64 / 87
史那編
史那の進路 ーside理玖ー 1
しおりを挟む
俺はスマホを片づけると、史那のいる方を仰ぎ見る。
史那はベンチに腰を掛けて本を読んでいた。
余り史那を一人にしておくと、変なことを考えているのではないかと不安になる。
俺は急いで史那の元へと駆け寄った。
俺の姿を確認すると、史那は目を丸くしている。
「あれ……もう電話終わったの?」
史那は本から顔をあげた。まだ冒頭部分の黙読だったのだろう。読書に没頭する前で良かった。
俺は深呼吸をして史那の右隣の空いたスペースに腰を下ろした。史那の左側には史那のリュックが置かれている。リュックを挟んで左側に座ろうとは思わなかった。
史那はそんなことなど気にするわけもなく文庫本をリュックの中に仕舞い込む。そんな動作を俺は見つめていた。
「ああ。大した用事ではなかったんだけど、気を使わせて悪かったな」
「ううん、うちでも電話の時は席を外すから気にしないで」
俺たちは、幼少の頃から自宅や携帯の着信音が聞こえるたびに、仕事で大切な話をしているかも知れないから傍にいて邪魔をするなと言い聞かされて育った。あの頃の習慣が今でも続いている。そう、同じ思い出があるのだ。
でももう、今は違う。
従兄妹という関係性から一歩踏み出したい。
もしここで、史那の進路のことを聞いたら、史那は素直に話してくれるだろうか。
俺は緊張しながら口を開いた。
「……なあ、史那」
「ねえ、そろそろ帰ろうか」
俺たちの声は重なった。
俺の一大決心は、史那の一言で脆くも崩れ落ちる。
とりあえず、進路を聞くのは先送りだ。俺は史那の言葉に従いベンチから立ち上がると、再び史那の手を掴んだ。
「分かった。じゃあ、マンションまで送る」
史那はすんなり俺の言葉に従った。
先ほどの母からの電話については話さなかった。
どうせマンションに到着すればわかるし、余計なことは言わなくていい。
帰宅する時も俺たちは終始無言だった。
でも繋いだ手は小さいけれど温かくて安心できる。
史那は昔から手が温かかったのを思い出した。
『理玖くんのおてて、いつもひんやりしていて寒そうだから、史那がいつも繋いで温めてあげる』
小さい頃、史那はそう言っていつも俺の手を繋いていた。
その手はいつも温かくて、夏はお互い手汗で濡れていたけれど冬はとても温かい。蒼良が生まれて、母に甘えられない時の淋しさを史那が埋めてくれていた幼少期を思い出した。
なぜ今そんなことを思い出したのだろう。
そんな記憶、今思い出さなくてもいいのに……
史那への想いが募っていく。
この繋いだ手から、気持ちが伝わればどんなにいいか……
バスに揺られ、二人並んで座ったけれど、ここでも会話はない。
自宅までの距離が長く感じる。この時間が続いてくれればいいのに。
こうしてなにも会話がなくても、史那と二人だけでこうしている時間が続いてくれれば……
もし仮に史那が高校を外部受験するのなら、それはそれで史那をあの環境から守れる。
できることならば、幼馴染の沢井愛由美ちゃんがいる女子高を受験しないだろうか。
あそこなら女子高だから、今までのようなやっかみで嫌がらせを受けることもないだろう。
それにあの学校は良家の子女がこぞって受験すると有名なところだ。
愛由美ちゃんは史那と学年は一つ違いになるけれど、実質同い年だし、昔から二人は仲が良い。
それに愛由美ちゃんの方が二歳年下の加恋ちゃんがいるだけに、史那よりもお姉ちゃん歴が長い。
確か加恋ちゃんと蒼良は同級生でお互い面識もあったはずだ。
蒼良も、もしかしたら加恋ちゃん経由でなにか聞いているだろうか。
バスは史那の自宅マンション近くの停留所に到着した。
史那は俺にお礼を告げて降車するも、俺は一緒について降りる。
「次のバスまで時間があるし、一緒に家まで行く」
俺は当たり前のように発言して、史那の手を取るとマンションへと向かって歩き始めた。
母もマンションに来ているのだから、きっと帰りは高宮の車だろう。
俺は余計なことを口にせず、史那と一緒にマンションへと踏み入れた。
史那の戸惑いは繋いだ手からも感じ取れる。
そうだよな、思えば今までこんなスキンシップなんて俺から取ったことなんてなかったもんな。
急にこんな風にされてもとでも思っているだろう。
俺たちが一緒にエントランスへ入ると、コンシェルジュの百瀬さんが笑顔で出迎えてくれた。
「お帰りなさい、史那さん、理玖さん」
初めて出会った時から、更に百瀬さんは身体を鍛えているのが分かる。
きっと百瀬さんはスーツを何度かサイズアップしている。
仕事柄、護身術の心得があると聞いたことがあったけど、きっと百瀬さんは基本的に身体を鍛えることが好きなのだろう。そうじゃなければここまで屈強な身体はでき上がらない。
「ただいま、百瀬さん」
俺達は百瀬さんに挨拶をしてエレベーターに乗り込んだ。
エレベーター内でも、俺は史那の手を離さない。
ここまで来たら俺も重症だと自分で思う。
史那への思いが溢れて止められない。
今まで告白してくれた女の子たちには悪いけど、それまで恋という感情を今一つ理解できていなかったせいもあり、告白されるたびになんでだと冷めた目で見る自分がいた。
史那はベンチに腰を掛けて本を読んでいた。
余り史那を一人にしておくと、変なことを考えているのではないかと不安になる。
俺は急いで史那の元へと駆け寄った。
俺の姿を確認すると、史那は目を丸くしている。
「あれ……もう電話終わったの?」
史那は本から顔をあげた。まだ冒頭部分の黙読だったのだろう。読書に没頭する前で良かった。
俺は深呼吸をして史那の右隣の空いたスペースに腰を下ろした。史那の左側には史那のリュックが置かれている。リュックを挟んで左側に座ろうとは思わなかった。
史那はそんなことなど気にするわけもなく文庫本をリュックの中に仕舞い込む。そんな動作を俺は見つめていた。
「ああ。大した用事ではなかったんだけど、気を使わせて悪かったな」
「ううん、うちでも電話の時は席を外すから気にしないで」
俺たちは、幼少の頃から自宅や携帯の着信音が聞こえるたびに、仕事で大切な話をしているかも知れないから傍にいて邪魔をするなと言い聞かされて育った。あの頃の習慣が今でも続いている。そう、同じ思い出があるのだ。
でももう、今は違う。
従兄妹という関係性から一歩踏み出したい。
もしここで、史那の進路のことを聞いたら、史那は素直に話してくれるだろうか。
俺は緊張しながら口を開いた。
「……なあ、史那」
「ねえ、そろそろ帰ろうか」
俺たちの声は重なった。
俺の一大決心は、史那の一言で脆くも崩れ落ちる。
とりあえず、進路を聞くのは先送りだ。俺は史那の言葉に従いベンチから立ち上がると、再び史那の手を掴んだ。
「分かった。じゃあ、マンションまで送る」
史那はすんなり俺の言葉に従った。
先ほどの母からの電話については話さなかった。
どうせマンションに到着すればわかるし、余計なことは言わなくていい。
帰宅する時も俺たちは終始無言だった。
でも繋いだ手は小さいけれど温かくて安心できる。
史那は昔から手が温かかったのを思い出した。
『理玖くんのおてて、いつもひんやりしていて寒そうだから、史那がいつも繋いで温めてあげる』
小さい頃、史那はそう言っていつも俺の手を繋いていた。
その手はいつも温かくて、夏はお互い手汗で濡れていたけれど冬はとても温かい。蒼良が生まれて、母に甘えられない時の淋しさを史那が埋めてくれていた幼少期を思い出した。
なぜ今そんなことを思い出したのだろう。
そんな記憶、今思い出さなくてもいいのに……
史那への想いが募っていく。
この繋いだ手から、気持ちが伝わればどんなにいいか……
バスに揺られ、二人並んで座ったけれど、ここでも会話はない。
自宅までの距離が長く感じる。この時間が続いてくれればいいのに。
こうしてなにも会話がなくても、史那と二人だけでこうしている時間が続いてくれれば……
もし仮に史那が高校を外部受験するのなら、それはそれで史那をあの環境から守れる。
できることならば、幼馴染の沢井愛由美ちゃんがいる女子高を受験しないだろうか。
あそこなら女子高だから、今までのようなやっかみで嫌がらせを受けることもないだろう。
それにあの学校は良家の子女がこぞって受験すると有名なところだ。
愛由美ちゃんは史那と学年は一つ違いになるけれど、実質同い年だし、昔から二人は仲が良い。
それに愛由美ちゃんの方が二歳年下の加恋ちゃんがいるだけに、史那よりもお姉ちゃん歴が長い。
確か加恋ちゃんと蒼良は同級生でお互い面識もあったはずだ。
蒼良も、もしかしたら加恋ちゃん経由でなにか聞いているだろうか。
バスは史那の自宅マンション近くの停留所に到着した。
史那は俺にお礼を告げて降車するも、俺は一緒について降りる。
「次のバスまで時間があるし、一緒に家まで行く」
俺は当たり前のように発言して、史那の手を取るとマンションへと向かって歩き始めた。
母もマンションに来ているのだから、きっと帰りは高宮の車だろう。
俺は余計なことを口にせず、史那と一緒にマンションへと踏み入れた。
史那の戸惑いは繋いだ手からも感じ取れる。
そうだよな、思えば今までこんなスキンシップなんて俺から取ったことなんてなかったもんな。
急にこんな風にされてもとでも思っているだろう。
俺たちが一緒にエントランスへ入ると、コンシェルジュの百瀬さんが笑顔で出迎えてくれた。
「お帰りなさい、史那さん、理玖さん」
初めて出会った時から、更に百瀬さんは身体を鍛えているのが分かる。
きっと百瀬さんはスーツを何度かサイズアップしている。
仕事柄、護身術の心得があると聞いたことがあったけど、きっと百瀬さんは基本的に身体を鍛えることが好きなのだろう。そうじゃなければここまで屈強な身体はでき上がらない。
「ただいま、百瀬さん」
俺達は百瀬さんに挨拶をしてエレベーターに乗り込んだ。
エレベーター内でも、俺は史那の手を離さない。
ここまで来たら俺も重症だと自分で思う。
史那への思いが溢れて止められない。
今まで告白してくれた女の子たちには悪いけど、それまで恋という感情を今一つ理解できていなかったせいもあり、告白されるたびになんでだと冷めた目で見る自分がいた。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレエリートの執愛婚で懐妊させられます
沖田弥子
恋愛
職場の後輩に恋人を略奪された澪。終業後に堪えきれず泣いていたところを、営業部のエリート社員、天王寺明夜に見つかってしまう。彼に優しく慰められながら居酒屋で事の顛末を話していたが、なぜか明夜と一夜を過ごすことに――!? 明夜は傷心した自分を慰めてくれただけだ、と考える澪だったが、翌朝「責任をとってほしい」と明夜に迫られ、婚姻届にサインしてしまった。突如始まった新婚生活。明夜は澪の心と身体を幸せで満たしてくれていたが、徐々に明夜のヤンデレな一面が見えてきて――執着強めな旦那様との極上溺愛ラブストーリー!
苦手な冷徹専務が義兄になったかと思ったら極あま顔で迫ってくるんですが、なんででしょう?~偽家族恋愛~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「こちら、再婚相手の息子の仁さん」
母に紹介され、なにかの間違いだと思った。
だってそこにいたのは、私が敵視している専務だったから。
それだけでもかなりな不安案件なのに。
私の住んでいるマンションに下着泥が出た話題から、さらに。
「そうだ、仁のマンションに引っ越せばいい」
なーんて義父になる人が言い出して。
結局、反対できないまま専務と同居する羽目に。
前途多難な同居生活。
相変わらず専務はなに考えているかわからない。
……かと思えば。
「兄妹ならするだろ、これくらい」
当たり前のように落とされる、額へのキス。
いったい、どうなってんのー!?
三ツ森涼夏
24歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』営業戦略部勤務
背が低く、振り返ったら忘れられるくらい、特徴のない顔がコンプレックス。
小1の時に両親が離婚して以来、母親を支えてきた頑張り屋さん。
たまにその頑張りが空回りすることも?
恋愛、苦手というより、嫌い。
淋しい、をちゃんと言えずにきた人。
×
八雲仁
30歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』専務
背が高く、眼鏡のイケメン。
ただし、いつも無表情。
集中すると周りが見えなくなる。
そのことで周囲には誤解を与えがちだが、弁明する気はない。
小さい頃に母親が他界し、それ以来、ひとりで淋しさを抱えてきた人。
ふたりはちゃんと義兄妹になれるのか、それとも……!?
*****
千里専務のその後→『絶対零度の、ハーフ御曹司の愛ブルーの瞳をゲーヲタの私に溶かせとか言っています?……』
*****
表紙画像 湯弐様 pixiv ID3989101
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
諦めて身を引いたのに、エリート外交官にお腹の子ごと溺愛で包まれました
桜井 響華
恋愛
旧題:自分から身を引いたはずなのに、見つかってしまいました!~外交官のパパは大好きなママと娘を愛し尽くす
꒰ঌシークレットベビー婚໒꒱
外交官×傷心ヒロイン
海外雑貨店のバイヤーをしている明莉は、いつものようにフィンランドに買い付けに出かける。
買い付けの直前、長年付き合っていて結婚秒読みだと思われていた、彼氏に振られてしまう。
明莉は飛行機の中でも、振られた彼氏のことばかり考えてしまっていた。
目的地の空港に着き、フラフラと歩いていると……急ぎ足の知らない誰かが明莉にぶつかってきた。
明莉はよろめいてしまい、キャリーケースにぶつかって転んでしまう。そして、手提げのバッグの中身が出てしまい、フロアに散らばる。そんな時、高身長のイケメンが「大丈夫ですか?」と声をかけてくれたのだが──
2025/02/06始まり~04/28完結
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
結婚直後にとある理由で離婚を申し出ましたが、 別れてくれないどころか次期社長の同期に執着されて愛されています
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「結婚したらこっちのもんだ。
絶対に離婚届に判なんて押さないからな」
既婚マウントにキレて勢いで同期の紘希と結婚した純華。
まあ、悪い人ではないし、などと脳天気にかまえていたが。
紘希が我が社の御曹司だと知って、事態は一転!
純華の誰にも言えない事情で、紘希は絶対に結婚してはいけない相手だった。
離婚を申し出るが、紘希は取り合ってくれない。
それどころか紘希に溺愛され、惹かれていく。
このままでは紘希の弱点になる。
わかっているけれど……。
瑞木純華
みずきすみか
28
イベントデザイン部係長
姉御肌で面倒見がいいのが、長所であり弱点
おかげで、いつも多数の仕事を抱えがち
後輩女子からは慕われるが、男性とは縁がない
恋に関しては夢見がち
×
矢崎紘希
やざきひろき
28
営業部課長
一般社員に擬態してるが、会長は母方の祖父で次期社長
サバサバした爽やかくん
実体は押しが強くて粘着質
秘密を抱えたまま、あなたを好きになっていいですか……?
過去1ヶ月以内にエタニティの小説・漫画・アニメを1話以上レンタルしている
と、エタニティのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にエタニティの小説・漫画・アニメを1話以上レンタルしている
と、エタニティのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。