32 / 66
本編
第三十二話
しおりを挟む
「これって色とか関係ある?」
「ないんじゃない?」
初とそんな会話をしながら、プリントを破いた正方形の紙に六芒星と自分の名前を書く。校内には人の気配は感じられない。運動部の朝練には、まだ少し早い時間だ。
第二視聴覚室横の階段の踊り場に、三人は立っている。
織が本当に四階に行ってしまったのかは分からないが、とりあえず試すだけ試して、これが外れなら織の家をひっくり返して手掛かりを探せばいい。時間のロスにならないかとも思ったが、潰せるところから潰す、と言う惺の一言で方向性は固まった。
惺が島村に軽く事情を話して礼を言うと、彼はふうん、と頷いて、見つかるといいね、と言った。島村はこの後、件の井塚日誌を探しに先代部長の如月の家まで行くと言う。
篠は、織を含む四人が授業に出なくても済むようにどうにか周りを誤魔化してくれるらしい。家の人間に織と交流があることがバレては不味いから、あまり派手な動きは出来ないと言っていた。仕方ない、とは言っていたが、彼も彼で織のことを心配しているのだ。そうでなければ、探しに行くと言った惺たちをフォローしようとはしないだろう。
「陽くん、……初くんも、本当に良いの」
どうなるかわかんないんだよ、と、惺が深刻そうな顔で問いかけた。陽はそれに、こう即答する。
「だってさとちゃん先輩のこと、一人にしないって言ったし。俺がいたほうが安全っしょ?」
初もそれに同意するように頷いた。惺は二人を交互に見て俯くと、ごく小さな声で、ありがとう、と呟いた。
誰か一人だけが移動しても仕方がないから、手を繋いで階段を上ることにする。目を瞑って、と言うのは中々難しく、数度軽く練習をした。
陽は先程の紙を口に咥えると、初と惺の手をしっかりと握って目を閉じる。
たん、たん、と言う三人分の足音が、やたらと大きく反響していた。
*
薄暗い教室で、机に突っ伏していた織は目を開けた。制服のシャツが、汗でじっとりと濡れている。
窓の外は何もない。暗くて見えないとかでは無く、本当に何もないのだ。ただ闇だけが、ぽっかりと口を開けている。
咥えていた紙は、どこかに落としてきてしまったらしい。七不思議など少しも信じていなかったが、結果として四階は存在した。帰る方法は分からない。元々片道切符のつもりだったから、そんなことは知らなくても良かった。
身を起こして、周囲を見渡す。黒板、机の向き、時計の文字盤。それら全てが左右に反転していた。
裏拍手と言うのを、惺から聞いたことがある。掌では無く手の甲を打ち付けるもので、これは死者の拍手なのだと言う。だから、何もかもが反転したこの四階には死者がいるのだ、と言う話だった。
織の場合、厳密には「連れてきた」と言うことになるだろうか。
惺にも陽にも初にも、誰にも迷惑は掛けたくなかった。これは自分の問題で、自分が勝手に背負ったものだ。自分以外の誰も関係がない。だから、この場所を選んだ。ここならそう簡単に手出し出来ないと踏んだからだ。学校の七不思議とは言ってしまえばただの噂の集合体で、賭けの面が大きかったが、実際に存在してそこに到達することが出来たので、細かいことはどうでもいい。
そう、もう、何もかもが終わる。
座る織の後ろから、二人分の手が伸びてくる。炭化し、所々赤い肉を覗かせるその腕の持ち主が、真後ろで自分の名前を繰り返している。気を抜くと泣き喚いてしまいそうで、織は震える手を力一杯握り締めて深呼吸をした。
目を開けて、上を向く。
真っ黒に焦げた二つの顔が、織を見下ろしていた。どろどろになった四つの眼球はそれでも織を捉えていて、どちらが父でどちらが母なのかも、はっきりと分かった。父にがっしりと髪と肩を掴まれて、焼けるような痛みが走った。母の手が、首に回される。徐々にその力が強くなって、剥がれ掛けた爪が、指先が喉に食い込んだ。
身体は酸素を求めて止まず、口がはくはくと金魚のように数度動く。視界がぼやけて、境界線が曖昧になっていく。生理的な涙がぼろぼろと零れ落ちて、唇が震えた。
意識が暗闇に落ち掛けた、その時。
織の首を締め上げている母の顔に、何かが突き刺さった。母の手が瞬く間に緩んで、次いで髪を鷲掴みにしていた父の手も離れていく。どうやら、父も母のように顔を何かで刺突されたらしい。
急に流れ込んでくる酸素を捌ききれずに、織は激しく咳き込んだ。ひゅー、ひゅー、と言う自分の息遣いを聞きながら、視界が徐々に結ばれていく。倒れ込んだ父と母の顔を、首を、誰かが何度も刺していた。それを認識した瞬間、織の視界はまた滲み始める。
「嘘、」
死に際の、都合の良い夢だと思った。
「惺……?」
「……オリ先輩、」
惺は未だかつて見たことが無いほど冷たい目をして織に近寄ると、その襟首を掴んで、立って、と言った。
「帰るよ」
「惺、違う、俺は」
「このままここで死ぬ?親が迎えに来たから?それがおれのお父さんを呪い殺した代償だから?そうなって当然だから?…ふざけんな、ふざけんなよ!一人で全部勝手に決めて、勝手にやって、それで、死んではいさよなら?そんなの」
倒れ込んだ両親が、呻きながらその手をつく。惺は手近な椅子を持ち上げて、思い切り両親に向かって振り下ろした。血飛沫が飛んで、床を染めていく。
「あんたがおれのお父さんを殺したんだ、おれは、おれは絶対に許さないよ。あんたがおれを一人にしたんだから、だから、……おれも、そうする」
「惺」
「死んだら、一緒に地獄に行こう」
「……──さ、と」
「もう二度と、おれのこと、ひとりにしないで」
微笑んだ惺は織の答えを待たずに腕を掴んで無理矢理立たせると、ふらつく織を抱えるようにして教室を飛び出した。遠くの方で、陽と初が手を振っている。
「……なんで、」
「オリ先輩、自分が思ってる以上に好かれてますよ」
「……」
「だから、あんたが生きたいって願わなかったら、どうしようも無いでしょ」
惺はそう言うと、織を伴って一直線に陽たちのところに駆け寄る。陽と初は織を見とめると突進する勢いで抱き着いて、ぼろぼろと泣いた。陽がしゃくり上げながら、右手を指差す。
「さとちゃん先輩、鏡ってこれのこと?」
「ああ、うん、これだね。ありがとう」
どうやら惺は陽と初に鏡を探すようにと言い付けていたらしい。惺はそれの前に立って、短く深呼吸をした。彼が薄手のカーディガンの左袖を捲ると、華奢な白い腕が出てくる。
惺を覗き込むようにして初が不安そうに尋ねた。
「帰るって、どうやるんですか……?」
「うーん、…陽くんは、目瞑ってた方がいいかも」
「え」
そう言うと、惺は流れるように、カーディガンのポケットから剃刀を取り出した。そして左腕に刃をぴったりと当てると、右手を思い切り引いた。鋭い痛みに惺の顔が歪んで、引き結ばれた唇の隙間から濁った声が漏れる。
止める間もなかった。
初は反射的に陽の頭を抱え込んで視界を塞ぐ。薄暗い廊下に、ぱたぱたと血が落ちた。
「こうするんだよ」
惺は自らの血を指に付けると、鏡に大きくバツ印を書いた。そして全員に目を瞑るように言うと、スラックスのポケットから金槌を取り出して自らも目を閉じ、鏡に振り下ろす。
ばりん、と大きな音とともに、鏡の破片が四方八方に飛び散った。
次に目を開けた時、四人は屋上に続く扉の前にいた。第二視聴覚室横の、あの階段だった。階下から、生徒たちのはしゃぎ回る声が聞こえる。
「……帰って、来れた?」
陽の言葉に初が恐る恐る階段を下りて、周囲を確認する。窓の外はすっかり明るくなって、鳥と虫がけたたましく鳴いていた。三人の元に戻った初が、呆然としたように、そうみたい、と返す。
陽は勢い良く惺と織の顔を見た。
「さとちゃん先輩」
「陽くん、」
「織ちゃん先輩」
「……うん」
その声をしっかりと確認した陽は、へたり込んだままの二人に泣きながら飛び付いた。初もそれにつられるように、織の背中に縋り付いてぼろぼろと泣いている。良かったと繰り返す二人の後輩を呆然と見つめる織に寄りかかるようにして身を寄せると、惺は心底安堵したように涙を滲ませてこう言った。
「生きててくれて、良かった、……」
その震える声を聞いた瞬間、堰を切ったように、織の目から大粒の涙が零れ落ちる。ごめん、ごめんね、と繰り返す織の声が、冷たく磨かれた床に緩やかに落ちていった。
「ないんじゃない?」
初とそんな会話をしながら、プリントを破いた正方形の紙に六芒星と自分の名前を書く。校内には人の気配は感じられない。運動部の朝練には、まだ少し早い時間だ。
第二視聴覚室横の階段の踊り場に、三人は立っている。
織が本当に四階に行ってしまったのかは分からないが、とりあえず試すだけ試して、これが外れなら織の家をひっくり返して手掛かりを探せばいい。時間のロスにならないかとも思ったが、潰せるところから潰す、と言う惺の一言で方向性は固まった。
惺が島村に軽く事情を話して礼を言うと、彼はふうん、と頷いて、見つかるといいね、と言った。島村はこの後、件の井塚日誌を探しに先代部長の如月の家まで行くと言う。
篠は、織を含む四人が授業に出なくても済むようにどうにか周りを誤魔化してくれるらしい。家の人間に織と交流があることがバレては不味いから、あまり派手な動きは出来ないと言っていた。仕方ない、とは言っていたが、彼も彼で織のことを心配しているのだ。そうでなければ、探しに行くと言った惺たちをフォローしようとはしないだろう。
「陽くん、……初くんも、本当に良いの」
どうなるかわかんないんだよ、と、惺が深刻そうな顔で問いかけた。陽はそれに、こう即答する。
「だってさとちゃん先輩のこと、一人にしないって言ったし。俺がいたほうが安全っしょ?」
初もそれに同意するように頷いた。惺は二人を交互に見て俯くと、ごく小さな声で、ありがとう、と呟いた。
誰か一人だけが移動しても仕方がないから、手を繋いで階段を上ることにする。目を瞑って、と言うのは中々難しく、数度軽く練習をした。
陽は先程の紙を口に咥えると、初と惺の手をしっかりと握って目を閉じる。
たん、たん、と言う三人分の足音が、やたらと大きく反響していた。
*
薄暗い教室で、机に突っ伏していた織は目を開けた。制服のシャツが、汗でじっとりと濡れている。
窓の外は何もない。暗くて見えないとかでは無く、本当に何もないのだ。ただ闇だけが、ぽっかりと口を開けている。
咥えていた紙は、どこかに落としてきてしまったらしい。七不思議など少しも信じていなかったが、結果として四階は存在した。帰る方法は分からない。元々片道切符のつもりだったから、そんなことは知らなくても良かった。
身を起こして、周囲を見渡す。黒板、机の向き、時計の文字盤。それら全てが左右に反転していた。
裏拍手と言うのを、惺から聞いたことがある。掌では無く手の甲を打ち付けるもので、これは死者の拍手なのだと言う。だから、何もかもが反転したこの四階には死者がいるのだ、と言う話だった。
織の場合、厳密には「連れてきた」と言うことになるだろうか。
惺にも陽にも初にも、誰にも迷惑は掛けたくなかった。これは自分の問題で、自分が勝手に背負ったものだ。自分以外の誰も関係がない。だから、この場所を選んだ。ここならそう簡単に手出し出来ないと踏んだからだ。学校の七不思議とは言ってしまえばただの噂の集合体で、賭けの面が大きかったが、実際に存在してそこに到達することが出来たので、細かいことはどうでもいい。
そう、もう、何もかもが終わる。
座る織の後ろから、二人分の手が伸びてくる。炭化し、所々赤い肉を覗かせるその腕の持ち主が、真後ろで自分の名前を繰り返している。気を抜くと泣き喚いてしまいそうで、織は震える手を力一杯握り締めて深呼吸をした。
目を開けて、上を向く。
真っ黒に焦げた二つの顔が、織を見下ろしていた。どろどろになった四つの眼球はそれでも織を捉えていて、どちらが父でどちらが母なのかも、はっきりと分かった。父にがっしりと髪と肩を掴まれて、焼けるような痛みが走った。母の手が、首に回される。徐々にその力が強くなって、剥がれ掛けた爪が、指先が喉に食い込んだ。
身体は酸素を求めて止まず、口がはくはくと金魚のように数度動く。視界がぼやけて、境界線が曖昧になっていく。生理的な涙がぼろぼろと零れ落ちて、唇が震えた。
意識が暗闇に落ち掛けた、その時。
織の首を締め上げている母の顔に、何かが突き刺さった。母の手が瞬く間に緩んで、次いで髪を鷲掴みにしていた父の手も離れていく。どうやら、父も母のように顔を何かで刺突されたらしい。
急に流れ込んでくる酸素を捌ききれずに、織は激しく咳き込んだ。ひゅー、ひゅー、と言う自分の息遣いを聞きながら、視界が徐々に結ばれていく。倒れ込んだ父と母の顔を、首を、誰かが何度も刺していた。それを認識した瞬間、織の視界はまた滲み始める。
「嘘、」
死に際の、都合の良い夢だと思った。
「惺……?」
「……オリ先輩、」
惺は未だかつて見たことが無いほど冷たい目をして織に近寄ると、その襟首を掴んで、立って、と言った。
「帰るよ」
「惺、違う、俺は」
「このままここで死ぬ?親が迎えに来たから?それがおれのお父さんを呪い殺した代償だから?そうなって当然だから?…ふざけんな、ふざけんなよ!一人で全部勝手に決めて、勝手にやって、それで、死んではいさよなら?そんなの」
倒れ込んだ両親が、呻きながらその手をつく。惺は手近な椅子を持ち上げて、思い切り両親に向かって振り下ろした。血飛沫が飛んで、床を染めていく。
「あんたがおれのお父さんを殺したんだ、おれは、おれは絶対に許さないよ。あんたがおれを一人にしたんだから、だから、……おれも、そうする」
「惺」
「死んだら、一緒に地獄に行こう」
「……──さ、と」
「もう二度と、おれのこと、ひとりにしないで」
微笑んだ惺は織の答えを待たずに腕を掴んで無理矢理立たせると、ふらつく織を抱えるようにして教室を飛び出した。遠くの方で、陽と初が手を振っている。
「……なんで、」
「オリ先輩、自分が思ってる以上に好かれてますよ」
「……」
「だから、あんたが生きたいって願わなかったら、どうしようも無いでしょ」
惺はそう言うと、織を伴って一直線に陽たちのところに駆け寄る。陽と初は織を見とめると突進する勢いで抱き着いて、ぼろぼろと泣いた。陽がしゃくり上げながら、右手を指差す。
「さとちゃん先輩、鏡ってこれのこと?」
「ああ、うん、これだね。ありがとう」
どうやら惺は陽と初に鏡を探すようにと言い付けていたらしい。惺はそれの前に立って、短く深呼吸をした。彼が薄手のカーディガンの左袖を捲ると、華奢な白い腕が出てくる。
惺を覗き込むようにして初が不安そうに尋ねた。
「帰るって、どうやるんですか……?」
「うーん、…陽くんは、目瞑ってた方がいいかも」
「え」
そう言うと、惺は流れるように、カーディガンのポケットから剃刀を取り出した。そして左腕に刃をぴったりと当てると、右手を思い切り引いた。鋭い痛みに惺の顔が歪んで、引き結ばれた唇の隙間から濁った声が漏れる。
止める間もなかった。
初は反射的に陽の頭を抱え込んで視界を塞ぐ。薄暗い廊下に、ぱたぱたと血が落ちた。
「こうするんだよ」
惺は自らの血を指に付けると、鏡に大きくバツ印を書いた。そして全員に目を瞑るように言うと、スラックスのポケットから金槌を取り出して自らも目を閉じ、鏡に振り下ろす。
ばりん、と大きな音とともに、鏡の破片が四方八方に飛び散った。
次に目を開けた時、四人は屋上に続く扉の前にいた。第二視聴覚室横の、あの階段だった。階下から、生徒たちのはしゃぎ回る声が聞こえる。
「……帰って、来れた?」
陽の言葉に初が恐る恐る階段を下りて、周囲を確認する。窓の外はすっかり明るくなって、鳥と虫がけたたましく鳴いていた。三人の元に戻った初が、呆然としたように、そうみたい、と返す。
陽は勢い良く惺と織の顔を見た。
「さとちゃん先輩」
「陽くん、」
「織ちゃん先輩」
「……うん」
その声をしっかりと確認した陽は、へたり込んだままの二人に泣きながら飛び付いた。初もそれにつられるように、織の背中に縋り付いてぼろぼろと泣いている。良かったと繰り返す二人の後輩を呆然と見つめる織に寄りかかるようにして身を寄せると、惺は心底安堵したように涙を滲ませてこう言った。
「生きててくれて、良かった、……」
その震える声を聞いた瞬間、堰を切ったように、織の目から大粒の涙が零れ落ちる。ごめん、ごめんね、と繰り返す織の声が、冷たく磨かれた床に緩やかに落ちていった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる