22 / 46
同居
しおりを挟む
俺は弘樹が俺を受け入れてくれた事が嬉しくて 嬉しさのあまりやり過ぎてしまっていた
弘樹のかわいい顔や声を聞きながら 俺は歯止めがきかず本能のままに動いてしまっていた
俺が気が付いた時には 弘樹はもう意識がない状態になっていた
弘樹が病み上がりだと言う事をすっかり忘れていたのだ
俺は息を切らし弘樹を見つめていた
(あぁ~最悪だ済まない弘樹・・・ 俺は弘樹が俺を受け入れてくれた事が たまらなく嬉しかったんだ 本当に済まない弘樹・・・)
俺はすやすやと横たわっている弘樹に軽くキスをして 弘樹から離れ布団をかけた
弘樹の着ていたパジャマをたたみ枕元へ
俺はシャワーを浴びた
(弘樹の熱が下がっていて良かった 俺は弘樹の事を考える無しだったなぁ~ これからはもう少し気を付けなければ 弘樹が俺から離れて行ってしまう それだけは何としても避けなければならない それにしても弘樹が予想以上にかわいかった 弘樹の恥ずかしそうな顔がまた良かったかった・・・)
俺はゆっくりとシャワーを浴び 弘樹の様子を見に行った
俺が目を覚ますと 見慣れた天井に布団がかけられ 翔の姿が消えていた
(あれ翔が居ないどこ行ったんだろう・・・ もしかしてあれは夢だったのかぁ~?)
俺は裸で身体がズキズキと痛みだした
(やっぱ夢じゃない俺は確かに翔と・・・ ヤベ~初めてがいきなり凄すぎるよ翔・・・)
俺は恥ずかしさと嬉しさがごちゃまぜになり
布団を抱きしめ 右へ左へとゴロゴロと 広いベッドの上を転がっていた
「弘樹」
俺はピタリと止まり 声のした方へと身体をゆっくりと向けた
(翔はいつからそこに居た?)
俺は翔を見た瞬間 恥ずかしさのあまり翔に飛びつき抱きついていた
(良かった・・・ 弘樹は元気そうだ・・・)
俺は弘樹の背中に腕を回していた
「弘樹 弘樹はお粥の方がいいか?」
「えっ大丈夫普通に食べられるよ お腹もすいたし・・・」
俺はそう言いながら翔から離れると 翔の視線は俺の顔ではなく
翔の視線をたどって見ると 俺の凄い状態の物が俺の目に飛び込んで来た
「弘樹が元気になって良かった」
翔の言葉に俺は慌てて布団で隠していた
「身体が冷えるから 弘樹も早くシャワーを浴びておいで・・・」
そう言って翔は俺の頭をワシャワシャして部屋を出て行った
俺はそのまま布団をかかえ後ろへと倒れ込んだ
(あぁ~もう~翔はいつからそこに居たの? ぜんぜん気がつかなかった 絶対翔に見られたよ恥ずかし・・・)
俺は置いてあったパジャマを着て パンツを握りしめてシャワーを浴びた
俺は長い髪の毛をゴムで縛りキッチンへ
(良かった弘樹が元気になって・・・ でも食欲があっても油っこい物はやめておいた方がいいよなぁ~)
俺はお粥用に炊いてあった炊飯器からご飯をボールに移した
お味噌汁を作りおにぎりの具材と玉子焼き作りに取り掛かった
(どうしよう凄く気まずい・・・ 翔の顔が見られない・・・)
俺はシャワーを浴び 翔にどんな顔をして会えばいいのかわからなくなっていた
(俺が悪い事は確かだ 俺が翔を怒らせた 俺ちゃんと謝って許してもらったのか? 確か話をしたよね翔と何を話した? もう翔とあんな凄い事するなんて思ってもみなかったし めっちゃ恥ずかしい・・・)
俺は引き戸を開け 静かに翔の居るキッチンへと向かった
翔は長い髪の毛を束ね 後ろ向きでご飯を作っていた
(前にも確かこんな事があった・・・ あれはいつだったか? あっそうだ思い出した 初めて翔の家に来た時だ 俺がこんな風に翔を見ていて・・・)
その時だったあの時と同じ様にまた翔が振り返った
俺は幻を見ているのかとさえ思ってしまっていた
「弘樹 良く髪を乾かさないとダメだぞ 弘樹は病み上がりなんだから・・・」
そう言って翔は前と同じ様に 俺の肩にかけてあるタオルで俺の髪の毛をふいてくれた
「弘樹 座っておにぎり作ったから食べて」
「うん翔ありがとう」
俺は素直にそう言って席に着いた
翔は俺の前におにぎりとお味噌汁と玉子焼きを置いてくれた
(翔は本当に料理が出来る人だ 俺にはとても真似が出来ない・・・)
美味しそうな玉子焼きと 三角おにぎりの上には おかかとサケと野沢菜漬けが乗っていた
「いただきます」
「いただきます」
俺はお味噌汁を一口飲み俺の身体がしびれるのを感じた
「弘樹どうした?」
「翔なぜかわからないけど お味噌汁を飲んだら俺の身体の隅々まで このお味噌汁が行き渡ったかの様に身体しびれたんだ」
「弘樹の身体がびっくりしているのかもしれないなぁ~ 弘樹の熱は高かったし 何も食べてなかったからなぁ~」
「あっそうだ 翔ありがとう俺の事看病してくれて・・・ 俺まだちゃんとお礼してなかったそれとごめん 翔を怒らせて・・・」
俺は翔に頭を下げた
「弘樹もういいよ それに謝らなければならないのは俺の方だ・・・」
(えっ翔が俺に謝る?何を?)
「弘樹身体の方は大丈夫か? 俺は弘樹が・・・」
「わぁ~」
俺は恥ずかしくなり大きな声を出した
「この玉子焼き凄く美味しい・・・」
俺がそう言うと翔がクスクスと笑っていた
(もう思い出しただけでも恥ずかしよ 俺と翔があんな事を・・・)
翔は食べ終わりお皿がキレイになり 翔は食器をシンクへお茶を入れてくれた
翔はお茶を飲みながら話出した
「弘樹 ちょっと相談なんだが・・・」
「えっ何?」
(なんだろう・・・ 翔が俺に相談?)
「弘樹 この家はもうひとつ部屋があるんだ・・・」
(知ってる 俺が初めて翔の家に来た時にのぞいた 翔の部屋の向かいの部屋)
「弘樹 俺と一緒にここに住まないか?」
(ちょっと待って今翔は何て言った? 俺が翔と一緒にここに・・・)
「あっちょっと待って俺がここに?」
「あぁ~」
俺は考えたそれはいろいろ 走馬灯の様にいろいろ考えた
「翔ありがとう俺正直嬉しいよ ホント翔と毎日一緒に居られたらさぁ~ スゲ~楽しいし翔の事ももっともっと知っていけると思うよホント でもダメだよ 俺翔にもう嫌われるのこりごり もうあんな想いはもうホントにしたくないんだ 俺がここに住んだら間違いなく 俺は翔に迷惑をかけるし 絶対に翔は俺の事を今度こそ許さないよ だって俺絶対にこんなにキレイに部屋を使えないし 家具だってキズ付けるかもしれないし 第一家賃こんなに高そうな家賃は俺には払えない 翔と俺とは生活リズムも違う すれ違いの毎日でイライラするよ絶対 俺はさぁ~翔 さっきも言ったけど もう翔から離れないから そこだけは安心してよ」
俺は最後の玉子焼きを口に入れお茶を飲んだ
(一気に言っちゃった・・・ でもホントの事だから・・・)
「弘樹の言いたい事はわかった 今度は俺の話を聞いてくれ・・・」
翔はそう言ってお茶を飲み干した
「弘樹ここの家賃の事は俺も知らない」
「えっどういう事・・・」
「この建物自体がオーナーの持ち物で オーナーはここの下に住んでいるって言っても オーナーはいろんな所に住んでいて たまにここへ帰って来るって感じなんだ 家具もオーナーが勝手に持ち込んだ物で ここの家賃の事も俺は一度も支払った事はない 俺が支払ってる物と言えば 車のガソリン代と食費と光熱費ぐらいなんだよ だから家賃に関してはぜんぜん気にしないくていい 弘樹は部屋をキレイに出来ないって言う話だけど 俺は弘樹のすべてを受け入れる覚悟はある だから弘樹は今までの生活をここでも同じ様にしてくれればいい」
俺は翔の言葉にふあふあとまるで 何かアトラクションにでも載っているみたいに 翔の言葉を聞いていた
翔と一緒に暮らせる想像までしてしまった
(もし翔と一緒に暮らせたら・・・ ちょっと待って今翔は凄い事さらりと言った 俺のすべてを受け入れるって・・・)
俺は顔が熱くなり 置いたタオルで顔をあおいでいた
「翔・・・ 俺は翔と違って凄くだらしがないんだよ 食べた物をそのままにしたり ゴミだって捨てなかったり 俺はやっぱり・・・」
「弘樹は朝早いだろう・・・」
「うん」
「部屋は別々なんだから問題はない ここからなら会社も近くなる 今まで通りに金曜日はメトロポリタンへ来てくれ そしたら一緒に帰れる 洗濯物は洗濯機へ乾燥までしてくれるから 俺がたたんで弘樹の部屋へ入れておく 掃除はロボットがしてくれる」
「えっでもそしたら俺は何をすればいいの? 洗濯も掃除しないって・・・」
「そうだなぁ~ どこかへ行った時はじゃ~弘樹もちで・・・」
「えっ例えば・・・」
「そうだなぁ~ 旅行とか・・・」
「旅行いいねぇ~ 翔と旅行俺出来れば47都道府県行ってみたい・・・」
「じゃ~決まりだなぁ~」
そう言って翔は立ち上がった
「翔待ってどこ行くの?」
「弘樹の荷物を取りに・・・ それと引っ越しの手続き・・・」
「翔待って・・・」
「どうした弘樹」
「ウチの大家さん凄く怖くて 引っ越しをするなら3ヶ月前に言わないといけないんだ だから・・・」
「弘樹大丈夫だ俺に任せておけ・・・ 弘樹は病み上がりなんだからゆっくりしていろ・・・」
そう言って翔は俺を置いて部屋へ行ってしまった
(どうしよう・・・ 俺ホントにここに住むの翔と・・・)
(つづく)
弘樹のかわいい顔や声を聞きながら 俺は歯止めがきかず本能のままに動いてしまっていた
俺が気が付いた時には 弘樹はもう意識がない状態になっていた
弘樹が病み上がりだと言う事をすっかり忘れていたのだ
俺は息を切らし弘樹を見つめていた
(あぁ~最悪だ済まない弘樹・・・ 俺は弘樹が俺を受け入れてくれた事が たまらなく嬉しかったんだ 本当に済まない弘樹・・・)
俺はすやすやと横たわっている弘樹に軽くキスをして 弘樹から離れ布団をかけた
弘樹の着ていたパジャマをたたみ枕元へ
俺はシャワーを浴びた
(弘樹の熱が下がっていて良かった 俺は弘樹の事を考える無しだったなぁ~ これからはもう少し気を付けなければ 弘樹が俺から離れて行ってしまう それだけは何としても避けなければならない それにしても弘樹が予想以上にかわいかった 弘樹の恥ずかしそうな顔がまた良かったかった・・・)
俺はゆっくりとシャワーを浴び 弘樹の様子を見に行った
俺が目を覚ますと 見慣れた天井に布団がかけられ 翔の姿が消えていた
(あれ翔が居ないどこ行ったんだろう・・・ もしかしてあれは夢だったのかぁ~?)
俺は裸で身体がズキズキと痛みだした
(やっぱ夢じゃない俺は確かに翔と・・・ ヤベ~初めてがいきなり凄すぎるよ翔・・・)
俺は恥ずかしさと嬉しさがごちゃまぜになり
布団を抱きしめ 右へ左へとゴロゴロと 広いベッドの上を転がっていた
「弘樹」
俺はピタリと止まり 声のした方へと身体をゆっくりと向けた
(翔はいつからそこに居た?)
俺は翔を見た瞬間 恥ずかしさのあまり翔に飛びつき抱きついていた
(良かった・・・ 弘樹は元気そうだ・・・)
俺は弘樹の背中に腕を回していた
「弘樹 弘樹はお粥の方がいいか?」
「えっ大丈夫普通に食べられるよ お腹もすいたし・・・」
俺はそう言いながら翔から離れると 翔の視線は俺の顔ではなく
翔の視線をたどって見ると 俺の凄い状態の物が俺の目に飛び込んで来た
「弘樹が元気になって良かった」
翔の言葉に俺は慌てて布団で隠していた
「身体が冷えるから 弘樹も早くシャワーを浴びておいで・・・」
そう言って翔は俺の頭をワシャワシャして部屋を出て行った
俺はそのまま布団をかかえ後ろへと倒れ込んだ
(あぁ~もう~翔はいつからそこに居たの? ぜんぜん気がつかなかった 絶対翔に見られたよ恥ずかし・・・)
俺は置いてあったパジャマを着て パンツを握りしめてシャワーを浴びた
俺は長い髪の毛をゴムで縛りキッチンへ
(良かった弘樹が元気になって・・・ でも食欲があっても油っこい物はやめておいた方がいいよなぁ~)
俺はお粥用に炊いてあった炊飯器からご飯をボールに移した
お味噌汁を作りおにぎりの具材と玉子焼き作りに取り掛かった
(どうしよう凄く気まずい・・・ 翔の顔が見られない・・・)
俺はシャワーを浴び 翔にどんな顔をして会えばいいのかわからなくなっていた
(俺が悪い事は確かだ 俺が翔を怒らせた 俺ちゃんと謝って許してもらったのか? 確か話をしたよね翔と何を話した? もう翔とあんな凄い事するなんて思ってもみなかったし めっちゃ恥ずかしい・・・)
俺は引き戸を開け 静かに翔の居るキッチンへと向かった
翔は長い髪の毛を束ね 後ろ向きでご飯を作っていた
(前にも確かこんな事があった・・・ あれはいつだったか? あっそうだ思い出した 初めて翔の家に来た時だ 俺がこんな風に翔を見ていて・・・)
その時だったあの時と同じ様にまた翔が振り返った
俺は幻を見ているのかとさえ思ってしまっていた
「弘樹 良く髪を乾かさないとダメだぞ 弘樹は病み上がりなんだから・・・」
そう言って翔は前と同じ様に 俺の肩にかけてあるタオルで俺の髪の毛をふいてくれた
「弘樹 座っておにぎり作ったから食べて」
「うん翔ありがとう」
俺は素直にそう言って席に着いた
翔は俺の前におにぎりとお味噌汁と玉子焼きを置いてくれた
(翔は本当に料理が出来る人だ 俺にはとても真似が出来ない・・・)
美味しそうな玉子焼きと 三角おにぎりの上には おかかとサケと野沢菜漬けが乗っていた
「いただきます」
「いただきます」
俺はお味噌汁を一口飲み俺の身体がしびれるのを感じた
「弘樹どうした?」
「翔なぜかわからないけど お味噌汁を飲んだら俺の身体の隅々まで このお味噌汁が行き渡ったかの様に身体しびれたんだ」
「弘樹の身体がびっくりしているのかもしれないなぁ~ 弘樹の熱は高かったし 何も食べてなかったからなぁ~」
「あっそうだ 翔ありがとう俺の事看病してくれて・・・ 俺まだちゃんとお礼してなかったそれとごめん 翔を怒らせて・・・」
俺は翔に頭を下げた
「弘樹もういいよ それに謝らなければならないのは俺の方だ・・・」
(えっ翔が俺に謝る?何を?)
「弘樹身体の方は大丈夫か? 俺は弘樹が・・・」
「わぁ~」
俺は恥ずかしくなり大きな声を出した
「この玉子焼き凄く美味しい・・・」
俺がそう言うと翔がクスクスと笑っていた
(もう思い出しただけでも恥ずかしよ 俺と翔があんな事を・・・)
翔は食べ終わりお皿がキレイになり 翔は食器をシンクへお茶を入れてくれた
翔はお茶を飲みながら話出した
「弘樹 ちょっと相談なんだが・・・」
「えっ何?」
(なんだろう・・・ 翔が俺に相談?)
「弘樹 この家はもうひとつ部屋があるんだ・・・」
(知ってる 俺が初めて翔の家に来た時にのぞいた 翔の部屋の向かいの部屋)
「弘樹 俺と一緒にここに住まないか?」
(ちょっと待って今翔は何て言った? 俺が翔と一緒にここに・・・)
「あっちょっと待って俺がここに?」
「あぁ~」
俺は考えたそれはいろいろ 走馬灯の様にいろいろ考えた
「翔ありがとう俺正直嬉しいよ ホント翔と毎日一緒に居られたらさぁ~ スゲ~楽しいし翔の事ももっともっと知っていけると思うよホント でもダメだよ 俺翔にもう嫌われるのこりごり もうあんな想いはもうホントにしたくないんだ 俺がここに住んだら間違いなく 俺は翔に迷惑をかけるし 絶対に翔は俺の事を今度こそ許さないよ だって俺絶対にこんなにキレイに部屋を使えないし 家具だってキズ付けるかもしれないし 第一家賃こんなに高そうな家賃は俺には払えない 翔と俺とは生活リズムも違う すれ違いの毎日でイライラするよ絶対 俺はさぁ~翔 さっきも言ったけど もう翔から離れないから そこだけは安心してよ」
俺は最後の玉子焼きを口に入れお茶を飲んだ
(一気に言っちゃった・・・ でもホントの事だから・・・)
「弘樹の言いたい事はわかった 今度は俺の話を聞いてくれ・・・」
翔はそう言ってお茶を飲み干した
「弘樹ここの家賃の事は俺も知らない」
「えっどういう事・・・」
「この建物自体がオーナーの持ち物で オーナーはここの下に住んでいるって言っても オーナーはいろんな所に住んでいて たまにここへ帰って来るって感じなんだ 家具もオーナーが勝手に持ち込んだ物で ここの家賃の事も俺は一度も支払った事はない 俺が支払ってる物と言えば 車のガソリン代と食費と光熱費ぐらいなんだよ だから家賃に関してはぜんぜん気にしないくていい 弘樹は部屋をキレイに出来ないって言う話だけど 俺は弘樹のすべてを受け入れる覚悟はある だから弘樹は今までの生活をここでも同じ様にしてくれればいい」
俺は翔の言葉にふあふあとまるで 何かアトラクションにでも載っているみたいに 翔の言葉を聞いていた
翔と一緒に暮らせる想像までしてしまった
(もし翔と一緒に暮らせたら・・・ ちょっと待って今翔は凄い事さらりと言った 俺のすべてを受け入れるって・・・)
俺は顔が熱くなり 置いたタオルで顔をあおいでいた
「翔・・・ 俺は翔と違って凄くだらしがないんだよ 食べた物をそのままにしたり ゴミだって捨てなかったり 俺はやっぱり・・・」
「弘樹は朝早いだろう・・・」
「うん」
「部屋は別々なんだから問題はない ここからなら会社も近くなる 今まで通りに金曜日はメトロポリタンへ来てくれ そしたら一緒に帰れる 洗濯物は洗濯機へ乾燥までしてくれるから 俺がたたんで弘樹の部屋へ入れておく 掃除はロボットがしてくれる」
「えっでもそしたら俺は何をすればいいの? 洗濯も掃除しないって・・・」
「そうだなぁ~ どこかへ行った時はじゃ~弘樹もちで・・・」
「えっ例えば・・・」
「そうだなぁ~ 旅行とか・・・」
「旅行いいねぇ~ 翔と旅行俺出来れば47都道府県行ってみたい・・・」
「じゃ~決まりだなぁ~」
そう言って翔は立ち上がった
「翔待ってどこ行くの?」
「弘樹の荷物を取りに・・・ それと引っ越しの手続き・・・」
「翔待って・・・」
「どうした弘樹」
「ウチの大家さん凄く怖くて 引っ越しをするなら3ヶ月前に言わないといけないんだ だから・・・」
「弘樹大丈夫だ俺に任せておけ・・・ 弘樹は病み上がりなんだからゆっくりしていろ・・・」
そう言って翔は俺を置いて部屋へ行ってしまった
(どうしよう・・・ 俺ホントにここに住むの翔と・・・)
(つづく)
0
あなたにおすすめの小説
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
【完結済】あの日、王子の隣を去った俺は、いまもあなたを想っている
キノア9g
BL
かつて、誰よりも大切だった人と別れた――それが、すべての始まりだった。
今はただ、冒険者として任務をこなす日々。けれどある日、思いがけず「彼」と再び顔を合わせることになる。
魔法と剣が支配するリオセルト大陸。
平和を取り戻しつつあるこの世界で、心に火種を抱えたふたりが、交差する。
過去を捨てたはずの男と、捨てきれなかった男。
すれ違った時間の中に、まだ消えていない想いがある。
――これは、「終わったはずの恋」に、もう一度立ち向かう物語。
切なくも温かい、“再会”から始まるファンタジーBL。
全8話
お題『復縁/元恋人と3年後に再会/主人公は冒険者/身を引いた形』設定担当AI /c
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
【bl】砕かれた誇り
perari
BL
アルファの幼馴染と淫らに絡んだあと、彼は医者を呼んで、私の印を消させた。
「来月結婚するんだ。君に誤解はさせたくない。」
「あいつは嫉妬深い。泣かせるわけにはいかない。」
「君ももう年頃の残り物のオメガだろ? 俺の印をつけたまま、他のアルファとお見合いするなんてありえない。」
彼は冷たく、けれどどこか薄情な笑みを浮かべながら、一枚の小切手を私に投げ渡す。
「長い間、俺に従ってきたんだから、君を傷つけたりはしない。」
「結婚の日には招待状を送る。必ず来て、席につけよ。」
---
いくつかのコメントを拝見し、大変申し訳なく思っております。
私は現在日本語を勉強しており、この文章はAI作品ではありませんが、
一部に翻訳ソフトを使用しています。
もし読んでくださる中で日本語のおかしな点をご指摘いただけましたら、
本当にありがたく思います。
番解除した僕等の末路【完結済・短編】
藍生らぱん
BL
都市伝説だと思っていた「運命の番」に出逢った。
番になって数日後、「番解除」された事を悟った。
「番解除」されたΩは、二度と他のαと番になることができない。
けれど余命宣告を受けていた僕にとっては都合が良かった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる