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スパダリ(仮)君の、まさかの正体
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バーテンダーの王子様こと吉本優は、理央の七歳年下の二十歳。会うのは専ら日暮れの時刻から彼のアパートで。けれど理央は満足していた。初めてできた恋人。どこで会おうがいつ会おうが嬉しくて楽しくてしょうがない。
「なあ見て、袴の俺」
「袴?」
「うん。成人式って一生に一度じゃん?スーツじゃなくて袴にしたいって高校生の頃から思ってて」
今年の一月に催されたという成人式の写真を見て理央は卒倒しそうになった。
若い。ただの写真なのに何かしらのエネルギーを感じるくらい、若い。そしてよくよく見れば、今は肩で跳ねているだけの優の襟足が、その写真では鎖骨過ぎまで伸びていた。
「な、なんか、個性的な髪型だね……」
「ああ、それね。実習で切られて今はこんなんなっちゃって。ちなみにこの金髪も実習でやられた」
優は襟足に触れ屈託なく笑った。「実習?」尋ねれば、ベッドで胡坐をかいていた彼が理央の隣へやって来た。こちらを見つめる瞳は、あのカクテルのようにまろやかで甘ったるい。
「ああ、言ってなかったっけ。俺、美容専門学校に通ってて。美容師目指してんの。バーテンはバイト。親が学費出してくれてるから、それ以外は俺が出したいなって。美容師になったら年上のお客さんの方が多いだろうから、接客の勉強も兼ねてね」
親元を離れ古いアパートで一人暮らしをしている優。万年実家暮らしの理央は、彼を尊敬する一方で、胸の奥をどぎまぎさせた。美容師志望の、バーテンダー……。
二十七年間恋人のいなかった理央の耳年増っぷりは伊達じゃない。
BAを務めている友人の元恋人は美容師で、女性関係の悩みが尽きず三年の交際の後に破局した。また、その友人の従妹にはバーテンダーの恋人がいるが、ひっきりなしに女性が寄って来る上に生活リズムが合わず、別れを考えているという……。
違う、優君はそんなんじゃない!
理央は頭を振り立てて彼の堅実さだけに思考を集中させた。
「優君、すごいね。僕なんか二十七になっても実家暮らしで……」
「いいんじゃないの?理央さんはΩだし、親御さんも心配するでしょ。お金も貯まるし親孝行も出来るし、一石二鳥じゃん」
大人びた返しをする優に理央の胸がどっきんとときめく。隣に座っているΩの心の動きを、年下のαは目ざとく感じ取った。おぼこのΩもまたそれを感じて鼓動を逸らせる。
「理央さん」
名前を甘い声でなぞられて、理央は瞼を下ろした。穏やかな、けれど熱っぽい優のフェロモンに頭がくらくらした。理央の項に優の指先がするりと伸びて来る。理央は思わず喉の奥で笑ってしまった。
「あれ?理央さん、くすぐったがり?」
「んふ、だって、優君の指ってくすぐったいんだもの」
優は不思議そうに自身の手のひらを見つめ、「ああ、これかも」と手をこちらへ差し出した。……人差し指と中指と小指に、厚いタコが出来ている。理央は彼の手を取りタコにちょんと触れた。
「何のタコ?ハサミ?」
「ベースかな」
ベース。瞳を瞬かせている理央を見て、優は笑った。
「楽器。楽器のベース。俺、バンドやってんの。この写真はメンバーと撮ったヤツ。……まあ、実技の練習でここ二か月は活動に参加出来てないんだけど、社会人になってからも続けられたらなって思ってる」
理央はまんまるの瞳で成人式の写真を見つめた。優に注目していたから気が付かなかったけれど、周囲に集まっている男の子たちも色とりどりの髪色をしている。
一体どんなジャンルなのだろう。訊きたいけれど、それと同じくらい、知りたくない。熱っぽい眼差しでこちらを見つめている優へおずおずと視線を返す。
「……ん?理央さんどうしたの?」
3B、揃っちゃってますけど。ビンゴしちゃってますけど。
バーテンダーのアルバイトをしている、バンド活動が趣味の、美容学生。Bがこんなに揃うことって、あるんでしょうか。
何か言いたげにしている理央をどう受け取ったのか、彼はくすりと微笑んで理央の両肩に触れた。
「理央」
恋人に名前を裸にされる喜び。理央の戸惑いがカクテルに浮いたたった一つの氷のように溶けていく。
「すぐるくん」
瞼を下ろし、彼の愛に感覚を研ぎ澄ませる。愛しい彼の指が理央のセンター分けの前髪を払い、頬に触れ、支えるように顎へ添えられた。唇に重なる柔らかな温もり。生まれて初めてできた恋人と、生まれて初めてのキス。唇って、こんなに柔らかいんだ。理央は瞼を震わせて息にきゅっと栓をした。
Q1.Ωの僕は、3Bが揃ったαの彼と幸せになれるのでしょうか。
「恋愛ならいいよ。でも、結婚はどうかな。結婚は生活だからな~……」
昨年の夏から産前産後休業・育児休業に入っている同期の野上史也は、ベビーカーを揺らしながらパスタを頬張るという器用なことをしながら理央に視線を向けた。Ω性の史也はβの夫との間に二人の子どもがいる。下の子はまだ生後六か月だ。
「でも、ふみ君だって恋愛結婚でしょ?海外赴任してた旦那さんと超遠距離の大恋愛だったじゃない」
「だからだよっ。理央に同じ失敗してほしくねーんだよ俺はっ。俺、アイツと離れすぎてたせいでアイツのことなんも分からずに結婚しちゃって。……お前、子ども欲しいって言ってたじゃん。っつーことは、お前にとっての結婚って、子どもを産んで旦那と育てるってことだろ。子ども、金かかんぞ~。愛だけじゃ結婚は無理だね。……美容師になったとして独り立ち出来るようになるまであと何年かかんのよ?独立したって収入はたかが知れてるし」
「お金って……、ふみ君の旦那さんなんか超エリートの高給取りじゃない。ふみ君ちにお金なかったらどこにあるっていうの」
「あいつ、向こうでは家政婦雇って、こっちでは実家暮らしで。生活力とか金銭感覚ってヤツが全然ないんだよ。マイホームも見栄張ってハウスメーカーの注文住宅を一等地に建てちゃったもんだから、家計は火の車。旦那にするならその辺の感覚も必要だね。……つか、理央の場合はまず相手が若すぎんだって。結婚のケの字も頭にない年齢じゃないの?」
恋愛だったら、幸せになれる。けれど、将来のことを考えると駄目な相手。
付き合いたての一番楽しい時期にこんなことを考えてしまうのは、理央が出産適齢期だからだ。理央は昔から子どもがすきだ。それが高じて新卒で子ども服のメーカーに就職、現在は百貨店のテナントで店長職を務めている。
このお腹に赤ちゃんが来てくれたらどれだけ満たされることだろう。店にやって来る赤ちゃんを見て、理央はいつもそんなことを考える。Ω性の男性も女性と同じように出産適齢期があり、それを過ぎると着床率をはじめとした妊孕力が下がっていく。高齢出産になればΩ性の男性の出産は女性のそれよりもリスクが高く、通っているΩ科の主治医も「子どもを考えているのならば早い内に」と再三言い含めて来る。
ついこの間まで箸にも棒にも掛からなかった自分。こんな自分を受け止めてくれた彼はαで、理央も彼が大好きで、だから理央は彼との将来について真剣に悩まざるを得なかった。
「彼氏、3Bビンゴしてんだろ?昔だったら分かんないけど、今の俺だったら無理だなー」
「優君、優しくてかっこいいんだよ」
「ばか。一生一緒に居る為に大切なのは、健康と真面目さだよ。優しいとかかっこいいとか、そんなもんは少しも生活を助けてくれねーんだって」
「優君は健康で真面目だよ!彼のこと悪く言わないでっ」
声を荒げた為か、ふえええ、とベビーカーの中の赤ちゃんが泣き出してしまった。「ご、ごめんっ」理央は慌てて口を押さえたけれど、史也は慣れた様子で赤ちゃんを抱き上げた。
「ほら、いい子いい子……」
母親の胸に抱かれ、小さな拳をちゅっぱちゅっぱと吸い始める赤ちゃん。理央は天使のような赤ちゃんと聖母のような史也に見とれた。
やっぱり僕、赤ちゃんが欲しい。胸の奥で灯っていた気持ちが、優と出会ったことをきっかけにどんどん膨らんでいく。
「赤ちゃんって、可愛いね……」
言っていて理央は切なくなった。「ま、大変だけど、可愛いのは事実だね」肩を竦めて微笑む史也が眩しい。
「お前もそれほどは若くないんだからさ、ある程度ちゃんとした人と恋愛した方がいいよ。フレッシュな恋愛もいいけど、先を考えなきゃいけない年齢だろ。子どもが欲しいなら、なおさら」
理央は力なく笑い珈琲を傾けた。向かいの史也の胸元には、赤ちゃんの涎のシミがついている。こんな小さなことまで羨ましく感じてしまう自分はどうかしているのだろうか。
哺乳瓶を持ち歩いている史也が羨ましい。赤ちゃんを抱いている人が羨ましい。お腹が大きい人が、「お腹にあかちゃんがいます」のキーホルダーをつけた人が羨ましい!
先走る欲望の中、ふっとあの日助けてくれた優が脳裏に浮かんだ。あの人は、赤ちゃんよりも、僕に必要な人なのだろうか。理央にはまだ、よく分からなかった。
「なあ見て、袴の俺」
「袴?」
「うん。成人式って一生に一度じゃん?スーツじゃなくて袴にしたいって高校生の頃から思ってて」
今年の一月に催されたという成人式の写真を見て理央は卒倒しそうになった。
若い。ただの写真なのに何かしらのエネルギーを感じるくらい、若い。そしてよくよく見れば、今は肩で跳ねているだけの優の襟足が、その写真では鎖骨過ぎまで伸びていた。
「な、なんか、個性的な髪型だね……」
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違う、優君はそんなんじゃない!
理央は頭を振り立てて彼の堅実さだけに思考を集中させた。
「優君、すごいね。僕なんか二十七になっても実家暮らしで……」
「いいんじゃないの?理央さんはΩだし、親御さんも心配するでしょ。お金も貯まるし親孝行も出来るし、一石二鳥じゃん」
大人びた返しをする優に理央の胸がどっきんとときめく。隣に座っているΩの心の動きを、年下のαは目ざとく感じ取った。おぼこのΩもまたそれを感じて鼓動を逸らせる。
「理央さん」
名前を甘い声でなぞられて、理央は瞼を下ろした。穏やかな、けれど熱っぽい優のフェロモンに頭がくらくらした。理央の項に優の指先がするりと伸びて来る。理央は思わず喉の奥で笑ってしまった。
「あれ?理央さん、くすぐったがり?」
「んふ、だって、優君の指ってくすぐったいんだもの」
優は不思議そうに自身の手のひらを見つめ、「ああ、これかも」と手をこちらへ差し出した。……人差し指と中指と小指に、厚いタコが出来ている。理央は彼の手を取りタコにちょんと触れた。
「何のタコ?ハサミ?」
「ベースかな」
ベース。瞳を瞬かせている理央を見て、優は笑った。
「楽器。楽器のベース。俺、バンドやってんの。この写真はメンバーと撮ったヤツ。……まあ、実技の練習でここ二か月は活動に参加出来てないんだけど、社会人になってからも続けられたらなって思ってる」
理央はまんまるの瞳で成人式の写真を見つめた。優に注目していたから気が付かなかったけれど、周囲に集まっている男の子たちも色とりどりの髪色をしている。
一体どんなジャンルなのだろう。訊きたいけれど、それと同じくらい、知りたくない。熱っぽい眼差しでこちらを見つめている優へおずおずと視線を返す。
「……ん?理央さんどうしたの?」
3B、揃っちゃってますけど。ビンゴしちゃってますけど。
バーテンダーのアルバイトをしている、バンド活動が趣味の、美容学生。Bがこんなに揃うことって、あるんでしょうか。
何か言いたげにしている理央をどう受け取ったのか、彼はくすりと微笑んで理央の両肩に触れた。
「理央」
恋人に名前を裸にされる喜び。理央の戸惑いがカクテルに浮いたたった一つの氷のように溶けていく。
「すぐるくん」
瞼を下ろし、彼の愛に感覚を研ぎ澄ませる。愛しい彼の指が理央のセンター分けの前髪を払い、頬に触れ、支えるように顎へ添えられた。唇に重なる柔らかな温もり。生まれて初めてできた恋人と、生まれて初めてのキス。唇って、こんなに柔らかいんだ。理央は瞼を震わせて息にきゅっと栓をした。
Q1.Ωの僕は、3Bが揃ったαの彼と幸せになれるのでしょうか。
「恋愛ならいいよ。でも、結婚はどうかな。結婚は生活だからな~……」
昨年の夏から産前産後休業・育児休業に入っている同期の野上史也は、ベビーカーを揺らしながらパスタを頬張るという器用なことをしながら理央に視線を向けた。Ω性の史也はβの夫との間に二人の子どもがいる。下の子はまだ生後六か月だ。
「でも、ふみ君だって恋愛結婚でしょ?海外赴任してた旦那さんと超遠距離の大恋愛だったじゃない」
「だからだよっ。理央に同じ失敗してほしくねーんだよ俺はっ。俺、アイツと離れすぎてたせいでアイツのことなんも分からずに結婚しちゃって。……お前、子ども欲しいって言ってたじゃん。っつーことは、お前にとっての結婚って、子どもを産んで旦那と育てるってことだろ。子ども、金かかんぞ~。愛だけじゃ結婚は無理だね。……美容師になったとして独り立ち出来るようになるまであと何年かかんのよ?独立したって収入はたかが知れてるし」
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恋愛だったら、幸せになれる。けれど、将来のことを考えると駄目な相手。
付き合いたての一番楽しい時期にこんなことを考えてしまうのは、理央が出産適齢期だからだ。理央は昔から子どもがすきだ。それが高じて新卒で子ども服のメーカーに就職、現在は百貨店のテナントで店長職を務めている。
このお腹に赤ちゃんが来てくれたらどれだけ満たされることだろう。店にやって来る赤ちゃんを見て、理央はいつもそんなことを考える。Ω性の男性も女性と同じように出産適齢期があり、それを過ぎると着床率をはじめとした妊孕力が下がっていく。高齢出産になればΩ性の男性の出産は女性のそれよりもリスクが高く、通っているΩ科の主治医も「子どもを考えているのならば早い内に」と再三言い含めて来る。
ついこの間まで箸にも棒にも掛からなかった自分。こんな自分を受け止めてくれた彼はαで、理央も彼が大好きで、だから理央は彼との将来について真剣に悩まざるを得なかった。
「彼氏、3Bビンゴしてんだろ?昔だったら分かんないけど、今の俺だったら無理だなー」
「優君、優しくてかっこいいんだよ」
「ばか。一生一緒に居る為に大切なのは、健康と真面目さだよ。優しいとかかっこいいとか、そんなもんは少しも生活を助けてくれねーんだって」
「優君は健康で真面目だよ!彼のこと悪く言わないでっ」
声を荒げた為か、ふえええ、とベビーカーの中の赤ちゃんが泣き出してしまった。「ご、ごめんっ」理央は慌てて口を押さえたけれど、史也は慣れた様子で赤ちゃんを抱き上げた。
「ほら、いい子いい子……」
母親の胸に抱かれ、小さな拳をちゅっぱちゅっぱと吸い始める赤ちゃん。理央は天使のような赤ちゃんと聖母のような史也に見とれた。
やっぱり僕、赤ちゃんが欲しい。胸の奥で灯っていた気持ちが、優と出会ったことをきっかけにどんどん膨らんでいく。
「赤ちゃんって、可愛いね……」
言っていて理央は切なくなった。「ま、大変だけど、可愛いのは事実だね」肩を竦めて微笑む史也が眩しい。
「お前もそれほどは若くないんだからさ、ある程度ちゃんとした人と恋愛した方がいいよ。フレッシュな恋愛もいいけど、先を考えなきゃいけない年齢だろ。子どもが欲しいなら、なおさら」
理央は力なく笑い珈琲を傾けた。向かいの史也の胸元には、赤ちゃんの涎のシミがついている。こんな小さなことまで羨ましく感じてしまう自分はどうかしているのだろうか。
哺乳瓶を持ち歩いている史也が羨ましい。赤ちゃんを抱いている人が羨ましい。お腹が大きい人が、「お腹にあかちゃんがいます」のキーホルダーをつけた人が羨ましい!
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