84 / 152
84 やっぱ、もっとレベルを上げないと
しおりを挟む
俺は一気にゴーレムまで駆け寄り、手と足を斬り落とす。
後は袈裟斬り、突き、出せるだけ出した。
身体をほぼ突き切った後、頭を突いた。
そして、突いて突いて、突きまくる。
「おぉりゃぁぁああ!!!」
!
カチッと刀に感触があった。
直後、バックステップしてゴーレムを見る。
ゴーレムが震えている。
少しするとゴーレムが動かなくなり、サラサラと砂山が崩れるように崩れていく。
ゴーレムの動きが遅いのが助かったな。
パワーは半端ない。
「ふぅ・・」
俺は息を整える。
『経験値を獲得しました』
頭の中に天の声が響く。
レベル・・上がらないな。
でもまぁ、このレベルくらいなら倒せるし、死にそうな感じもないことがわかった。
しかし、こんな無茶な戦い方では詰むな。
ゴーレムの魔石を拾い、移動。
よし、大阪へ向かおう。
少し歩いていると自動回復で回復してきたようだ。
大阪まで一気に走ってみる。
隠密のスキルというのは、こちらが意識しない限りほとんど見つかることはない。
普通に空気のように魔物の横を通過できる。
おかげで余計な戦闘をしなくて済む。
行きは海伝いを移動したが、帰りは少し中心部の方へと近寄りつつ、ゆっくりと移動してみる。
大阪付近に到着していた。
索敵もレベルを意識して行ってみると、その付近のレベルの魔物が引っかかる。
だんだんと慣れてくる。
他のレベルは点で表示される感じだ。
レベル30以上では・・どうだろう?
ピ・・ピピ・・お、引っかかるが・・。
レベル31:バジリスク
レベル38:ミノタウロス
レベル40:サイクロプス
・・・
無理だな。
引き返して、海伝いに帰ろう。
俺はあきらめた。
たぶん、移動では見つかることはないだろう。
そう思っているうちに明石大橋の下、舞子駅のところまで来た。
考えてみたら、1日だったな。
・・・
何とも言えない。
足で走ってこれだからな。
もはや人としての常識の世界はない。
本当に地球が異世界仕様になったんだ。
頭では理解できるが・・腑に落ちるにはまだまだだな。
時間は16時20分になっていた。
オーガが2体いる。
レベル21。
無視してもよかったが、目ざわりだな。
刀を抜き、オーガに向かってゆっくりと歩いて行く。
オーガは俺を認識したらしく、駆け寄ってきた。
俺はそのままオーガとすれ違う。
付いてもいない血を振るうと、刀を収納した。
オーガがブルブルと震えたかと思うと、そのまま倒れ込んだ。
しばらくするとオーガが蒸発し、俺は魔石を拾ってアイテムボックスにしまう。
◇
舞子駅ではちょうどオーガに襲われて、ここで死ぬのかと思っていた女の子がいた。
ナオコ:レベル3
少し不登校気味の、そこら辺にいる普通の女子高生だ。
臨床心理士に会いに、芦屋から須磨へ母の車で移動途中に魔物に襲われた。
それからはフラフラと歩くだけだった。
別に行く先をはっきりと決めていたわけではない。
須磨の方向へ行こうとぼんやりと思って歩いていただけだ。
気が付くと舞子駅付近まで来ていた。
明石大橋を見上げ、なんとなく明石大橋に登ってみようと思った。
その時に、オーガに見つかり覚悟を決めた。
すると、刀を持ったおっさんが来る。
見ていると、そのままオーガとすれ違った。
おっさんは歩いてすれ違っただけだった。
その後、オーガがそのまま倒れたのだ。
ナオコは言葉を失った。
そして、さらに信じられないことに、おっさんはジャンプしながら明石大橋へ登って行った。
どうやら淡路島方向へ向かうようだ。
かなり驚いたが、その姿を見て改めて明石大橋を渡ってみようと思った。
あんなおじさんが移動した後は安全だろうと、漠然と思ったのかもしれない。
エレベーターは止まっている。
何とか非常階段で登ることができた。
高速バスの舞子駅に着くことができたが、安心した途端に寝落ちした。
ナオコが高速バスの舞子駅に到着する前・・テツはそこに立っていた。
後は袈裟斬り、突き、出せるだけ出した。
身体をほぼ突き切った後、頭を突いた。
そして、突いて突いて、突きまくる。
「おぉりゃぁぁああ!!!」
!
カチッと刀に感触があった。
直後、バックステップしてゴーレムを見る。
ゴーレムが震えている。
少しするとゴーレムが動かなくなり、サラサラと砂山が崩れるように崩れていく。
ゴーレムの動きが遅いのが助かったな。
パワーは半端ない。
「ふぅ・・」
俺は息を整える。
『経験値を獲得しました』
頭の中に天の声が響く。
レベル・・上がらないな。
でもまぁ、このレベルくらいなら倒せるし、死にそうな感じもないことがわかった。
しかし、こんな無茶な戦い方では詰むな。
ゴーレムの魔石を拾い、移動。
よし、大阪へ向かおう。
少し歩いていると自動回復で回復してきたようだ。
大阪まで一気に走ってみる。
隠密のスキルというのは、こちらが意識しない限りほとんど見つかることはない。
普通に空気のように魔物の横を通過できる。
おかげで余計な戦闘をしなくて済む。
行きは海伝いを移動したが、帰りは少し中心部の方へと近寄りつつ、ゆっくりと移動してみる。
大阪付近に到着していた。
索敵もレベルを意識して行ってみると、その付近のレベルの魔物が引っかかる。
だんだんと慣れてくる。
他のレベルは点で表示される感じだ。
レベル30以上では・・どうだろう?
ピ・・ピピ・・お、引っかかるが・・。
レベル31:バジリスク
レベル38:ミノタウロス
レベル40:サイクロプス
・・・
無理だな。
引き返して、海伝いに帰ろう。
俺はあきらめた。
たぶん、移動では見つかることはないだろう。
そう思っているうちに明石大橋の下、舞子駅のところまで来た。
考えてみたら、1日だったな。
・・・
何とも言えない。
足で走ってこれだからな。
もはや人としての常識の世界はない。
本当に地球が異世界仕様になったんだ。
頭では理解できるが・・腑に落ちるにはまだまだだな。
時間は16時20分になっていた。
オーガが2体いる。
レベル21。
無視してもよかったが、目ざわりだな。
刀を抜き、オーガに向かってゆっくりと歩いて行く。
オーガは俺を認識したらしく、駆け寄ってきた。
俺はそのままオーガとすれ違う。
付いてもいない血を振るうと、刀を収納した。
オーガがブルブルと震えたかと思うと、そのまま倒れ込んだ。
しばらくするとオーガが蒸発し、俺は魔石を拾ってアイテムボックスにしまう。
◇
舞子駅ではちょうどオーガに襲われて、ここで死ぬのかと思っていた女の子がいた。
ナオコ:レベル3
少し不登校気味の、そこら辺にいる普通の女子高生だ。
臨床心理士に会いに、芦屋から須磨へ母の車で移動途中に魔物に襲われた。
それからはフラフラと歩くだけだった。
別に行く先をはっきりと決めていたわけではない。
須磨の方向へ行こうとぼんやりと思って歩いていただけだ。
気が付くと舞子駅付近まで来ていた。
明石大橋を見上げ、なんとなく明石大橋に登ってみようと思った。
その時に、オーガに見つかり覚悟を決めた。
すると、刀を持ったおっさんが来る。
見ていると、そのままオーガとすれ違った。
おっさんは歩いてすれ違っただけだった。
その後、オーガがそのまま倒れたのだ。
ナオコは言葉を失った。
そして、さらに信じられないことに、おっさんはジャンプしながら明石大橋へ登って行った。
どうやら淡路島方向へ向かうようだ。
かなり驚いたが、その姿を見て改めて明石大橋を渡ってみようと思った。
あんなおじさんが移動した後は安全だろうと、漠然と思ったのかもしれない。
エレベーターは止まっている。
何とか非常階段で登ることができた。
高速バスの舞子駅に着くことができたが、安心した途端に寝落ちした。
ナオコが高速バスの舞子駅に到着する前・・テツはそこに立っていた。
10
あなたにおすすめの小説
異世界では地味な俺が、なぜか神々に最愛されて無双してる件
fuwamofu
ファンタジー
平凡な高校生・桐生ユウは、女神の手違いで異世界に転生した。
チートもスキルも貰えず、冒険者登録すらままならない落ちこぼれ……のはずだった。
しかし周囲の異常な好感度、意味不明な強運、そして隠された神格スキルによって、ユウは「無自覚に全能」な存在へと覚醒していく。
気づけば女神も姫騎士も魔王娘も彼に夢中。誤解と崇拝が加速する中、ユウの“地味な日常”は世界を揺るがす伝説になっていく。
笑いあり、胸キュンあり、ざまぁありの最強(なのに本人だけ気づいてない)異世界ファンタジー開幕!
やがて最強に至る弾丸付与術士の成り上がり
彼方
ファンタジー
2035年の日本では、多数出現したダンジョンを探索する探索者という職業が大きな注目を集めていた。ダンジョンを探索することは大きな危険も伴うが、地球では本来手に入らない希少な資源を入手することができるため、日本を含め世界各国はダンジョン資源の獲得に力を入れていた。
そうした世界の中で平均的な探索者として活動していた加賀優斗は、親友である木場洋輔から突然パーティを追放されてしまう。優斗は絶望し失意の底に沈むが、不治の病に侵された妹を助けるために行動を開始する。
これは、実力も才能もない一人の青年が努力と工夫によって世界最強へと上り詰めるまでの物語。
俺の家に異世界ファンタジーガチャが来た結果→現実世界で最強に ~極大に増えていくスキルの数が膨大になったので現実世界で無双します~
仮実谷 望
ファンタジー
ガチャを廻したいからそんな理由で謎の異世界ガチャを買った主人公はガチャを廻して自分を鍛えて、最強に至る。現実世界で最強になった主人公は難事件やトラブルを解決する。敵の襲来から世界を守るたった一人の最強が誕生した。そしてガチャの真の仕組みに気付く主人公はさらに仲間と共に最強へと至る物語。ダンジョンに挑戦して仲間たちと共に最強へと至る道。
ガチャを廻しまくり次第に世界最強の人物になっていた。
ガチャ好きすぎて書いてしまった。
おっさん冒険者のおいしいダンジョン攻略
神崎あら
ファンタジー
冒険者歴20年以上のおっさんは、若い冒険者達のように地位や権威を得るためにダンジョンには行かない。
そう、おっさんは生活のためにダンジョンに行く。
これはそんなおっさんの冒険者ライフを描いた生活記である。
神々のダンジョン~チートスキル【アイテムボックス】と【鑑定】でアラフォーおっさんは成り上がる~
葵はるか
ファンタジー
「少子化で、八百万の神々の力が衰えるどころか滅亡しそうです! ですので、氷河期世代を救います!」
国会に突如、降臨した絶世の美少女である天照大御神は、氷河期世代を救うために日本中に日本人専用のダンジョンを作りだすことを宣言するのであった。
会社に一方的にクビにされた佐藤和也も、日本中に発生したダンジョンへ生活の糧を得るために潜ることになったのであった。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。
彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。
最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。
一種の童話感覚で物語は語られます。
童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる