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約束の日①
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僕はいつも通り会社へ着いた
「おはようございます」
オフィスに居る何人かの人達に挨拶をして席に座った
(あぁ~やっぱり気をゆるめるといろいろ身体に違和感を感じてしまう 久しぶり過ぎて忘れてたこの感覚 今日が外回りじゃなくて良かった)
僕は心の底からそう思い早速仕事に取り掛かった
(早く仕事しよう あぁ~でも座っているだけで拓巳君の大きさを感じてしまう・・・ これはすぐにどうにか出来る問題ではないんだよね)
僕は拓巳君と一緒に居た時間を思い出さない為にも仕事に集中していた
俺は最寄り駅に着き 商店街でドラッグストアへと入った
(忍さんは大丈夫って言ってたけど やっぱコンドームは必要だよなぁ~)
俺は買った事も使った事もないコンドームを探していた
(どこだ? 店の人には聞けねぇ~し あるよなぁ~?)
俺はカゴを持ち コンドームだけを買うのは恥ずかしく思い
洗剤売り場で洗剤とシャンプーとトイレットペーパーをカゴに入れた
売り場をぐるぐると回っていた
(これか?)
売り場の奥で箱に入った物を見つけた
(見つけた良かったあった 店員さんに聞けねぇ~もんなぁ~さすがに 種類があるのか?わかんねぇ~ どれにすりゃ~いいんだよ)
俺はいろいろな箱を見ていた
俺は困り果て普通ぽいのを選び会計を済ませた
(これで忍さんを守れるんだよなぁ~? てかっ こんなの持って行ったら俺 忍さんにしたいアピールしてるのと同じじゃ~ねぇ~のか? どうしようでも俺はまた忍さんと身体を重ねたいししたい もう一度忍さんのあの声を聞いてみたい いや俺は何度でも忍さんの身体にふれてみたい 忍さんは俺をどう思ったんだろう・・・)
俺はそんな事を思いながら家に着いた
買って来た物を置き洋服を着替えた
(忍さんのニオイがする)
俺は脱いだ洋服を洗濯機へと放り込み大学へと急いだ
僕はお昼休みになり仕事を切り上げ社員食堂へ
(今日の日替わりランチは何だろう・・・)
僕はいつも社員食堂でお昼ご飯を1人で食べる
社員食堂は他の部署の人や 自分で作って来たお弁当を食べている人も居て
僕の会社の社員食堂はとても広く みんなが自由に使える空間になっていて
僕が1人で食べて居ても違和感がなく むしろ1人で食べて居る人が多い
とても快適に過ごす事の出来る場所 僕がリラックス出来る会社で唯一の場所
僕は日替わりランチを前に あさってのリクエストメニューを考えていた
(あさってでしょうどうしようかなぁ~ 拓巳君作れない物とか逆にあるのかなぁ~)
僕は日替わりランチを食べ始めた
(もう寒くなって来たから鍋とかもいいよね・・・ あっでもお鍋1人用しか無いや でもお鍋いいなぁ~)
僕は何かあったかい食べ物を考えていた
(あっそうだ忘れてた 翔に連絡しておかないと・・・ 拓巳君と上手く行った事を・・・)
僕は翔にラインを送った
(来週の金曜日翔のお店へ拓巳君と行こう 金曜日は必ず弘ちゃんも翔のお店へ行くって言ってたし・・・)
僕は翔と一緒に住んでいて 仕事を一緒にしている弘ちゃんに
まだ拓巳君との事を一切話していない事に 恥ずかしさと言うタイミングを逃し
翔に僕と拓巳君の事を口止めしていた
(弘ちゃん怒るかなぁ~? 心配かけてたし・・・)
僕は午後の仕事へと向かった
俺は大学の講義を終えバイト先のファミリーレストランへ
平日の夕方の客席はほぼ学生で埋まる
ドリンクバーで済ませ席を陣取る
バイトで入っている俺達はする事がなくなり
パートのおばちゃんでここファミリーレストランで 一番長く知らない人は居ないと言う
肝っ玉母さんと言った感じの人で 誰に対しても親しみを感じられる
俺はそんな辻さんと仕事が暇になると良く話をする
「なぁ~辻さん 辻さんの得意料理ってなんすか?」
「何?いきなり?」
「いや~何か料理出来そうだなぁ~と思って・・・」
「まぁ~だてに主婦してないからねぇ~ 何?彼女に作ってあげるの?」
「えっそんなんじゃ~ないですよ でも簡単に作れてちょっと見栄え何かも良ければ・・・」
「やっぱり彼女だこれは・・・」
俺はおばちゃんに責められていた
「ほら認めたら教えてあげる」
「あるんですか?」
「ほら認めるの?」
俺は傍に人が居ない事を確認して
うなづき人差し指をすぐにくちびるに立てた
「何も隠す事ないじゃない 出会えない人だってたくさん居るのよこの世の中 胸張りな・・・」
そう言って俺は辻さんに背中をたたかれた
お客様が来店し俺がお客様の所へ
辻さんは帰る時間になり 結局俺が恋人が出来た事を話しただけに終わってしまった
(う~やられた・・・ 聞かれ損じゃねぇ~かよ 明日は絶対に教えてもらわねぇ~と ズリーよ俺だけ損したみてぇ~になってるし・・・)
俺はそう思いながら テーブルをキレイに片付けた
僕は仕事を終え買い物をして帰宅した
(疲れた今日は特に・・・ 僕の身体はまだ拓巳君を覚えている)
僕は買って来た物をキッチンへと置き クローゼットを開け部屋着に着替えた
(どうしようあさって拓巳君が来たら 僕は拓巳君を求めてしまうかも もし拓巳君が嫌がる様な事があったら 拓巳君は本当のところどう思ったんだろう・・・ 聞きたいけど聞くのが怖い)
僕は夕食を作る為にキッチンへ
拓巳君がキレイにキッチンを片付けてくれていた
(そうだ拓巳君に任せていたんだ・・・)
夕食を作りテレビを見ながら食べていた
(拓巳君に何を作ってもらおうかなぁ~)
僕は夕食を食べいつも通りお風呂へ入り 照明を間接照明にして
ロフトのハシゴを登って僕はびっくりしていた
(うわっ そうじゃん今朝は布団を直していなかった・・・)
僕はスタンドを付け拓巳君の居た痕跡と向き合っていた
(拓巳君と僕は昨夜ここで・・・)
僕は丸められているテッシュペーパーをゴミ箱へ
ピロケースとシーツをはがし洗濯機へ
クローゼットからピロケースとシーツを取り付け替えた
「これでいいかなぁ~」
僕は布団へゴロンと横になり カメのぬいぐるみを抱きしめていた
(拓巳君あったかかったなぁ~ 僕はきっと途中で落ちたんだ 拓巳君は不完全燃焼だったんじゃ~? それなのに僕の身体を心配してくれてた 拓巳君凄かったなぁ~ 久しぶりだったから凄く気持ちが良かった 気持ち良すぎて落ちてたんだ どうしようまた拓巳君が不完全燃焼で僕が落ちたら・・・ 嫌だ僕拓巳君とする前提で考えてる)
僕は恥ずかしくなりスタンドを消し布団をかぶった
次の日
俺は目を覚まし明日準備をする為 いつもとは違うリュックを出した
俺はリュックの一番下にコンドームの箱を入れた
(せっかく買ったんだし これは忍さんの為に買った物だから)
そう自分に納得させ 俺は着替えをリュックへと詰め込んだ
(人の家に泊まるとか高校生以来だ でも高校生の時とは違う好き人忍さんの家だ それにしてもホント良かった忍さんと仲良くなれて 心が通じ合うってあぁ~言う事なんだよなぁ~ また忍さんと気持ち良くなりてぇ~なぁ~)
俺は大学へ 講義を終えバイト先へ
辻さんが俺の前へ
「江口君 はいこれ」
そう言って紙を渡された
「何コか書いて来たから 参考してみて江口君ならアレンジも出来るんじゃない」
「えっ忙しいのにすいません」
「彼女に美味しい物作ってあげて・・・」
そう言って辻さんはお客様の所へ
俺は貰った紙をポケットにしまった
(辻さんわざわざ書いて来てくれたんだ 帰ってからも主婦は忙しいのに俺の為に・・・ 彼女じゃないんだけど あれ俺と忍さんって? 男同士って何て言うんだ?)
俺はバイトを終え辻さんから貰ったレシピを見ていた
(いろいろ書いて来てくれたんだ 肉で野菜を巻くっておもしろい チーズを乗せてグラタン風ねぇ~ ねばねば系は身体に良さそうだ)
俺は辻さんに貰ったレシピを参考にする事にした
(どうしよう拓巳君にラインしてない もう明日なのに・・・)
僕は会社を出て駅へと向かっていた
拓巳君に明日の夕食のメニューを考えておくと言ったきり
メニューを決めかねラインも出来ずにいた
俺は今朝用意したリュックを広げていた
(ヤベ~俺遠足を楽しみにしている小学生みてぇ~になってる)
俺は急いでリュックにしまい 忍さんの声が聞きたくなり忍さんに電話をかけた
(忍さんもしかしてまだ帰ってない?)
(あっ拓巳君から電話だ)
僕はテーブルに置いてあったスマホを取った
「忍さん」
「拓巳君こんばんは」
「こんばんは忍さん 今話しても大丈夫ですか?」
「うん大丈夫だよ」
「忍さん今家ですか?」
「うん」
(良かった忍さん家に帰ってた)
「俺朝からリュック出して泊まる用意してました さっきも広げてて・・・ 明日スゲー楽しみです」
「えっ用意って・・・ まるで修学旅行へ行くみたいだね」
「はい」
(拓巳君の声が元気だ 僕も嬉しい・・・)
「いつでも泊まりに来ていいんだよ」
「えっいいんですか? そんな事言われたらバイトが無い日に行っちゃいますよ」
(ホント俺行くよ)
「あっそうだ」
「えっ忍さん何ですか?」
「ううん 明日話するね」
(来週の話を今しなくてもいいよね)
「あっそうだ忍さん 明日の夕飯何か食べたい物ありますか? 無ければ俺に任せてもらえますか」
「うん任せる 楽しみ・・・」
(良かったメニューに困ってた・・・)
「忍さん苦手な食べ物ってあります? 忍さん辛いのダメって事ぐらいしか知らなくて・・・」
「そうだなぁ~ 何だろう?」
「あっ一緒に買い物したらいいのか」
「そうだね 定時で帰れる様に頑張るよ」
「あっでもムリしないで下さいね 俺の方が遅い可能性もあるので・・・」
「ありがとう拓巳君」
「それじゃ~忍さん明日」
「うん 遅くなりそうだったら電話するね」
「おやすみなさい忍さん」
「おやすみ拓巳君」
俺は電話を切った
(あぁ~明日は忍さんの家 忍さんに触れながらおやすみなさいが出来る)
僕はリビングを見渡していた
ソファーには大きなぬいぐるみ ソファーだけでなく
小さなぬいぐるみがいくつも 所々に置いてある
(こんな僕を拓巳君は受け入れてくれた 拓巳君を大事にしたい)
(つづく)
「おはようございます」
オフィスに居る何人かの人達に挨拶をして席に座った
(あぁ~やっぱり気をゆるめるといろいろ身体に違和感を感じてしまう 久しぶり過ぎて忘れてたこの感覚 今日が外回りじゃなくて良かった)
僕は心の底からそう思い早速仕事に取り掛かった
(早く仕事しよう あぁ~でも座っているだけで拓巳君の大きさを感じてしまう・・・ これはすぐにどうにか出来る問題ではないんだよね)
僕は拓巳君と一緒に居た時間を思い出さない為にも仕事に集中していた
俺は最寄り駅に着き 商店街でドラッグストアへと入った
(忍さんは大丈夫って言ってたけど やっぱコンドームは必要だよなぁ~)
俺は買った事も使った事もないコンドームを探していた
(どこだ? 店の人には聞けねぇ~し あるよなぁ~?)
俺はカゴを持ち コンドームだけを買うのは恥ずかしく思い
洗剤売り場で洗剤とシャンプーとトイレットペーパーをカゴに入れた
売り場をぐるぐると回っていた
(これか?)
売り場の奥で箱に入った物を見つけた
(見つけた良かったあった 店員さんに聞けねぇ~もんなぁ~さすがに 種類があるのか?わかんねぇ~ どれにすりゃ~いいんだよ)
俺はいろいろな箱を見ていた
俺は困り果て普通ぽいのを選び会計を済ませた
(これで忍さんを守れるんだよなぁ~? てかっ こんなの持って行ったら俺 忍さんにしたいアピールしてるのと同じじゃ~ねぇ~のか? どうしようでも俺はまた忍さんと身体を重ねたいししたい もう一度忍さんのあの声を聞いてみたい いや俺は何度でも忍さんの身体にふれてみたい 忍さんは俺をどう思ったんだろう・・・)
俺はそんな事を思いながら家に着いた
買って来た物を置き洋服を着替えた
(忍さんのニオイがする)
俺は脱いだ洋服を洗濯機へと放り込み大学へと急いだ
僕はお昼休みになり仕事を切り上げ社員食堂へ
(今日の日替わりランチは何だろう・・・)
僕はいつも社員食堂でお昼ご飯を1人で食べる
社員食堂は他の部署の人や 自分で作って来たお弁当を食べている人も居て
僕の会社の社員食堂はとても広く みんなが自由に使える空間になっていて
僕が1人で食べて居ても違和感がなく むしろ1人で食べて居る人が多い
とても快適に過ごす事の出来る場所 僕がリラックス出来る会社で唯一の場所
僕は日替わりランチを前に あさってのリクエストメニューを考えていた
(あさってでしょうどうしようかなぁ~ 拓巳君作れない物とか逆にあるのかなぁ~)
僕は日替わりランチを食べ始めた
(もう寒くなって来たから鍋とかもいいよね・・・ あっでもお鍋1人用しか無いや でもお鍋いいなぁ~)
僕は何かあったかい食べ物を考えていた
(あっそうだ忘れてた 翔に連絡しておかないと・・・ 拓巳君と上手く行った事を・・・)
僕は翔にラインを送った
(来週の金曜日翔のお店へ拓巳君と行こう 金曜日は必ず弘ちゃんも翔のお店へ行くって言ってたし・・・)
僕は翔と一緒に住んでいて 仕事を一緒にしている弘ちゃんに
まだ拓巳君との事を一切話していない事に 恥ずかしさと言うタイミングを逃し
翔に僕と拓巳君の事を口止めしていた
(弘ちゃん怒るかなぁ~? 心配かけてたし・・・)
僕は午後の仕事へと向かった
俺は大学の講義を終えバイト先のファミリーレストランへ
平日の夕方の客席はほぼ学生で埋まる
ドリンクバーで済ませ席を陣取る
バイトで入っている俺達はする事がなくなり
パートのおばちゃんでここファミリーレストランで 一番長く知らない人は居ないと言う
肝っ玉母さんと言った感じの人で 誰に対しても親しみを感じられる
俺はそんな辻さんと仕事が暇になると良く話をする
「なぁ~辻さん 辻さんの得意料理ってなんすか?」
「何?いきなり?」
「いや~何か料理出来そうだなぁ~と思って・・・」
「まぁ~だてに主婦してないからねぇ~ 何?彼女に作ってあげるの?」
「えっそんなんじゃ~ないですよ でも簡単に作れてちょっと見栄え何かも良ければ・・・」
「やっぱり彼女だこれは・・・」
俺はおばちゃんに責められていた
「ほら認めたら教えてあげる」
「あるんですか?」
「ほら認めるの?」
俺は傍に人が居ない事を確認して
うなづき人差し指をすぐにくちびるに立てた
「何も隠す事ないじゃない 出会えない人だってたくさん居るのよこの世の中 胸張りな・・・」
そう言って俺は辻さんに背中をたたかれた
お客様が来店し俺がお客様の所へ
辻さんは帰る時間になり 結局俺が恋人が出来た事を話しただけに終わってしまった
(う~やられた・・・ 聞かれ損じゃねぇ~かよ 明日は絶対に教えてもらわねぇ~と ズリーよ俺だけ損したみてぇ~になってるし・・・)
俺はそう思いながら テーブルをキレイに片付けた
僕は仕事を終え買い物をして帰宅した
(疲れた今日は特に・・・ 僕の身体はまだ拓巳君を覚えている)
僕は買って来た物をキッチンへと置き クローゼットを開け部屋着に着替えた
(どうしようあさって拓巳君が来たら 僕は拓巳君を求めてしまうかも もし拓巳君が嫌がる様な事があったら 拓巳君は本当のところどう思ったんだろう・・・ 聞きたいけど聞くのが怖い)
僕は夕食を作る為にキッチンへ
拓巳君がキレイにキッチンを片付けてくれていた
(そうだ拓巳君に任せていたんだ・・・)
夕食を作りテレビを見ながら食べていた
(拓巳君に何を作ってもらおうかなぁ~)
僕は夕食を食べいつも通りお風呂へ入り 照明を間接照明にして
ロフトのハシゴを登って僕はびっくりしていた
(うわっ そうじゃん今朝は布団を直していなかった・・・)
僕はスタンドを付け拓巳君の居た痕跡と向き合っていた
(拓巳君と僕は昨夜ここで・・・)
僕は丸められているテッシュペーパーをゴミ箱へ
ピロケースとシーツをはがし洗濯機へ
クローゼットからピロケースとシーツを取り付け替えた
「これでいいかなぁ~」
僕は布団へゴロンと横になり カメのぬいぐるみを抱きしめていた
(拓巳君あったかかったなぁ~ 僕はきっと途中で落ちたんだ 拓巳君は不完全燃焼だったんじゃ~? それなのに僕の身体を心配してくれてた 拓巳君凄かったなぁ~ 久しぶりだったから凄く気持ちが良かった 気持ち良すぎて落ちてたんだ どうしようまた拓巳君が不完全燃焼で僕が落ちたら・・・ 嫌だ僕拓巳君とする前提で考えてる)
僕は恥ずかしくなりスタンドを消し布団をかぶった
次の日
俺は目を覚まし明日準備をする為 いつもとは違うリュックを出した
俺はリュックの一番下にコンドームの箱を入れた
(せっかく買ったんだし これは忍さんの為に買った物だから)
そう自分に納得させ 俺は着替えをリュックへと詰め込んだ
(人の家に泊まるとか高校生以来だ でも高校生の時とは違う好き人忍さんの家だ それにしてもホント良かった忍さんと仲良くなれて 心が通じ合うってあぁ~言う事なんだよなぁ~ また忍さんと気持ち良くなりてぇ~なぁ~)
俺は大学へ 講義を終えバイト先へ
辻さんが俺の前へ
「江口君 はいこれ」
そう言って紙を渡された
「何コか書いて来たから 参考してみて江口君ならアレンジも出来るんじゃない」
「えっ忙しいのにすいません」
「彼女に美味しい物作ってあげて・・・」
そう言って辻さんはお客様の所へ
俺は貰った紙をポケットにしまった
(辻さんわざわざ書いて来てくれたんだ 帰ってからも主婦は忙しいのに俺の為に・・・ 彼女じゃないんだけど あれ俺と忍さんって? 男同士って何て言うんだ?)
俺はバイトを終え辻さんから貰ったレシピを見ていた
(いろいろ書いて来てくれたんだ 肉で野菜を巻くっておもしろい チーズを乗せてグラタン風ねぇ~ ねばねば系は身体に良さそうだ)
俺は辻さんに貰ったレシピを参考にする事にした
(どうしよう拓巳君にラインしてない もう明日なのに・・・)
僕は会社を出て駅へと向かっていた
拓巳君に明日の夕食のメニューを考えておくと言ったきり
メニューを決めかねラインも出来ずにいた
俺は今朝用意したリュックを広げていた
(ヤベ~俺遠足を楽しみにしている小学生みてぇ~になってる)
俺は急いでリュックにしまい 忍さんの声が聞きたくなり忍さんに電話をかけた
(忍さんもしかしてまだ帰ってない?)
(あっ拓巳君から電話だ)
僕はテーブルに置いてあったスマホを取った
「忍さん」
「拓巳君こんばんは」
「こんばんは忍さん 今話しても大丈夫ですか?」
「うん大丈夫だよ」
「忍さん今家ですか?」
「うん」
(良かった忍さん家に帰ってた)
「俺朝からリュック出して泊まる用意してました さっきも広げてて・・・ 明日スゲー楽しみです」
「えっ用意って・・・ まるで修学旅行へ行くみたいだね」
「はい」
(拓巳君の声が元気だ 僕も嬉しい・・・)
「いつでも泊まりに来ていいんだよ」
「えっいいんですか? そんな事言われたらバイトが無い日に行っちゃいますよ」
(ホント俺行くよ)
「あっそうだ」
「えっ忍さん何ですか?」
「ううん 明日話するね」
(来週の話を今しなくてもいいよね)
「あっそうだ忍さん 明日の夕飯何か食べたい物ありますか? 無ければ俺に任せてもらえますか」
「うん任せる 楽しみ・・・」
(良かったメニューに困ってた・・・)
「忍さん苦手な食べ物ってあります? 忍さん辛いのダメって事ぐらいしか知らなくて・・・」
「そうだなぁ~ 何だろう?」
「あっ一緒に買い物したらいいのか」
「そうだね 定時で帰れる様に頑張るよ」
「あっでもムリしないで下さいね 俺の方が遅い可能性もあるので・・・」
「ありがとう拓巳君」
「それじゃ~忍さん明日」
「うん 遅くなりそうだったら電話するね」
「おやすみなさい忍さん」
「おやすみ拓巳君」
俺は電話を切った
(あぁ~明日は忍さんの家 忍さんに触れながらおやすみなさいが出来る)
僕はリビングを見渡していた
ソファーには大きなぬいぐるみ ソファーだけでなく
小さなぬいぐるみがいくつも 所々に置いてある
(こんな僕を拓巳君は受け入れてくれた 拓巳君を大事にしたい)
(つづく)
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