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待ち人達の昔話
びっくり箱の正体
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「髪の毛を?」
「そうだ、元々住んでいた人たちと新しく住む人の髪の毛を一緒に暖炉にくべると、あいつがこの家を使うことを認めてくれるんだ。」
無事に傷が治ったサラは鳩くらいの大きさに姿を変えて、シンたちと一緒に家に帰ってきた。
(ちなみに、サラが体の大きさを変えて見せると、その様子にシンもさっきまで怯えていた子供達も大興奮してしまったので、サラは五回もやってみせる羽目になっていた。)
そして、家の中につくと、かまどに降り立ちしっぽでかまどの炎を指し、皆にこの家のしきたりを説明している。
というのも、話を聞くと、シン達が逃げ込んだ小屋は、サラが昔暮らしていた家だったらしい。
いつもは他の人が入り込まないように見張っていたが、たまたま遠出していた時にシンたちが逃げ込んでいて気づかなかったそうだ。
逃げ込んで二日ほど暮らしていたことや、家の中を探検をしたら大変な目にあったことを聞くとサラは驚いた顔をした。
「あいつの許可を得ずに、二日も生きれてたなんて奇跡だ…」
そうして、小さくなったサラと一緒に家へ帰り、見えない家主への許可の得方と正しい家の使い方を教えてもらうことになった。
「シンのがあればいらないかも知れないが、一応サラのうろこを入れておこう」
この家にはシンも住んでいたらしいが、何しろシンには記憶がない。
この家の『家主の許可が下りた人間の判断基準』はサラにも分からないというので、念のために、シンを含めた全員がサラの鱗を借りて許可取りの儀式を執り行う。
「ああ、ありがとう」
自分もここに住んでいたとサラから聞いて、またさっきの記憶の波が蘇ったシンは、心ここに在らずといった様子で、自分の髪の毛とサラの鱗を炎に落とす。そして、記憶がない頃の私は何をやっていたのか、自分は何者なのか考えながら、ひどくゆっくり揺れる炎を見つめていた。
全員の髪の毛とサラのうろこをかまどにくべて数十秒。炎はじっくりと品定めするかのように髪の毛をゆっくりと燃やし、燃やし尽くすと同時に、ポンという音と共に金色の煙を出して消えた。
「うわくっさい」
「変な匂いー」
ここまで臭いのはまずいのではないだろうか。
全員で鼻をつまみながらサラの顔を伺うと、不安そうな子供達の顔に気づいたサラが、安心させるように頷いた。
「あいつは他の奴が入るのを嫌がるから、いつもこうだ。だが、爆発してないと言うことは大丈夫だ、お風呂場の紐を引っ張ってみろ」
その言葉に、レナードとジェマがお風呂場へかけていく。
「わーすごい!お湯が出る!」
「あ!今度は!泡が出た」
紐を引く、かちゃという音がするたび、違う水音がお風呂場に響く。
「今朝と同じじゃない?」
シンが首をかしげると、レナードは「とんでもない!」とでもいうように首を横に振った。
「全然違うよ、朝は出したいと思ったのと違うのが出てきて、今は、出したいと思ったものが出てくる…」
泡の香りも引く人間の好みに合わせて変わるみたいで、子供達はすっかり夢中になって遊んだ。
そのほかにも、防犯対策の仕掛けや、広い戸棚の使い方を教えてもらった。
しかし、この家の仕掛けはそれだけではないらしい。
「ここの絵を右に傾けてみろ」
居間からお風呂場につながる扉の隣にかけてあった青と緑と白のまだらな丸の絵をしっぽで突きながら、サラが指示をする。
そして、レナードが指示通りに、絵を傾けると、一拍置いてゴゴゴという音と共に、地下へつづく階段が現れた。
「ここは地下の貯蔵庫だ、下りてみろ」
階段を降り切った後、ランタンを掲げたシンは絶句した。
「いや、ひっろ」
中はテニスコートくらいの大きさの、広い倉庫だった。
「外の猪とか、大体のものはここに入る。多分今も腐りにくくなっているはずだ。」
食材や様々な調理器具、よくわからないものまで色々なものがある。
流石に何年も前なので、少し傷んでいるものもあるが、食材ですらまだ使えそうなものがある。
「まあ、ここはまた後でゆっくりとみるがいい」
サンとセルがあちこち見まわっていたが、サラは「まだまだ続きがあるぞ」と早々に切り上げて、一行を一階へと戻した。
絵を元に戻すと、地下への入り口は元の通りに閉じてしまった。
「今度は左に傾けて」
レナードがさっきよりも躊躇なく傾けると、今度はカコンという音がして、上から、ちょうどシンのいる場所へめがけて階段が落ちてきた。
「あぶな!」
「落ちてくる場所を言うのを忘れていた。良く避けたな、気をつけろよ。」
「遅いよ、サラ。」
「細かいことは、置いておいて、上がってみると良い。」
納得いかない顔のシンとわくわく顔の子供たちが階段をあがると、2階には廊下を挟んで扉が5つあった。
手前の右側の扉のノブをレナードが開けようとする。
「開かない…」
「ああ、ここはあいつの部屋だ。多分、あいつしか開けられない。」
あいつとは、もう一人の家主のことだろう。
「こっちは?」シンはその隣のノブをガチャガチャとさせながらサラに聞く。
「こっちは君の部屋だが、鍵を持ってないから開けられないようだな。」
「すごいいいい!」
唐突なジェマの声に向かいの部屋を覗いてみると、大きなベッドとクローゼット、鏡台、ソファのある大きな部屋だった。どれもすごく快適そうだったが、優しいグリーンでまとめられていて、どこかシンプルな印象だ。
「ここと隣の部屋は、両方とも客用の部屋になっていたはずだ。」
サラが言う。
しかし、大きなベッドとクローゼット、鏡台にソファ、どれも外から見たこの家の大きさから言って、この部屋では到底おさまるサイズではないのに、ゆったりと余裕を持って配置されている。やはりこの家は、客室も普通ではなかった。
さらに、
「クローゼットを開けてご覧」
「わぁ・・・」
サラに言われて、クローゼットを開けると、そこには、新しい着替えと寝巻き3着とフカフカのタオルが置いてあった。
「この部屋は部屋を使う人にとって必要なものが出てくる。着替えはおそらく、シンとサンとジェマの分だろう。」
確かに、隣の部屋は、同じように広いが、着替えは2着だった。
そして大きな本棚とトレーニング用の剣も飾られていた。もちろんレナードとセルは狂喜していた。
「こんな素敵な家に住んでたのに、なんで私は出てっちゃったんだろう。」
「…ほんとだな」
シンが思わずつぶやいた声はサラにも聞こえていたらしい。
「ねえ、奥の扉は?」
ひとしきり部屋を堪能したジェマが奥にの扉に手をかけて、さらに問いかける。
突き当たりの窓の横に、なぜか扉が一枚ついていた。窓の外は日が沈んだばかりの森が広がっているので、飾りか何かだろうか。
「ここは、つなげた扉の先に連れて行ってくれる扉だ。」
「えーすごーい!」
早速開けようとしたジェマにサラは、ただし、と続ける。
「使うには、使用者が移動先を明確にイメージしないといけないし、つなげた先の扉が今も使える状態なのかはわからないから、今は使えないがな。」
「だからノブが動かないのかぁ。」
ガチャガチャとノブをいじるジェマをみて、サンが納得したようにつぶやいた。
しかし、サラはなんの気無しに否定した。
「いや、それは普通に内鍵がかかってるからだ。鍵を開けたら扉も開くから2階から落ちるぞ。」
瞬間、かちゃりと鍵が開いた音がした。
「かぎあいたー」
「ジェマそれ以上いじっちゃダメ!」
サンが慌てて扉からジェマを引き剥がす。
「サラ、だから、危ないことは先に教えてよ…」
この家は謎が分かった後の方が危険かもしれない。
「そうだ、元々住んでいた人たちと新しく住む人の髪の毛を一緒に暖炉にくべると、あいつがこの家を使うことを認めてくれるんだ。」
無事に傷が治ったサラは鳩くらいの大きさに姿を変えて、シンたちと一緒に家に帰ってきた。
(ちなみに、サラが体の大きさを変えて見せると、その様子にシンもさっきまで怯えていた子供達も大興奮してしまったので、サラは五回もやってみせる羽目になっていた。)
そして、家の中につくと、かまどに降り立ちしっぽでかまどの炎を指し、皆にこの家のしきたりを説明している。
というのも、話を聞くと、シン達が逃げ込んだ小屋は、サラが昔暮らしていた家だったらしい。
いつもは他の人が入り込まないように見張っていたが、たまたま遠出していた時にシンたちが逃げ込んでいて気づかなかったそうだ。
逃げ込んで二日ほど暮らしていたことや、家の中を探検をしたら大変な目にあったことを聞くとサラは驚いた顔をした。
「あいつの許可を得ずに、二日も生きれてたなんて奇跡だ…」
そうして、小さくなったサラと一緒に家へ帰り、見えない家主への許可の得方と正しい家の使い方を教えてもらうことになった。
「シンのがあればいらないかも知れないが、一応サラのうろこを入れておこう」
この家にはシンも住んでいたらしいが、何しろシンには記憶がない。
この家の『家主の許可が下りた人間の判断基準』はサラにも分からないというので、念のために、シンを含めた全員がサラの鱗を借りて許可取りの儀式を執り行う。
「ああ、ありがとう」
自分もここに住んでいたとサラから聞いて、またさっきの記憶の波が蘇ったシンは、心ここに在らずといった様子で、自分の髪の毛とサラの鱗を炎に落とす。そして、記憶がない頃の私は何をやっていたのか、自分は何者なのか考えながら、ひどくゆっくり揺れる炎を見つめていた。
全員の髪の毛とサラのうろこをかまどにくべて数十秒。炎はじっくりと品定めするかのように髪の毛をゆっくりと燃やし、燃やし尽くすと同時に、ポンという音と共に金色の煙を出して消えた。
「うわくっさい」
「変な匂いー」
ここまで臭いのはまずいのではないだろうか。
全員で鼻をつまみながらサラの顔を伺うと、不安そうな子供達の顔に気づいたサラが、安心させるように頷いた。
「あいつは他の奴が入るのを嫌がるから、いつもこうだ。だが、爆発してないと言うことは大丈夫だ、お風呂場の紐を引っ張ってみろ」
その言葉に、レナードとジェマがお風呂場へかけていく。
「わーすごい!お湯が出る!」
「あ!今度は!泡が出た」
紐を引く、かちゃという音がするたび、違う水音がお風呂場に響く。
「今朝と同じじゃない?」
シンが首をかしげると、レナードは「とんでもない!」とでもいうように首を横に振った。
「全然違うよ、朝は出したいと思ったのと違うのが出てきて、今は、出したいと思ったものが出てくる…」
泡の香りも引く人間の好みに合わせて変わるみたいで、子供達はすっかり夢中になって遊んだ。
そのほかにも、防犯対策の仕掛けや、広い戸棚の使い方を教えてもらった。
しかし、この家の仕掛けはそれだけではないらしい。
「ここの絵を右に傾けてみろ」
居間からお風呂場につながる扉の隣にかけてあった青と緑と白のまだらな丸の絵をしっぽで突きながら、サラが指示をする。
そして、レナードが指示通りに、絵を傾けると、一拍置いてゴゴゴという音と共に、地下へつづく階段が現れた。
「ここは地下の貯蔵庫だ、下りてみろ」
階段を降り切った後、ランタンを掲げたシンは絶句した。
「いや、ひっろ」
中はテニスコートくらいの大きさの、広い倉庫だった。
「外の猪とか、大体のものはここに入る。多分今も腐りにくくなっているはずだ。」
食材や様々な調理器具、よくわからないものまで色々なものがある。
流石に何年も前なので、少し傷んでいるものもあるが、食材ですらまだ使えそうなものがある。
「まあ、ここはまた後でゆっくりとみるがいい」
サンとセルがあちこち見まわっていたが、サラは「まだまだ続きがあるぞ」と早々に切り上げて、一行を一階へと戻した。
絵を元に戻すと、地下への入り口は元の通りに閉じてしまった。
「今度は左に傾けて」
レナードがさっきよりも躊躇なく傾けると、今度はカコンという音がして、上から、ちょうどシンのいる場所へめがけて階段が落ちてきた。
「あぶな!」
「落ちてくる場所を言うのを忘れていた。良く避けたな、気をつけろよ。」
「遅いよ、サラ。」
「細かいことは、置いておいて、上がってみると良い。」
納得いかない顔のシンとわくわく顔の子供たちが階段をあがると、2階には廊下を挟んで扉が5つあった。
手前の右側の扉のノブをレナードが開けようとする。
「開かない…」
「ああ、ここはあいつの部屋だ。多分、あいつしか開けられない。」
あいつとは、もう一人の家主のことだろう。
「こっちは?」シンはその隣のノブをガチャガチャとさせながらサラに聞く。
「こっちは君の部屋だが、鍵を持ってないから開けられないようだな。」
「すごいいいい!」
唐突なジェマの声に向かいの部屋を覗いてみると、大きなベッドとクローゼット、鏡台、ソファのある大きな部屋だった。どれもすごく快適そうだったが、優しいグリーンでまとめられていて、どこかシンプルな印象だ。
「ここと隣の部屋は、両方とも客用の部屋になっていたはずだ。」
サラが言う。
しかし、大きなベッドとクローゼット、鏡台にソファ、どれも外から見たこの家の大きさから言って、この部屋では到底おさまるサイズではないのに、ゆったりと余裕を持って配置されている。やはりこの家は、客室も普通ではなかった。
さらに、
「クローゼットを開けてご覧」
「わぁ・・・」
サラに言われて、クローゼットを開けると、そこには、新しい着替えと寝巻き3着とフカフカのタオルが置いてあった。
「この部屋は部屋を使う人にとって必要なものが出てくる。着替えはおそらく、シンとサンとジェマの分だろう。」
確かに、隣の部屋は、同じように広いが、着替えは2着だった。
そして大きな本棚とトレーニング用の剣も飾られていた。もちろんレナードとセルは狂喜していた。
「こんな素敵な家に住んでたのに、なんで私は出てっちゃったんだろう。」
「…ほんとだな」
シンが思わずつぶやいた声はサラにも聞こえていたらしい。
「ねえ、奥の扉は?」
ひとしきり部屋を堪能したジェマが奥にの扉に手をかけて、さらに問いかける。
突き当たりの窓の横に、なぜか扉が一枚ついていた。窓の外は日が沈んだばかりの森が広がっているので、飾りか何かだろうか。
「ここは、つなげた扉の先に連れて行ってくれる扉だ。」
「えーすごーい!」
早速開けようとしたジェマにサラは、ただし、と続ける。
「使うには、使用者が移動先を明確にイメージしないといけないし、つなげた先の扉が今も使える状態なのかはわからないから、今は使えないがな。」
「だからノブが動かないのかぁ。」
ガチャガチャとノブをいじるジェマをみて、サンが納得したようにつぶやいた。
しかし、サラはなんの気無しに否定した。
「いや、それは普通に内鍵がかかってるからだ。鍵を開けたら扉も開くから2階から落ちるぞ。」
瞬間、かちゃりと鍵が開いた音がした。
「かぎあいたー」
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