改:どうやら異世界ではないらしいが、魔法やレベルがある世界になったようだ

ボケ猫

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6 どう伝えたものか

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俺は席に座り、いろいろと考えていた。
先ほどの戦闘をくぐり抜け、この状況が少しうれしくなってくる感覚がある。

世界が変わってしまった。
自分の状態をレベル表示するシステムが存在している。
世界中で起きているのだろうか?
わからない。
レベルによる世界か……ある意味、努力すれば成長を感じられる、公平なシステムだよな?
ただ、レベルがゲームのようなシステムだとすると、それは悪人でも力を持つことを意味する。
そして、悪人こそそういった能力に順応しやすいだろう。
全地球規模で起こっているのなら、もうかなりの人数がいなくなったんじゃないか?
適応できないだろう……いや、わからない。
……
そんなことを考えていたら、呼ぶ声が聞こえてくる。

「テツ、お茶が入ったよ」
母がお茶を淹れてくれていた。
「優たちは無事なんだろうかね」
母は孫の心配をしていた。
家を追い出された俺は、実家に身を寄せている。
俺が建てた家は歩いて数分の距離にある。
「そうだな……後で様子を見てくるよ」
俺は適当に返事を返した。
雨戸を閉めていても台所の窓などから光が入ってきている。
結構明るい。

「母さん、どう話していいかわからないけど、簡単に言えばゲームの世界のような感じになっていると思う」
「・・・」
母さんは無反応だ。
親父もテーブルについてお茶を飲んでいた。
「そうだよなぁ、受け入れられるわけないよな。 何ていうのか、外に出てみたら人でないものが歩いていた。 それでもって近寄ってみたら襲ってきた。 倒したらレベルが上がった。 ステータス画面を見ると自分の状態が変化していた。 とにかくほんとにゲームみたいになっていた」
と、起きたことを箇条書きのように俺は言ってみた。

「人でないものって・・お前、何言ってるんだい? それにレベルって何だい?」
母さんの言うことはもっともだ。
ゲームなどしたこともないだろうし、どう説明すればいいのやら。
「う~ん・・とにかくみんなが死なないようにしたい」
「何を大げさな・・それに人でないものって警察に連絡した方がいいんじゃない?」
至極まっとうな回答だ。
「そうだね・・でも、警察とかはたぶん役に立たないと思うよ。 相手が人間じゃないし・・昨日とは全く違う世界になっているから」
俺は困った感じで説明する。
「人間じゃない? どういうこと?」

話題を切りかえよう。
「まぁ、普通はわけわからないよね。 でも、ステータス画面って半透明の画面が見えるでしょ? それが自分の状態を表しているんだ。 ゲームってそれが大事だから確認してから決めよう」
とりあえず、母さんも親父さんもステータス画面を見てくれていた。
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