この胸の高鳴りは・・・

暁エネル

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翔に相談

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俺は忍さんのラインを開いていた




(やっぱり既読はついていないかぁ~ 仕事がそんなに忙しいのかなぁ~? 電話はさすがに迷惑だよなぁ~ラインも開けないのになぁ~)




俺は忍さんにラインをして既読がつくのを待つ事にした


今までは遅くても次の日には既読がつき返事が来ていた


それがまったく返事も来なければ既読もついていない状況だった




(いくら何でも2週間たっても俺のラインを見てくれていないのは やっぱりおかしいよなぁ~ 俺何か忍さんに嫌われる様な事をしてしまったのかもなぁ~? でも思い当たる事って言ったら やっぱりキスの話だよなぁ~ それしか思い当たらねぇ~)




俺はそれでも毎日忍さんのラインを開き 既読がついていないかをチェックしていた






(どうしよう拓巳君からこんなにもたくさんのラインが送られて来た もう拓巳君わかってよ僕は開けないんだよ・・・ 僕の事なんか忘れて・・・)




僕はそう思いながらスマホをポケットにしまった





俺の送ったラインを開いていない事に不安を感じ 翔に連絡をする事にした




(翔なら何か知っているかもしれない 忍さんの事を俺よりも悔しいけどわかっているし・・・)





翔と忍さんとはずいぶん前からの友達みたいで 


俺と翔はつい最近知り合いになったばかりだった


翔と一緒に居た弘樹さんに俺は忍さんを取られ 俺はヤキモチをやいた 


忍さんと弘樹さんは凄く仲が良く 仕事仲間だとも話をしていた


俺は翔といつでも連絡が取れる様にと 連絡先を交換していた


俺以外はみんな社会人という そんな大人の人達に囲まれ


一番年下の俺がいきなり 翔の名前を呼び捨てしろと 無理難題を言って来た


モデルさんみたいなカッコイイ翔と こんなに親しくなれたのは忍さんのおかげで


俺はまだ行った事がない 翔はとても似合うであろうバーテンダーの仕事をしていた





俺は翔に電話をかけた


「どうした拓巳 めずらしいなぁ~電話をかけてくるなんて・・・」


「ごめん翔仕事中に今大丈夫?」


「あぁ~お客様はもうみんな帰られた 今おもての電気を消したから誰も入って来ない どうした?忍の事か?」


「うんごめん 翔にしか相談出来なくて・・・」


「その為に連絡先を交換したんだろう・・・」


「うんそうなんだけど・・・ 俺忍さんに嫌われたかもしれない・・・」


俺は忍さんのラインに既読がつかない事


翔に忍さんの家での出来事を話た


「忍が実家に帰ったのかぁ~」


「うんそう忍さんは言ってた ずいぶん帰ってなかったみたいですよね 何か忍さんの居た頃とはだいぶ違っていたらしくて・・・」


「忍も思い切った決断だったなぁ~」


「えっ実家に帰るだけでしょう?」


「忍の実家はちょっとなぁ~」


「翔は忍さんの実家の事知ってるの?」


「あぁ~まぁ~な」


「忍さんはあまり話たがらないんだ」


「俺が忍の立場だったら弘樹にも伏せておくかもなぁ~」


「えっ弘樹さんにも伏せるって・・・」


「俺だったらの話だ 忍が実家に帰って良かったと思えるなら それに越した事はない」




(えっどういう事?忍さんの実家ってどういう? 忍さんの実家の事も気になるけど それよりも今は忍さんの事を・・・)





「翔」


「ううん?」


「やっぱりキスの事かなぁ~ 忍さんは何でいきなりそんな事を言ったんだろう だってそれまでは俺の実家の話をしてて ねぇ~翔俺が友達に忍さんを紹介出来るって言ったからかなぁ~ だって本当にアイツらならわかってくれるって思って俺・・・」


「忍は拓巳の事をいろいろ考えたんじゃねぇ~のか?」


「俺の事?」


「もし本当に拓巳が忍の事をその友達に紹介するとして 拓巳がその友達にどう写るのか・・・ 男同士ってそれだけでアウトな人も中には居るんだ 拓巳のその友達は受け入れてくれても そのまた友達は違うかもしれない」


「翔は弘樹さんとは・・・ その友達とかには・・・」


「俺は友達少ないし弘樹の事を隠すつもりもねぇ~し 俺の周りに弘樹の事をとやかく言うヤツは居ない 言わせねぇ~よそんなヤツはこっちから願い下げだ」


翔は堂々と言い切った




(凄いなぁ~ どこからそんな自信が出て来るんだ? きっとそれだけ弘樹さんの事を好きで大事に思ってるって事なんだ どんな敵でも立ち向かうヒーローみたいに強いんだ翔は・・・)




「拓巳」


「ううん?」


「そう言えばびっくりした事があってなぁ~」


「えっ何?」


「弘樹の実家へいきなり行く事になって・・・ あれはさすがにびっくりした」


「えっ弘樹さんの実家へ翔が・・・」


「あぁ~ 俺と弘樹が一緒に住んでいる事は拓巳知ってるだろう?」


「あっはい忍さんから聞きました」


「ベッドで寝て居たら 弘樹のスマホが鳴りだして 俺は知らなかったんだが 俺の写真を実家の人達に送っていたらしくてなぁ~ 写真を撮られた事さえも知らなかったんだ 弘樹の実家の人達はすでに俺の存在を知ってた」


「弘樹さんが話されていたって事ですか?」


「あぁ~そうなんだ スゲー驚いたと同時にスゲー嬉しかったし助けられた」


「そうですよね 親に話をするって勇気いりますよね 何か弘樹さんめちゃくちゃ翔の事好きじゃないですか 何か悔しいし尊敬も出来るし 弘樹さんの大きな存在に勝てる気がしないし 何なんですか弘樹さんは・・・」




(スゲーよ弘樹さん この間もっと話をすれば良かった スゲー羨ましい)




「弘樹に言っておくよ 拓巳がめちゃくちゃ弘樹の事をほめていたって・・・」


「翔言ってもいいですけど 弘樹さんをイジメないで下さいね」


「イジメたりなんかしねぇ~よ ほめ殺しはするだろうけどなぁ~」


「それってもはやイジメでは・・・」


「弘樹のかわいい顔を見るのが楽しみだ」


「そんな事をしていると いつか翔だって弘樹さんに嫌われますよ」


「それは絶対にない俺が弘樹を手放さない 話がそれたが話を戻す 弘樹の家は隠し事はしない家みたいでなぁ~ 俺の事をご両親話ざるおえなかったみたいなんだ」


「俺なんか隠し事だらけですよ 逆に凄いですよね」




(マジホント俺弘樹さんを尊敬する)




「弘樹が俺の事を話してたおかげで 弘樹の両親にも挨拶がスムーズに出来たよ」


「ご両親の反応はどうだったんですか? 緊張しましたか?」


「俺1人で行ったらどうなっていたかわからない だけど弘樹が一緒だったから何も緊張とかはなかったなぁ~」


「弘樹さんのご両親には何も言われなかったですか?」


「変な目で見られる事はなかった 弘樹のお母さんが明るい人で 暖かみのあるいい家族に弘樹は育てられた その弘樹を俺も大事にしようと 改めて思ったよ妹にも会う事が出来て良かったよ」


「えっ弘樹さん妹居るんですか?」


「あぁ~とても元気な女の子でなぁ~ 俺の隣から離れなかった」


「俺も初めて翔を見た時凄い衝撃でした」


「弘樹は拓巳の事を良く見ていたんだ 拓巳は忍ばかり見ているって・・・」


「えっ俺忍さんを えっ弘樹さんが・・・」


「俺も拓巳は忍ばかり見ていると思った だから弘樹はわざと忍と一緒に居たんだ 俺も拓巳に確認したかったしなぁ~」


「そんなに俺忍さんを見てました?」


「あぁ~無意識って怖いなぁ~」


翔は冗談を言う様にそう言った


「翔はいいですね 弘樹さんと出会えて・・・」


「拓巳も忍に出会えたんじゃないのか?」


「俺は忍さんが好きです でも忍さんとキスしたいのかと聞かれると正直わかりません でも忍さんが他の誰かとキスしてるとかは絶対に嫌です それは俺でありたいと・・・」


「それで十分なんじゃねぇ~のか?」


「翔はどう思いますか ラインしても既読がつかないって・・・」


「忍はいろいろ考えてるって言ったろ・・・」


「はい」


「忍も大人だから 学生の拓巳の立場とかいろいろ考えてるんだろう・・・」


「俺が社会人になるまで待つって事ですか?」


「そうかもしれないが 拓巳を遠ざける意味もあるのかも」


「なぜですか? やっぱり俺が学生だから・・・」


「拓巳はいろいろな可能性を持った学生だからなぁ~ 多分忍はそんな事気にしてるんだろう・・・」


「俺社会人になるまでなんて待てません」


「拓巳はどうしたい?」


「俺は忍さんに会いたいです 忍さんに会って直接なぜ既読がつかないのかを聞きたい あと大好きな忍さんの笑顔が見たいし 忍さんとたくさん話がしたいです」


「いいんじゃねぇ~のか 忍にすべてをぶつけてみても 忍に聞くのが一番いい 忍の気持ちは忍にしかわからなねぇ~からなぁ~」


「ありがとう翔 俺明日忍さんに会いに行くよ」


「何かあったら電話しろ 何もなくても連絡してくれ心配だからな」


「はい 翔に話を聞いてもらって良かったです すっきりしましたおやすみなさい」


「あぁ~おやすみ」


俺は翔との電話切った




(やっぱり翔に連絡して良かった それにしても翔も弘樹さんもどんだけお互いの事好きなんだよ めちゃくちゃうらやましいもうホントに何なの・・・ あぁ~いいなぁ~俺も忍さんと一緒に住めたら 離れて居るからお互いの気持ちがすれ違うんだ 将来忍さん一緒に住めたらいいなぁ~ だからその為にも明日忍さん家に行こう そして話をしようゆっくり時間をかけて・・・)




俺はそう思いながら眠りに着いた



(つづく)


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