっと喜んでくれるだろう。
「こんなに上手にお料理できるなんて、対馬隊長が羨ましいです。相当練習されたんですね」
「まぁ……好きこそものの上手なれってね……そんなに言うなら、特別に先生になってあげてもいいけど」
対馬隊長はそういって綺麗なお顔でニヤリと笑った。その提案はこちらとしても思ってもみない幸運であった。
「本当ですか!嬉しいです!ぜひお願いしたいです!」
「じゃあ、今度、暇なとき声かけるよ」
やっぱり対馬隊長は、優しい人であったらしい。こちらの料理事情も学べるだろうし、一石二鳥だ。
私は、対馬隊長と約束をし、女中さん達と昼食後の後片付けを行った。
仕事を終えた後、夕食とお風呂を頂いた。
真っ暗闇で不安になってしまって以来、私は夜に桜谷さんのお部屋に遊びに行くのが恒例になっていた。夜の桜谷さんのお部屋には藤堂さんや神楽さんなどもいらっしゃることが多く、なかなか楽しい時間だ。神楽さんに限っては、秩序が乱れるなどと小言を言われてしまうこともあるのだが。
私は、すでに暗くなっている廊下を歩いた。
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