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第四章 呪い
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私のココロに住み着いたコノハとたまに話しながら私は帰る時を迎えた。
「ん・・・・」
「すぅー、すぅー」
私はいつのまにかソファーで寝てしまっていたらしい。太ももにはミューの顔があった。いつの間にかすごく成長したな。と思い、私はミューを撫でた。
「ん・・・。」
「あれっ?おこしちゃった?」
「ううん。なんか、まきなの魔力の感じが違う・・・・と思って。」
「だよね。これ、誰の魔力なんだろう。」
「んー」
「ひゃっ?」
「あっ!ごめん!しばらくこのままにしてて」
ミューが私の片方の胸をさわり、片方の胸に耳をくっつけた。
顔を真っ赤にして緊張しながら。
「!!!」
ミューは何かを感じ取ったようだった。
「悪魔だ・・・そしてこれは呪いの証。このマークは・・・。ハナノ族・・・まきなと関係しているハナノ族は・・・キーだ・・・・・」
「ハナノ族・・・キー!?」
私はショックだった。私を消してしまう、あんな呪いをかけるなんて。
私の頭の中はキーでいっぱいだった。
笑顔で微笑むキー。
可愛らしく抱きついてくるキー。
優しく隣で笑っていてくれたキー。
そんな時だ。
「まきな!!」
「キー!?」
なんだかびっくりしたのと、警戒したのが合体して、変な感じになった。
でもそんな時、
キーは私に抱きついた。
でも、
私はなぜか抱きしめる気にはならなかった。
何だか信用を失くした。
なんだか、良く分からなくて。
抱きしめたいのに。
愛しいのに。
もう、分からない。
この葛藤が、
私の思いを大きくさせた。
好きなのに。
ううん。
好きだから。
あなたの事をもっと知りたい。
答えて。
私の
質問
に。
「キー!」
私は言いかけた。
でも、なんだろう。コノハがダメだと言っている。
『今のキーは精神的に弱っている。今言ったら、コイツは
〝暴走〟
する。』
「暴走・・・私みたいな?」
『いや、今までのストレスが襲ってくるだけで、まきなみたいに誰かが体をのっとるんじゃない。』
「・・・」
『今は、そっと、抱きしめてあげた方がいい。』
「う・・・ん・・・。」
私はキーを抱きしめた。
「・・・・・っ!!」
キーは泣きはじめた。
「キー・・・・」
私はキーを撫でた。キーは私の胸にうずくまり、静かに泣いている。
「好き・・・」
「私も・・・!」
ぎゅっと抱きしめあったとき、感じたキーの優しい体温を私は一生忘れない。
私も好き。でも。呪いの事はいつ聴けばいいんだろう。
そう考えながら、私はキーをだきしめていた。なんだか、キーが、とても、
愛しかった
「ん・・・・」
「すぅー、すぅー」
私はいつのまにかソファーで寝てしまっていたらしい。太ももにはミューの顔があった。いつの間にかすごく成長したな。と思い、私はミューを撫でた。
「ん・・・。」
「あれっ?おこしちゃった?」
「ううん。なんか、まきなの魔力の感じが違う・・・・と思って。」
「だよね。これ、誰の魔力なんだろう。」
「んー」
「ひゃっ?」
「あっ!ごめん!しばらくこのままにしてて」
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顔を真っ赤にして緊張しながら。
「!!!」
ミューは何かを感じ取ったようだった。
「悪魔だ・・・そしてこれは呪いの証。このマークは・・・。ハナノ族・・・まきなと関係しているハナノ族は・・・キーだ・・・・・」
「ハナノ族・・・キー!?」
私はショックだった。私を消してしまう、あんな呪いをかけるなんて。
私の頭の中はキーでいっぱいだった。
笑顔で微笑むキー。
可愛らしく抱きついてくるキー。
優しく隣で笑っていてくれたキー。
そんな時だ。
「まきな!!」
「キー!?」
なんだかびっくりしたのと、警戒したのが合体して、変な感じになった。
でもそんな時、
キーは私に抱きついた。
でも、
私はなぜか抱きしめる気にはならなかった。
何だか信用を失くした。
なんだか、良く分からなくて。
抱きしめたいのに。
愛しいのに。
もう、分からない。
この葛藤が、
私の思いを大きくさせた。
好きなのに。
ううん。
好きだから。
あなたの事をもっと知りたい。
答えて。
私の
質問
に。
「キー!」
私は言いかけた。
でも、なんだろう。コノハがダメだと言っている。
『今のキーは精神的に弱っている。今言ったら、コイツは
〝暴走〟
する。』
「暴走・・・私みたいな?」
『いや、今までのストレスが襲ってくるだけで、まきなみたいに誰かが体をのっとるんじゃない。』
「・・・」
『今は、そっと、抱きしめてあげた方がいい。』
「う・・・ん・・・。」
私はキーを抱きしめた。
「・・・・・っ!!」
キーは泣きはじめた。
「キー・・・・」
私はキーを撫でた。キーは私の胸にうずくまり、静かに泣いている。
「好き・・・」
「私も・・・!」
ぎゅっと抱きしめあったとき、感じたキーの優しい体温を私は一生忘れない。
私も好き。でも。呪いの事はいつ聴けばいいんだろう。
そう考えながら、私はキーをだきしめていた。なんだか、キーが、とても、
愛しかった
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