4 / 8
第一章 日本転生編
4. 修行 その壱
しおりを挟む
あの日から約2年がたち俺はすくすくと成長し、今は普通に走れるようになった
当時は、舌がまわらずにうまく話すことができなかったが、ある程度は話せる
俺は『シュウ』と呼ばれていたのでそういう名前なのだろうと思っていたが実際の名前は『修斗』だった
ちなみに俺の母親の名前は『早苗』、父親が『和人』、姉が『香織』だった
姉の名前はすぐわかったが母親と父親はお互いに、あだ名の様なもので呼び合っているのでなかなか名前がわからなかった
そろそろ魔法の修行を始めたいところだが流石に子供が魔法を使うのはおかしい、だから少しずつ魔力の強化トレーニングをしようと思う
魔力とは体の中に誰でもある力だ、魂の近くに存在している。まぁ、魂に結びついた器に水がたまると考えてもらって良い
魔力は体に少しずつ流すことで強化することができる
流す量は多かったり少なかったりするのではなく、一定の量を流し続けることが大切だ
まず、この体のどこに魔力があるか探す必要がある
人によって魔力の位置は異なっている
前世の俺の場合、右の胸に魔力があった
この体でも同じ場所にある可能性があるので、まずは胸から探す
思ったとおり前世と同じ場所に魔力を感じることができた、右と左という違いはあるが……
ほとんど同じ場所に魔力を感じることができたので、魔力のコントロールの練習は不要だ
魔力を少しずつ流していく、しっかり流れているかを知る方法は二つある
一つ目は、体全体に力がみなぎってくる
二つ目は、体がポカポカしてくる
この二つのうちどちらかの感覚を掴んでおくと、この先魔法を使うときに便利だ
まだ魔力が少ないので、すぐに魔力切れを起こしてしまう。魔力切れを起こすと、頭痛やめまいの症状が現れるので前世では魔力切れを起こす前にトレーニングをやめるのが常識だったが、実は魔力切れを起こすことでより魔力を強化することができるのだ
この方法で魔力強化トレーニングをしていると、一時間ほどで魔力切れを起こしてしまった
今日のトレーニングはここまでだ
~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~
翌日
俺は子供らしく、おもちゃで遊ぼうと思う
確か前世では、子供用の魔導具があったはずだ
その魔導具は、子供が遊びの中で魔力の使い方を学ぶというものだった
子供が魔導具を知っていると、怪しまれる可能性があるので遠まわしにほしいと伝えよう
「ママ~、おもちゃほしい~」
「はーい、シュウちゃん。ちゃんとママっていえたね~」
「シュウちゃんがなかなかママって呼んでくれないから心配しちゃった」
そう、最初ママと話すときは「ねえ」とか「あの」とか言っていたけどママに「ママ」と直されたので素直にそう呼んでいるのだ
この日をさかいに家族のことをちゃんと呼ぶようになった
「おもちゃほし~」
俺はなるべく子供っぽく見えるように目をキラキラさせ、体をクネクネさせて頼んだ
「そうね~、シュウちゃんあんまりおもちゃ持ってないもんね」
「うん」
「実は、シュウちゃんのためにおもちゃ買ってたんだ~」
「本当⁉」
「はいっ 大切にしてね~」
ママはそう言って大きなロボットをくれた
そのロボットは魔導具ではなく、腕や足が動かせるものだった
俺の持っているおもちゃはすべて魔導具ではない。普通のおもちゃだった
もしかしてこの世界、魔導具の分野遅れてる?
まぁこのおもちゃは、子供が持つにはなかなか大きいものなので体は鍛えられると思う
それにママが買ってくれたから、使うだけ使おう
俺、転生して昔より性格が柔らかくなった気がする
当時は、舌がまわらずにうまく話すことができなかったが、ある程度は話せる
俺は『シュウ』と呼ばれていたのでそういう名前なのだろうと思っていたが実際の名前は『修斗』だった
ちなみに俺の母親の名前は『早苗』、父親が『和人』、姉が『香織』だった
姉の名前はすぐわかったが母親と父親はお互いに、あだ名の様なもので呼び合っているのでなかなか名前がわからなかった
そろそろ魔法の修行を始めたいところだが流石に子供が魔法を使うのはおかしい、だから少しずつ魔力の強化トレーニングをしようと思う
魔力とは体の中に誰でもある力だ、魂の近くに存在している。まぁ、魂に結びついた器に水がたまると考えてもらって良い
魔力は体に少しずつ流すことで強化することができる
流す量は多かったり少なかったりするのではなく、一定の量を流し続けることが大切だ
まず、この体のどこに魔力があるか探す必要がある
人によって魔力の位置は異なっている
前世の俺の場合、右の胸に魔力があった
この体でも同じ場所にある可能性があるので、まずは胸から探す
思ったとおり前世と同じ場所に魔力を感じることができた、右と左という違いはあるが……
ほとんど同じ場所に魔力を感じることができたので、魔力のコントロールの練習は不要だ
魔力を少しずつ流していく、しっかり流れているかを知る方法は二つある
一つ目は、体全体に力がみなぎってくる
二つ目は、体がポカポカしてくる
この二つのうちどちらかの感覚を掴んでおくと、この先魔法を使うときに便利だ
まだ魔力が少ないので、すぐに魔力切れを起こしてしまう。魔力切れを起こすと、頭痛やめまいの症状が現れるので前世では魔力切れを起こす前にトレーニングをやめるのが常識だったが、実は魔力切れを起こすことでより魔力を強化することができるのだ
この方法で魔力強化トレーニングをしていると、一時間ほどで魔力切れを起こしてしまった
今日のトレーニングはここまでだ
~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~
翌日
俺は子供らしく、おもちゃで遊ぼうと思う
確か前世では、子供用の魔導具があったはずだ
その魔導具は、子供が遊びの中で魔力の使い方を学ぶというものだった
子供が魔導具を知っていると、怪しまれる可能性があるので遠まわしにほしいと伝えよう
「ママ~、おもちゃほしい~」
「はーい、シュウちゃん。ちゃんとママっていえたね~」
「シュウちゃんがなかなかママって呼んでくれないから心配しちゃった」
そう、最初ママと話すときは「ねえ」とか「あの」とか言っていたけどママに「ママ」と直されたので素直にそう呼んでいるのだ
この日をさかいに家族のことをちゃんと呼ぶようになった
「おもちゃほし~」
俺はなるべく子供っぽく見えるように目をキラキラさせ、体をクネクネさせて頼んだ
「そうね~、シュウちゃんあんまりおもちゃ持ってないもんね」
「うん」
「実は、シュウちゃんのためにおもちゃ買ってたんだ~」
「本当⁉」
「はいっ 大切にしてね~」
ママはそう言って大きなロボットをくれた
そのロボットは魔導具ではなく、腕や足が動かせるものだった
俺の持っているおもちゃはすべて魔導具ではない。普通のおもちゃだった
もしかしてこの世界、魔導具の分野遅れてる?
まぁこのおもちゃは、子供が持つにはなかなか大きいものなので体は鍛えられると思う
それにママが買ってくれたから、使うだけ使おう
俺、転生して昔より性格が柔らかくなった気がする
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
【完結】平凡な魔法使いですが、国一番の騎士に溺愛されています
空月
ファンタジー
この世界には『善い魔法使い』と『悪い魔法使い』がいる。
『悪い魔法使い』の根絶を掲げるシュターメイア王国の魔法使いフィオラ・クローチェは、ある日魔法の暴発で幼少時の姿になってしまう。こんな姿では仕事もできない――というわけで有給休暇を得たフィオラだったが、一番の友人を自称するルカ=セト騎士団長に、何故かなにくれとなく世話をされることに。
「……おまえがこんなに子ども好きだとは思わなかった」
「いや、俺は子どもが好きなんじゃないよ。君が好きだから、子どもの君もかわいく思うし好きなだけだ」
そんなことを大真面目に言う国一番の騎士に溺愛される、平々凡々な魔法使いのフィオラが、元の姿に戻るまでと、それから。
◆三部完結しました。お付き合いありがとうございました。(2024/4/4)
無能妃候補は辞退したい
水綴(ミツヅリ)
ファンタジー
貴族の嗜み・教養がとにかく身に付かず、社交会にも出してもらえない無能侯爵令嬢メイヴィス・ラングラーは、死んだ姉の代わりに15歳で王太子妃候補として王宮へ迎え入れられる。
しかし王太子サイラスには周囲から正妃最有力候補と囁かれる公爵令嬢クリスタがおり、王太子妃候補とは名ばかりの茶番レース。
帰る場所のないメイヴィスは、サイラスとクリスタが正式に婚約を発表する3年後までひっそりと王宮で過ごすことに。
誰もが不出来な自分を見下す中、誰とも関わりたくないメイヴィスはサイラスとも他の王太子妃候補たちとも距離を取るが……。
果たしてメイヴィスは王宮を出られるのか?
誰にも愛されないひとりぼっちの無気力令嬢が愛を得るまでの話。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
わたくしがお父様に疎まれている?いいえ、目に入れても痛くない程溺愛されております。
織り子
ファンタジー
王国貴族院の卒業記念パーティーの場で、大公家の令嬢ルクレツィア・アーヴェントは王太子エドワードから突然の婚約破棄を告げられる。
父であるアーヴェント大公に疎まれている――
噂を知った王太子は、彼女を公衆の面前で侮辱する。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
転生小説家の華麗なる円満離婚計画
鈴木かなえ
ファンタジー
キルステン伯爵家の令嬢として生を受けたクラリッサには、日本人だった前世の記憶がある。
両親と弟には疎まれているクラリッサだが、異母妹マリアンネとその兄エルヴィンと三人で仲良く育ち、前世の記憶を利用して小説家として密かに活躍していた。
ある時、夜会に連れ出されたクラリッサは、弟にハメられて見知らぬ男に襲われそうになる。
その男を返り討ちにして、逃げ出そうとしたところで美貌の貴公子ヘンリックと出会った。
逞しく想像力豊かなクラリッサと、その家族三人の物語です。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる