2 / 33
第一章
第1話 終わり×始まり
しおりを挟む
太陽を覆い隠す暗雲が、空一面に広がっていた。
八月八日。朝の天気予報は雨。
それを知った俺は、普段よりも早めに家を出た。
「おはよう、セツ」
信号待ちをしていると、後ろから声を掛けられる。振り返ると、秋人が立っていた。
サッカーの邪魔にならないよう短めの黒髪をセットしている秋人は、目を引く精悍な顔つきをしていて、背にはいつものように『DAIWA』と刺繍された部活用のバッグを背負っていた。
「おーす」
「今日は早いな」
秋人の問いかけに、俺はイヤフォンとスマホをポケットに仕舞いながら答える。
「ああ、朝から雨らしいから降る前に来た」
しかし、俺はその際にうっかり手を滑らせ、スマホを地面に落としてしまう。スマホはコンクリートの上で跳ね、一瞬宙に浮いた後、パタンと倒れた。
「どうした?」
「最悪……スマホ落としたら、ディスプレイが割れた」
俺は、割れたスマホを秋人に見せる。
「厄日か? レギュラー発表が近いんだから、あんま近づくなよ」
「クソッ、秋人が声さえかけて来なければ……」
「俺のせいかよ!」
俺と秋人は軽口を言い合いながら信号を渡り、学校の正門を通って二階の教室へ向かう。
◇◇◇◇◇
教室の中に入ると、すでに半数ほどの生徒が登校していた。
「おはよう、秋人、土雲君」
「おはよう、舞」
「……あぁ、おはよう、春見」
歩み寄ってきた小柄な女子生が微笑む。茶色みがかったセミロングの髪が揺れ、童顔な容姿と相まって小動物っぽさがある。
俺は春見に挨拶を返すと、トボトボと自分の席に向かう。そして席に座り、動かなくなったスマホを机の上に置き見つめる。ただ画面が割れただけかと思ったスマホは、電源が入らなくなったのだ。
「早く登校しなければ」や「修理にいくらかかるんだ」など、頭で考えてしまい、気が重くなる。そうしていると、秋人と春見が傍にやって来た。
「セツ、元気出せって」
「時間が経てば電源が入るかもしれないよ」
そうして二人が俺のことを励ましてくれていると、廊下からやたらとうるさい足音が聞きえた。
足音を鳴らす人物――男子生徒が教室に入ってくる。その途端、教室内にいた生徒たちは密かに顔を顰めた。
「よぉ~、根暗」
男子生徒は、静かに座っている一人の男子生徒に近寄ると、無駄に大きな濁声を発した。
「高野君ッ!? な、何でこんな早くに……」
「俺が早く来ちゃ悪りいのかよ、あ?」
男子生徒の名は、高野宏器。
がっしりとした体格をしていて、短く刈り上げた金髪など如何にもな問題児。
「暇なんだ、ちょっと付き合えよ」
「いや、ちょっと……く、苦しい……」
高野は、男子生徒の首に腕を回して強引に連れ出そうする。その光景を目の当たりにしたことで、生徒達の心情や行動に変化が生じた。
嫌悪感を抱く者、距離を取る者、同情する者、見て見ぬふりをする者。
生徒たちは、高野の言動に不快感や反感を抱いている。しかし、それを注意する生徒は少ない。なぜなら、自分が標的にされるかもしれないから。
――もしくは、
「セツ」
「おう」
高野を見るや否や、秋人に声をかけられた。俺は気落ちしていたが、あの二人を見過ごすわけにはいかないからだ。
「セツ、手は出すなよ」
「ん? それはアイツ次第な」
俺は秋人に笑って見せた。ああいう輩は、言葉では理解しない。殴り合いをする気はないが、時と場合によっては手を出すのも仕方がないと思う。
「セツお前、鬱憤を晴らそうしてんだろ?」
「それもある。でも、俺たちは必要ないみたいだぞ」
そう言いながら、俺は高野を制止している一人の男子生徒を指差した。
「高野、止すんだ」
「あぁ、てめぇには関係ないだろ、成世!」
高野は首に回していた腕を解き、止めに入った成世に怒声を上げながら詰め寄る。
一触即発の雰囲気に、遠巻きに眺めている生徒たちの緊張感が高まる。
「止せと言っているだろう。深野君が嫌がっているじゃないか」
「嫌がってる? おいおい、俺たちは仲良しだぜ! なぁ、深野?」
成世を睨んでいた高野はそう言うと、深野に声をかける。
「……そ、それは」
しかし、深野は何も答えずに、おどおどとしてしまう。
「おい、根暗!」
高野は怒気は放ちながら、深野に迫ろうとする。だがそのタイミングで、俺と秋人が割って入った。
「嘘をつくにしても、もう少しマシな嘘つけよ、高野」
「いい加減しろ、高野」
俺は呆れた表情を浮かべながら高野の言葉を否定し、秋人は真顔で咎める。
「ちッ」
さすがの高野も三人相手では分が悪いと判断したのか、机を蹴り飛ばし、深野を睨みつけてから離れていった。
「大丈夫かい? 深野君」
「……へ、平気だよ、ありがとう成世君」
乱れた制服を元に戻しながら、深野は小さな声で礼を言う。
「それなら良かった。土雲と秋人も、ありがとう。二人が来てくれて助かったよ」
無事を確認した成世は、俺と秋人に顔を向けると感謝の言葉を口にしてきた。
「俺らはなんもしてないって。ホントはもう少し言い合っても良かったけど……」
俺がボソッと呟くと、秋人に呆れたような顔を向けられる。
「止めに来て、揉め事を大きくしてどうすんだよ」
ともあれ、問題も起こらずに事態が収束した。教室内に漂っていた重苦しく険悪な空気が和らぎ、周りで様子を伺っていた生徒たちは心の中で安堵の声を上げる。
ほとんどの生徒は、自分が標的にされたくないと考える。だが、それでは見捨てたことになってしまう。そのため、成世たちの邪魔をしないためだと、自分を正当化するのだ。
被害者からすれば、傍観者も加害者と同じだと思われているとは知らずに……。
高野が立ち去ると、女子生徒二人が成世に歩み寄ってくる。俺はいつものことかと呆れつつ、二人に目を向けた。すると、二人の視線が深野に向けられていることに気付いた。しかも、その眼差しは明らかに深野を蔑むモノだった。
(ったく、この二人も相変わらずだな)
俺はそれとなく深野に目を向ける。深野は俯きながら指が白くなるほど強く拳を握り締め、微かに体を揺らしていた。
「深野……」
一瞬声をかけようと思ったが、それでは情けをかけることになってしまう。
そんな深野を気に止めず、女子生徒二人は満面の笑みを浮かべて成世を称賛する。
「さっすがヨウくん、かっこいい」
「ええ、とっても素敵」
端正な容姿の成世はクラスの中心人物であり、誰もが羨む存在。
その真逆の位置にいるのが、深野康気。
いつも一人で行動し、本を読んでいる深野。俺にはそれが、深野自身で壁を作っているように感じていた。
荒野康気はクラスの底辺であり、誰もが哀れみを抱く存在。
そんな認識を、ほとんどの生徒がしていた。そして、それはこれからも変わらないだろうと思っていた。
――しかし、日常は終わりを告げる。
教室のちょうど中心の床に突然、光の点が現れたのだ。
「なんだ?」
その存在に気付いた俺が目を凝らすと、光の点が爆発した。
教室内が真っ白に染まる。
俺は咄嗟に目を強く瞑る。光の残像のせいで動きを止める中、周囲の音が止み、世界の時間が止まったような錯覚に見舞われる。
次の瞬間、足元が崩れた。あり得ない。「床に立ってたぞ?」と思った矢先、体はどこまでも下へと落下していく。
どこか遠く、もしくはすぐ傍で誰かの悲鳴が聞こえたような気がした。
分からない。感覚も鈍くなっていたから。
そして俺を含めた二十名の生徒は全員、光の中へ落ちていった。
八月八日。朝の天気予報は雨。
それを知った俺は、普段よりも早めに家を出た。
「おはよう、セツ」
信号待ちをしていると、後ろから声を掛けられる。振り返ると、秋人が立っていた。
サッカーの邪魔にならないよう短めの黒髪をセットしている秋人は、目を引く精悍な顔つきをしていて、背にはいつものように『DAIWA』と刺繍された部活用のバッグを背負っていた。
「おーす」
「今日は早いな」
秋人の問いかけに、俺はイヤフォンとスマホをポケットに仕舞いながら答える。
「ああ、朝から雨らしいから降る前に来た」
しかし、俺はその際にうっかり手を滑らせ、スマホを地面に落としてしまう。スマホはコンクリートの上で跳ね、一瞬宙に浮いた後、パタンと倒れた。
「どうした?」
「最悪……スマホ落としたら、ディスプレイが割れた」
俺は、割れたスマホを秋人に見せる。
「厄日か? レギュラー発表が近いんだから、あんま近づくなよ」
「クソッ、秋人が声さえかけて来なければ……」
「俺のせいかよ!」
俺と秋人は軽口を言い合いながら信号を渡り、学校の正門を通って二階の教室へ向かう。
◇◇◇◇◇
教室の中に入ると、すでに半数ほどの生徒が登校していた。
「おはよう、秋人、土雲君」
「おはよう、舞」
「……あぁ、おはよう、春見」
歩み寄ってきた小柄な女子生が微笑む。茶色みがかったセミロングの髪が揺れ、童顔な容姿と相まって小動物っぽさがある。
俺は春見に挨拶を返すと、トボトボと自分の席に向かう。そして席に座り、動かなくなったスマホを机の上に置き見つめる。ただ画面が割れただけかと思ったスマホは、電源が入らなくなったのだ。
「早く登校しなければ」や「修理にいくらかかるんだ」など、頭で考えてしまい、気が重くなる。そうしていると、秋人と春見が傍にやって来た。
「セツ、元気出せって」
「時間が経てば電源が入るかもしれないよ」
そうして二人が俺のことを励ましてくれていると、廊下からやたらとうるさい足音が聞きえた。
足音を鳴らす人物――男子生徒が教室に入ってくる。その途端、教室内にいた生徒たちは密かに顔を顰めた。
「よぉ~、根暗」
男子生徒は、静かに座っている一人の男子生徒に近寄ると、無駄に大きな濁声を発した。
「高野君ッ!? な、何でこんな早くに……」
「俺が早く来ちゃ悪りいのかよ、あ?」
男子生徒の名は、高野宏器。
がっしりとした体格をしていて、短く刈り上げた金髪など如何にもな問題児。
「暇なんだ、ちょっと付き合えよ」
「いや、ちょっと……く、苦しい……」
高野は、男子生徒の首に腕を回して強引に連れ出そうする。その光景を目の当たりにしたことで、生徒達の心情や行動に変化が生じた。
嫌悪感を抱く者、距離を取る者、同情する者、見て見ぬふりをする者。
生徒たちは、高野の言動に不快感や反感を抱いている。しかし、それを注意する生徒は少ない。なぜなら、自分が標的にされるかもしれないから。
――もしくは、
「セツ」
「おう」
高野を見るや否や、秋人に声をかけられた。俺は気落ちしていたが、あの二人を見過ごすわけにはいかないからだ。
「セツ、手は出すなよ」
「ん? それはアイツ次第な」
俺は秋人に笑って見せた。ああいう輩は、言葉では理解しない。殴り合いをする気はないが、時と場合によっては手を出すのも仕方がないと思う。
「セツお前、鬱憤を晴らそうしてんだろ?」
「それもある。でも、俺たちは必要ないみたいだぞ」
そう言いながら、俺は高野を制止している一人の男子生徒を指差した。
「高野、止すんだ」
「あぁ、てめぇには関係ないだろ、成世!」
高野は首に回していた腕を解き、止めに入った成世に怒声を上げながら詰め寄る。
一触即発の雰囲気に、遠巻きに眺めている生徒たちの緊張感が高まる。
「止せと言っているだろう。深野君が嫌がっているじゃないか」
「嫌がってる? おいおい、俺たちは仲良しだぜ! なぁ、深野?」
成世を睨んでいた高野はそう言うと、深野に声をかける。
「……そ、それは」
しかし、深野は何も答えずに、おどおどとしてしまう。
「おい、根暗!」
高野は怒気は放ちながら、深野に迫ろうとする。だがそのタイミングで、俺と秋人が割って入った。
「嘘をつくにしても、もう少しマシな嘘つけよ、高野」
「いい加減しろ、高野」
俺は呆れた表情を浮かべながら高野の言葉を否定し、秋人は真顔で咎める。
「ちッ」
さすがの高野も三人相手では分が悪いと判断したのか、机を蹴り飛ばし、深野を睨みつけてから離れていった。
「大丈夫かい? 深野君」
「……へ、平気だよ、ありがとう成世君」
乱れた制服を元に戻しながら、深野は小さな声で礼を言う。
「それなら良かった。土雲と秋人も、ありがとう。二人が来てくれて助かったよ」
無事を確認した成世は、俺と秋人に顔を向けると感謝の言葉を口にしてきた。
「俺らはなんもしてないって。ホントはもう少し言い合っても良かったけど……」
俺がボソッと呟くと、秋人に呆れたような顔を向けられる。
「止めに来て、揉め事を大きくしてどうすんだよ」
ともあれ、問題も起こらずに事態が収束した。教室内に漂っていた重苦しく険悪な空気が和らぎ、周りで様子を伺っていた生徒たちは心の中で安堵の声を上げる。
ほとんどの生徒は、自分が標的にされたくないと考える。だが、それでは見捨てたことになってしまう。そのため、成世たちの邪魔をしないためだと、自分を正当化するのだ。
被害者からすれば、傍観者も加害者と同じだと思われているとは知らずに……。
高野が立ち去ると、女子生徒二人が成世に歩み寄ってくる。俺はいつものことかと呆れつつ、二人に目を向けた。すると、二人の視線が深野に向けられていることに気付いた。しかも、その眼差しは明らかに深野を蔑むモノだった。
(ったく、この二人も相変わらずだな)
俺はそれとなく深野に目を向ける。深野は俯きながら指が白くなるほど強く拳を握り締め、微かに体を揺らしていた。
「深野……」
一瞬声をかけようと思ったが、それでは情けをかけることになってしまう。
そんな深野を気に止めず、女子生徒二人は満面の笑みを浮かべて成世を称賛する。
「さっすがヨウくん、かっこいい」
「ええ、とっても素敵」
端正な容姿の成世はクラスの中心人物であり、誰もが羨む存在。
その真逆の位置にいるのが、深野康気。
いつも一人で行動し、本を読んでいる深野。俺にはそれが、深野自身で壁を作っているように感じていた。
荒野康気はクラスの底辺であり、誰もが哀れみを抱く存在。
そんな認識を、ほとんどの生徒がしていた。そして、それはこれからも変わらないだろうと思っていた。
――しかし、日常は終わりを告げる。
教室のちょうど中心の床に突然、光の点が現れたのだ。
「なんだ?」
その存在に気付いた俺が目を凝らすと、光の点が爆発した。
教室内が真っ白に染まる。
俺は咄嗟に目を強く瞑る。光の残像のせいで動きを止める中、周囲の音が止み、世界の時間が止まったような錯覚に見舞われる。
次の瞬間、足元が崩れた。あり得ない。「床に立ってたぞ?」と思った矢先、体はどこまでも下へと落下していく。
どこか遠く、もしくはすぐ傍で誰かの悲鳴が聞こえたような気がした。
分からない。感覚も鈍くなっていたから。
そして俺を含めた二十名の生徒は全員、光の中へ落ちていった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
木を叩いただけでレベルアップ⁉︎生まれついての豪運さんの豪快無敵な冒険譚!
神崎あら
ファンタジー
運動も勉強も特に秀でていないがめっちゃ運が良い、ただそれだけのオルクスは15歳になり冒険者としてクエストに挑む。
そこで彼は予想だにしない出来事に遭遇する。
これは初期ステータスを運だけに全振りしたオルクスの豪運冒険譚である。
ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばす 規格外ダンジョンに住んでいるので、無自覚に最強でした
むらくも航
ファンタジー
旧題:ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばして大バズりしてしまう~今まで住んでいた自宅は、最強種が住む規格外ダンジョンでした~
Fランク探索者の『彦根ホシ』は、幼馴染のダンジョン配信に助っ人として参加する。
配信は順調に進むが、二人はトラップによって誰も討伐したことのないSランク魔物がいる階層へ飛ばされてしまう。
誰もが生還を諦めたその時、Fランク探索者のはずのホシが立ち上がり、撮れ高を気にしながら余裕でSランク魔物をボコボコにしてしまう。
そんなホシは、ぼそっと一言。
「うちのペット達の方が手応えあるかな」
それからホシが配信を始めると、彼の自宅に映る最強の魔物たち・超希少アイテムに世間はひっくり返り、バズりにバズっていく──。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる