135 / 152
135 俺の家って、どういう風に見えているのだろうか
しおりを挟む
澤田さんと別れて、俺たちは移動を再開。
俺たちの移動速度を澤田さんはどう思っただろう。
そんなことを考えていたら、すぐに到着。
・・・
なんか家に入りづらい。
玄関の前に来た。
「これがテツの家か・・」
ルナがつぶやく。
「い、いえ、私の両親の家です」
俺は慌てて返答。
まさか俺の家が嫁に乗っ取られたとは言えまい。
アニム王、ウルダ・・何も言わないな。
そりゃ、王家などと比べたら、一般庶民の家なんて広くないぞ。
少し自嘲気味になった。
でもまぁ、そんなことはどうでもいい。
俺は構わずに玄関を開ける。
「ただいま~」
時間は16時30分頃だろう。
「おかえり~」
奥からばあちゃんの声が聞こえてくる。
アニム王たちに、玄関で靴を脱いで上がるのが俺の民族のマナーだと教えた。
みんな素直に従ってくれる。
生活魔法で身体をきれいにして、ぞろぞろと歩いて行く。
「ばあちゃん、ただいま」
ばあちゃんにお客さんたちを紹介する。
シルビアは慣れたもので、
「ただいま帰りました、母上様」
勝手に挨拶していた。
「あらあら、大人数でまぁ・・テツ、おかえりなさい。で、どちら様方をお連れしたの?」
ばぁちゃん、落ち着いているな。
さすがだ。
飲んでいたお茶を置いて、人数分のお茶を用意しようと動きだしていた。
慣れた手さばきで、ササッとお茶を用意する。
すぐに人数分のお茶が出てきた。
「どうぞ」
ばあちゃんがみんなにお茶を勧めてくれる。
シルビアが真っ先にお茶を飲んだ。
それほど飢えていたのか。
「ルナ様、テツの母上の淹れてくださるお茶がとてもおいしいのですよ」
シルビア・・・始まったな、爆弾発言。
ルナとウルダが席についてお茶を飲み始める。
「「・・・」」
二人とも目を大きくして、ゆっくりと飲んでいた。
「これは、おいしいな・・落ち着く感じがする」
「ええ、私もそう思っていました、ルナ様。 もしかして、何かのスキルでしょうか」
ウルダがいう。
少なくとも、スキルではないだろう。
俺は心の中でつぶやく。
まずは紹介しなければいけないだろう。
「ばあちゃん、この方がアニム王です」
俺はアニム王から紹介した。
ばあちゃんはアニム王を見つめていた。
「そうですか・・いつもテツがお世話になっております。 これからもよろしくお願いします」
ば、ばあちゃん!
深々と頭を下げていた。
「いえ、お気遣いなく。 私こそ、テツと知り合えて感謝しております」
アニム王が答える。
「そして、この黒髪の女性がルナさん、こちらがウルダさんです」
ルナとウルダが席から立ち上がって挨拶をした。
「テツの母上、おいしい飲み物をありがとうございます。 ルナです」
「ウルダです」
挨拶の仕草を見ていたら、普通の美人だな。
いや、普通じゃない。
凄まじい美人だ。
人間と区別できないぞ。
まして、ウルダが戦闘狂だとは思えない。
みんなが挨拶をしていると、じいちゃんが横の部屋から出てきた。
「じいちゃん、ただいま」
じいちゃんは頷くだけだ。
「じいちゃん、紹介しておくよ。 アニム王にルナさん、そしてウルダさんです」
俺はそう言って、それぞれを紹介した。
ウルダが真っ先に飛びついた。
「おお、テツの御父上か。 あのテツの武器を作られた・・素晴らしい作品ですな」
じいちゃんが嬉しそうな顔をしている。
武器も褒められ、ウルダも美人だからな。
「御父上、少し見てもらいたいものがあるのだが・・」
ウルダがそういうと、早速斧を取り出した。
!
こいつは周りが見えないみたいだな。
この狭い部屋で、人も集まってるのに、なに斧なんて出してるの?
俺はそう思ったが、ウルダは構わずにじいちゃんに見せていた。
やはり狭く感じるので、横の部屋に移動してもらった。
じいちゃんが真剣に斧を見ている。
じいちゃん、完全に職人だな。
ウルダはじいちゃんに任せておこう。
俺たちの移動速度を澤田さんはどう思っただろう。
そんなことを考えていたら、すぐに到着。
・・・
なんか家に入りづらい。
玄関の前に来た。
「これがテツの家か・・」
ルナがつぶやく。
「い、いえ、私の両親の家です」
俺は慌てて返答。
まさか俺の家が嫁に乗っ取られたとは言えまい。
アニム王、ウルダ・・何も言わないな。
そりゃ、王家などと比べたら、一般庶民の家なんて広くないぞ。
少し自嘲気味になった。
でもまぁ、そんなことはどうでもいい。
俺は構わずに玄関を開ける。
「ただいま~」
時間は16時30分頃だろう。
「おかえり~」
奥からばあちゃんの声が聞こえてくる。
アニム王たちに、玄関で靴を脱いで上がるのが俺の民族のマナーだと教えた。
みんな素直に従ってくれる。
生活魔法で身体をきれいにして、ぞろぞろと歩いて行く。
「ばあちゃん、ただいま」
ばあちゃんにお客さんたちを紹介する。
シルビアは慣れたもので、
「ただいま帰りました、母上様」
勝手に挨拶していた。
「あらあら、大人数でまぁ・・テツ、おかえりなさい。で、どちら様方をお連れしたの?」
ばぁちゃん、落ち着いているな。
さすがだ。
飲んでいたお茶を置いて、人数分のお茶を用意しようと動きだしていた。
慣れた手さばきで、ササッとお茶を用意する。
すぐに人数分のお茶が出てきた。
「どうぞ」
ばあちゃんがみんなにお茶を勧めてくれる。
シルビアが真っ先にお茶を飲んだ。
それほど飢えていたのか。
「ルナ様、テツの母上の淹れてくださるお茶がとてもおいしいのですよ」
シルビア・・・始まったな、爆弾発言。
ルナとウルダが席についてお茶を飲み始める。
「「・・・」」
二人とも目を大きくして、ゆっくりと飲んでいた。
「これは、おいしいな・・落ち着く感じがする」
「ええ、私もそう思っていました、ルナ様。 もしかして、何かのスキルでしょうか」
ウルダがいう。
少なくとも、スキルではないだろう。
俺は心の中でつぶやく。
まずは紹介しなければいけないだろう。
「ばあちゃん、この方がアニム王です」
俺はアニム王から紹介した。
ばあちゃんはアニム王を見つめていた。
「そうですか・・いつもテツがお世話になっております。 これからもよろしくお願いします」
ば、ばあちゃん!
深々と頭を下げていた。
「いえ、お気遣いなく。 私こそ、テツと知り合えて感謝しております」
アニム王が答える。
「そして、この黒髪の女性がルナさん、こちらがウルダさんです」
ルナとウルダが席から立ち上がって挨拶をした。
「テツの母上、おいしい飲み物をありがとうございます。 ルナです」
「ウルダです」
挨拶の仕草を見ていたら、普通の美人だな。
いや、普通じゃない。
凄まじい美人だ。
人間と区別できないぞ。
まして、ウルダが戦闘狂だとは思えない。
みんなが挨拶をしていると、じいちゃんが横の部屋から出てきた。
「じいちゃん、ただいま」
じいちゃんは頷くだけだ。
「じいちゃん、紹介しておくよ。 アニム王にルナさん、そしてウルダさんです」
俺はそう言って、それぞれを紹介した。
ウルダが真っ先に飛びついた。
「おお、テツの御父上か。 あのテツの武器を作られた・・素晴らしい作品ですな」
じいちゃんが嬉しそうな顔をしている。
武器も褒められ、ウルダも美人だからな。
「御父上、少し見てもらいたいものがあるのだが・・」
ウルダがそういうと、早速斧を取り出した。
!
こいつは周りが見えないみたいだな。
この狭い部屋で、人も集まってるのに、なに斧なんて出してるの?
俺はそう思ったが、ウルダは構わずにじいちゃんに見せていた。
やはり狭く感じるので、横の部屋に移動してもらった。
じいちゃんが真剣に斧を見ている。
じいちゃん、完全に職人だな。
ウルダはじいちゃんに任せておこう。
10
あなたにおすすめの小説
異世界では地味な俺が、なぜか神々に最愛されて無双してる件
fuwamofu
ファンタジー
平凡な高校生・桐生ユウは、女神の手違いで異世界に転生した。
チートもスキルも貰えず、冒険者登録すらままならない落ちこぼれ……のはずだった。
しかし周囲の異常な好感度、意味不明な強運、そして隠された神格スキルによって、ユウは「無自覚に全能」な存在へと覚醒していく。
気づけば女神も姫騎士も魔王娘も彼に夢中。誤解と崇拝が加速する中、ユウの“地味な日常”は世界を揺るがす伝説になっていく。
笑いあり、胸キュンあり、ざまぁありの最強(なのに本人だけ気づいてない)異世界ファンタジー開幕!
やがて最強に至る弾丸付与術士の成り上がり
彼方
ファンタジー
2035年の日本では、多数出現したダンジョンを探索する探索者という職業が大きな注目を集めていた。ダンジョンを探索することは大きな危険も伴うが、地球では本来手に入らない希少な資源を入手することができるため、日本を含め世界各国はダンジョン資源の獲得に力を入れていた。
そうした世界の中で平均的な探索者として活動していた加賀優斗は、親友である木場洋輔から突然パーティを追放されてしまう。優斗は絶望し失意の底に沈むが、不治の病に侵された妹を助けるために行動を開始する。
これは、実力も才能もない一人の青年が努力と工夫によって世界最強へと上り詰めるまでの物語。
俺の家に異世界ファンタジーガチャが来た結果→現実世界で最強に ~極大に増えていくスキルの数が膨大になったので現実世界で無双します~
仮実谷 望
ファンタジー
ガチャを廻したいからそんな理由で謎の異世界ガチャを買った主人公はガチャを廻して自分を鍛えて、最強に至る。現実世界で最強になった主人公は難事件やトラブルを解決する。敵の襲来から世界を守るたった一人の最強が誕生した。そしてガチャの真の仕組みに気付く主人公はさらに仲間と共に最強へと至る物語。ダンジョンに挑戦して仲間たちと共に最強へと至る道。
ガチャを廻しまくり次第に世界最強の人物になっていた。
ガチャ好きすぎて書いてしまった。
おっさん冒険者のおいしいダンジョン攻略
神崎あら
ファンタジー
冒険者歴20年以上のおっさんは、若い冒険者達のように地位や権威を得るためにダンジョンには行かない。
そう、おっさんは生活のためにダンジョンに行く。
これはそんなおっさんの冒険者ライフを描いた生活記である。
神々のダンジョン~チートスキル【アイテムボックス】と【鑑定】でアラフォーおっさんは成り上がる~
葵はるか
ファンタジー
「少子化で、八百万の神々の力が衰えるどころか滅亡しそうです! ですので、氷河期世代を救います!」
国会に突如、降臨した絶世の美少女である天照大御神は、氷河期世代を救うために日本中に日本人専用のダンジョンを作りだすことを宣言するのであった。
会社に一方的にクビにされた佐藤和也も、日本中に発生したダンジョンへ生活の糧を得るために潜ることになったのであった。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。
彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。
最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。
一種の童話感覚で物語は語られます。
童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる