好きをこじらせて

神風団十郎重国

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葵は私の胸を片手でぎこちない手つきで揉んできた。それは本当に初々しくて葵は私の上から興奮したような顔をしながら私に聞いてきた。

「なんか、由季に触ってるだけでエッチな気分になっちゃう。……由季、あとは…どうすればいい?」

「ん?いつも私がしてるみたいにしてみて?」

「う、うん。……嫌だったり、痛かったら言ってね?」

ここまでしていて嫌なことはないから私は笑って頷いた。

「うん、大丈夫だよ。ほら、もっと触って」

葵は緊張したように頷くと私の胸を優しく揉みながら私がいつも葵にやるように乳首をぎこちなく刺激してきた。
これも感じるけどもっと葵を感じたい。
私は本当に優しく触ってくる葵の首に手を回して強引に葵の頭を胸に抱いた。

「ゆ、由季?!……や、やっぱり嫌だった?」

葵は至近距離で不安そうに顔を歪める。私は安心できるように笑いかけた。

「嫌じゃないよ、嬉しい。でも、優しく触ってくるから焦れったくなっちゃって。葵?もっと強く触りながら胸舐めてみて?」

「う、うん……。ごめんね、頑張るから」

葵は焦ったように頷くと私の胸に舌を這わせた。そしてさっきよりは幾らか強く胸を揉みながら乳首を摘まんだり人差し指で刺激してくる。それがさっきよりも感じて私は葵の頭を撫でながら葵が不安にならないように話しかけた。

「んっ……はぁ、気持ちいいよ葵。もっと吸ったりちょっと噛んでみてもいいよ」

「んっ、はぁ、……うん、分かった」

葵は卑猥な音を立てながら私の言う通りに吸ったり甘噛みしたりしてきた。その刺激の快楽に私は体を思わず震わせるように動かしてしまう。私の愛しくて可愛い葵は一生懸命に私を気持ち良くしようとしてくれて嬉しい気持ちになるけど、それ以上に綺麗で可愛い葵が私の言う事を聞きながら奉仕するように私に触れる事に興奮する。

私を好きでいてくれる葵が心底愛しく感じる。葵のぎこちない触れ方に私は声が漏れてしまう。

「はぁ、……んんっ、いいよ葵」

「はぁ、あむ………ちゅ…はぁ、気持ちいい?由季」

「うん。……んっ、はぁ、葵、下も触って」

「う、うん……分かった」

葵は私の胸から離れると緊張したような顔をして体に触れながら私の秘部に遠慮がちに指で触れてくる。葵に触られて興奮している私は自分でも分かるくらい濡れているからもう指を入れても問題ないけど葵は一向に指を入れる気配がない。

「ゆ、由季?…あの、……あの……」

葵は緊張して不安そうな顔をするから私はキスをして私の秘部を触る葵の指を掴む。緊張して困っているだろう葵を助けてあげないと。私は少し体を起こして笑いかけながらそのまま濡れた私の中に葵の指を入れさせる。

「ふふ……んっ……大丈夫だよ葵。葵が触ってくれるから私も感じてるから入ったでしょ。このまま指を動かしながら、ここ触ってみて?」

私は葵の細い指を中で感じながら自分のクリトリスを触らせる。随分濡れていてぬるぬるになっているから恥ずかしいけど葵が不安にならないように私は笑顔を絶やさない。葵はそれでもおろおろしていた。

「い、痛くない?……あの……私、初めてだから……こ、怖くて……。本当に平気?」

葵は本当に控え目に中にある指を動かして私のクリトリスに触れる。それは小さな刺激として私に伝わる。強い快楽ではないけど葵が初めて私にしてくれる事に快楽を心から感じられる。

「痛くないよ、気持ちいい。本当に大丈夫だから怖がらなくて平気だよ」

不安げな葵の頬を撫でてキスをしてやると葵は安心したように少し笑ってくれた。

「よかった……もっと、頑張るね。由季が気持ち良くなれるように頑張る」

「ふふ…うん。……はぁ、もっと、早く動かして平気だからね。私が葵にしてるみたに激しくしても良いから、葵は私にされてるの思い出しながら私に触ってみて?」

私のために頑張ろうとしてくれる健気な葵にキスをして大きく足を開く。葵が触りやすいように、怖がらないように私は感じながらもいつものように葵を見つめた。初で可愛らしい葵の反応は私の心を擽って私が触ってしまいたくなるけどまだ我慢する。


「由季……す、好きだよ…。大好き」

葵は緊張が薄れたのか私の中を刺激する指の出し入れを早めながら中の色々な所を触ってくる。そして少し火照ったような顔をして私にキスをすると私の胸を触りながら首筋を舐めてきた。

「んっ、はぁ、……私も好きだよ葵」

「んっ!んんっ……はぁ、んっちゅ……」

葵の頭を撫でて背中に優しく手を回すと葵は少し体を震わせた。綺麗な背中を触っただけで感じているのか。そんな葵にも興奮を掻き立てられて私自身も感じるようだった。
早くイキたい、そして葵に早く触りたい。
私はまだ穏やかに続く快楽に我慢できなくなって葵の耳元で囁いた。

「葵?もっと激しくして?もうそろそろイケそうだから」

可愛い葵に触られて私もそんなに我慢できないし、気を抜くと葵を押し倒してめちゃくちゃにしてしまいそうだ。でも、葵に最後までしてもらってからじゃないと私から触るのはダメだ。葵の愛を感じたいし葵が私を触るなんてあまりない。

欲深い私は分かっていながらも舐めてくれる葵の感じやすい背中を優しく撫でる。

「んんっ!…はぁ、由季、分かった…んっ…はぁ、こんな感じかな?」

葵は私の言った通り指を激しく動かしてきた。葵の細い指が私の中をいやらしい音を立てながら刺激してくるのとクリトリスを指で弾くように何度も刺激されて高まってくるのを感じる。本当にそろそろイキそうだ。そんな私を葵は興奮したような顔をしながら間近で見つめてきたから私は引き寄せられるようにキスをした。

「はぁっ……あっ…んっ……んん」

「んっんん!ゆっ……きぃ……はぁっ!…はぁ…んっ…はぁ……んっ!」

舌を絡ませて葵の口の中の奥の方まで舌を侵入させると葵は感じたのか少し手を止めながら喘ぎ声を漏らす。あぁ、もう我慢できない。でも、我慢しないと。私は崩れかける理性の中でやっとの思いで唇を離すと葵の背中や尻を愛撫する。

「ゆき……んっ…はぁ、気持ち…いい?」

葵は体を震わせながら私を感じさせるように頑張ってくれているけど、さっきのキスと愛撫だけで顔を蕩けさせている。この子ももう限界だ。葵の下には葵の愛液が垂れたであろう染みができているし腰を振るように僅かに動かしている。そんな葵を見ているだけでも高まってきて私は快楽に呑まれてしまう。

「うん、気持ち良いよ……もう、……はぁ……イキそう」

「うん、…んっ…頑張るから……いつでも…はぁっ、んっ……イって……良いからね?」

「うん……そのまま激しくして……もう、もう本当に……イクから」

強い快感に体に思わず力を入れてしまう。私は葵の体を強く抱き締めるようにして高まりすぎた快楽のせいでイってしまった。

「はぁっ…んんっ!!」

久しぶりの感覚に気持ちがよくて腰が少しビクビクしてしまう。葵にイかされてしまった。胸がいっぱいになるような幸福感とちょっとした疲れに私は本当に幸せを感じた。葵は指の動きを止めて指を私から抜いて不安そうに聞いてくる。

「ゆ、由季?……イってくれたの?」

「うん。葵が気持ち良くしてくれたから…イっちゃった。気持ち良かったよ」

抱きついていた体を離すと葵は本当に嬉しそうに笑った。

「良かった。由季がイってくれて嬉しい。……あの、でも、本当に…痛くなかった?」

「葵がしてくれたの全部気持ち良かったよ。痛くなかった。ありがとうね葵」

私は軽いキスをして笑いかける。演技ではないのに葵は本当に心配性だ。私は軽く頭を撫でてやると葵は照れたように笑った。

「……う、嬉しい。…良かった。初めてだったから…不安だったけど本当に良かった」

「本当に良かったよ。じゃあ次は葵の番だね。もう結構限界でしょ?いっぱい触ってあげる」

私は笑いながら葵の太ももを触ったら秘部からの愛液が垂れていて太ももの内側はベトベトだった。染みを作っていただけあるけど葵は相当興奮して限界だったのか太ももを触っただけで体を震わせる。

「あっ…んっ…由季……んっん……」

「葵、すごい濡れてるじゃん。興奮したんだね」

私に触れただけでこんなになるまで高ぶってしまった葵に嬉しく感じてしまう。葵は本当に恥ずかしそうな顔をして私を見つめた。

「だって、由季に触るの嬉しくて、由季が感じてるの……すごく可愛いくて、エッチだったから……」

「そっか、嬉しいよ。……何か、私今日は止まれないかも」

葵は本当に思った事を赤裸々に告白してくれたけど私はそれにすら興奮を煽られてしまった。また無理をさせてしまうかもしれないけどもう崩れかけていた理性は失くなってしまった。私はぐしょぐしょに濡れている葵の秘部を触りながら中に指を入れた。

「あっ!……んっんん!」

葵は腰を反らしながら気持ち良さそうな声を漏らすと私に抱きついてきた。
可愛い。可愛いくて私の愛しい葵に、待ち望んだ葵にやっと触れられる。私は葵の尻をいやらしく触りながら葵の中を刺激する。

「んっ!んっ、んっ…はぁっ、はぁっ‥ゆき…っん…はぁ、もっと」

「いいよ。頑張ってくれたから早くイかせてあげる」

悩ましい声でねだる葵の耳元で囁くと葵の耳を犯すように舐めた。葵は耳が弱いから中の刺激も相まって相当感じるのか私に強く抱きつきながら中を時折締め付けてくる。

「あっ!んっはぁっ!んんっ!ゆっきぃ!んんんっ、……気持ち、いいよぉ」

「はぁ、んっ……はぁ、んちゅ……」

可愛い葵の声を聞きながら私は尻を撫でていた手を葵の背中に這わす。葵が感じられるように背中の至るところを愛撫すると葵は敏感に体を震わせる。可愛い葵の反応に少し笑いながら私は中の指の刺激を激しくしながら葵のクリトリスに触れる。すると葵は更に中を締め付けてきた。そろそろイキそうな葵に私は指の動きをもっと早めた。

「んっ!はぁっ、んんっん!!由季、ゆきぃ!もっ……私……んっ!ダメぇ!!」

「いいよ?……はぁ、んっ……、我慢しなくていいから…」

私は快感に耐えるように私に強く抱きつく葵に優しく囁いて促してあげた。葵はそれからすぐに激しく腰をビクつかせてイッた。

「あっっっ!!!んっっっんん!!……はぁっ、んんっ……はぁっ、はぁっ…」

少しぐったりしながら私に凭れるような葵を私はそのまま優しくベッドに押し倒すように横にする。イク姿までも可愛くてエッチな葵に私の気持ちが溢れてしまう。

「可愛いよ葵。本当に好きだよ」

葵は私から手を離すと恥ずかしそうに顔を逸らして息を整えている。その姿も色っぽくて、僅かに動く胸に心臓がドキドキして葵をどうにかしてしまいそうになる。

「葵、ごめん……私あんまり……今日は優しくできない」

「はぁっ……はぁっ…由季?」

よく分かっていない葵に説明はできなくて、欲望に流された私は葵の足を無理矢理広げさせるとそのまま舌を秘部に這わせて舐めるように葵の愛液を啜った。

「はぁ、じゅる、んっんん……はぁ……んっはぁ、んん……はぁ」

「あっ……由季!っんぅ、もっ……さっき…イッた…ばっかだから!…んっ…あっ…んん!……」

葵は腰を逃げるように引きながらシーツを強く掴んでいる。快楽に耐えるような切ない顔をして私を見る葵を見ていると興奮が収まってくれない。私は葵の太ももを掴んで逃げられないようにしながら指を中に入れた。そしてクリトリスに噛みつくように吸い付くと葵は腰をビクビク動かしている。

「あっ!んっっ!それ…だめっ……本当に……もっ、ゆきぃ……んんっ……ゆ…きぃ」

「はぁ、はぁ…んっはぁ……ちゅっ……はぁ」

葵の感じている声に高ぶってもっと感じさせたくて止められない。葵が感じる所を指で刺激するだけで中が少し絞まるから私は指の動きを早めながらクリトリスを舐めたり吸ったりしながら刺激する。時折歯を立ててやると葵は敏感に反応した。

「んっ!はぁっ……んっんっ……ゆき……ゆきぃ…すきぃ…もっ…はぁっ…んっはぁ!んっんっっん!!」

中を急激に締め付ける葵は腰を激しく痙攣させるようにビクビク動いて愛液が溢れ出す。それでも私はクリトリスに激しく吸い付いて舌で刺激する。

「はぁ、…んっはぁ……あっ……ん」

「んっっ!!はぁっ!!あっ……だめっ…あっ…あっんっっ…イッ……イク!!」

可愛い葵は私の頭を力なく離そうと片手で押してくるけど無意味な抵抗も空しく葵はすぐに絶頂を迎える。秘部を押し付けるように腰をガクガク揺らす葵は喘ぎ声をあげながら息を荒くした。

「あっんんっ……はぁ、はぁっ……んっ……はぁ……」

私はそんな葵を見ても満足できなかった。あぁ、どうしてしまったんだ。葵がもっと乱れるのを見たい。もっとしたい。葵を愛したい。
私は口の周りに付いた葵の愛液を指で取って舐めると葵の体に覆い被さるように上になる。葵は私を息を荒くしながらいやらしい顔をして見つめてくれた。私はそんな葵に誘われるように自然とキスをしていた。

「はぁっ……んっ……はぁ……あおい……」

「んっ……はぁっ、ゆきぃ……んっんん……あっ!んっん…」

「はぁ……んっ……ちゅ……はぁ」

唇を離すと至近距離で見つめ合う。激しく舌を絡ませてお互いの唾液が口の周りに付いてしまったけどそんな事は気にならない。

「葵、好きだよ。愛してる」

私は高まった感情を葵に伝える。葵はそれに淫靡な表情で私の首に腕を回して答えた。

「私も……好き。……由季を一番愛してるよ」

「うん、私も。葵が一番好き。葵の全部が本当に好き」

私の溢れた愛を葵に伝えたくて私はまた葵にキスをする。愛しい綺麗な葵の体を触りながら私は葵を犯すように激しく舌を絡める。葵はそれに応えるように私に強く抱きついてきた。

「んっはぁ……んぅ……あっ……葵……本当に……んっ好きだよ……」

「はぁっ……んっっん…はぁ……んっ……私も……好き……ゆきぃ……好き……っんぅ…あっんんっ……好き」

キスをして葵に触れているだけで満たされて気持ちよく感じる。でもこれで満足なんかできない。私は葵の胸を触りながらまた葵の中に指を入れる。葵はさっきイッていたからそれだけで敏感に体を反応させて体を捩るように動かす。

「ごめん……まだ私、全然足りない……」

私は唇を離すと葵の首筋を舐めながら耳を甘噛みしながら囁く。私の性欲は葵が好き過ぎて止めどないのに葵は吐息を漏らしながら私の我が儘を聞いてくれた。

「うっ……んんっ、いいよ?……んっ……はぁっ、んんっ!私は……由季の……はぁ、だから…由季がしたいだけ、していいよ」

葵の切なそうな声に私は刺激されてもうダメだった。今日は葵を考えてやれない。私は葵の耳の穴の奥まで舌を這わせて舐めてやると葵は体を震わせて更に感じたように声を漏らす。私はその声にただただ興奮して葵の乳首を強くつねったり中に入れていた指を激しく動かしながらクリトリスを指で弾く。葵はそのせいでもう限界そうだった。

「あっ!んんっ!はぁっ……んんっ……だめ……ゆき…ゆきぃ!……気持ち…良すぎて……んっ、んんっ……はぁっ……んんっ!!」

「はぁ……ふふ、可愛いよ。好きだよ…葵」

「あっ!もっ!……んんっっ!!!はぁっん……」

卑猥な音はお互いの気持ちを高めるのに十分で耳を舐めるぐちょぐちょとした音も葵の中を弄る音も頭を痺れさせるようで私は葵がイっても止められなかった。可愛くて愛しくて葵が欲しくてたまらない。葵はその刺激に連続でイっているようで腰を震わせた。

「はぁっ!!!んんっ!…あっ、はっ……はっ、……んっ!!!あっ…んん!!由季……んぅ……はぁっん……んんっっ!」

「葵……はぁっ……愛してる……」

中を締め付ける葵は私の与える刺激に感じすぎてまるで漏らしてしまったかのように愛液を溢れさせて潮を吹く。もう葵の愛液で手はぐちょぐちょだけど私は強引に葵の体を起こすと膝の上に葵を後ろ向きに乗せる。私は首筋を舐めながら葵の胸を後ろから揉んでクリトリスを弄る。葵は快感に体をびくびく動かしながら私の方に顔を向ける。

「ゆっ…きぃ……顔……んっ見たい……よ」

「はぁっ、んっ……いいよ…」

葵の声に幾らか欲望にまみれてしまった自分の意識が葵に向いて後ろから葵にキスをしてやれた。
でも私は痛いくらいクリトリスを強くつねったり爪で弾きながら葵を責め立てた。葵はキスをしながらその刺激にまたイッていた。

「はぁっ……んんっ!……んっ、はぁっん……んんっっ!」

「はぁ、んっ……はぁ…はぁっ」

あまりの刺激に葵は私の腕を掴むけど私はやめない。あぁ、好きだ。好きすぎて葵を感じていたくてやめられない。葵は私の刺激に私の手を汚すかのように生温い潮をかけてきたと思ったらいきなり力なく全体重を私に預けるように倒れてきた。私は唇を離して慌てて葵の体を支えながら横にしてやる。

「ごめん……やり過ぎちゃった。……辛かった?」

私は息を荒くしながら腰を震わせる葵にやっと興奮が冷めてきた。葵に無理をさせてしまった。途端に罪悪感が沸いて私は葵の髪を優しく整えてやる。

「んっ……はぁっ、はぁっ、……気持ち良すぎて……ちょっと……力……抜けちゃった」

「うん、ごめん葵。今日仕事だったし疲れてたよね?ごめんね、気づかなくて」

葵は私よりも忙しいし私のために今日は頑張ってくれたし本当に申し訳なくなる。少し疲れた表情をする葵の頭を撫でて落ち着くのを待つと葵は小さく首を横に振って笑う。

「私は平気だよ。ちょっと休んだから平気。……まだ由季が満足してないでしょ?私はまだできるから、由季がしたいだけして?」

「い、いいよ葵!もう満足したから」

葵はそう言って体を起こして私に抱きつこうとしてきたから私は慌てて止めた。確かに興奮して止まらなかったけどこんな葵を見てもうできないし葵に沢山触って愛し合えたからもういい。
でも葵はなぜか申し訳なさそうな顔をする。

「でも、私、あの本当に大丈夫だよ?今から、ちゃんと頑張るから。それより……あの、……ごめんね?……私のせいで……中断させちゃって……ごめんなさい。……萎えちゃったよね?……ごめんなさい」

私に謝る葵は本当に罪悪感を感じているような表情をするから私は手を握って軽くキスをしてあげた。私への愛を感じて嬉しいけど葵のせいじゃない。

「萎えるとかあり得ないけど今日は私のせいだから謝らないで?いつも結構無理させちゃうけど今日は本当にやり過ぎた。ごめんね葵。葵は疲れてたり限界だったりしたら言って良いし嫌がっていいからね?無理してやるものじゃないし葵が辛くなっちゃうから」

葵とはしたいけど葵の体と気持ちは大事だから私の欲望は押し付けられない。愛している葵を私は一番大切にしたい。葵は少し考えるように黙って視線を逸らすと恥ずかしそうに呟いた。

「……でも、……由季が私を求めてくれるの……嬉しいから……応えたい」

「それは……まぁ、分かるけど。でも無理させたくないからちゃんと言って?私も葵が好きだから止まらなくなりそうになっちゃうけどちゃんとやめるから。私が無理してたら葵は嫌でしょ?」

「……うん。……分かった」

私は頷いてくれた葵にほっとしながら葵の体を横にさせる。

「それよりもう横になりな?疲れたでしょ」

「う、うん……由季も隣に来て?」

「分かってるよ」

葵を横にしてから私も隣に横になると葵はすぐに首に抱きついてくる。私も抱き締め返してあげながら葵が話しやすいように優しく話しかけた。

「いつもごめんね?葵が好きだから止まらなくて。今までも辛かった?」

「……ううん。ただ、気持ち良すぎて……ちょっと苦しかった。でも、由季が好きだから……平気。……エッチの時は由季が私をすごく求めてくれてるんだなって分かって嬉しいから、私、自分のこと…どうでもよくなっちゃうの」

いつでも私を考えてくれる葵は甘えてはくるけど基本的に自分の事はあまり考えていない。こんな事を言われると胸が高鳴るけど葵はたぶん自分から疲れているとかは絶対言わないだろう。私は葵の髪を優しく撫でながら私達なりの取り決めをしようと思った。

「じゃあさ、私がこれから聞きながらするから葵はちゃんと答えて?葵の気持ちは嬉しいけど葵がしんどくなっちゃったら嫌だから私がこれからエッチの時に聞くから。そしたら葵は正直に答えないとダメだよ?正直に答えなかったら……しばらく私からキスはしない。どう?」

ちょっと意地悪かなと思ったけど私の提案に葵はすぐに頷いた。

「う、うん。ちゃんと正直に答える。絶対嘘つかない」

「ふふふ、じゃあ次からはそうしてこう。葵大好きだからね」

単純な可愛らしい葵に愛を囁いて軽くキスをする。これからはちゃんと私も気を付けないと。私が反省していたら葵もキスをしてくれた。

「うん。私も好きだよ、大好き」

葵は少し疲れたように嬉しそうな顔をした。
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