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公爵令嬢?それがどうした!
第6話 食の改革 5
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屋敷に戻ってお父さんに叱られながらも、これからは事前に言ってくれたら外出を許可してくれる事になった。部屋には、酵母菌を作る装置が置いてある。まだ泡がないので、酵母菌はない。
お菓子は大丈夫として……次は、料理だ料理!
これであの激マズ飯から解放される!
パンは、酵母菌が出来るまで待たないといけないし、米はないし……パスタは卵が無いしなぁ。お兄さんズのところには卵があったのにね。
じゃあ、やっぱり乳製品作り一択ですね!バターと生クリームとチーズとヨーグルトは作っておこう。
まずは、やっぱりバターでしょ!バターがあるだけで料理もお菓子の幅もぐっと広がる。でも、バターを作るには、生クリームから作らないといけない。牛乳からも出来なくはないけど、結構めんどくさい。
それで、生クリームを作るには、新鮮な牛乳が必要。ある程度時間が経っていたら難しい。新鮮な牛乳から、温めるか冷やすかして、脂肪分を分離する。その分離された脂肪が生クリームになる。
だから、お母さんは、生クリームを使いたいときは、市販で売っているような物に加工される前の物を貰ってきて作っていた。どんな風に生活していたらそんな知識がつくのか分からないけど。
もう一回調理場に行きましょう。たま~に朝食に牛乳が出てくるから、多分あるでしょ。味からして、日本みたいに食用加工はしていないはず。
食用加工をしていないから、日持ちはしない。だから、無いかもしれないなぁ。まぁ、行ってみれば分かるでしょ!
再び厨房にとうちゃーく!前にも出入りしたから、私が訪ねればすぐに場所を開けてくれる。
「ねぇ、ミルクって無い?」
「ちょうど今日仕入れた分がありますが……」
「余る分で良いからくれない?」
「構いませんよ」
何故かミルクは名前が同じ。その違いは良く分からないけど……予想では、英語表記をローマ字読みした感じなのかな?
「こちらです」
「それをね、冷やして欲しいの」
「かしこまりました」
この家には冷蔵庫がある。でも、お兄さんズのところには無かったから、冷蔵庫は庶民が買えないレベルには高いのかもしれない。
「そういえば、お嬢様。何か送られてきましたが……」
おお、届けてくれたのか。
「あぁ、それはね。胡椒と砂糖って言うの。塩と同じ調味料として使えるのよ」
「塩と同じ……ですか?」
胡椒なら……あれが良いかな。
「じゃあ、作ってみるから」
私の一言で周りの料理人が全員驚いている。
はい?どうしたんですか?
「お、お嬢様が作られるんですか?」
「そうだけど?」
「そんな事はさせられませんって!」
えぇ~、何でさ。
「何で?」
「お嬢様はティアンゴルグ公爵家の令嬢じゃないですか。公爵家の令嬢は厨房に立ちませんよ!」
「……それだけ?」
思わず小さな声で呟いてしまう。聞こえていなかったようで、聞き返してきたので、もう一度答えた。
「たったそれだけの事かって聞いてるの!!」
公爵令嬢だから?それだけの理由で私は料理をする自由を奪われないといけないの!?公爵令嬢だから、あの激マズ飯で我慢しろと?無理に決まってんだろ!むしろ、今まで良く我慢したって誉められるレベルだわ!
「私が自分でやるって言ってるから良いでしょ!」
料理人の制止も聞かずに、私は材料を探す。
おっ、冷蔵庫の中にお肉様がいらっしゃるではありませんか。えりかの時はお肉は2~3ヶ月に一回しか出なかった。それも、やっすい外国産の物。このお肉、結構質が良い。何枚かあるみたいだし、お肉と胡椒ならあれしか無いよね!
さて、調理したいけど、身長が低くて届かんな。背伸びしてギリギリ届くくらいだ。仕方ない、椅子を使うか。
すぐ側に置いてあった椅子を持ってきて、台にする。
よいしょっと。うん。これくらいの高さならちょうど良いね!
まずは、トレーを使わないと。出来れば金属の奴が良いけど……
棚の上の方の段にあるなぁ。さすがにあれは届かないか。
「ねぇ、あのトレー取って」
「……はい、分かりました」
おいこら。ため息をついたのは知ってるからな。私は心が大海原のように広いから特別に許してやるが。
……うん?大海原のように広いなら、さっきからぶちギレて無いんじゃないかって?そんな事を言う奴は、一度この国の激マズ飯を一週間食ってから言ってみろ!ぜっっったいに私と同じ気持ちになるに決まってるから!!
「どうぞ」
「ありがとう」
後は、お皿を用意しておくか。お皿はギリギリ私の手が届く位置。背伸びしたら取れるな。落とさないように、お皿を取り出して並べておく。余分にお皿を取って置いたので、これは落し蓋代わりに使おう。よし、準備はこれくらいで大丈夫だ。
アルミホイルも作ろうかな?本当に欲しいわ。
まずは、お肉を軽く叩くか。肉叩きが無いなら、ハンマーみたいな物が欲しいんだけど……無さそうだな。
「何か、棒みたいな物はない?」
「これならありますが……」
渡されたのは、本当にただの棒。両端を少し細くすれば、めん棒に使えそうという感じ。
まぁ、これでも大丈夫でしょ。お肉は叩くと柔らかくなるからね。やらないに越した事はない。
「お嬢様!何をしてるんですか?」
「お肉叩いてるの」
「肉を……ですか?」
肉叩きが無い時点で予想はしていたけど、やっぱりこの知識は知らないのか。
「こうやると、お肉が少し柔らかくなって、食べやすくなるの」
「へぇ~、お嬢様、良くご存じですね!」
何か、やけに人懐っこいな。この人は、アプレを切って瓶に入れて貰った人だ。
名前が気になるけど、それは後で良いや。
これくらい叩けば良いでしょう。次は水分を拭き取る。これをしっかりやらないと、臭みやアクが気になるからね。まぁ、ここで出されるお肉は、かったくて、臭みもあったから、こんな事もしてないんだろうな。
ある程度拭き取ったら、今度は塩と胡椒を振りかけて、さらに水分を取っていく。
これくらい取れれば大丈夫ね。あっ、当然、筋は切っておりますよ。
フライパンに油を引いて、お肉を焼いていく。火力は当然強火です。
あぁ~……ジューって良い音が鳴っている……!
もうお分かりだろう。私が今作っているのはステーキ!!早く食べたいんじゃあ~!
でも、料理に焦りは禁物。しっかりと熱を通さないといけない。
いきなりレアはちょっと怖いので、ミディアムにする。両面しっかり焼いていきますよ~!
これだけ焼けば大丈夫ね。
さて、ここで取り出すのは素人だ!余熱調理をすると、ステーキはさらに旨くなるのだよ!落し蓋の代わりに皿を用意したのはこのためだ。本当は、アルミホイルできちっと包む方が効果があるけど、無いから仕方ない。
余熱調理も終えて、後は盛りつけるだけね。今思えば、彩り要員で野菜を切っておけば良かったかなぁ。もう後の祭りだけどね。
「よし!出来た!」
お皿に乗せたステーキをテーブルに運ぶ。
もう我慢できない!いただきまーす!
あぁ……最高……!大袈裟ではなくて、本当に泣きたくなるレベルで美味しい。あっ、ちゃんとナイフとフォークで食べておりますよ。獣みたいに、がっついてはおりません。
「みんなも食べてみて。美味しいよ」
自分の分しか作っていないので、必然的に私の物を貰う事になる訳だけど……
「い、いえいえ!お嬢様が作られた物を口にするわけには……」
まーだ気にしてんの?
「じゃあ、あなたにあげる」
ちょっと人懐っこい料理人にあげる事にした。ナイフで一口サイズに切り分ける。
「えっ!?良いんですか?」
「うん」
「では、お言葉に甘えて~!」
私が一口サイズに切り分けた肉片に、フォークを刺して、ステーキを食べた。何か、犬に見えてきたな。犬シェフとでも呼ぼうか。
「お嬢様!めちゃくちゃ美味しいです!もう一枚焼いてくれません!?」
「料理人なら自分で作れば~?」
「じゃあ、作り方を教えてくださいよ~!」
「俺も!」
「私も知りたいです!」
犬シェフに続いて他の料理人も、作り方を聞いてくる。お前らは今まで私の何を見ていたんだと思いつつも、私よりも料理人の方が作るのは上手なので、教えればもっと美味しいステーキを食べられるかも!
「良いよ」
最初は、ステーキだけを教えるつもりが、他の料理も教える事になり、いつの間にか料理教室みたいになっていた。
明日になれば生クリームは出来ているだろうし、明日は違うお菓子を作るぞ!
「お嬢様!他にご存じの料理はございますか!?」
も、もう勘弁してくださーい!!!
お菓子は大丈夫として……次は、料理だ料理!
これであの激マズ飯から解放される!
パンは、酵母菌が出来るまで待たないといけないし、米はないし……パスタは卵が無いしなぁ。お兄さんズのところには卵があったのにね。
じゃあ、やっぱり乳製品作り一択ですね!バターと生クリームとチーズとヨーグルトは作っておこう。
まずは、やっぱりバターでしょ!バターがあるだけで料理もお菓子の幅もぐっと広がる。でも、バターを作るには、生クリームから作らないといけない。牛乳からも出来なくはないけど、結構めんどくさい。
それで、生クリームを作るには、新鮮な牛乳が必要。ある程度時間が経っていたら難しい。新鮮な牛乳から、温めるか冷やすかして、脂肪分を分離する。その分離された脂肪が生クリームになる。
だから、お母さんは、生クリームを使いたいときは、市販で売っているような物に加工される前の物を貰ってきて作っていた。どんな風に生活していたらそんな知識がつくのか分からないけど。
もう一回調理場に行きましょう。たま~に朝食に牛乳が出てくるから、多分あるでしょ。味からして、日本みたいに食用加工はしていないはず。
食用加工をしていないから、日持ちはしない。だから、無いかもしれないなぁ。まぁ、行ってみれば分かるでしょ!
再び厨房にとうちゃーく!前にも出入りしたから、私が訪ねればすぐに場所を開けてくれる。
「ねぇ、ミルクって無い?」
「ちょうど今日仕入れた分がありますが……」
「余る分で良いからくれない?」
「構いませんよ」
何故かミルクは名前が同じ。その違いは良く分からないけど……予想では、英語表記をローマ字読みした感じなのかな?
「こちらです」
「それをね、冷やして欲しいの」
「かしこまりました」
この家には冷蔵庫がある。でも、お兄さんズのところには無かったから、冷蔵庫は庶民が買えないレベルには高いのかもしれない。
「そういえば、お嬢様。何か送られてきましたが……」
おお、届けてくれたのか。
「あぁ、それはね。胡椒と砂糖って言うの。塩と同じ調味料として使えるのよ」
「塩と同じ……ですか?」
胡椒なら……あれが良いかな。
「じゃあ、作ってみるから」
私の一言で周りの料理人が全員驚いている。
はい?どうしたんですか?
「お、お嬢様が作られるんですか?」
「そうだけど?」
「そんな事はさせられませんって!」
えぇ~、何でさ。
「何で?」
「お嬢様はティアンゴルグ公爵家の令嬢じゃないですか。公爵家の令嬢は厨房に立ちませんよ!」
「……それだけ?」
思わず小さな声で呟いてしまう。聞こえていなかったようで、聞き返してきたので、もう一度答えた。
「たったそれだけの事かって聞いてるの!!」
公爵令嬢だから?それだけの理由で私は料理をする自由を奪われないといけないの!?公爵令嬢だから、あの激マズ飯で我慢しろと?無理に決まってんだろ!むしろ、今まで良く我慢したって誉められるレベルだわ!
「私が自分でやるって言ってるから良いでしょ!」
料理人の制止も聞かずに、私は材料を探す。
おっ、冷蔵庫の中にお肉様がいらっしゃるではありませんか。えりかの時はお肉は2~3ヶ月に一回しか出なかった。それも、やっすい外国産の物。このお肉、結構質が良い。何枚かあるみたいだし、お肉と胡椒ならあれしか無いよね!
さて、調理したいけど、身長が低くて届かんな。背伸びしてギリギリ届くくらいだ。仕方ない、椅子を使うか。
すぐ側に置いてあった椅子を持ってきて、台にする。
よいしょっと。うん。これくらいの高さならちょうど良いね!
まずは、トレーを使わないと。出来れば金属の奴が良いけど……
棚の上の方の段にあるなぁ。さすがにあれは届かないか。
「ねぇ、あのトレー取って」
「……はい、分かりました」
おいこら。ため息をついたのは知ってるからな。私は心が大海原のように広いから特別に許してやるが。
……うん?大海原のように広いなら、さっきからぶちギレて無いんじゃないかって?そんな事を言う奴は、一度この国の激マズ飯を一週間食ってから言ってみろ!ぜっっったいに私と同じ気持ちになるに決まってるから!!
「どうぞ」
「ありがとう」
後は、お皿を用意しておくか。お皿はギリギリ私の手が届く位置。背伸びしたら取れるな。落とさないように、お皿を取り出して並べておく。余分にお皿を取って置いたので、これは落し蓋代わりに使おう。よし、準備はこれくらいで大丈夫だ。
アルミホイルも作ろうかな?本当に欲しいわ。
まずは、お肉を軽く叩くか。肉叩きが無いなら、ハンマーみたいな物が欲しいんだけど……無さそうだな。
「何か、棒みたいな物はない?」
「これならありますが……」
渡されたのは、本当にただの棒。両端を少し細くすれば、めん棒に使えそうという感じ。
まぁ、これでも大丈夫でしょ。お肉は叩くと柔らかくなるからね。やらないに越した事はない。
「お嬢様!何をしてるんですか?」
「お肉叩いてるの」
「肉を……ですか?」
肉叩きが無い時点で予想はしていたけど、やっぱりこの知識は知らないのか。
「こうやると、お肉が少し柔らかくなって、食べやすくなるの」
「へぇ~、お嬢様、良くご存じですね!」
何か、やけに人懐っこいな。この人は、アプレを切って瓶に入れて貰った人だ。
名前が気になるけど、それは後で良いや。
これくらい叩けば良いでしょう。次は水分を拭き取る。これをしっかりやらないと、臭みやアクが気になるからね。まぁ、ここで出されるお肉は、かったくて、臭みもあったから、こんな事もしてないんだろうな。
ある程度拭き取ったら、今度は塩と胡椒を振りかけて、さらに水分を取っていく。
これくらい取れれば大丈夫ね。あっ、当然、筋は切っておりますよ。
フライパンに油を引いて、お肉を焼いていく。火力は当然強火です。
あぁ~……ジューって良い音が鳴っている……!
もうお分かりだろう。私が今作っているのはステーキ!!早く食べたいんじゃあ~!
でも、料理に焦りは禁物。しっかりと熱を通さないといけない。
いきなりレアはちょっと怖いので、ミディアムにする。両面しっかり焼いていきますよ~!
これだけ焼けば大丈夫ね。
さて、ここで取り出すのは素人だ!余熱調理をすると、ステーキはさらに旨くなるのだよ!落し蓋の代わりに皿を用意したのはこのためだ。本当は、アルミホイルできちっと包む方が効果があるけど、無いから仕方ない。
余熱調理も終えて、後は盛りつけるだけね。今思えば、彩り要員で野菜を切っておけば良かったかなぁ。もう後の祭りだけどね。
「よし!出来た!」
お皿に乗せたステーキをテーブルに運ぶ。
もう我慢できない!いただきまーす!
あぁ……最高……!大袈裟ではなくて、本当に泣きたくなるレベルで美味しい。あっ、ちゃんとナイフとフォークで食べておりますよ。獣みたいに、がっついてはおりません。
「みんなも食べてみて。美味しいよ」
自分の分しか作っていないので、必然的に私の物を貰う事になる訳だけど……
「い、いえいえ!お嬢様が作られた物を口にするわけには……」
まーだ気にしてんの?
「じゃあ、あなたにあげる」
ちょっと人懐っこい料理人にあげる事にした。ナイフで一口サイズに切り分ける。
「えっ!?良いんですか?」
「うん」
「では、お言葉に甘えて~!」
私が一口サイズに切り分けた肉片に、フォークを刺して、ステーキを食べた。何か、犬に見えてきたな。犬シェフとでも呼ぼうか。
「お嬢様!めちゃくちゃ美味しいです!もう一枚焼いてくれません!?」
「料理人なら自分で作れば~?」
「じゃあ、作り方を教えてくださいよ~!」
「俺も!」
「私も知りたいです!」
犬シェフに続いて他の料理人も、作り方を聞いてくる。お前らは今まで私の何を見ていたんだと思いつつも、私よりも料理人の方が作るのは上手なので、教えればもっと美味しいステーキを食べられるかも!
「良いよ」
最初は、ステーキだけを教えるつもりが、他の料理も教える事になり、いつの間にか料理教室みたいになっていた。
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