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29話
しおりを挟む「いいよ。朝から家は誰もいないし」
「じゃあ、……早く行くね?」
「うん。綾乃私があげたのは使ってる?」
あれからしてないが綾乃にはもう玩具は渡してある。盛るのは分からなくはないが一人遊びはもう飽きてしまったのだろうか?綾乃は恥ずかしそうに言った。
「うん……。使ってるよ……」
「そっ。どうだった?物足りない?」
「……物足りないって言うか、ナギちゃんとしたくなる……」
「ふふふ。そんなに?あれ綾乃好きそうだったのに」
思考回路は私のせいで狭まっている。元々依存気質だし、綾乃の考えは私に支配されやすいから当然だが明日を更に楽しみに思えてしまう回答に笑ってしまう。
「あれは良かったけど……してるとナギちゃんの事考えちゃうから……ナギちゃんとしたくなっちゃうよ……」
「最近はよく目隠ししてるのに私いても見えてないじゃん」
視界を奪って嘲笑っているのにコイツは何も分かっていない。頭が弱い可愛い玩具が笑えるのに愛しく感じる。私に幻想を抱いている綾乃は純粋な好意を向けた。
「そうだけど……それでも、好きだもん。私、ナギちゃんの事大好きだから……」
「ふーん……」
……面白い。綾乃が好意を見せると愉しく感じてしまう。だけどもう少し犬みたいにひれ伏してくれないと私が好きな顔が見れない。今の照れている顔も好きだけど、私はもっと歪んだ顔が好きなの。私は笑顔で言った。
「本当に?どのくらい好きなの?してる時とか綾乃全然言わないからあんまり伝わらないんだけど。本当に私が好きなの綾乃は?」
「う、うん。好きだよ?……私、本当にナギちゃんが大好きだよ?」
「じゃあ、もっと証明してよ?もっと分かるようにしてくれないと付き合ってても意味ないのかなって思っちゃうよ?」
この私にひれ伏すように、もっと犬らしくなるように私は焚き付けてやった。犬は犬らしく飼い主に無償の愛情を向けていればいい。これは玩具でもあるしペットでもあるからもっとペットらしい思考回路に変えていってやらないと。表情が一気に暗くなった綾乃は笑顔の私に戸惑っていた。
「じゃあ、私……どうしたら……いいのかな……?どうしたらナギちゃんに伝わる?」
そんな事も考えられない頭の悪い綾乃に私は仕方なく教えてあげた。綾乃は私の言った事に常に忠実であった方が愉快だもん。それに、これに命令するのは常に私でなくちゃならない。綾乃は私の言う事だけ聞いてればいいんだから。
「そうだねぇ……もう言動で表すしかなくなっちゃうけど、もっと自分からいろいろ積極的にしてみたら?そうしてくれたら私は綾乃が大好きだから応えるし」
「……本当に応えてくれる?」
「うん。私は綾乃が大好きだから応えるよ。綾乃の事愛してるもん」
一生可愛がるんだから綾乃を愛しているに決まってる。これは一生私の玩具だもん。当然のように答えると綾乃は嬉しそうに笑った。
「…うん。ありがとうナギちゃん。私もだよ。じゃあ、もっと自分から頑張るね」
「うん。私を不安にさせないでね綾乃?」
「うん。絶対しないよ。ナギちゃんのためなら私頑張るから」
バカな綾乃が健気に思えてますます愛しかった。
綾乃は一生私に勘違いしているのだろう。こうやって私に精一杯の愛情を向けて私の思うように動くのだろう。
……あぁ、愉しい。今までの恋愛なんかクソみたいに感じるくらい愉しい。この関係に心が踊ってしょうがない
もっと愛を深めていけばもっと愉しくなるだろう。
綾乃の気持ちを完全に操って支配すれば私はこの上なく満たされるに決まってる。
あぁ、早く満たしてよ綾乃。あの時みたいに私を満たして私を完璧に楽しませてよ。
私の腕にくっつきながら歩く綾乃を見ながら私は飢えているかのような気持ちを抱いた。
もうあんまりゆっくりやってなんていられない。
ずっと私の中の底知れない欲望が綾乃を求めて仕方ない。少しは私が主と理解するように明日はハードに躾をしよう。
そうして綾乃に躾をして綾乃を完成させたら一日中楽しめるように部屋に縛って置いておきたい。
よがりながら私に一心に愛を向ける可愛い綾乃を見ながら遊んでやりたいから。
それが私の欲望をあの時以上に満たすと思うから。
家の近くまで来ると好きだと言ってきた綾乃に私もと返して別れた。私に忠実な綾乃は明日どうするのか見物だが明日は今までより優しくはない。
明日は痛め付けるように遊んでやるつもりだ。
私の中の欲を少しは沈めておかないと気持ちばかり先行してしまうし、この計画は壊す訳にはいかない。
明日はどうしてやるか考えながら眠りに着くと朝はすぐにやってきた。今日は親が仕事で朝からいないし夕方までたっぷり綾乃で遊べる。綾乃も今日が楽しみのようだったし昨日言った通り朝早くに来た綾乃は待ちきれなさそうだった。私はそんな綾乃をいつも通り部屋に通して裸にすると首輪を着けて後ろ手に手首を縛った。そして以前やった鈴の着いたクリップを胸に着けてやる。綾乃はあれから胸で敏感に感じるようになったのか着けただけで可愛らしく鈴を鳴らしていた。
「可愛い綾乃。胸そんなにいいの?」
「うん……んっ。挟まれてるの…気持ちいい」
「そっ。感じてんのすぐ分かる。可愛いね綾乃」
「あっ!……ナギちゃん……!んっ!」
鈴を鳴らすようにクリップを指で触ると僅かに動く綾乃が可愛らしいが今日はこんなんじゃ満足はしない。私は首輪に着いているリードを引いた。
「綾乃おいで?今日はトイレでするから」
「え?……で、でも……」
「したいでしょ?嫌なの?」
「ううん。したい……」
「ふふふ。じゃあおいで?」
「うん……」
恥ずかしがるも付いてくる綾乃と一緒にトイレに入ると綾乃を便座に座らせてから扉を占めた。この密室に二人は狭いが辱しめるには丁度いい場所だ。
「綾乃足開いて?」
「うん……」
よく見えるように足を開かせて、私は従順な犬の様子に笑っていた。裸より恥ずかしいような格好なのに綾乃は私に笑みを見せる。
「ナギちゃん……好きだよ……」
「ふふふ。どのくらい?」
「一番だよ。一番好き。誰よりも好きだよ。ナギちゃんが本当に一番好き」
聞きたかった綾乃の愛情に私は笑ってキスをして尋ねた。その犬のような愛情を試してあげる。
「そっか。じゃあ、今日は喋れなくしてもいい?喋れないまま綾乃がどれだけ好きか私に教えて?」
「…うん。いいよ?私、ナギちゃんの事大好きだから何でもしていいよ……?」
「うん。ありがと綾乃。私も大好きだよ」
ペットらしく受け入れる綾乃に笑いながらまたキスをする。今日はここで何回もやるつもりだし、犬がどのくらい犬になっているのか確認したい。深く口づけてから私は唇を離すと口枷を綾乃に着けた。シリコンでできた黒いボールを口を開けさせて咥えさせると取れないように後ろで固定する。
そうして喋れなくなった可愛い綾乃に私は話しかけた。
「可愛いね綾乃。いっぱいしてあげるからね」
「んん……」
小さく頷く綾乃に満足して私は笑いながら綾乃で遊んだ。
クリップを弄りながら綾乃の中にバイブを入れて私は敏感に反応する綾乃を楽しんだ。綾乃はヨダレを足らしながら何度もイって体をビクビク動かしていて本当に楽しかった。可愛らしい痴態が笑えてしょうがない。
もっと可愛くならないだろうか?もっと壊れたところを見たい。そう考えながら綾乃に快楽を与え続けて綾乃の痴態を見て楽しんでいたら、何度目か分からない言葉にならない切羽詰まったような声を漏らす綾乃に私はやってる時何度も聞いた質問をした。
「綾乃?気持ちいい?」
「んんっ……!!んっ……」
「そっ。じゃあ、自分でも動いて?」
「んん……」
綾乃は私の言葉に頷きながら私が中に入れているバイブに合わせていやらしく腰を振りだす。腰を振りながら私を見つめる綾乃の快楽に歪んだ顔は最高だった。
「綾乃私の事好き?」
「んんっ!!」
「本当?」
「んっ!んっ!」
「ふふふ。私もだよ。じゃあ、またイかせてあげるね」
可愛い綾乃は何度も頷いて必死そうに答えるので私はバイブを入れる速度を早めた。今日のこれはまだ余興だからこのくらいにしておこうか。これだけやれば強い痛みも快感に変わる。綾乃が体をのけ反らせるように動くとガクガク震えるように快感に腰を動かしたので私はバイブを抜いてやった。
「んっ……んっ……!んんっ……んっ……」
「可愛いかったよ綾乃」
優しく笑いかけながら乳首に着いたクリップを思い切り外す。綾乃はそれにまた大きく反応した。
「んっ!!……んっ……んんっ!」
「ふふふ。またイった」
「んんっ!……んっ!……んん」
もう片方も強引に引っ張って外すと綾乃は苦しそうに呼吸しながら敏感に反応する。可愛い犬だよ本当に。
私がやっている最中に好きか聞くとさっきのように必死に頷くのが本当に堪らなかった。まだこの後もやる予定だが犬としていい反応をしたからちょっと労ってやろうか。
私はまだビクビク動いている綾乃のヨダレでべとべとの口枷を取ってやった。
「あっ……ナギ、ちゃん……」
「ん?」
「すき……すきだよ……」
「うん。いっぱい伝わったよ。私も大好きだよ綾乃」
快感に呑まれている綾乃に笑いながら舌を絡ませてキスをする。綾乃はさっきよりも明確な気持ち良さそうな声を漏らしながら舌を絡ませてきた。
「あっ!……んっ!ナギ、はぁ……ちゃん」
「はぁ……好きだよ綾乃……」
キスにも敏感に反応している綾乃はキスをしながらはしたなく漏らした。滴るその音にあの時を思い出す。あぁ、なにこれ……。ぞくぞくしてたまんねぇな。
私は綾乃が出しきってから唇を離すと綾乃は私を熱く見つめてきた。興奮と快感は綾乃を支配している。
「また漏らしたの?」
「う、うん……。気持ち、よくて……。ごめんなさい……」
「ふふふ、いいよ可愛いから。喋れないのそんなに良かった?」
「うん……。ナギちゃんに、支配されてる感じがして……」
「ふふふ。犯されてる感じでもしたって事?」
やっと自分の事が分かったようでにやけそうになる。
もうとっくに支配してんのに気づくのが遅すぎる。
綾乃は恥ずかしそうに頷くも私から視線は逸らさなかった。
「うん。……すごく、感じたよ……」
「ふふふ。変態。でも、可愛いから大好きだよ綾乃」
「私も……好き。好きだよ……」
「うん。綾乃動かないでね?綺麗にしてあげるから」
「うん……」
可愛い犬に笑いながらキスをして私は次の躾を始めるために綾乃の濡れたそこを拭いてやった。
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