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23話
しおりを挟むやっと綾乃を手に入れた私は夏休み中よく綾乃と会っていた。正確に言うと会っていると言うより私の部屋に呼んでしていると言った方が正しいが、綾乃は毎回嫌がる事なく受け入れて、するのにそれなりに慣れてきた。
以前よりも恥ずかしがらない綾乃はいつもは控え目だけど積極的な時もある。それを見た私はもう次の行動に移る事にした。
今のままでも楽しいけれど、もっと楽しみたいじゃん?従順な玩具みたいな綾乃をもっと弄って今までじゃ味わえなかったような快感を得たい。
今よりも欲深くなるのは当然の話で、私のそもそもの目的を叶えるのはこれからなのだ。
これからは私しか考えられないくらい私の完璧な支配下に置いて犬のように可愛がりたい。
私の欲を最大限満たせるくらいの玩具みたいにして一生可愛がりたい。
私の可愛い可愛い幼馴染みをそうやってもっと可愛くしてやれば私にとっても私に依存している綾乃にとってもいい事だもん。これにお互いに嫌な事なんてあるはずがない。
私は今日も家に呼んでいた綾乃を私の部屋に招き入れた。綾乃は私の隣に密着するように座ると早速結果を話してきた。
「ナギちゃん、私ちゃんと断って別れてきたよ」
「あぁ、啓太?大丈夫だったの?」
私を受け入れた綾乃はあれから啓太に直接謝りたいとしつこく言われて会いに行っていた。私にも謝ってきていた啓太は愉快で笑えたが、綾乃には人の多い場所で会って別れるように指示をしたから関係の修復は当然できなかったようだ。
「うん。もうあんな風にはしないからって言われたけど、もう嫌だからって言ったら大丈夫だった」
「よかったね綾乃。学校では皆がいるから一緒にいないとならない時ができちゃうけどその時は私のそばにいな?」
「うん。正直怖いから、ナギちゃんがいてくれると安心する」
「ふふふ。綾乃の事はちゃんと私が守ってあげるから大丈夫だよ」
「うん……。ありがとうナギちゃん」
綾乃は私の言う事に全て頷いて嬉しそうにお礼まで言ってくる。キスもセックスも何度もしている事で私に絶大な信頼を寄せている綾乃に私は笑顔で言った。
「お礼なんかいいよ。私達幼馴染みだし、綾乃は私にとってすごく大切な存在だもん」
「うん。ナギちゃんにそう言われるとすごく嬉しい……」
「え?私達親友でもあるんだからそうやって思ってるに決まってんじゃん。綾乃は私みたいに思ってくれないの?」
優しく自然に腰に腕を回して顔を寄せると綾乃は照れたように笑った。
「思ってるよ?ナギちゃんは私にとって一番大切だもん」
「ふふふ、そっか。じゃあ、一番好き?」
「うん。…一番好きだよ」
「ふーん。そっか…」
恥ずかしがる綾乃に触れたくなって私はキスができるくらいの距離まで顔を近づけた。もう強引にいたぶってやりたいが優しい私はこれからも常に演じる。
「ねぇ、綾乃?キスしてもいい?」
「うん。いいよ」
「ありがと…」
囁くように呟いて私は何度かキスをした。まだまだ綾乃の気持ちが弱すぎる。今日はどのくらい進められるか分からないがもっとおかしくなった綾乃を見たい。
唇を離すと綾乃は私を熱く見つめた。
「ねぇ、ナギちゃん……」
「ん?なぁに?」
可愛い綾乃にまたキスをすると綾乃は恥ずかしそうに言った。
「……ナギちゃんも、一番好きでいてくれてる?」
「うん。告白したじゃん。綾乃が好きだって」
「うん……。じゃあ、……私とナギちゃんは……付き合ってるのかな……?」
恥ずかしげに視線を下げた綾乃の問い掛けを私は咄嗟に利用した。これは綾乃の私への想いを強くするために丁度いいと思った。
「うーん……、綾乃は付き合いたい?」
優しく訊いてやると綾乃は小さく呟いた。
「ナギちゃんが……嫌じゃないなら……」
「そっか。でも、私達女同士だからいろいろ秘密にしなきゃいけないよ?付き合ってるのも誰にも言えないし、人前ではあんまりイチャイチャできないし」
「私はナギちゃんのためならそのくらいできるよ?誰かに言えなくてもナギちゃんが好きでいてくれるならいいもん……」
「綾乃がそう言うなら私も付き合いたいけど……、前よりキスとかするのは嫌じゃない?綾乃は啓太の事ですごく傷付いてたから心配なんだよね私。考えないくらい忘れさせてあげたいからしてるけど、綾乃がまだいろいろ考えちゃうなら付き合わなくてもいいと思ってるし」
あくまでも綾乃を気遣うように言ってやった。
私がしたいからと言う考えをおかしくなりつつある綾乃は理解がそこまで及ばないだろう。案の定綾乃は私に照れたような顔をして抱き付いてきた。
「そんなに心配しなくて平気だよ?私、もうナギちゃんのおかげで啓太君の事どうでもいいの。最初はすごく嫌だったけどナギちゃんのおかげで頭にもあんまり浮かばなくなったし、……今は、ナギちゃんの事の方がすごく考えてるから……」
「そうだったんだ。じゃあ、安心したけど、綾乃は私の何を考えてるの?」
思考を奪っているのには愉悦を感じる。綾乃の今の状況は思ったよりも私の支配下にある。
「いつも優しいとことか……私の事、本当に考えてくれて……大切にしてくれるから……好きだなって……よく考えてるよ……」
「私は女なのにそんなに考えてくれてたんだ。啓太みたいにかっこよくもないのに本当に好きでいてくれてるの?」
言葉に出させればその想いは言わないよりも強くなる。だからこれからはどんどん綾乃に言うように仕向けていく。私の卑下したような言いように綾乃ははっきりと言った。
「うん。私はナギちゃんの事大好きだよ?私にとってナギちゃんはずっとかっこいい存在だったし、ナギちゃんは一番優しいから……女の子なのも気にしてないよ」
「そっか……。綾乃にそんなに好かれてたって思うと嬉しいかも。ありがとう綾乃」
「ううん……。それじゃあ、ナギちゃん……私と付き合ってくれる?」
「うん。綾乃が付き合ってくれるなら」
「じゃあ、……今から、あの、……ちゃんと、お付き合いするって事で……よろしくねナギちゃん……」
嬉しそうに呟いた綾乃に頷いて応えるようにキスをする。少し舌を絡めただけで綾乃は私の服を強く握ってくる。こんな話よりも先に事を進めたい。
「あっ……んっ……」
「綾乃、それよりさ、綾乃はどういう風にしたいとかある?」
笑いながら洋服の中に片手を入れて腰や腹を触りながらブラの上から胸を揉む。これにはすぐに綾乃は察したが恥ずかしそうに私の空いている手を握ってきた。
「あっんんっ、……そんなの……あんまり、ないよ……」
「本当?こういうのはさ、ちゃんと気持ちいいようにしないとだからもっと綾乃の気持ち知りたいんだけど」
「あぁっ……ナギ、ちゃん……」
キスをして綾乃の手を握り返しながら笑いかけると綾乃はもう快感を感じ始めているようだった。
「綾乃はトイレでキスした時みたいなのが好きなんじゃないの?」
「……あれは……んっ、……別に……」
「別に恥ずかしがらなくてもいいんだよ。今は私しかいないし、誰にも言わないから大丈夫だよ」
胸を揉む手を止めて綾乃をじっと見つめた。ここまですれば綾乃は言うに決まっている。
綾乃は恥ずかしそうに口を開いた。
「……あの時は、ドキドキしてたから……分かんないよ」
「んー?そっかぁ」
「私、……普通にナギちゃんとする時も、ドキドキするし……」
「ふふふ。じゃあさ、ちょっと試してみない?」
「なにするの?」
「ちょっとした事だよ。別に痛い事とかじゃないから綾乃目つぶって?」
「うん……」
ここまでは順調だ。あの時にもう確信をしているからきっと嫌がらないだろうし、楽しい反応が見られるはず。素直に目をつぶった綾乃から離れて目当ての物を手に取ると綾乃につけてあげた。
「ナギちゃん……これって……」
「うん。目隠しだよ。まぁ、隠しても気配で分かるだろうけど……。どう?」
黒い目隠しによって視界を奪われた綾乃は私の服をぎゅっと握る。もっと色々集めてはいるがまずは簡単な物を使っていく予定だ。最初から色々やってしまっては綾乃が怖がってしまう。
「ちょっと……怖いけど、ナギちゃんがいるから大丈夫だよ」
「ふふふ。じゃあ、ちょっとこのままやってみようか」
「う、うん……」
ちょっと緊張したように言う綾乃に口づけてベッドに連れていくと柔らかい肌に触れながら服を脱がしていく。綾乃はそれだけで普段よりも敏感に反応した。見えない分、気配では分かるがどこを触られるかまでは把握できないからだろう。いつもと違うこれは綾乃にスリルを与えているようだった。
「綾乃いつもより感じる?」
ショーツだけになった綾乃に私は耳を舐めながら尋ねた。可愛い綾乃のショーツはもうべっとりと濡れていて全く意味を成していない。綾乃の資質は充分だろう。こういう大人しい女にこういう性癖があるのは堪んない。早く侵してやりたいよ綾乃。
「うぅ……はぁ……感じる……っん、よ……」
「そっか。じゃあさ、今日は手も縛ってみない?そっちの方がスリルがあって楽しいと思うんだけど、ちょっとやってみていい?嫌だったらすぐ外すから」
「あっ……んっぁ……はぁ、いい、よ……」
「うん。じゃあ、手上にして?」
もう快感であまり思考できなくなっている綾乃を誘導して私は両手を頭の上にあげさせる。そして綾乃の手首に手枷をつけてやった。自分では外せなくなっている手枷は手枷同士が鎖で繋がれているのでもう腕は下げられないだろう。拘束された綾乃は黒い手枷や目隠しが非現実的過ぎて本当に興奮した。あぁ、無様で可愛いよ綾乃。
動けなくなった綾乃にキスをしながら乳首を摘まんでやるだけで綾乃は体をビクビク反応させる。綾乃の歪む顔は見えないけれどこれはこれで満足のいく反応だった。
「綾乃どう?痛くない?」
「う、うん……っはぁ……!ナギちゃん……でも、ちょっと、恥ずかしい……」
「私しか見てないのに?綾乃今すっごく可愛いよ?」
「あっ!ナギっ…ちゃん!……んっ!」
綾乃が私の奴隷みたいで本当に可愛くて興奮する。愉しくて愉しくて顔がにやけてしまう。
私は嘲笑いながら綾乃のショーツに手を伸ばした。
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